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アイドル×アイドル
酔っ払った恋人を甘やかす受け
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「皆さんのおかげで夢だったこのドームに立ててます!本当にありがとう!!」
ワーーーー!!!!!
日本一大きなドームで今公演をしている僕たちはST-yという7人組アイドルグループだ。
チラッと隣を見る。
センターに立って汗を輝かせながらファンにお礼を述べた彼は雪高颯斗。
僕の幼馴染だ。
........そして僕の彼氏でもある。
_______________
「「カンパーイ」」
ドームツアーが無事終了してメンバーだけの打ち上げをしに身内がやっている居酒屋に来た僕たち。
隣には当然のように颯斗が座ってちゃっかり僕の腰に手まで回している。
「あきちゃん、今日あそこの立ち位置間違えたでしょ」
「あそこはいつもややこしくて間違えちゃうんだよねぇ」
今日はとある曲の移動を間違えてしまい颯斗の位置で暫く踊ってしまうという失態があったんだ。
「まあ僕としては秋紀から近づいてくれるのは嬉しいんだけどね」
「いや、もう間違えないから」
「えーー?!」
サラッとこういうこと言ってくるのは流石タラシだなって思うけど恥ずかしくてそっぽを向いてしまう。
ニヤニヤ笑ってるの知ってるんだからな!!
「颯斗は飲酒解禁?」
颯斗の目の前に置かれた飲み物に目をやる。
ドームに向けて身体を絞る為に禁酒をしたり毎日ジムにも行っていてずっとストイックだったよね~
「うん。暫くジムもサボっちゃおっかなって」
「そっか。今日は僕が介抱係になるから思いっきり飲みな。」
頑張ってたもんな。
圧倒的センターとして有名になったプライドがあるらしく、ずっと努力してきたんだから今日くらい羽目を外してほしいとか甘やかしちゃうのはやっぱり恋人だからかな?
「あきちゃんが介抱してくれるの?
じゃあお言葉に甘えて~!」
グビグビと飲み始めた様子にちょっと心配になったが静かに見守ることにしたその時、なんだか騒がしいのが隣のテーブルからやってきた。
「颯斗~お前ずっと秋紀の隣にいるじゃん!
ずるい!」
メンバーである空が顔を真っ赤にさせてこちらへ来る。
あちゃ~これはもう出来上がってるな...
「は?あきは俺のだから当然でしょ?」
こちらも酔っ払っている我らがセンターは冗談を真面目に取っている。
これは不味いぞ。
イチャイチャはあまり隠さない僕たちだけど交際は一応隠しているんだ。
アイドルだしね。
「いやいや、付き合ってる訳でもないじゃん。」
これは
“僕の為に喧嘩しないで!”
って言った方がいいのか...??
いやでも今のこの人達に冗談は通じないしどんどん嫌悪な雰囲気になっていくぞ....
「もー!!」
どうすればいいのか分からなくなった僕は、大人げなくなっている颯斗の口に唐揚げを突っ込み空にはごめんと謝って退席の準備をする。
颯斗本人も気付いていないようだけどやっぱり疲れが出てるみたい。
まあ1時間くらいはいたから大丈夫だろうと僕はマネージャーに声を掛け、颯斗の腕を担ぎながら呼んでおいたタクシーに乗り込んだ。
_________________
「はぁ...やっとイチャイチャできる...」
「いや、もう寝た方がいいと思うよ?」
家に帰るとガバッと僕に覆いかぶさってきた颯斗を引きずって洗面所まで連れて行く。
手洗いうがい、大事!
明日はオフだけど、ライブの疲れもあるんだし早く寝るに越したことはないからと説得してパジャマを着させる。
チラッと見えた腹筋にドキドキしたけど心の中でお経を流しなんとか冷静になろうとした。
...なのに何故か颯斗はギュウギュウと抱きしめ首筋に噛み付いてくる。。。
「そっかーそうだよねー
もう寝なきゃあきちゃん倒れちゃう」
いや、倒れそうなのはお前だけど。
寝ぼけているのかチュッチュとキスは止まらない。
しかもさりげなく下半身を押し付けられている気もするが、今挿れられたら切りがなくなってしまいそうなので鋼の意志で無視をする。
「あきーおれのことすき?
あきを取られたら俺は生きていけない...」
「好きだよ?愛してる。
だから今日はもう寝て明日もっとイチャイチャしよう、な?」
「んー、あきも寝よう」
「うん。僕も寝るから」
酔っ払いの介抱は大変だ。
でも弱った颯斗を知っているのは僕だけだって思うと嬉しいよね。
ファンの子達は数時間前のスイッチの入ったイケメン颯斗しか知らないんだ。
もちろん、セックス中の色気ムンムンで腰を打ち付けてくる颯斗の顔も僕だけしか知らない。
うーーん
僕って意外と独占欲の塊だったんだな
スースー寝ている幼い寝顔を存分に堪能してからそっと瞼にキスを落とした。
どんな君でも一生愛してるからね
ワーーーー!!!!!
