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とある不良牧師の受難
第2話 とある暴走族の場合 6※
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そして現在この状況。拷問を受けた際に戌月を怒らせたあの忌々しい記憶がフラッシュバックして、呼吸がつまる。
「俺を怒らせたらどうなるか、知ってんだろうがお前は。」
そうだ、その先だって、戌月に罵倒の言葉を浴びせかけてしまったあの時、辰巳は経験したのだ。
「戌月さんっ、もう終わりに、してくれよ。」
戌月に打たれた薬による痺れのせいで足が動かないどころか口も回らなくなってくる。次第に体も火照って、そこで辰巳は打たれた薬が痺れ薬だけではないと気がついた。
「おまえら、やれ。こいつに暴力は無意味だ。」
辰巳に倒されていない取り巻きたちが一斉に辰巳に群がる。両腕を羽交い締めにして、両膝を持ち上げて、全身の服を脱がせて足を開かせて、戌月の前に差し出す。こんな状況でも、媚薬のせいで辰巳の体は反応してしまう。
「はっ、いい様だぜ辰巳。右腕がだめなら女にするだけだ。」
「っそ、てめぇ。はぁっあ。」
戌月は辰巳の前まで来て、
「おーおー、触られてるだけで感じたのかよ。じゃあここ掻き回されたらどうなっちゃうんだよ。」
丸見えになっている辰巳の後ろに指を突きこんで慣らし始める。
「ざっけんな!あうぅっ、あ、」
挿入するためだけに事務的に慣らしていく。
指が時々、前立腺をかすめる度に、意思とは無関係に体がびくんと跳ねる。後ろがぐちゅぐちゅに柔らかくなる頃には、辰巳の前も完全に反応して、何とか射精をたえていた。
「ふーっ、ふーっ、はーっ。はあぁ、」
「確か男同士のセックスは禁忌だったっけか?」
「や、やめ」
「いいじゃん。見てもらえよ。元暴走族の牧師様が男に犯されてよがって気持ちよく絶頂するところ。」
指だけの刺激にすら必死にたえている辰巳の体に、戌月のものが一気に侵入してくる。初めて受け入れる他人のものへの、精神的かつ肉体的衝撃と薬の影響から思考がままならない。
「俺を怒らせたらどうなるか、知ってんだろうがお前は。」
そうだ、その先だって、戌月に罵倒の言葉を浴びせかけてしまったあの時、辰巳は経験したのだ。
「戌月さんっ、もう終わりに、してくれよ。」
戌月に打たれた薬による痺れのせいで足が動かないどころか口も回らなくなってくる。次第に体も火照って、そこで辰巳は打たれた薬が痺れ薬だけではないと気がついた。
「おまえら、やれ。こいつに暴力は無意味だ。」
辰巳に倒されていない取り巻きたちが一斉に辰巳に群がる。両腕を羽交い締めにして、両膝を持ち上げて、全身の服を脱がせて足を開かせて、戌月の前に差し出す。こんな状況でも、媚薬のせいで辰巳の体は反応してしまう。
「はっ、いい様だぜ辰巳。右腕がだめなら女にするだけだ。」
「っそ、てめぇ。はぁっあ。」
戌月は辰巳の前まで来て、
「おーおー、触られてるだけで感じたのかよ。じゃあここ掻き回されたらどうなっちゃうんだよ。」
丸見えになっている辰巳の後ろに指を突きこんで慣らし始める。
「ざっけんな!あうぅっ、あ、」
挿入するためだけに事務的に慣らしていく。
指が時々、前立腺をかすめる度に、意思とは無関係に体がびくんと跳ねる。後ろがぐちゅぐちゅに柔らかくなる頃には、辰巳の前も完全に反応して、何とか射精をたえていた。
「ふーっ、ふーっ、はーっ。はあぁ、」
「確か男同士のセックスは禁忌だったっけか?」
「や、やめ」
「いいじゃん。見てもらえよ。元暴走族の牧師様が男に犯されてよがって気持ちよく絶頂するところ。」
指だけの刺激にすら必死にたえている辰巳の体に、戌月のものが一気に侵入してくる。初めて受け入れる他人のものへの、精神的かつ肉体的衝撃と薬の影響から思考がままならない。
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