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学校からJRの駅前までは結構距離がある。自転車で30分ほどかかった。
ナカガワの家は東口の駅近のタワマンの上層階だった。
家に入ると後ろでナカガワがガチャリと玄関の鍵をかけた。
ナカガワがわたしの手を引っ張ってギュッと抱きしめて来た。
はじめは少し戸惑ったがエリカもギュッと抱きしめ返した。
あの夏の日、エリカもナカガワに抱きしめてもらった。今度は自分が抱きしめ返す番だと思った。
ナカガワの臭いが鼻いっぱいに広がった。
数十秒にも何十分にも感じる時間そうしていた。
ナカガワがエリカから身を離すとふらふらと歩いていった。ナカガワについて廊下からリビングに入るとちょうど西日が差し込んでいて窓辺に立つナカガワがキラキラと輝いていてとても綺麗だった。
「なぁ、聞きたいことがあるんだけど」
「なに?」
「僕はどこで間違ったんだろうか?」
そう言うナカガワは今にも泣きそうだった。
「どうして間違ったって思うの?」
「僕の周りからは皆いなくる。父さんも母さんもリュウも君も。どうしていなくなっちゃうんだろう」
「家族のことはわからないけど少なくともわたしはここにいるよ?」
そう言って後ろからギュッと抱きしめた。
「クロサワは親がいなくなってどう折り合いをつけた?」
「リュウと出会ってかな。それまでは全然折り合いなんてついてなかった。でもリュウと出会って家を出て行く立場の人にもいろいろと事情があって、それは置いていかれる立場の人が一方的に悪い訳じゃないんだってわかったの」
「リュウが出て行く理由って?」
「ごめん。それはわたしの口からは言えない。でもナカガワが悪い訳じゃないよ」
「・・・じゃあなんで」
「それは置いていかれた私たちが考えてもどうしようもないことなんだよ」
「・・・・・・」
「理由を知ったところでその人たちが帰ってくる訳じゃないからね。そして、どんなに納得する理由があったって、私たちがかわいそうな子だってことにはかわりはないんだよ」
この台詞は自分に言い聞かせていたような気がする。そうだ。ずっと認めるのが辛かったけどエリカはかわいそうな子なんだ。
「僕はかわいそうじゃないさ」
ナカガワはまだその事実を受け入れられないみたいだ。
「本当に?ナカガワの心はこんなに傷付いているじゃない?私の家みたいに全然連絡が取れない訳じゃないけどナカガワだって親に捨てられたみたいなもんでしょ」
「クロサワになにがわかるんだ?」
「わたしにわかるのはナカガワがずっと家族のことで傷ついてるってこと。それなのにそんなナカガワを助けてくれる人がいないんだろうなってこと。だって今のナカガワちっとも幸せそうじゃないじゃん。最近ずっと辛そうだもん。そんな状況のナカガワに気付かないような家族、家族でもなんでもないよ」
ナカガワは前屈みになりこつんと額を窓につけた。ナカガワの体がエリカの体から離れた。エリカはそれを追いかけず、一歩後ろに下がった。リビングはマンションにしては広いのかも知れないが、エリカの家に比べるとひと回りかふた回りは狭かった。
家具は品のいい白ベースのもので揃えられていて家主に潔癖のきらいがあるのだろうなと面談の日に見たヒステリックなナカガワの母の背中を思い出した。
話しているうちに太陽は西に沈み、残照の中で黒い影と化したナカガワの後ろ姿の向こうに富士山の悠々とした姿が目に入った。
部屋の中がすっかり暗くなっても何も話さなかったし電気もつけなかった。あの日のナカガワも、エリカが起きるまでは放っておいてくれたのだ。向こうから話す気になるまでは話しかけない方が良いだろうと思った。
しかし無情にもお腹は空くものである。
ぐぅーとわたしのお腹が鳴った。ナカガワがいつものあの余裕そうな顔で振り返ってこっちを見たような気がした。もっとも暗い室内では表情までは見えなかった。
「夜ご飯食べに行こうか?」
と言ったナカガワの声は優しかった。
家を出てハンバーガーショップに行った。チェーン店ではないおしゃれな高級バーガー屋さんだ。
