5 / 43
計画
しおりを挟む
「はぁ、疲れた...」
雲かな?ってくらい
フワフワなベッドにダイブして足をバタつかせる。
このベッドだけで僕の半年分の食事代払えるくらいお高いんだろうな~。
学校案内中もろくに聞かず計画を立てたせいで頭も身体も疲労困憊。
クラスに挨拶しに行った時は第一王子のダリフとなんかあるのかなってドキドキしてたけど特に何もなし。
まぁ、誰とも目を合わせないよう注意していたしね。
とりあえず計画をノートにまとめy...
いや、纏めるほどでもなかったか...
断罪対策は
『レオと仲良くなること』
に決まった。
なんでわざわざ主人公に近づくのかって??
それはね、
レオと王族には魅了が効かないんだ。
王族は訓練で耐性をつけていて、
レオは主人公特性ってやつ。
例外である第一王子は...うーん...
あまりそういう訓練を真面目にしていなかったみたいだ。
だからレオのようなしっかり者を婚約者にしたんだろうね。
断罪を避けるために魅了が効かない相手と仲良くするのが良いと思うんだ。
禁忌の魔法である魅了が使えることは報告したいんだけど、誰に言えば良いのか分からないし、報告したところで
「魅了の対策はないですけど...??
取り敢えず頑張って魅了の力を抑えてください。
あ、力が抑えられなくても報告したからってこちらは責任を取りませんよ?魅了関係なく罪は償ってもらいますからね。」
ってくらいじゃない??
それにもし
『魅了使いの悪魔だ!』
とか言われて解剖されたり一生牢獄暮らしするハメになったら嫌だ!!
僕はただ平穏に暮らしたいのに!!
性に合わないけど、ここは慎重に判断しないと。
そう考えると、
大人より同い年のレオの方が親身になってくれる可能性が高い。
レオには魅了が使えることを伝えて監視役兼友達になってほしいって頼む予定。
困っている人を虐めたりわざと話を広めたりはしないだろうから大丈夫なはず。
レオは王族の次に地位が高いから、解決策持ってたりしないかなぁ...
なんてね。。。
明日から本格的に学校生活が始まる。
ダリフを徹底的に避けて、
いち早くレオと友達にならなきゃ。。。
むにゃむにゃ......スピー......
雲かな?ってくらい
フワフワなベッドにダイブして足をバタつかせる。
このベッドだけで僕の半年分の食事代払えるくらいお高いんだろうな~。
学校案内中もろくに聞かず計画を立てたせいで頭も身体も疲労困憊。
クラスに挨拶しに行った時は第一王子のダリフとなんかあるのかなってドキドキしてたけど特に何もなし。
まぁ、誰とも目を合わせないよう注意していたしね。
とりあえず計画をノートにまとめy...
いや、纏めるほどでもなかったか...
断罪対策は
『レオと仲良くなること』
に決まった。
なんでわざわざ主人公に近づくのかって??
それはね、
レオと王族には魅了が効かないんだ。
王族は訓練で耐性をつけていて、
レオは主人公特性ってやつ。
例外である第一王子は...うーん...
あまりそういう訓練を真面目にしていなかったみたいだ。
だからレオのようなしっかり者を婚約者にしたんだろうね。
断罪を避けるために魅了が効かない相手と仲良くするのが良いと思うんだ。
禁忌の魔法である魅了が使えることは報告したいんだけど、誰に言えば良いのか分からないし、報告したところで
「魅了の対策はないですけど...??
取り敢えず頑張って魅了の力を抑えてください。
あ、力が抑えられなくても報告したからってこちらは責任を取りませんよ?魅了関係なく罪は償ってもらいますからね。」
ってくらいじゃない??
それにもし
『魅了使いの悪魔だ!』
とか言われて解剖されたり一生牢獄暮らしするハメになったら嫌だ!!
僕はただ平穏に暮らしたいのに!!
性に合わないけど、ここは慎重に判断しないと。
そう考えると、
大人より同い年のレオの方が親身になってくれる可能性が高い。
レオには魅了が使えることを伝えて監視役兼友達になってほしいって頼む予定。
困っている人を虐めたりわざと話を広めたりはしないだろうから大丈夫なはず。
レオは王族の次に地位が高いから、解決策持ってたりしないかなぁ...
なんてね。。。
明日から本格的に学校生活が始まる。
ダリフを徹底的に避けて、
いち早くレオと友達にならなきゃ。。。
むにゃむにゃ......スピー......
35
お気に入りに追加
578
あなたにおすすめの小説
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

【完結】下級悪魔は魔王様の役に立ちたかった
ゆう
BL
俺ウェスは幼少期に魔王様に拾われた下級悪魔だ。
生まれてすぐ人との戦いに巻き込まれ、死を待つばかりだった自分を魔王様ーーディニス様が助けてくれた。
本当なら魔王様と話すことも叶わなかった卑しい俺を、ディニス様はとても可愛がってくれた。
だがそんなディニス様も俺が成長するにつれて距離を取り冷たくなっていく。自分の醜悪な見た目が原因か、あるいは知能の低さゆえか…
どうにかしてディニス様の愛情を取り戻そうとするが上手くいかず、周りの魔族たちからも蔑まれる日々。
大好きなディニス様に冷たくされることが耐えきれず、せめて最後にもう一度微笑みかけてほしい…そう思った俺は彼のために勇者一行に挑むが…

モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
*
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが吃驚して憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
本編完結しました!
リクエストの更新が終わったら、舞踏会編をはじめる予定ですー!

信じて送り出した養い子が、魔王の首を手柄に俺へ迫ってくるんだが……
鳥羽ミワ
BL
ミルはとある貴族の家で使用人として働いていた。そこの末息子・レオンは、不吉な赤目や強い黒魔力を持つことで忌み嫌われている。それを見かねたミルは、レオンを離れへ隔離するという名目で、彼の面倒を見ていた。
そんなある日、魔王復活の知らせが届く。レオンは勇者候補として戦地へ向かうこととなった。心配でたまらないミルだが、レオンはあっさり魔王を討ち取った。
これでレオンの将来は安泰だ! と喜んだのも束の間、レオンはミルに求婚する。
「俺はずっと、ミルのことが好きだった」
そんなこと聞いてないが!? だけどうるうるの瞳(※ミル視点)で迫るレオンを、ミルは拒み切れなくて……。
お人よしでほだされやすい鈍感使用人と、彼をずっと恋い慕い続けた令息。長年の執着の粘り勝ちを見届けろ!
※エブリスタ様、カクヨム様、pixiv様にも掲載しています

不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!
タッター
BL
ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。
自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。
――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。
そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように――
「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」
「無理。邪魔」
「ガーン!」
とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。
「……その子、生きてるっすか?」
「……ああ」
◆◆◆
溺愛攻め
×
明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる