日本の時代劇を愛するラビ村が韓国時代劇にハマった理由~情感たっぷりorノリの良いスピード展開か?

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【国王暗殺】ー自らを「父」と慕う若き王を殺害した都承旨の心の内は?韓流時代劇「王になった男」感想

日本の時代劇を愛するラビ村が韓国時代劇にハマった理由~情感たっぷりorノリの良いスピード展開か?

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皆様、こんにちは。

 

  今日の当地は久しぶりにカラリと晴れあがりました。

 

  なので、暑いです、、、笑

 

  しかし、こんな上天気はレジンアクセサリー作りにはもってこいなので、早速、

 

  取りかかりました。

 

  今までは空枠を使用としての制作でしたが、今回は少し進歩? して

 

  ミラーコンパクトです。

 

  ただ、これは私には少し難しすぎました。

 

  正直、完成してもブログでご紹介できるかどうか? と悩むレベルです。

 

  ですが、折角、作ったので、使おうとは思っています。

 

  何しろ使った土台のコンパクトがそこそこ良いお品なので。

 

  たとえ私がデコッた蓋が見栄えが良くなかったとしても、勿体ない。

 

  制作前、少しだけ作り方などを検索したんだけど、最近はコンパクトも百均のものを

 

 使うヒトが多いみたいですね。

 

  既製品を買ってきて、蓋に貼ってある表面のシール? を剥がして、

 

  そこをデコし直すんですって。

 

  確かに、それなら材料費も安くて済みますね。

 

  私はレジン液はダイソーのものを使っているけど、コンパクトパーツまでダイソーで買うのは

 

  思いつかなくて、楽天の手芸店で買いました。

 

  一つが400円まではしなかったですけど、やはり百均に比べると高いですよね。

 

  あまりに難しくて、苦労した割には良いものもできなかったので、再挑戦するかどうかは

 

 微妙ですが、もしするとしたら今度は百均で買おうと思います。

 

 さて、ここから話が変わります。

 

 昨夜は韓流時代劇「王になった男」11巻後半を観ました。

 

 

 

 もういちいちストーリーを追うことはしませんが、特に印象に残ったのは

 

 真の王イ・ホンが都承旨に殺されるシーンでした。

 

 意識を失って倒れた王はそのまま宮外に運び出され、洞窟でめざめます。

 

 ー私に背いた奴らをすべて殺してやる!

 

  激怒し息巻く王を見つめる都承旨のまなざしは、冷ややかというよりは哀れみを帯びて

 

 いるようでもありました。

 

 既に彼はこの時、王を暗殺する覚悟を固めていたであろうと思われます。

 

 その証拠として、彼は王が出した王命ー王妃を廃位の上、毒刑に処する文書を

 

 独断で処分してしまっています。

 

 私は恐らく、あの時点で彼は決意したのではないかと思っています。

 

 激怒する王は側についていた護衛武士を切ろうとします。

 

 何故なら、護衛が王命に背き、影武者を務めた道化のハソンを殺さず

 

 活かしておいたからです。

 

 しかし、都承旨は静かに言い聞かせるのです。

 

ー今日は殿下のお誕生日ではありませんか。おめでたい日に殺生をして血を流しては

 

 いけません。

 

 王はどこかホッとしたようにー信頼していた護衛を殺さずに済んだのを喜ぶように

 

 ーそうだな、めでたい日に血を流してはいけない。祝いの膳と酒を持って参れ。

 

 と命じます。

 

 言われた通り、ご馳走を運んできた都承旨。

 

 ー殿下には私がついているから、そなたは王宮に戻れ。

 

 護衛をそっと帰します。

 

 ですが、王は最早、手が震えてご馳走を食べるために匙を持つこともできない状態でした。

 

 アヘンの毒に冒されていたのでしょうかー。

 

 当然ながら、王は宮殿に戻りたがるのですが、都承旨は

 

 ー以前もご一緒した海に寄ってから戻りませんか。

 

 と提案。

 

 この時点で、私はやはり彼が王を殺すつもりだと明確に知りました。

 

 それまでは予想にすぎなかったんですけれども。

 

 彼は祝い酒だと偽り、毒酒を王に飲ませます。

 

