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資料集(24.7.2追記)
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異世界について
大きな大陸の東西南北に分かれた四つの国があり、大陸の中心に深い密林(大森林と呼ばれる)に囲まれたカルデラある。その中にある土地が現代日本と繋がった金羊国(と日本政府は便宜的に呼んでいる)事実上の独立国家であるが、他国からは正式に国家として認められていない。
国家名称の文化が希薄のため、みんな東西南北で呼ぶ。
北の国:冷たい海に向かった寒冷な国。絶対王政を敷くが、寒冷さ故に皆平等に働くため獣人への差別意識が比較的薄い(ないとは言ってない)。
南の国:金羊国と大河で繋がり交易している。都市国家(地球で言う首長国に近い)と呼ばれる都市規模の小さな国の集まり。それぞれの都市に首長がおり、金羊国に友好的な都市の商人は金羊国へ商売しに来ることもある。獣人差別に対する意識は都市によってさまざまで、希薄な地域もあれば西の国と同程度の地域もある。
西の国:宗教国家。教会と呼ばれる大陸全体に影響力を持つ宗教組織のお膝元で文化・技術的には大陸で最も発展した国。獣人差別が特に強い。
東の国:かつては国内に複数の中小豪族や自称王家が乱立し内政上の混乱が続いていたが、本編開始の2~3年ほど前に新しく女王を擁立し国内の混乱は収まりつつある。獣人差別的空気が強い。北の国との国境沿いは山岳地帯、南の国との国境が砂丘地帯となっている。
南東諸島:全ての国との交易を断つ謎の国。大陸では絶滅した耳長者/エルダール族が住むが、人間や獣人への不信感が強く近寄るものは皆襲われる。
北の国と東の国にある山脈:「竜の山脈」と呼ばれる険しい山岳地帯で、ドラゴンと共に生きる山の民と呼ばれる少数民族が暮らしている。
民族について
「人間」「獣人」「エルダール」「ドワーフ」の4種類の存在が確認されている。
かつては「人魚」もいたらしいが詳細は不明。
人間の中にも教会と違う思想の神をまつる少数民族がいる。
魔術について
魔法や魔術と現代日本で呼ばれるものが存在。原則魔術で統一表記される。
魔術を扱うには自然に含まれる魔術元素を変換する魔術器官を持つことが必須。
こちらの世界の人間と一部の獣人のみが魔術器官を保有。獣人が保有してることはあまりなく、確率的には千人に一人程度とされる。また保有している獣人でも魔術器官の機能が人間に劣る。
日本人で魔術器官を持つと遺伝性の希少疾患持ちになる場合が多く、ほとんどの日本人はこの世界の魔術を扱うことができない。
西の国の沖合に魔術を統括する教会と呼ばれる国際組織の拠点があり、宗教を中心に暦や単位を統括し大陸全域に影響をもたらしている。
金羊国について
大陸の中心部にある大森林と呼ばれる広大な森を抜けた先にある、山脈に守られたいわゆるカルデラ地形の国。
10年ほど前、さまざまな国から奴隷として扱われてきた獣人達が初夏の晩に夢枕で金羊の女神のお告げを受ける。
それを受けて自由に生きるため逃亡奴隷となり女神が獣人たちのために用意した土地である現在の場所に建国した。そうしたいきさつから金羊の女神を「獣人を保護する神」として信仰している。
逃亡奴隷の国であるため生活衛生から文化・教育水準まであらゆる問題を抱えている反面、水源や資源は豊富で国土の開拓を急速に進めている。
四つの国からの逃亡奴隷の受け入れにより正式に国として認められておらず「獣人奴隷独立区域」と呼ばれている。そのため国交を結べないでいる。
積極的に逃亡奴隷を受け入れるため国民は増加傾向にある。
地名は基本的に開発した順番だが鉱山は発見者の名前が与えられる。
長年奴隷だった人々が逃れてきた土地で服飾文化が希薄なので正装としてマントを羽織る。
なお獣人奴隷が国民のほとんどを占めるが、差別されてきた人間やドワーフなども暮らしている。
名前について
獣人には苗字(ファミリーネーム)がなく、本人の名前+父の名前+母の名前という順番で家族の名前を並べてフルネームとするのが一般的。しかしそもそもフルネームを名乗る事自体があんまりないので特に困らない模様。
人間の場合は国民全員に苗字があり、孤児などの場合はその孤児院の名前を苗字として用いる(名前で孤児とバレる事もしばしば)
さらに貴族の場合は名前と苗字の間に貴族であることを示す文字が入り、国王から爵位を与えられた場合は「ディ」または「ドゥ」(これは国によって異なる)教会から爵位を与えられた場合は「ド」の文字が入る。
