溺愛攻めと可愛い受けのSS集

わさび

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高校生

何でも持ってる幼馴染

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「お腹すいたなぁ」


僕がふとそう呟くと隣からバッグのチャックを開ける音がした。


「ゆーちゃん、これ食べる?」


目の前に美味しそうなチョコバーが差し出される。


「ありがとう!」


礼を言って受け取ると幼馴染はニコッと笑った。

チョコバーを僕にくれたのは幼馴染の爽


家が隣同士の幼馴染で、なぜか僕に対して貢ぎ癖がある。



うーーん
良くないよね、こういうの



でも十数年一緒にいて僕もなんだかんだ甘えちゃうんだなぁ


「じゃあ爽にはコレ」



こういうこともあろうかと一本余分に買ったジュースをあげると、「一本多く買ったの?重くなかった?」なんて心配されてしまった。
3年前に告白されて、幼馴染から恋人に昇格したんだけど、それと同時に爽の過保護さにも磨きがかかってきている気がする。


とにかく、イケメンでなんでも出来て優しい爽は自慢の恋人なんだ。



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「あ♡~~ッッ♡♡♡」


グチュグチュっと部屋に卑猥な水音が響き渡る。


「そう、ごむは...」


「あぁ、ごめん。持ってないよ。」



当然のようにそう答えが返ってきて呆れてしまう。
まぁ、僕も男だし、後で掻き出してもらえば済むからいいんだけど。




僕の恋人はなんでも持っている。




そう、ゴム以外はなんでも.....

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