愛の女神様はほくそ笑む 〜転生王子と十人の妃〜

設定集 ※見なくて問題ありません※備忘録扱い

独自用語解説 ※随時追加

※この小説独自の設定と、解釈です。この小説限定で通じます。


【雄と雌】
　いわゆる、タチとネコ、攻めと受け、を表現する用語。この世界では異性愛も同性愛も自由なので、自分の立場表明に使われる。
　なお、ふたなりに相当する女の雄は魔術によって息子を生やす。たぶん。逆に男性妊娠ありなので、男の雌は魔術で子宮が出来る。本編でも、子宮持ち男子がいっぱい出て来る……まで書き切れたらいいなと思っている。

【貴族の当主・嫡子の嫁取り事情】
　出生率の関係から、ハーレム・逆ハーレムを築くことが一般的。次期当主は嫡子、という表現の通り男女は関係ない。
　当主・嫡子が雄の場合、男女関係なくハーレム、雌の場合は逆ハーレムを築く。

【王族の国王・王太子の嫁取り事情】
　貴族の嫁取り事情とあまり変わらないが、制約が増える。なお、王太子になれるのは種をまく側、雄のみである。
　１．十人の妃（通称十妃）を娶り、子を産んだ妃の中で適性の者を正妃にする。
　２．15歳から18歳まで通って問題のなかったリモ、またはセドを立太子する。
　３．学園入学前に５名政略を含む婚約、学園入学後に残りの５名を見つけることを課す。
　４．雌であれば男女問わず愛でるべし、偏りは推奨されていない。
　５．愛を囁いていいのは婚約者のみ、好意を告げた時点で即婚約となる。
　以下、続く。

【リモ、セド、ルツォ】
　○○（ファーストネーム）・リモ（orセドorルツォ）・○○（家名）と表記する。王侯貴族特有の表現。
　リモ、とは王太子候補や嫡子のことである。要は、ハーレムを築く側。
　セドは、二番手であり部屋付き次男のイメージ。嫡子の予備。
　ルツォは、嫁ぐ側。ハーレム入りする側。
　他にもあるが、ひとまず出て来るのはこの３つ。

【閨の御供】
　主に王族で用意されている立場の者。ざっくり言うと３次元版ズリネタくんorオナニーショー係である。
　不妊の魔術を施された者が、王族のオナニーのお手伝いをする。とはいえ、基本的にはお触り厳禁。基本的なだけ、だいたい皆守らないから不妊の魔術をかけて避妊はかかせない。
　初回は、ヒアリングも兼ねて王族の身近な存在が行くことになっている。だいたいその子はその場で食われる、そういう感じ。