ハンバーガーセットで1500円は財布に優しくなかったが、確かにチェーン店よりも何倍も高級な味がした。
「ナカガワ、お母さんは夜遅いの?」
「うーん。今日は帰ってこないかも。毎週水曜は次の日が早朝ミーティングで早いから帰ってこないんだ」
「会社に泊まるの?」
「いや、東京にも家を持ってるんだよ」
なんとも次元の違う話である。ここだって都心からはそう遠くない。一駅先は東京都内だし、ここから東京に通ってる人は多いだろう。それに都内に家があるならここに住む必要はないように思えた。
「ナカガワの住んでるタワマンだってきっと高いよね?あそこに住みながら都内にもマンション持ってるなら家族で都内に住めば良いと思うんだけど」
「まぁ、そうなんだけどさ。うちの一族はここに根付いてて、なかなか難しいんだよ」
「確かに、市内にナカガワって家多いよね?そう言えばリュウがナカガワの家は市内のちょっとした家だって言ってた」
「うちは昔からこの辺に住んでる地主の一族なんだ。一族で常に県議会議員と市議会議員の椅子をキープしてるんだよ。もし将来僕にそのお鉢が回ってきた時にこの市の小中学校を卒業しているってのはバリューになるんだ。だから僕はここで育てられたんだ」
「ふーん。大変なんだね」
そう言いながらポテトに手を伸ばす。
ナカガワはわたしの顔を見てちょっと馬鹿にしたように笑いながら口元を指差して
「ここ、ソースついてる」
と言った。
その表情がなんだかとても愛しいものを見るみたいな感じがして不覚にもときめいてしまった。
「まぁ、だから義理とは言え息子だったリュウが高校生のうちに家出して女性と2人で暮らしてたってのは我が家にとってスキャンダルなんだよ」
ナカガワは続ける。
「そう。それで週末はどんな話し合いになるのかな?」
「うーん。多分、リュウと暮らしてたことを黙ってろとかそう言う内容じゃないかな」
「でも、それって我が家の界隈では有名な話だったよ?リュウがナカガワの家の人だってことを知ってるかどうかはわからないけど」
「こんなことしてる僕が言うのもなんだけど世間はそこまで他人の生活に興味あるかな?それこそうちみたいな政治家一家とかならなにかと言われるんだろうけど。あそこだとご近所に噂好きなスピーカーおばさんとかもいなそうだけど」
「あー、自分たちで言いふらしてたかも。元々それも目的で一緒に暮らしてたから」
「どういうこと?」
「わたしの住んでる場所って市内でも治安が悪いので有名でしょ?前の彼氏のサカザキはあの辺では有名な不良のボスでさ、それこそヤクザとのつながりがあるとかそんな人だったの。その彼女だったわたしもそこそこ有名なのよ。だから、あの辺の不良高校生はみんなわたしが一人暮らしで守ってくれる親がいないことも、サカザキと別れたってことも、そのサカザキが裏社会とのしがらみを切ってあの街から居なくなったことも知ってるのよ。それで、あの辺で不良やってる高校生の中でわたしがちょっとした商品みたいになったっていうか」
「商品?」
ナカガワが不機嫌な顔をした。
「サカザキの女を次に誰が手に入れるかってさ。一度襲われてレイプ寸前までいってその時にリュウに助けてもらったんだ。でも、新しい後ろ盾がないとまた襲われるだろうからってことでリュウと付き合ってる振りして一緒に暮らしてたの。リュウは不良の多い川工で空手が強くて有名だったし、家出して住む家を求めてたでしょ?お互いの利害が一致したの。だから、一緒に住んでることは自分たちからあえて言いふらしてたの」
「じゃあもしかして」
とナカガワが言った。何かを期待しているような顔になり、また曇っていった。
「いや、でも何ヶ月も一緒に暮らしてたんだもんな」
とナカガワ自身を納得させるように言ったのを見て、自惚れかもしれないけれどナカガワはわたしのことが好きでリュウとの間で何もなければいいなと思ってくれているのではと思った。
「リュウとはなんでもなかったよ。四ヶ月一緒に住んでたけど、本当にただの同居人だった」
「本当に?」
「うん。リュウとはそういう雰囲気になったことないよ」
「そうか」
ナカガワが少し喜んだ気がする。
その顔を見て決意した。
「わかった。週末行くよ。どこに行けばいい?」
