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外伝 - 第一章 龍姫と炎狐
一章一節 - 龍姫と炎狐
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「たつ?」
与羽に顔を覗き込まれて、辰海はふいと顔をそらした。
「辰海っ」
与羽は毎日辰海に話しかけてきた。学問所の席を一番離れたところに移しても、講義の合間にやって来る。
「なんで君はいつも僕のところに来るの?」
辰海はできるだけ低い声で尋ねた。与羽を避けたいのに、この現状は非常にうっとうしい。
「なんで私を避けるん?」
与羽も同様に問いを返してくる。与羽の眉は垂れ、不安で泣きそうにすら見えた。不穏な空気を感じてか、いつも彼女を囲んでいる学友たちは少し離れたところから見守るだけだ。
「官吏登用試験に集中したいから」
辰海は視線を机の教本に戻した。
「今の僕に、君のわがままを聞く時間はないよ。僕の時間は僕だけのものだから」
「……邪魔しとったら、ごめん。でも、私で良ければ何か手伝うし……」
「君は僕ほど賢くない。うっとうしいからどっかに行って」
辰海は顔を上げずにすごんだ。
「でも……」
その一言だけで、彼女が涙声だとわかった。
辰海の態度に戸惑い、どうすればいいのかわからなくなっている。与羽が悩んでいる時、決断するのは辰海の役目だった。こんな状況になっても、彼女は辰海が何とかしてくれると思っているに違いない。
真綿に包まれて育った無知な少女を突き放す申し訳なさはある。しかし――。
「もうたくさんなんだよ。僕は、自分のために生きたい」
それが辰海の願い。
「僕は君の引き立て役でも、付属品でもない」
辰海は教本を閉じて立ち上がった。
「僕に付きまとわないで」
そう吐き捨てて、講義室をあとにする。別の部屋で自習するか、教鞭をとる文官に試験の助言をもらうか――。辰海は脳裏に浮かびそうになる与羽の顔を全力で追い払った。与羽に構っている時間などこれっぽっちもないのだ。
一方、取り残された与羽の周りには、遠巻きに様子を見守っていた少年少女が慰めるように集まってきた。
「与羽。大丈夫だよ」
月日藍明がやさしく与羽の背をなでる。
「ちょっと反抗期なだけだから」
「ラメ……」
与羽は彼女のあだ名を呟いた。
「そうそう、官吏登用試験で気が立ってるだけだって。辰海は筆頭文官家の出身だから、今年の試験で上位の成績を修めないといけないって、強い責任を感じてるんだと思う」
ラメの後ろから、こんがりと日に焼けた肌の少年もほほえむ。漏日天雨――アメだ。ほとんど常に一緒にいるこの男女は許婚同士。かつては辰海も交えて四人で遊んでいたが、今はすっかり三人になってしまった。
「私、辰海の邪魔しとるんかな……」
与羽はまだうつむいている。
「僕はそんなことないと思うけど……。気遣ってくれる人がいるのは、幸せなことだから」
アメはちらりと自分に寄り添うラメを見た。彼らのような信頼関係が、与羽と辰海の間にもあると思っていたが、与羽の独りよがりだったのかもしれない。
「古狐は自立しようとしてるんだよ」
さらに別の少年が話に入ってきた。
「中州も中州で、古狐に頼らずに生きるのも大事だと思うけどー?」
「フィラ……」
気楽な口調で言う彼をアメが声を低めてたしなめた。魚目風来。学友からフィラと呼ばれる彼は、中堅武官家の出身だ。父は上級武官、二人いる兄も武官として活躍中で、彼自身も今年の官吏登用試験を受けるが、態度と口が軽いのが欠点だとアメは思っている。
「だってそうじゃん」
フィラはその場にあぐらをかき、大きな態度で話しはじめた。