第一都市について
この国における政治と司法の中枢都市。大使館もここ。
土地の一番奥(方角でいうと北)の小高い丘に建国のきっかけとなった金羊の女神を祀る神殿があり、その周辺に政治や司法に関する建物が並ぶ。
政経宮と呼ばれる日本でいう首相官邸と国会議事堂を混ぜたような施設や、司法宮と呼ばれる司法をつかさどる施設がある。
街並みは建物がおおむね統一されていることで整然とした美しい印象を与える。
第二都市について
金羊国最南端の都市であり、第一都市と川を挟んで隣にある金羊国の経済の中心。
南の国や国内各地に繋がる大きな川港があることから国内最大の市場があり、物流や人の流れのハブ的な機能も持つ。
色んな国から来た人が集まっているため雑多な街並みが特徴的。
大使館について
日本の外務省が設置運営しているが異世界と地球との窓口の側面があるので国連や諸外国なども一枚噛んでおり、日本国以外の来賓も多い。建物を建てたのは金羊国側。
門は20センチくらいの凹凸のある棒で穴に差し込んで下に押すとかぎが開く。
ハーフティンバー様式(ドイツなんかにある木材と漆喰を組み合わせたアレ)で出来た3階建ての建物。
小さいながらも前庭と中庭がある。
1階が巨大社交スペース、2階に全員分の執務室や会議室、3階が来賓を泊める空間。
全員分の住居スペースは本館の裏で、渡り廊下でつながっている。
キッチンは両方と行き来が出来る独立した空間、食料はもっぱらここに集めてある模様。
トイレは屋外のぽっとん便所だが、複数設置されていて毎日回収業者が来るのでまあ耐えられるレベル。
風呂なしだが大使館メンバーによりそれっぽい共用風呂ができた。
寮は六畳一間程度の大きさの部屋が6つある2階建て、寮の部屋の見取り図は上記図参考。
大使館メンバー基本ここで暮らしており生活のほとんどを共用している(例外アリ)。
2年目夏に建物の改築を行なっており、渡り廊下を潰して寮の部屋数を2部屋増やした。
作中用語について
大陸全体では何となく言葉が近いので国を超えたコミュニケーションの難易度は低め。便宜的に大陸標準語と呼ばれている。
エルダール族は独自言語を母語として用いている。
用語を日本語に直すときは大使館職員が頭をひねってそれっぽい単語を当てたり造語をしています。なので誤訳もたまにある。しかたないね。
大きな大陸の東西南北に分かれた四つの国があり、大陸の中心に深い密林(大森林と呼ばれる)に囲まれたカルデラある。その中にある土地が現代日本と繋がった金羊国(と日本政府は便宜的に呼んでいる)事実上の独立国家であるが、他国からは正式に国家として認められていない。
国家名称の文化が希薄のため、みんな東西南北で呼ぶ。
北の国:冷たい海に向かった寒冷な国。絶対王政を敷くが、寒冷さ故に皆平等に働くため獣人への差別意識が比較的薄い(ないとは言ってない)。
南の国:金羊国と大河で繋がり交易している。都市国家(地球で言う首長国に近い)と呼ばれる都市規模の小さな国の集まり。それぞれの都市に首長がおり、金羊国に友好的な都市の商人は金羊国へ商売しに来ることもある。獣人差別に対する意識は都市によってさまざまで、希薄な地域もあれば西の国と同程度の地域もある。
西の国:宗教国家。教会と呼ばれる大陸全体に影響力を持つ宗教組織のお膝元で文化・技術的には大陸で最も発展した国。獣人差別が特に強い。
東の国:かつては国内に複数の中小豪族や自称王家が乱立し内政上の混乱が続いていたが、本編開始の2~3年ほど前に新しく女王を擁立し国内の混乱は収まりつつある。獣人差別的空気が強い。北の国との国境沿いは山岳地帯、南の国との国境が砂丘地帯となっている。
南東諸島:全ての国との交易を断つ謎の国。大陸では絶滅した耳長者/エルダール族が住むが、人間や獣人への不信感が強く近寄るものは皆襲われる。
北の国と東の国にある山脈:「竜の山脈」と呼ばれる険しい山岳地帯で、ドラゴンと共に生きる山の民と呼ばれる少数民族が暮らしている。
民族について
「人間」「獣人」「エルダール」「ドワーフ」の4種類の存在が確認されている。
かつては「人魚」もいたらしいが詳細は不明。
人間の中にも教会と違う思想の神をまつる少数民族がいる。
魔術について
魔法や魔術と現代日本で呼ばれるものが存在。原則魔術で統一表記される。
魔術を扱うには自然に含まれる魔術元素を変換する魔術器官を持つことが必須。
