日本の時代劇を愛するラビ村が韓国時代劇にハマった理由~情感たっぷりorノリの良いスピード展開か?

めぐみ

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日本の時代劇を愛するラビ村が韓国時代劇にハマった理由~情感たっぷりorノリの良いスピード展開か?

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皆様、こんにちは。

 

 今日は少し暑いですが、まずまず過ごしやすい一日となりました。

 

 昨日の不調は何だったんだ~というくらい回復しましたー笑

 

 なので、昨日、書こうと思っていたことを是非、書きたいと思います。

 

 今、韓流時代劇「王になった男」にハマっています。ひそかなマイブームです。

 

 ヨ・ジング君、子役からたたき上げてきただけあり、若いながらベテラン俳優もかすむほどの

 

 迫真の名演技です。

 

 所々に本編ドラマだけでなく、メイキング出演者の振り返りなども織り込まれており、

 

 すべてではないですが、これもたまに観ます。

 

 ジング君、主演俳優ながらまだ若いということで、回りの出演者さんたちに物凄く

 

 気を遣っているのが判ります。

 

 素顔でもきっと礼節を重んずる好青年なんだろうなーと好感度は高まります。

 

 さて、それはともかく、肝心のドラマですが、、、

 

 いささか頭のネジが飛びかけた王様がついに王宮に戻ってきて、

 

 影武者を務めていた道化役者のハソンは、激怒した本物の王にあわや殺されかけます。

 

 都承旨が国王をあるお寺に拘束していたのが王の怒りに触れたようです。

 

 王の狂気は治るどころか、むしろ以前より深刻になっています。

 

 ここからはまだ私の想像でしかないですが、

 

 ーこのままでは朝鮮はこの気違い王様に滅ぼされる。

 

 危機感を抱いた周囲ー特に都承旨辺りが王を殺して、ハソンを王にする覚悟を

 

 するのではないでしょうか。

 

 更に、ハソンと王妃は束の間の愉しい時間を過ごし、絆を深めていました。

 

 帰還した王をそのことが更に激怒させたのは言うまでもありません。

 

 焦った王はあろうことか、王妃との床入りを予定より大幅に早めるようにします。

 

 ハソンと王妃の淡く切ない恋が何とも微笑ましいですね~。

 

 王(ハソン)が眠っていると信じ、ひそかに想いを打ち明けた王妃。

 

 夜の書庫でのシーンです。

 


 

 そっと王に口づける王妃。何とも微笑ましく、それだけに切ない場面でした。

 

 昨夜は第九巻でしたが、ハソンと王妃がお忍びで下町を歩いているところがありました。  


 

 

 私もよく拙作内で「灯籠祭」を出すのですが、それらしきお祭りのシーンがあり

 

 とても幻想的で美しいシーンがたくさん観られました。

 

 つり下げられた提灯がほのかな明かりを点す中、

 

 下町を歩く美男美女カップル。

 

 うっとりと眺めていましたー笑

 

 最近というか、ここ何年も私は日本のドラマを観ることは殆どありません。

 

 幸いにも細々とブログをやっているので、最近の人気ドラマについて少しは

 

 情報が入るのですが、、、

 

 その程度で、ましてやドラマそのものを観ることはまったくないのです。

 

 観るのはオール韓国ドラマ、しかも時代劇ばかりー笑

 

 別に日本のドラマを観ないとか主義主張があるわけでもありません。

 

 日本人ですから、自国の文化を大切にしたい誇りたいという気持ちはたくさんあります。

 

 だけど、何故か、あまり日本ドラマは観る気がしない。

 

 もちろん、実際に見れば愉しいのかもしれません。

 

 ただ、韓流にハマるまでは私も人気ドラマはチェックして欠かさず観るくらい熱心だったんですよ。

 

 考えてみると、日本と韓国のドラマって、作り方が全然違うような気がします。

 

 ここからは、あくまでも私の個人的感想なので、ご理解下さいね。

 

 私はやはり日本のドラマでも時代劇が好きなので、時代劇同士を比べてみるとー。

 