 彼に注がれた酒を飲む寸前、王は言いました。

 

 ー前王を父と呼びたかった。そなたが真の父であれば良かったのに。

 

 その瞬間、都承旨の表情が陰り、手が止まったんですね。

 

 ああ、やはり殺すんだなーと、どこか哀しい想いで見ていました。

 

 自分を父と慕う若き王、かつては、この王こそが我が主だと思った主君を

 

 我が手で殺すのです。

 

 人間の心を持っているなら、躊躇って当然です。

 

 ついに毒酒を飲んだ王は、血を吐いて死にました。

 

 ー何故だ?

 

 どうして自分を殺したと問いかける王に、彼は答えました。

 

 ー殿下とご一緒に作ろうと夢見た世の中を実現させるためです。

 

 言葉は違うかもしれませんが、大体こんなことを言っていたように思います。

 

 残念なことに、真の王とは夢見た世の中を作ることはできなかった、、、

 

 理由も無く他人を躊躇わず殺害するような愚王に、国は託せないと思ったのでしょう。

 

 都承旨の考えは根本的には間違っていないと思います。

 

 哀しい、とても印象に残る場面でした。

 

 場所が海辺というのも良かったという言い方は変ですが、余計に印象に残りました。

 

 狂気ゆえに信頼する臣下に殺害されてしまった真の王、、、

 

 更に、都承旨が選んだのは、王にうり二つの顔を持つ道化役者のハソンでした。

 

 優しく正義感溢れ、民の苦衷を知るハソンこそが王にさわしい、

 

 ハソンと共に民のための世の中を作ろうと承都旨は考えたわけです。

 

 イ・ホンが殺害されたのは自業自得ではありますが、一人の人間の一生として考えた時、

 

 何とも気の毒であり、不幸な人であったと思わざるを得ませんでした。

 

 ここで余計なことを言います。

 

 かつて私の夫がこんなことを言っていました。

 

 ーたとえドラマでも自分たちの祖国の王室に王族でもない人間の血が流れているー

 

 と描くのはナンセンス。

 

 このときは「花たちの戦い~宮廷残酷史~」を見ての感想だったと思います。

 

 貴人チョ氏が仁祖のとの間に儲けた王子スンソン君は、実は庶民の子であり、

 

 王族どころか王の血を引いていないという設定でした。

 

 私は一応、小説書きなので、ドラマや小説といったフィクションではそのような設定も別に

 

 珍しくはないと思うし、あくまでもドラマを盛り上げるためのものだと割り切れるんですが、、、

 

 夫は、どうやら納得しかねる様子でした、、、

 

 まあ、これがノンフィクションであればNGでしょうが、フィクションだから、私は良いんじゃないかと

 

 思うんですが、歴史に拘りを持つ人の中には、そんな見方をする人もいるんだな~

 

 と意外に思いました。

 

 ただ、貴人チョ氏が産んだスンソン君が実は他人の子だというのは、あくまでも俗説で

 

 信憑性はないものの、存在するにはするらしいですね。

 

 話が逸れました。

 

 こうして真の王が殺されてしまったので、もうハソンが「王」にならざるを得ないわけです。

 

 ヨ・ジング君、ホントにイケメンで素敵ですね~。

 

 私は年甲斐もなくトキメキながら、見ています。

 

 王妃様との微笑ましいシーンも良いですね。

 

 ただ気になるのがーどうも私は余計なことが気になるようですー笑

 

 「王」には側室がたくさんいますが、今後、側室たちとの関係はどうなるんでしょうね。

 

 もちろんドラマではそこまでは描かれないと思いますが、

 

 ハソンは真面目で優しいし責任感もあるから、他の側室たちともそれなりに

 

 良好な関係を築きそうな予感がしますー笑

 

 続きがとても気になります。

 

 真の王を暗殺した承都旨は、この後、どうするのか?

 

 理想とする世の中の実現を見届けたら、責任を取り後追い自殺しそうな予感もします。

 

 でも、彼はハソンに

 

 ーこれからはずっとお前の側にいる。もう側を離れない。

 

 と約束していますから、自害はやはりないのでしょうか。

 
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