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計画
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「はぁ、疲れた...」
雲かな?ってくらい
フワフワなベッドにダイブして足をバタつかせる。
このベッドだけで僕の半年分の食事代払えるくらいお高いんだろうな~。
学校案内中もろくに聞かず計画を立てたせいで頭も身体も疲労困憊。
クラスに挨拶しに行った時は第一王子のダリフとなんかあるのかなってドキドキしてたけど特に何もなし。
まぁ、誰とも目を合わせないよう注意していたしね。
とりあえず計画をノートにまとめy...
いや、纏めるほどでもなかったか...
断罪対策は
『レオと仲良くなること』
に決まった。
なんでわざわざ主人公に近づくのかって??
それはね、
レオと王族には魅了が効かないんだ。
王族は訓練で耐性をつけていて、
レオは主人公特性ってやつ。
例外である第一王子は...うーん...
あまりそういう訓練を真面目にしていなかったみたいだ。
だからレオのようなしっかり者を婚約者にしたんだろうね。
断罪を避けるために魅了が効かない相手と仲良くするのが良いと思うんだ。
禁忌の魔法である魅了が使えることは報告したいんだけど、誰に言えば良いのか分からないし、報告したところで
「魅了の対策はないですけど...??
取り敢えず頑張って魅了の力を抑えてください。
あ、力が抑えられなくても報告したからってこちらは責任を取りませんよ?魅了関係なく罪は償ってもらいますからね。」
ってくらいじゃない??
それにもし
『魅了使いの悪魔だ!』
とか言われて解剖されたり一生牢獄暮らしするハメになったら嫌だ!!
僕はただ平穏に暮らしたいのに!!
性に合わないけど、ここは慎重に判断しないと。
そう考えると、
大人より同い年のレオの方が親身になってくれる可能性が高い。
レオには魅了が使えることを伝えて監視役兼友達になってほしいって頼む予定。
困っている人を虐めたりわざと話を広めたりはしないだろうから大丈夫なはず。
レオは王族の次に地位が高いから、解決策持ってたりしないかなぁ...
なんてね。。。
明日から本格的に学校生活が始まる。
ダリフを徹底的に避けて、
いち早くレオと友達にならなきゃ。。。
むにゃむにゃ......スピー......
雲かな?ってくらい
フワフワなベッドにダイブして足をバタつかせる。
このベッドだけで僕の半年分の食事代払えるくらいお高いんだろうな~。
学校案内中もろくに聞かず計画を立てたせいで頭も身体も疲労困憊。
クラスに挨拶しに行った時は第一王子のダリフとなんかあるのかなってドキドキしてたけど特に何もなし。
まぁ、誰とも目を合わせないよう注意していたしね。
とりあえず計画をノートにまとめy...
いや、纏めるほどでもなかったか...
断罪対策は
『レオと仲良くなること』
に決まった。
なんでわざわざ主人公に近づくのかって??
それはね、
レオと王族には魅了が効かないんだ。
王族は訓練で耐性をつけていて、
レオは主人公特性ってやつ。
例外である第一王子は...うーん...
あまりそういう訓練を真面目にしていなかったみたいだ。
だからレオのようなしっかり者を婚約者にしたんだろうね。
断罪を避けるために魅了が効かない相手と仲良くするのが良いと思うんだ。
禁忌の魔法である魅了が使えることは報告したいんだけど、誰に言えば良いのか分からないし、報告したところで
「魅了の対策はないですけど...??
取り敢えず頑張って魅了の力を抑えてください。
あ、力が抑えられなくても報告したからってこちらは責任を取りませんよ?魅了関係なく罪は償ってもらいますからね。」
ってくらいじゃない??
それにもし
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とか言われて解剖されたり一生牢獄暮らしするハメになったら嫌だ!!
僕はただ平穏に暮らしたいのに!!
性に合わないけど、ここは慎重に判断しないと。
そう考えると、
大人より同い年のレオの方が親身になってくれる可能性が高い。
レオには魅了が使えることを伝えて監視役兼友達になってほしいって頼む予定。
困っている人を虐めたりわざと話を広めたりはしないだろうから大丈夫なはず。
レオは王族の次に地位が高いから、解決策持ってたりしないかなぁ...
なんてね。。。
明日から本格的に学校生活が始まる。
ダリフを徹底的に避けて、
いち早くレオと友達にならなきゃ。。。
むにゃむにゃ......スピー......
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