「後で連絡するよ。ID交換しよう」
そう言って別れた。
ナカガワの家は東口の駅近のタワマンの上層階だった。
家に入ると後ろでナカガワがガチャリと玄関の鍵をかけた。
ナカガワがわたしの手を引っ張ってギュッと抱きしめて来た。
はじめは少し戸惑ったがエリカもギュッと抱きしめ返した。
あの夏の日、エリカもナカガワに抱きしめてもらった。今度は自分が抱きしめ返す番だと思った。
ナカガワの臭いが鼻いっぱいに広がった。
数十秒にも何十分にも感じる時間そうしていた。
ナカガワがエリカから身を離すとふらふらと歩いていった。ナカガワについて廊下からリビングに入るとちょうど西日が差し込んでいて窓辺に立つナカガワがキラキラと輝いていてとても綺麗だった。
「なぁ、聞きたいことがあるんだけど」
「なに?」
「僕はどこで間違ったんだろうか?」
そう言うナカガワは今にも泣きそうだった。
「どうして間違ったって思うの?」
「僕の周りからは皆いなくる。父さんも母さんもリュウも君も。どうしていなくなっちゃうんだろう」
「家族のことはわからないけど少なくともわたしはここにいるよ?」
そう言って後ろからギュッと抱きしめた。
「クロサワは親がいなくなってどう折り合いをつけた?」
「リュウと出会ってかな。それまでは全然折り合いなんてついてなかった。でもリュウと出会って家を出て行く立場の人にもいろいろと事情があって、それは置いていかれる立場の人が一方的に悪い訳じゃないんだってわかったの」
「リュウが出て行く理由って?」
「ごめん。それはわたしの口からは言えない。でもナカガワが悪い訳じゃないよ」
「・・・じゃあなんで」
「それは置いていかれた私たちが考えてもどうしようもないことなんだよ」
「・・・・・・」
「理由を知ったところでその人たちが帰ってくる訳じゃないからね。そして、どんなに納得する理由があったって、私たちがかわいそうな子だってことにはかわりはないんだよ」
この台詞は自分に言い聞かせていたような気がする。そうだ。ずっと認めるのが辛かったけどエリカはかわいそうな子なんだ。
「僕はかわいそうじゃないさ」
ナカガワはまだその事実を受け入れられないみたいだ。
「本当に?ナカガワの心はこんなに傷付いているじゃない?私の家みたいに全然連絡が取れない訳じゃないけどナカガワだって親に捨てられたみたいなもんでしょ」
「クロサワになにがわかるんだ?」
「わたしにわかるのはナカガワがずっと家族のことで傷ついてるってこと。それなのにそんなナカガワを助けてくれる人がいないんだろうなってこと。だって今のナカガワちっとも幸せそうじゃないじゃん。最近ずっと辛そうだもん。そんな状況のナカガワに気付かないような家族、家族でもなんでもないよ」
ナカガワは前屈みになりこつんと額を窓につけた。ナカガワの体がエリカの体から離れた。エリカはそれを追いかけず、一歩後ろに下がった。リビングはマンションにしては広いのかも知れないが、エリカの家に比べるとひと回りかふた回りは狭かった。
家具は品のいい白ベースのもので揃えられていて家主に潔癖のきらいがあるのだろうなと面談の日に見たヒステリックなナカガワの母の背中を思い出した。
話しているうちに太陽は西に沈み、残照の中で黒い影と化したナカガワの後ろ姿の向こうに富士山の悠々とした姿が目に入った。
部屋の中がすっかり暗くなっても何も話さなかったし電気もつけなかった。あの日のナカガワも、エリカが起きるまでは放っておいてくれたのだ。向こうから話す気になるまでは話しかけない方が良いだろうと思った。
しかし無情にもお腹は空くものである。
ぐぅーとわたしのお腹が鳴った。ナカガワがいつものあの余裕そうな顔で振り返ってこっちを見たような気がした。もっとも暗い室内では表情までは見えなかった。
「夜ご飯食べに行こうか?」
と言ったナカガワの声は優しかった。
家を出てハンバーガーショップに行った。チェーン店ではないおしゃれな高級バーガー屋さんだ。
ハンバーガーセットで1500円は財布に優しくなかったが、確かにチェーン店よりも何倍も高級な味がした。
「ナカガワ、お母さんは夜遅いの?」