「そりゃあさー、昔の古狐は中州の言うこと何でも聞いてくれたけど、よくよく考えたらおかしいだろー? 古狐は『引き立て役や付属品じゃない』って言ってたけど、あれでも言葉を選んでくれた方だと思うよ。だって、古狐って中州の従者か召使いみたいだったもん。いくら中州が姫様でもさー、古狐だって筆頭文官家の若様なわけだし。それを召使い扱いはさすがに『ナシ』でしょ。
今までは、父親に言われたことをしっかり守ってたのかもしれないけど、自分で考えて行動できるようになったんだって。中州の面倒ばかり見てたら、古狐は勉強する時間ないし。あいつは将来大臣になるんだろうから。出世街道を進むのに中州は枷だったんだよ。
それにさー、中州だって古狐にこだわり続ける必要ないだろー? 確かに顔は良いかもしれないけど、性格ちょっときついし、もっと中州好みの奴もいるぜー、きっと。もう古狐のことなんか気にすんなって。ああいう奴だったんだよ」
「フィラ、言い過ぎ」
アメの厳しい注意が飛んだ。与羽は抱いた膝に顔を埋めたまま動かない。その背をラメがやさしく撫で続けている。
「古狐クンが顔は良いけど性格がきついヤツなら、キミは――。あれれー? キミ、褒められる部分なくない?」
違う少女がフィラを茶化しにきた。
「背は低いし、成績は下から数えた方が早い。口は軽いし、思いやりも欠けてる。着物の着方がだらしない。帯曲がってるけど、それってわざと? 武官家出身の割にヒョロガリで、顔は――、うぅーん、二枚目とはお世辞にも言えないねぇ」
彼女はフィラの顔を近距離で覗き込むと、歯を剥き出して笑みを浮かべた。彼女の名前は暮波来夢。西の山脈内で暮らす「森の民」で、与羽の山遊び仲間でもある。
「名前にキミと同じ『来』の字を持つものとして恥ずかしいよ、ボクは」
「俺も! 男か女かわからないような一人称のヤツと一緒にされるのは、イ・ヤ・で・すぅー!」
「今日はもう帰ろっか」
来夢がフィラの注意を引いてくれている隙に、アメとラメは与羽を連れ出すことにした。与羽を無理やり歩かせるアメと与羽の荷物を持つラメ、と言う分担だ。
与羽に顔を覗き込まれて、辰海はふいと顔をそらした。
「辰海っ」
与羽は毎日辰海に話しかけてきた。学問所の席を一番離れたところに移しても、講義の合間にやって来る。
「なんで君はいつも僕のところに来るの?」
辰海はできるだけ低い声で尋ねた。与羽を避けたいのに、この現状は非常にうっとうしい。
「なんで私を避けるん?」
与羽も同様に問いを返してくる。与羽の眉は垂れ、不安で泣きそうにすら見えた。不穏な空気を感じてか、いつも彼女を囲んでいる学友たちは少し離れたところから見守るだけだ。
「官吏登用試験に集中したいから」
辰海は視線を机の教本に戻した。
「今の僕に、君のわがままを聞く時間はないよ。僕の時間は僕だけのものだから」
「……邪魔しとったら、ごめん。でも、私で良ければ何か手伝うし……」
「君は僕ほど賢くない。うっとうしいからどっかに行って」
辰海は顔を上げずにすごんだ。
「でも……」
その一言だけで、彼女が涙声だとわかった。
辰海の態度に戸惑い、どうすればいいのかわからなくなっている。与羽が悩んでいる時、決断するのは辰海の役目だった。こんな状況になっても、彼女は辰海が何とかしてくれると思っているに違いない。
真綿に包まれて育った無知な少女を突き放す申し訳なさはある。しかし――。
「もうたくさんなんだよ。僕は、自分のために生きたい」
それが辰海の願い。
「僕は君の引き立て役でも、付属品でもない」
辰海は教本を閉じて立ち上がった。
「僕に付きまとわないで」
そう吐き捨てて、講義室をあとにする。別の部屋で自習するか、教鞭をとる文官に試験の助言をもらうか――。辰海は脳裏に浮かびそうになる与羽の顔を全力で追い払った。与羽に構っている時間などこれっぽっちもないのだ。