 日本の時代劇はとてもゆっくりとした展開のように感じられます。

 

 逆にいうと、映像の美しさとかで「作品内を流れる時間」をゆっくりと紡ぐ

 

 一つ一つのシーンを丁寧に描き繋ぐことで、一つの大きな物語を作り上げている。

 

 その「ゆったりとした時間の流れ、静かな情景描写」というのが日本の時代劇の良いところ

 

 のように思います。

 

 一方、韓国時代劇は非常にスピーディです。

 

 展開が速いともいえますね。全体を通して非常にテンポ良く話が進み、

 

 視聴者を飽きさせません。

 

 ドラマを観ている中に、いつしか物語に引き込まれ気がつけば

 

 一話が終わっていたという感じです。

 

 その代わり、日本の時代劇のように「しみじみとした情感」ではなく

 

 メリハリのついたスピーディな展開の方が強く前面に押し出されています。

 

 どちらが良い悪いの問題ではなく、それぞれドラマの作り方、手法が根本的に

 

 違うような気がします。

 

 それは韓国時代劇が情感を大切にしていないーという意味でもありません。

 

 観ていて、

 

 ーあ、この場面は情感のあるシーンだな。

 

 と感じる美しいシーンはたくさんあります。

 

 それをいえば、同じ韓国時代劇でもやはり映画とドラマでは、いささか受ける印象が

 

 違います。

 

 映画はやはり、ドラマほどスピーディさが感じられず、むしろ日本の時代劇に近い

 

 ゆったりとした時間の流れを感じることもあります。

 

 でも、やはり、ゆったりとした時間の流れを描いて優れているのは日本の時代劇作品の

 

 ように思うのです。

 

 ただ、それだけに、物語全体が平坦で盛り上がりに欠けるというデメリットもわずかにあります。

 

 最近は日本の連続ドラマを観ていないので、二時間ほどの映画についての話になるのですが、

 

 劇場用映画の時代劇ー大抵は原作小説があったりする

 

 の場合、心に響いてくる、ゆったりとした時間の流れで描かれている名作が多いです。

 

 山本周五郎さん辺りの名作が原作の映画など、特にそのように感じます。

 

 でも、それを観ている時、韓国時代劇を観ているときのように

 

 手に汗を握り、作品にどっぷりと浸かるほど引き込まれているか?

 

 といえば、そこまでではありません。

 

 先刻も言いましたように、作り方が違うので、どちらがより名作ということは言えないでしょう。

 

 私は元々、日本の時代小説を描いていた人間ですが、

 

 約10年前、韓流ブームにハマり、ついでに韓国時代劇にハマり、その魅力にめざめました。

 

 以来、自分で勝手に付けた「韓流時代小説」というものを書いて今に至ります。

 

 かつてはNHKの大河ドラマの大ファンで、毎週、テレビの前に釘付け。

 

 ですが、「江ー姫たちの戦国」を最後に大河ドラマは卒業しました。

 

 でも、数年後、「平清盛」をDVDで観た時、やっぱり

 

 ー日本の時代劇って良いな!

 

 と、日本の時代劇の良さを再認識したんです。

 

 その頃に描いたのが拙作「潮騒鳴り止まず~久遠の帝~」でした。

 

 来年の大河は「鎌倉殿の13人」だとか。

 

 鎌倉時代は実のところ、私が小説らしきものを書き始めた原点です。

 

 中学一年の時、頼朝の娘大姫と木曽義高の物語を書いたのが初めです。

 

 なので、初心に帰るという意味でも、来年の大河ドラマは観てみたいな~と思っています。

 

 久しぶりの大河ドラマ、今からワクワクします。

 

 あと、好きな夏野菜は「ゴーヤ」です。

 

 ゴーヤチャンプルは手軽にできて、身体にも良いですよね。

 

 これから、どんどん作りたいと思います。

 

 私はあくまでも趣味で時代劇を観たり小説を書いている人間なので、

 

 専門的に分析したわけではなく、的外れなことを言っているかもしれません。

 

 その辺りはご容赦を☆
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