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番外編 嘘つき達の夜
嘘つき達の夜 5
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眼が覚める。
時計を見ると、午前10時だった。
比較的早起きの南がこんな時間に起きるのは前代未聞であった。
昨晩の情事があまりにも激しく、体力を消費したことを物語る。
気絶したように一眠りしても、股関節はまだガクガク震えてるし、油断すると下っ腹の奥がきゅんきゅんと痙攣し、余韻イキしそうになる。
汚れは拭き取られ、衣服は整えられていた。
ゆっくりとベッドから体を起こすと、自身に馬乗りになっている男と目が合った。
「嘘つき、あきひこさんじゃないじゃん。」
夜は南の財布から抜き取った免許証を持って、ふくれっ面をしている。
その免許証は間違いなく南の顔が印刷されており、氏名欄には『南暁人』と記されていた。
南は大きくため息をついて額を手で押さえた。
「あのね、人の財布から勝手にものを盗ったら、窃盗だよ……。」
小学生と話をしているような気分になり頭が痛くなってくる。
そんな男に、本名も住所も誕生日も年齢も、一瞬にして明け渡してしまった自分に呆れる。
「この嘘つきおじさん!」
「おじさんは余計だ。……嘘つきは君も同じだろう。」
「昨日はすごかったね、あきとさん。最後お漏らししてたよ。可愛かったぁ。」
「……あれは尿ではなく、し…………潮だ。決してお漏らしなどではない。」
潮でも尿でも屈辱的なことはそう変わらないのに、「お漏らし」という単語が妙に恥ずかしくて、訂正する。
「しお?しおって何?」
「射精した直後に陰茎を刺激されるか、あるいは前立腺の刺激で噴いてしまう体液で、自分でコントロールできずに、気持ちがいいと、噴いてしま……。」
何を言っているんだ自分は。
完全に墓穴を掘った。
こんなことを説明させられて、完全に羞恥プレイじゃないか。
「気持ちよかったんだぁ。」
「……忘れてくれ。」
「たち?で、えす?の暁人さんがさ、ケツに俺のちんぽ突っ込まれてあんなにとろとろになっちゃうってことはさ、本当に俺たち、相性が良すぎるってことだよね!」
否定できなかった。
昨夜の行為の節々から夜との「体の相性の良さ」を感じざるを得なかったからだ。
自分は肉体刺激より、サディストとしての精神的充足に快感を見出すタイプだったはずだ。
それなのに、この男の匂いが媚薬のように鼻から脳を犯し、考えなしに肉棒を叩きつけられても、一番いいところに的確に当たりどろどろに溶かされ逃げられなくなった。
本能レベルで体が悦んでいるみたいだった。
こんな男相手に本来感じるはずなどないのに。
「体の相性が良すぎる」としか説明ができない。
「わかったから、金輪際関わらないでくれ。」
南がそう言うと、スマホの着信音が鳴った。
ふらつく足取りでカバンまで歩いて、スマホを取り出す。
知らない番号だ。
「……はい。」
「『もっしもーし、深川夜です!南暁人さんのお電話でお間違』」
ブチ切った。
自分の背後から聞こえる能天気な声が、そのまま自身の耳元のスピーカーから流れてきたのだ。
「いつの間に私の電話番号を入手したのかな……?」
こめかみに青筋が立ちそうになるのを必死にこらえ、怒りの笑みを浮かべながら尋ねた。
「振込票の控えは財布に入れっぱにしちゃダメだよ。」
「……っ……。」
「毎晩電話するから、電話帳に登録しておいてね。」
気が滅入る。何もかもめちゃくちゃだ。
「チェックアウト延長しておいたからさ、暁人さんはもうちょっと休んで行きなよ。日曜だからお仕事ないでしょ?」
そう声をかけると夜は荷物をまとめ始めた。
「待て、君は。」
「お腹すいたからご飯食べに帰る、じゃねー。あっ、また電話するから絶対出てよ。じゃあねー。」
そう言うと、夜は部屋からでていった。
えらい目にあった。
南はベッドに寝転んで頭を抱えた。
脱力。
いつも余裕を忘れない南が、こんなに気を張ったのは久方ぶりだった。
マスターの忠告を無視して、危険人物に手を出した自分の自業自得か。
いや、たとえ危ない人物だったとしても、返り討ちにする自信があった。