一方、取り残された与羽の周りには、遠巻きに様子を見守っていた少年少女が慰めるように集まってきた。
「与羽。大丈夫だよ」
月日藍明がやさしく与羽の背をなでる。
「ちょっと反抗期なだけだから」
「ラメ……」
与羽は彼女のあだ名を呟いた。
「そうそう、官吏登用試験で気が立ってるだけだって。辰海は筆頭文官家の出身だから、今年の試験で上位の成績を修めないといけないって、強い責任を感じてるんだと思う」
ラメの後ろから、こんがりと日に焼けた肌の少年もほほえむ。漏日天雨――アメだ。ほとんど常に一緒にいるこの男女は許婚同士。かつては辰海も交えて四人で遊んでいたが、今はすっかり三人になってしまった。
「私、辰海の邪魔しとるんかな……」
与羽はまだうつむいている。
「僕はそんなことないと思うけど……。気遣ってくれる人がいるのは、幸せなことだから」
アメはちらりと自分に寄り添うラメを見た。彼らのような信頼関係が、与羽と辰海の間にもあると思っていたが、与羽の独りよがりだったのかもしれない。
「古狐は自立しようとしてるんだよ」
さらに別の少年が話に入ってきた。
「中州も中州で、古狐に頼らずに生きるのも大事だと思うけどー?」
「フィラ……」
気楽な口調で言う彼をアメが声を低めてたしなめた。魚目風来。学友からフィラと呼ばれる彼は、中堅武官家の出身だ。父は上級武官、二人いる兄も武官として活躍中で、彼自身も今年の官吏登用試験を受けるが、態度と口が軽いのが欠点だとアメは思っている。
「だってそうじゃん」
フィラはその場にあぐらをかき、大きな態度で話しはじめた。
「そりゃあさー、昔の古狐は中州の言うこと何でも聞いてくれたけど、よくよく考えたらおかしいだろー? 古狐は『引き立て役や付属品じゃない』って言ってたけど、あれでも言葉を選んでくれた方だと思うよ。だって、古狐って中州の従者か召使いみたいだったもん。いくら中州が姫様でもさー、古狐だって筆頭文官家の若様なわけだし。それを召使い扱いはさすがに『ナシ』でしょ。
今までは、父親に言われたことをしっかり守ってたのかもしれないけど、自分で考えて行動できるようになったんだって。中州の面倒ばかり見てたら、古狐は勉強する時間ないし。あいつは将来大臣になるんだろうから。出世街道を進むのに中州は枷だったんだよ。
それにさー、中州だって古狐にこだわり続ける必要ないだろー? 確かに顔は良いかもしれないけど、性格ちょっときついし、もっと中州好みの奴もいるぜー、きっと。もう古狐のことなんか気にすんなって。ああいう奴だったんだよ」
「フィラ、言い過ぎ」
アメの厳しい注意が飛んだ。与羽は抱いた膝に顔を埋めたまま動かない。その背をラメがやさしく撫で続けている。
「古狐クンが顔は良いけど性格がきついヤツなら、キミは――。あれれー? キミ、褒められる部分なくない?」
違う少女がフィラを茶化しにきた。
「背は低いし、成績は下から数えた方が早い。口は軽いし、思いやりも欠けてる。着物の着方がだらしない。帯曲がってるけど、それってわざと? 武官家出身の割にヒョロガリで、顔は――、うぅーん、二枚目とはお世辞にも言えないねぇ」
彼女はフィラの顔を近距離で覗き込むと、歯を剥き出して笑みを浮かべた。彼女の名前は暮波来夢。西の山脈内で暮らす「森の民」で、与羽の山遊び仲間でもある。
「名前にキミと同じ『来』の字を持つものとして恥ずかしいよ、ボクは」
「俺も! 男か女かわからないような一人称のヤツと一緒にされるのは、イ・ヤ・で・すぅー!」
「今日はもう帰ろっか」
来夢がフィラの注意を引いてくれている隙に、アメとラメは与羽を連れ出すことにした。与羽を無理やり歩かせるアメと与羽の荷物を持つラメ、と言う分担だ。
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