こちらの世界の人間と一部の獣人のみが魔術器官を保有。獣人が保有してることはあまりなく、確率的には千人に一人程度とされる。また保有している獣人でも魔術器官の機能が人間に劣る。
日本人で魔術器官を持つと遺伝性の希少疾患持ちになる場合が多く、ほとんどの日本人はこの世界の魔術を扱うことができない。
西の国の沖合に魔術を統括する教会と呼ばれる国際組織の拠点があり、宗教を中心に暦や単位を統括し大陸全域に影響をもたらしている。
金羊国について
大陸の中心部にある大森林と呼ばれる広大な森を抜けた先にある、山脈に守られたいわゆるカルデラ地形の国。
10年ほど前、さまざまな国から奴隷として扱われてきた獣人達が初夏の晩に夢枕で金羊の女神のお告げを受ける。
それを受けて自由に生きるため逃亡奴隷となり女神が獣人たちのために用意した土地である現在の場所に建国した。そうしたいきさつから金羊の女神を「獣人を保護する神」として信仰している。
逃亡奴隷の国であるため生活衛生から文化・教育水準まであらゆる問題を抱えている反面、水源や資源は豊富で国土の開拓を急速に進めている。
四つの国からの逃亡奴隷の受け入れにより正式に国として認められておらず「獣人奴隷独立区域」と呼ばれている。そのため国交を結べないでいる。
積極的に逃亡奴隷を受け入れるため国民は増加傾向にある。
地名は基本的に開発した順番だが鉱山は発見者の名前が与えられる。
長年奴隷だった人々が逃れてきた土地で服飾文化が希薄なので正装としてマントを羽織る。
なお獣人奴隷が国民のほとんどを占めるが、差別されてきた人間やドワーフなども暮らしている。
名前について
獣人には苗字(ファミリーネーム)がなく、本人の名前+父の名前+母の名前という順番で家族の名前を並べてフルネームとするのが一般的。しかしそもそもフルネームを名乗る事自体があんまりないので特に困らない模様。
人間の場合は国民全員に苗字があり、孤児などの場合はその孤児院の名前を苗字として用いる(名前で孤児とバレる事もしばしば)
さらに貴族の場合は名前と苗字の間に貴族であることを示す文字が入り、国王から爵位を与えられた場合は「ディ」または「ドゥ」(これは国によって異なる)教会から爵位を与えられた場合は「ド」の文字が入る。
第一都市について
この国における政治と司法の中枢都市。大使館もここ。
土地の一番奥(方角でいうと北)の小高い丘に建国のきっかけとなった金羊の女神を祀る神殿があり、その周辺に政治や司法に関する建物が並ぶ。
政経宮と呼ばれる日本でいう首相官邸と国会議事堂を混ぜたような施設や、司法宮と呼ばれる司法をつかさどる施設がある。
街並みは建物がおおむね統一されていることで整然とした美しい印象を与える。
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金羊国最南端の都市であり、第一都市と川を挟んで隣にある金羊国の経済の中心。
南の国や国内各地に繋がる大きな川港があることから国内最大の市場があり、物流や人の流れのハブ的な機能も持つ。
色んな国から来た人が集まっているため雑多な街並みが特徴的。
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門は20センチくらいの凹凸のある棒で穴に差し込んで下に押すとかぎが開く。
ハーフティンバー様式(ドイツなんかにある木材と漆喰を組み合わせたアレ)で出来た3階建ての建物。
小さいながらも前庭と中庭がある。
1階が巨大社交スペース、2階に全員分の執務室や会議室、3階が来賓を泊める空間。
全員分の住居スペースは本館の裏で、渡り廊下でつながっている。
キッチンは両方と行き来が出来る独立した空間、食料はもっぱらここに集めてある模様。
トイレは屋外のぽっとん便所だが、複数設置されていて毎日回収業者が来るのでまあ耐えられるレベル。
風呂なしだが大使館メンバーによりそれっぽい共用風呂ができた。
寮は六畳一間程度の大きさの部屋が6つある2階建て、寮の部屋の見取り図は上記図参考。
大使館メンバー基本ここで暮らしており生活のほとんどを共用している(例外アリ)。
2年目夏に建物の改築を行なっており、渡り廊下を潰して寮の部屋数を2部屋増やした。
作中用語について
大陸全体では何となく言葉が近いので国を超えたコミュニケーションの難易度は低め。便宜的に大陸標準語と呼ばれている。
エルダール族は独自言語を母語として用いている。
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