日本一大きなドームで今公演をしている僕たちはST-yという7人組アイドルグループだ。
チラッと隣を見る。
センターに立って汗を輝かせながらファンにお礼を述べた彼は雪高颯斗。
僕の幼馴染だ。
........そして僕の彼氏でもある。
_______________
「「カンパーイ」」
ドームツアーが無事終了してメンバーだけの打ち上げをしに身内がやっている居酒屋に来た僕たち。
隣には当然のように颯斗が座ってちゃっかり僕の腰に手まで回している。
「あきちゃん、今日あそこの立ち位置間違えたでしょ」
「あそこはいつもややこしくて間違えちゃうんだよねぇ」
今日はとある曲の移動を間違えてしまい颯斗の位置で暫く踊ってしまうという失態があったんだ。
「まあ僕としては秋紀から近づいてくれるのは嬉しいんだけどね」
「いや、もう間違えないから」
「えーー?!」
サラッとこういうこと言ってくるのは流石タラシだなって思うけど恥ずかしくてそっぽを向いてしまう。
ニヤニヤ笑ってるの知ってるんだからな!!
「颯斗は飲酒解禁?」
颯斗の目の前に置かれた飲み物に目をやる。
ドームに向けて身体を絞る為に禁酒をしたり毎日ジムにも行っていてずっとストイックだったよね~
「うん。暫くジムもサボっちゃおっかなって」
「そっか。今日は僕が介抱係になるから思いっきり飲みな。」
頑張ってたもんな。
圧倒的センターとして有名になったプライドがあるらしく、ずっと努力してきたんだから今日くらい羽目を外してほしいとか甘やかしちゃうのはやっぱり恋人だからかな?
「あきちゃんが介抱してくれるの?
じゃあお言葉に甘えて~!」
グビグビと飲み始めた様子にちょっと心配になったが静かに見守ることにしたその時、なんだか騒がしいのが隣のテーブルからやってきた。
「颯斗~お前ずっと秋紀の隣にいるじゃん!
ずるい!」
メンバーである空が顔を真っ赤にさせてこちらへ来る。
あちゃ~これはもう出来上がってるな...
「は?あきは俺のだから当然でしょ?」
こちらも酔っ払っている我らがセンターは冗談を真面目に取っている。
これは不味いぞ。
イチャイチャはあまり隠さない僕たちだけど交際は一応隠しているんだ。
アイドルだしね。
「いやいや、付き合ってる訳でもないじゃん。」
これは
“僕の為に喧嘩しないで!”
って言った方がいいのか...??
いやでも今のこの人達に冗談は通じないしどんどん嫌悪な雰囲気になっていくぞ....
「もー!!」
どうすればいいのか分からなくなった僕は、大人げなくなっている颯斗の口に唐揚げを突っ込み空にはごめんと謝って退席の準備をする。
颯斗本人も気付いていないようだけどやっぱり疲れが出てるみたい。
まあ1時間くらいはいたから大丈夫だろうと僕はマネージャーに声を掛け、颯斗の腕を担ぎながら呼んでおいたタクシーに乗り込んだ。
_________________
「はぁ...やっとイチャイチャできる...」
「いや、もう寝た方がいいと思うよ?」
家に帰るとガバッと僕に覆いかぶさってきた颯斗を引きずって洗面所まで連れて行く。
手洗いうがい、大事!
明日はオフだけど、ライブの疲れもあるんだし早く寝るに越したことはないからと説得してパジャマを着させる。
チラッと見えた腹筋にドキドキしたけど心の中でお経を流しなんとか冷静になろうとした。
...なのに何故か颯斗はギュウギュウと抱きしめ首筋に噛み付いてくる。。。
「そっかーそうだよねー
もう寝なきゃあきちゃん倒れちゃう」
いや、倒れそうなのはお前だけど。
寝ぼけているのかチュッチュとキスは止まらない。
しかもさりげなく下半身を押し付けられている気もするが、今挿れられたら切りがなくなってしまいそうなので鋼の意志で無視をする。
「あきーおれのことすき?
あきを取られたら俺は生きていけない...」
「好きだよ?愛してる。
だから今日はもう寝て明日もっとイチャイチャしよう、な?」
「んー、あきも寝よう」
「うん。僕も寝るから」
酔っ払いの介抱は大変だ。
でも弱った颯斗を知っているのは僕だけだって思うと嬉しいよね。
ファンの子達は数時間前のスイッチの入ったイケメン颯斗しか知らないんだ。
もちろん、セックス中の色気ムンムンで腰を打ち付けてくる颯斗の顔も僕だけしか知らない。
うーーん
僕って意外と独占欲の塊だったんだな
スースー寝ている幼い寝顔を存分に堪能してからそっと瞼にキスを落とした。
どんな君でも一生愛してるからね
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