問題は二つ。
一つは「相手が愚かだと思って舐めていた」こと。
愚かであることは間違いないが、愚かなだけでなく頭が回る男で、それゆえ完全に相手のペースに持っていかれた。
普段自分が取る戦略に、まんまとしてやられたのは不覚を通り越して屈辱だった。
二つ目は「体の相性が良かった」こと。
良いなんてもんじゃない、「良すぎた」のだ。
反応しなければ相手にとってもつまらない、途中で形勢逆転するやり方も見出せただろう。
しかし堪えようがなかった。
腹の奥を突かれる度にびしゃびしゃと精液だか潮だかわからない体液を噴き出し、メスイキが止まらない体にされて、どうにかできるような状態ではなかった。
むしろ、行き過ぎた快感という恐怖に情けなく泣き喘ぐ自分を、相手があやしている始末だ。
南は決して潜在的Mという訳ではない。
根っからのサディストである。
本来ならば突然尻にちんぽを突っ込まれて揺さぶられても、感じることはないのだが、いかんせん、体の相性があまりにも良すぎたのだった。
眉間に皺を寄せる、だらしなく開いた口から舌が伸びる、唾液がこぼれ落ちる、睨みつけるも赤く潤む目、ひくひくと収縮しちんぽを咥えこむ後孔、涙を流し痙攣する陰茎。
昨夜の自分の状況を想像して悶絶。
目に痛い緑色の髪、子どものような満面の笑みと、泣きそうな拗ねた顔、興奮に支配され舌舐めずりする口、征服するように見下す瞳、震える手首を強く掴み上げる手の平、ぐいぐいと体内に侵入する熱い肉の塊。
昨夜、自分を組み敷いて、抱き潰した男の情景がありありと浮かぶ。
『南さんっ…可愛い、大好き……!』
ぞわぁ、と鳥肌。
震える体を自分自身で抱きしめる。
思い出しては、屈辱と羞恥と怒りがふつふつと湧いてくる。
名も知らぬ野良犬に手を噛まれた。
そんなものだと思い込もうとする。
金輪際関わらなければいい、決意する。
しかし、そんなことができるだろうか。
未だに不規則にきゅんと疼く下っ腹を押さえつけるたび、決意は不安に塗りつぶされる。
南は、ベッドに投げ出したスマートフォンを乱暴な手つきで引っ掴み、着信履歴を開いた。
先ほどかかってきた忌まわしき電話番号を着信拒否に設定し、ようやく胸のつかえが取れたような気がした。
時計を見ると、午前10時だった。
比較的早起きの南がこんな時間に起きるのは前代未聞であった。
昨晩の情事があまりにも激しく、体力を消費したことを物語る。
気絶したように一眠りしても、股関節はまだガクガク震えてるし、油断すると下っ腹の奥がきゅんきゅんと痙攣し、余韻イキしそうになる。
汚れは拭き取られ、衣服は整えられていた。
ゆっくりとベッドから体を起こすと、自身に馬乗りになっている男と目が合った。
「嘘つき、あきひこさんじゃないじゃん。」
夜は南の財布から抜き取った免許証を持って、ふくれっ面をしている。
その免許証は間違いなく南の顔が印刷されており、氏名欄には『南暁人』と記されていた。
南は大きくため息をついて額を手で押さえた。
「あのね、人の財布から勝手にものを盗ったら、窃盗だよ……。」
小学生と話をしているような気分になり頭が痛くなってくる。
そんな男に、本名も住所も誕生日も年齢も、一瞬にして明け渡してしまった自分に呆れる。
「この嘘つきおじさん!」
「おじさんは余計だ。……嘘つきは君も同じだろう。」
「昨日はすごかったね、あきとさん。最後お漏らししてたよ。可愛かったぁ。」
「……あれは尿ではなく、し…………潮だ。決してお漏らしなどではない。」
潮でも尿でも屈辱的なことはそう変わらないのに、「お漏らし」という単語が妙に恥ずかしくて、訂正する。
「しお?しおって何?」
「射精した直後に陰茎を刺激されるか、あるいは前立腺の刺激で噴いてしまう体液で、自分でコントロールできずに、気持ちがいいと、噴いてしま……。」
何を言っているんだ自分は。
完全に墓穴を掘った。
こんなことを説明させられて、完全に羞恥プレイじゃないか。
「気持ちよかったんだぁ。」
「……忘れてくれ。」
「たち?で、えす?の暁人さんがさ、ケツに俺のちんぽ突っ込まれてあんなにとろとろになっちゃうってことはさ、本当に俺たち、相性が良すぎるってことだよね!」
