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第二王子登場
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授業が終わると、教室までレオが迎えにきてくれていた。
「ちなみにどこに行くんだ?」
僕の手を握って歩いていくレオに聞いてみる。
王族とゆっくり話せる場所ってどこだろう?
食堂は騒がしいからなー
「学園の中にある、王族だけが使える場所だよ。」
「へぇ、そんなところがあったんだ。」
警護も厳重できっとレオとルカはそこで作戦会議をしていたんだろうな。
喋りながらしばらく歩いていると、真っ白な門の前に着いた。
ゴツい兵士が2人立っている。
ここかぁ。
軽い身体検査をしてやっと入ることができた。
ちなみにレオは顔パスで僕より簡単に入ってしまった。
中に入ると、別荘っぽい建物と整えられた広い庭が静かに佇んでいた。
はじめて見た場所に、キョロキョロして今にも探検を始めそうな僕の腕を引っ張って、レオは白いガゼボの下のテーブルまで連れて行っていく。
座るとサッとメイドさんが紅茶を淹れてくれた。
さすが、王族に仕える人たち...
それには手を付けず待ち、暫くして第二王子の到着が知らされた。
王子より先に到着したり王子より先に食事に手を付けちゃいけなかったりは貴族のマナーだよ。
「レオ、さっきぶりだね。
そしてやあ、ユキル。初めまして。
ラ・フォンルック・ルカだ。」
現れたのは甘いマスクにスタイル抜群のザ・王子様。
何頭身なんだろ。
やっぱり実物を目の前にすると輝きが凄い。
「初めまして。
アリアルディ・ユキルです。」
「待たせたね。
さぁ、ティータイムを始めよう。」
ルカはスマートな動きで席に座ると、僕の方を向いた。
なんですか?
「さて、君がダリフを魔訶している噂の子だね?」
「。。。。。。はい?」
「ちなみにどこに行くんだ?」
僕の手を握って歩いていくレオに聞いてみる。
王族とゆっくり話せる場所ってどこだろう?
食堂は騒がしいからなー
「学園の中にある、王族だけが使える場所だよ。」
「へぇ、そんなところがあったんだ。」
警護も厳重できっとレオとルカはそこで作戦会議をしていたんだろうな。
喋りながらしばらく歩いていると、真っ白な門の前に着いた。
ゴツい兵士が2人立っている。
ここかぁ。
軽い身体検査をしてやっと入ることができた。
ちなみにレオは顔パスで僕より簡単に入ってしまった。
中に入ると、別荘っぽい建物と整えられた広い庭が静かに佇んでいた。
はじめて見た場所に、キョロキョロして今にも探検を始めそうな僕の腕を引っ張って、レオは白いガゼボの下のテーブルまで連れて行っていく。
座るとサッとメイドさんが紅茶を淹れてくれた。
さすが、王族に仕える人たち...
それには手を付けず待ち、暫くして第二王子の到着が知らされた。
王子より先に到着したり王子より先に食事に手を付けちゃいけなかったりは貴族のマナーだよ。
「レオ、さっきぶりだね。
そしてやあ、ユキル。初めまして。
ラ・フォンルック・ルカだ。」
現れたのは甘いマスクにスタイル抜群のザ・王子様。
何頭身なんだろ。
やっぱり実物を目の前にすると輝きが凄い。
「初めまして。
アリアルディ・ユキルです。」
「待たせたね。
さぁ、ティータイムを始めよう。」
ルカはスマートな動きで席に座ると、僕の方を向いた。
なんですか?
「さて、君がダリフを魔訶している噂の子だね?」
「。。。。。。はい?」
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