異世界大使館はじめます

あかべこ

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設定資料集

登場人物紹介(3~8までのネタバレあり)

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・大使館メンバーや金羊国主要メンバーはネタバレなし版をご覧ください

{金羊国各担当官}
・グウズルン情報管理官
ホワイトライオンの獣人。女性。
白髪にアイスブルーの瞳を持つ美女。
普段はサーカスを営む解放奴隷として大陸各地を巡っており、さまざまな情報や逃亡希望者を匿っては連れてくる。
獣人のブリーダーをする奴隷商人の元で生まれ、物心つく前に家族と引き離された。
その後北の国の上位貴族の元で踊り子兼愛玩動物として暮らしていたが、所有者が変更されてからはスパイや殺し屋としての教育を受けて流浪のサーカス団の団長としてスパイ活動に従事していた。
ハルトルの金羊国国建設に賛同して共に国を出て以降もそうした活動を担っているっぽい。
宰相とは昔馴染みで崇拝的な愛情を向けている。

・ロヴィーサ
白兎の獣人でグウズルンの部下。女性。
駐日金羊大使館の大使として赴任することが決まっており、日本語が上手。

・ソルヴィ森林保護官
ゴリラの獣人で、大柄で朴訥とし心優しい青年。
主に国の外を囲む大森林の警護と森の中で彷徨ってる移住希望者を連れてくることを仕事としている。
飯山が森の中をめぐる時の案内と警護を担当。
元傭兵だが、心優しく穏やかな人柄ゆえに戦場に不向きで実家(傭兵団)を追い出され警備などを生業としてきた。血や解体が苦手でヴィーガン。
飯山さんが大森林に行く時は必ず同行している。

・クワス教育統括官
朱鷺の獣人。男性。
国内における教育や日本への留学などの事業を担当している。
熱意にあふれるハイテンションな人物だが、時々熱意が暴走して時々大変なことになる。

・エルヴァル物流担当官
ヘラジカの獣人。胸から下とひじから手が人間、それ以外は鹿という2つの特徴が混在した容姿の持ち主。
ハルトル宰相曰く「寡黙で付き合い下手」
主にトンネル事業の担当だが国内の道路整備についても担っている。

・ヴィクトワール・クライフ上級魔術官
新たに雇われた魔術官。黒髪に黒い切れ長の瞳を持つ女性。
大金を積めば国の半分を焼くことが出来る(俗に伯爵令嬢の呪い事件と呼ばれる)才能を持ち、その金を宗教的禁忌とされる人造魔術器官の研究に費やしており、死人を切り刻み(※解剖してるだけです)金のためならどんな悪どいことも引き受けることから「黄金の魔女」とも呼ばれている重大犯罪者。
魔術関係の高等人材不足に悩むハルトル宰相に完全な生活保障と研究の自由を確保する条件でで雇われる。
ちょっと頭のネジが外れ気味だが理性と常識はそれなりにある。
はじめての日本で相模に一目惚れした。

{外務省並行世界局メンバー}
飯島匡孝いいじま・まさたか
外務省並行世界局局長(異世界を担当する新設部署)真柴と同期入省で元北米一課所属。広島生まれ東京育ち。
既婚者で異世界関係への赴任も検討していたが家族から反対されて現在のポジションに収まった。
真柴とは馬が合うようでわりと親しげに接している。
車好きで愛車のマツダCX5にはこだわりがある。

毒島琉安ぶすじま・るあん
飯島の部下に当たる金羊国担当課長。群馬出身。
父がアスリート(ラグビー選手)で母が南アフリカ出身の黒人女性なのに運動神経がゼロなためいじめられて育ち、一般企業で働きながら高認取得→社会人枠でJICA→外務省というルートでのし上がってきた苦労人。

名梶優生なかじ・ゆうせい
トンネル関係を押し付けられて外務省に出向させられた国交官僚。
土木系の専門家で院卒。幼少期から面倒ごとが転がり込む星の元に生まれてしまった不憫さの塊のような男。

{警視庁捜査支援センター捜査課第4係}
水村青葉みずむらあおば
真柴とは高校・大学を通じて同じバイト先で過ごした腐れ縁。
科学的な視点ではっきりさせたいことがあるたびに真柴に呼び出されている。
映像分析の専門家として刑事事件の捜査にもかかわったプロフェッショナルとして信頼するものの、マイペースで面白いことが好きな奇人。