「うーん。今日は帰ってこないかも。毎週水曜は次の日が早朝ミーティングで早いから帰ってこないんだ」
「会社に泊まるの?」
「いや、東京にも家を持ってるんだよ」
なんとも次元の違う話である。ここだって都心からはそう遠くない。一駅先は東京都内だし、ここから東京に通ってる人は多いだろう。それに都内に家があるならここに住む必要はないように思えた。
「ナカガワの住んでるタワマンだってきっと高いよね?あそこに住みながら都内にもマンション持ってるなら家族で都内に住めば良いと思うんだけど」
「まぁ、そうなんだけどさ。うちの一族はここに根付いてて、なかなか難しいんだよ」
「確かに、市内にナカガワって家多いよね?そう言えばリュウがナカガワの家は市内のちょっとした家だって言ってた」
「うちは昔からこの辺に住んでる地主の一族なんだ。一族で常に県議会議員と市議会議員の椅子をキープしてるんだよ。もし将来僕にそのお鉢が回ってきた時にこの市の小中学校を卒業しているってのはバリューになるんだ。だから僕はここで育てられたんだ」
「ふーん。大変なんだね」
そう言いながらポテトに手を伸ばす。
ナカガワはわたしの顔を見てちょっと馬鹿にしたように笑いながら口元を指差して
「ここ、ソースついてる」
と言った。
その表情がなんだかとても愛しいものを見るみたいな感じがして不覚にもときめいてしまった。
「まぁ、だから義理とは言え息子だったリュウが高校生のうちに家出して女性と2人で暮らしてたってのは我が家にとってスキャンダルなんだよ」
ナカガワは続ける。
「そう。それで週末はどんな話し合いになるのかな?」
「うーん。多分、リュウと暮らしてたことを黙ってろとかそう言う内容じゃないかな」
「でも、それって我が家の界隈では有名な話だったよ?リュウがナカガワの家の人だってことを知ってるかどうかはわからないけど」
「こんなことしてる僕が言うのもなんだけど世間はそこまで他人の生活に興味あるかな?それこそうちみたいな政治家一家とかならなにかと言われるんだろうけど。あそこだとご近所に噂好きなスピーカーおばさんとかもいなそうだけど」
「あー、自分たちで言いふらしてたかも。元々それも目的で一緒に暮らしてたから」
「どういうこと?」
「わたしの住んでる場所って市内でも治安が悪いので有名でしょ?前の彼氏のサカザキはあの辺では有名な不良のボスでさ、それこそヤクザとのつながりがあるとかそんな人だったの。その彼女だったわたしもそこそこ有名なのよ。だから、あの辺の不良高校生はみんなわたしが一人暮らしで守ってくれる親がいないことも、サカザキと別れたってことも、そのサカザキが裏社会とのしがらみを切ってあの街から居なくなったことも知ってるのよ。それで、あの辺で不良やってる高校生の中でわたしがちょっとした商品みたいになったっていうか」
「商品?」
ナカガワが不機嫌な顔をした。
「サカザキの女を次に誰が手に入れるかってさ。一度襲われてレイプ寸前までいってその時にリュウに助けてもらったんだ。でも、新しい後ろ盾がないとまた襲われるだろうからってことでリュウと付き合ってる振りして一緒に暮らしてたの。リュウは不良の多い川工で空手が強くて有名だったし、家出して住む家を求めてたでしょ?お互いの利害が一致したの。だから、一緒に住んでることは自分たちからあえて言いふらしてたの」
「じゃあもしかして」
とナカガワが言った。何かを期待しているような顔になり、また曇っていった。
「いや、でも何ヶ月も一緒に暮らしてたんだもんな」
とナカガワ自身を納得させるように言ったのを見て、自惚れかもしれないけれどナカガワはわたしのことが好きでリュウとの間で何もなければいいなと思ってくれているのではと思った。
「リュウとはなんでもなかったよ。四ヶ月一緒に住んでたけど、本当にただの同居人だった」
「本当に?」
「うん。リュウとはそういう雰囲気になったことないよ」
「そうか」
ナカガワが少し喜んだ気がする。
その顔を見て決意した。
「わかった。週末行くよ。どこに行けばいい?」
「後で連絡するよ。ID交換しよう」
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