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「いえいえ!そんなしていただかなくても、ここで生活する金をいただければそれでいいのですよ!食費や宿代、娯楽費、生活経費、光熱費、風俗代、交通費、医療費、諸経費諸々払えればそれで大丈夫です!」
「おいこら今風俗代って言ったか?ぐふぉっ!!」
こいつ!俺が何か言う度に左手痛めつける気かよ!!
「わかりました。是非とも出させていただきます。そうだ!ではゴールドカードを差し上げます。」
「ゴールドカード?」
「ええ、この村と周辺の町で使用できるクレジットカードのようなものです。経費はすべて税金から落ちるようになっていますから、ご自由にお使いください。」
「でも、いいんですか?そんな。」
「問題ありません。こう言う時のために周辺都市すべてで何十年と貯蓄してきた金がありますから、ちょっとやそっとじゃなくなりませんよ。」
「では喜んで使わさせていただきます!」
「ちょっとイサゴ!いいのかよ。」
「もう、何がですか?」
「そんな大事な金使っちゃうなんて。」
「こう言う時のために貯めておいたのでしょう?なら使うべきだ。ありがとうございます村長!」
「男とはいえそんな美人にお礼を言われると、少々照れるのう。」
「村長!!!」
「冗談じゃ!!」
「ははは、冗談きついですよ村長。年齢が倍以上違う人は私、無理なので。」
「ぐはぁっ!」
村長に100のダメージ!!
「……キッツイこと言うなお前な。」
「ではとりあえず、サク様の服を買いに行きましょうか!」
「では、夕刻19時に宿まで来てください。村には宿は一つしかないのでわかるかとは思いますが、一応地図を渡しておきますね。あとこれ、ゴールドカードです。」
「ありがとうございまーす。では、後ほど!行きますよ、サク様。」
「お、おう。」
イサゴは俺の手首を力強く掴んで歩き始めた。
「お、おい!服屋行くんじゃねえのか!市街地はあっちだぞ。」
「先にやることがあるだろ。」
「やることって……。ここ、草原?」
「村はずれのな。ここなら誰も来ないだろうし、万が一暴発しても大丈夫だろう。」
「だから何するんだよ。」
「おいこら今風俗代って言ったか?ぐふぉっ!!」
こいつ!俺が何か言う度に左手痛めつける気かよ!!
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「ゴールドカード?」
「ええ、この村と周辺の町で使用できるクレジットカードのようなものです。経費はすべて税金から落ちるようになっていますから、ご自由にお使いください。」
「でも、いいんですか?そんな。」
「問題ありません。こう言う時のために周辺都市すべてで何十年と貯蓄してきた金がありますから、ちょっとやそっとじゃなくなりませんよ。」
「では喜んで使わさせていただきます!」
「ちょっとイサゴ!いいのかよ。」
「もう、何がですか?」
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「こう言う時のために貯めておいたのでしょう?なら使うべきだ。ありがとうございます村長!」
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「村長!!!」
「冗談じゃ!!」
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「ぐはぁっ!」
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「ありがとうございまーす。では、後ほど!行きますよ、サク様。」
「お、おう。」
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「お、おい!服屋行くんじゃねえのか!市街地はあっちだぞ。」
「先にやることがあるだろ。」
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「だから何するんだよ。」
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