伝説の魔導師の代わりに俺が召喚されたせいで性奴隷の淫紋を刻まれました。

クズ惚れつ

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「伝説の、魔導師?」
「お前は召喚されたわけじゃない。私の召喚とたまたま同時に、何処かから飛んできただけだ。おそらくな。」
「飛んできたって…どういうことだよ。」
「そりゃあ、わからんが。航空機から落ちたとか、爆発に巻き込まれて吹っ飛んできたとか。」
「そんなわけあるか!!死んどるわ!!」

いや待てよ、正直最新の記憶がトラックに轢かれたことなので死んでいる可能性もなくはないよな。

「まあお前が現れた理由なんかどうでもいい。とにかくお前、どうするつもりだ?」
「どうするって、何がだよ。」
「伝説の魔導師だって村民に嘘ついただろ。」
「いやぁ~まあ、それはその場のノリっていうかぁ?……一生懸命謝れば……。」
「謝って済むと思うのか?お前がやった嘘はこの村では大罪だ。」

なんだと??大罪?

「伝説の魔導師を名乗って村民を騙しただなんて、詐欺罪だろう。懲役30年はくだらんだろうな、下手すりゃ死刑だ。」
「しししし、死刑!?」
「どうだ。処刑台に乗せられ、絞首刑か。もしくは電気ショックか。」
「電気ショック!?」
「さぁてと、しがない男の生き死になんて私には関係ないから戻って真実を告げてくるかな。」

物陰から住民の元へ戻ろうとするイサゴ。待て待て待てそれはまずい!!!俺はイサゴにすがりついた。

「ちょちょちょっと待ってくれ!イサゴっ!」
「なんだ?」
「ひっ、お前そのニヤケ顔やめろよ!!美形が不気味に笑うと余計怖えんだよ!!」
「今から無様に乞い願う奴の発言とは思えんな。」
「あぁー!悪かったよ!!イサゴ様!!俺まだ死ぬ訳にいかねえんだよ!ここがどこかもわかんないし、俺には俺がいた世界に残してきた大事な家族と、友人と、結婚を約束した恋人がっ!!」
「恋人は嘘だろ。」
「嘘です。」
「さてと、で?死ぬわけにいかない詐欺師さんは私に何をしてくれるのかな。」
「なんっでもしますよそりゃ!何がお望みで、旦那?肩でも揉みましょうか?いや~凝ってますねお客さん!」
「触るな。」
「はい。」
「なんでもするんだな?」
「はい!なんでもするんで!命だけは!!」
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