否定できなかった。
昨夜の行為の節々から夜との「体の相性の良さ」を感じざるを得なかったからだ。
自分は肉体刺激より、サディストとしての精神的充足に快感を見出すタイプだったはずだ。
それなのに、この男の匂いが媚薬のように鼻から脳を犯し、考えなしに肉棒を叩きつけられても、一番いいところに的確に当たりどろどろに溶かされ逃げられなくなった。
本能レベルで体が悦んでいるみたいだった。
こんな男相手に本来感じるはずなどないのに。
「体の相性が良すぎる」としか説明ができない。
「わかったから、金輪際関わらないでくれ。」
南がそう言うと、スマホの着信音が鳴った。
ふらつく足取りでカバンまで歩いて、スマホを取り出す。
知らない番号だ。
「……はい。」
「『もっしもーし、深川夜です!南暁人さんのお電話でお間違』」
ブチ切った。
自分の背後から聞こえる能天気な声が、そのまま自身の耳元のスピーカーから流れてきたのだ。
「いつの間に私の電話番号を入手したのかな……?」
こめかみに青筋が立ちそうになるのを必死にこらえ、怒りの笑みを浮かべながら尋ねた。
「振込票の控えは財布に入れっぱにしちゃダメだよ。」
「……っ……。」
「毎晩電話するから、電話帳に登録しておいてね。」
気が滅入る。何もかもめちゃくちゃだ。
「チェックアウト延長しておいたからさ、暁人さんはもうちょっと休んで行きなよ。日曜だからお仕事ないでしょ?」
そう声をかけると夜は荷物をまとめ始めた。
「待て、君は。」
「お腹すいたからご飯食べに帰る、じゃねー。あっ、また電話するから絶対出てよ。じゃあねー。」
そう言うと、夜は部屋からでていった。
えらい目にあった。
南はベッドに寝転んで頭を抱えた。
脱力。
いつも余裕を忘れない南が、こんなに気を張ったのは久方ぶりだった。
マスターの忠告を無視して、危険人物に手を出した自分の自業自得か。
いや、たとえ危ない人物だったとしても、返り討ちにする自信があった。
問題は二つ。
一つは「相手が愚かだと思って舐めていた」こと。
愚かであることは間違いないが、愚かなだけでなく頭が回る男で、それゆえ完全に相手のペースに持っていかれた。
普段自分が取る戦略に、まんまとしてやられたのは不覚を通り越して屈辱だった。
二つ目は「体の相性が良かった」こと。
良いなんてもんじゃない、「良すぎた」のだ。
反応しなければ相手にとってもつまらない、途中で形勢逆転するやり方も見出せただろう。
しかし堪えようがなかった。
腹の奥を突かれる度にびしゃびしゃと精液だか潮だかわからない体液を噴き出し、メスイキが止まらない体にされて、どうにかできるような状態ではなかった。
むしろ、行き過ぎた快感という恐怖に情けなく泣き喘ぐ自分を、相手があやしている始末だ。
南は決して潜在的Mという訳ではない。
根っからのサディストである。
本来ならば突然尻にちんぽを突っ込まれて揺さぶられても、感じることはないのだが、いかんせん、体の相性があまりにも良すぎたのだった。
眉間に皺を寄せる、だらしなく開いた口から舌が伸びる、唾液がこぼれ落ちる、睨みつけるも赤く潤む目、ひくひくと収縮しちんぽを咥えこむ後孔、涙を流し痙攣する陰茎。
昨夜の自分の状況を想像して悶絶。
目に痛い緑色の髪、子どものような満面の笑みと、泣きそうな拗ねた顔、興奮に支配され舌舐めずりする口、征服するように見下す瞳、震える手首を強く掴み上げる手の平、ぐいぐいと体内に侵入する熱い肉の塊。
昨夜、自分を組み敷いて、抱き潰した男の情景がありありと浮かぶ。
『南さんっ…可愛い、大好き……!』
ぞわぁ、と鳥肌。
震える体を自分自身で抱きしめる。
思い出しては、屈辱と羞恥と怒りがふつふつと湧いてくる。
名も知らぬ野良犬に手を噛まれた。
そんなものだと思い込もうとする。
金輪際関わらなければいい、決意する。
しかし、そんなことができるだろうか。
未だに不規則にきゅんと疼く下っ腹を押さえつけるたび、決意は不安に塗りつぶされる。
南は、ベッドに投げ出したスマートフォンを乱暴な手つきで引っ掴み、着信履歴を開いた。
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