{トンネル工事関係者}
相模瑠璃さがみ ・るり
大手ゼネコンの大森組から派遣された土木技術者。現場総監督。岩手県三陸地方出身。
長めの黒髪で地味な印象だが脱ぐと筋肉がすごい。左右で目の色が異なっているのを黒いカラコンで隠しており、左目のみが瑠璃色をしている(ヴィクトワールは一目で見抜いたが外したところは家族以外見たことがない)
オッドアイは子供の頃からのコンプレックスで学生時代はコンタクトがつけられずはメカクレだった、現在でも前髪を少し長めにすることで目立ちにくくしてる。
仕事のためにきた入札現場でヴィクトワールに一目惚れされる。
僅かではあるが魔術を扱うことが出来るのでヴィクトワールから魔術の基礎を勝手に教え込まれている。

井上秀生いのうえ・ひでお
協力してくれるJR総研の技術者、主に線路の敷設を担当。山口生まれ東京育ち。
専門は線路だが鉄道知識は広く浅くあるのでアドバイザー的な仕事も担う。
癖強系ポジティブぽっちゃり眼鏡オタク。見た目が00年台のアキバ系。
なろう系ラノベ大好きマンであり異世界で猫耳メイドや美少女エルフとハーレムしたかった。鉄道趣味でもある。

海老野えびの
日本電信から派遣された技術者。トンネルでの光ファイバーの設置などを担当。
俳優の高橋克実似の、優しい雰囲気をした頭の薄いおじさん。
まだ50代なのに頭の毛が全滅しているのを自虐ネタにする胆力の持ち主。

{紅忠関係者}
河内舞夏かわち・まいか
大手総合商社で資源開発を担当し、異世界の資源に目をつけて金羊国支社の設立に奔走している。
見た目は黒髪黒眼の普通の女性に見えるが、目つきが独特
会津地方の元武家家系で育ち、良妻賢母たれという家族に反発して大学を卒業後放浪の旅に出ていた。
その際世界を回るため賭け事で金を荒稼ぎしていたギャンブラーであり、賭け事に強く必要なら内臓も売る豪快さと手持ちを巻き上げられていた見知らぬ日本人に最高額のチップをポンと渡してしまう気前の良さに先代社長(現会長)が惚れ込んで勧誘されぼちぼち帰国したい本人の意向と一致してコネ入社。
その後はちゃめちゃながらでかい仕事をいくつも捕まえて新事業として確立させてきた。社内では女カイジと呼ばれるやばい人扱いされている。

{北の国の関係者}
・グスタフ4世
かつての宰相の持ち主にして現北の国の国王。
小さな時から壮絶な王位継承争いで繰り返し暗殺未遂や裏切りに遭ったため人間不信気味。最近ようやく王位につき「新王」と呼ばれている。
銀髪に紺色の瞳をした美青年、顔はいいが目が死んでる。
自分のものである宰相に執着している。
王妃のことは少なくとも自分を害しない存在としか見ていなかった模様。

・王妃マルグレーテ/ヴィヴィ
グスタフ4世の妻にして国内随一の有力貴族である最北の辺境伯令嬢・マルグレーテ、ということになっていたが実はマルグレーテの双子の妹で元孤児のお針子・ヴィヴィ。
辺境伯の家に生まれるが、不幸の象徴である双子の妹として生まれたが故にすぐに孤児院へ送られ庶民のヴィヴィとして育つ。
13歳から針子として働き、15歳の夏に働き先の都合で王都へ行き遠目に国王(当時は王子)に一目惚れし叶わぬ恋に身を焦がすが、18の時に生まれが判明し敵対関係にあった王子に嫁ぎたくない双子の姉の身代わりとして嫁ぐ。この事は辺境伯一家とお付きのメイドしか知らない。
夫を天の星に例えて慕い、服全てにお守りとして背中に刺繍をいれている。

・クヌート・ディ・シェーベイル侯爵
北の国の現宰相として若き国王を支えている。
見た目はふくよかで穏やかそうなおじさんだが老獪な政治家。
教会の敬虔な信徒であり獣人を卑しいと思っており、真柴が獣人と対等であろうとするのを「神をも恐れぬ所業」と評している。

・アネッテ・ディ・シェーベイル
宰相補佐官であり娘。
ぽっちゃり体形&きつい目つきが特徴の金髪碧眼の女性。
ビジネスライクな感性の持ち主で真柴とたびたび交渉の場を持つ。
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