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第九章
80,皇子の優しさ
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──墓参りの日以来、宮廷内で皇子とすれ違うと、何かと声をかけられるようになった。ヤエが仕事をしていようとも、お構いなしに。
周囲の目が気になったが、皇帝や皇后も黙認しているので特に咎められることはなかった。
ある日の昼下がり。ヤエが休憩を終えて仕事に戻ろうと庭園の前を通ると、そこに皇子がいた。ばっちり目が合うと、すぐに声をかけられる。
「ヤエ、また仕事?」
「あ……はい。そうです」
「なんだよ、働きすぎじゃないか? 少しくらいサボってもいいだろう」
「いえ。そういうわけには」
皇子に手を引かれ、半強制的に奥側の東屋に連れられてしまった。
「僕がいいって言ってるんだから。ヤエは気にしないで」
「そう仰られましても……」
戸惑いつつも、心の中では密かにヤエは喜びをかみしめていた。
広大な敷地の南に位置する庭園は、陽射しがあたたかい。透き通った池の向こう側に盆景が広がっていて、立派な桃の木が佇んでいる。いつも素通りしていたが、実際に歩いてみるとあまりにも心地が良い場所だ。
腰かけるよう促され、ヤエは遠慮がちに座った。
にこやかな表情で、皇子は声を弾ませる。
「ヤエ、見てくれ。僕の美しい剣術を!」
はしゃぎながら皇子は本物の剣を手に持って、東屋の外で華麗に舞い始めた。
少年の腕にはそぐわない重そうな鉄の剣を、皇子はいとも簡単に扱っている。振り下ろす度に刃が風を斬る鋭い音が響き渡るのだ。
村に住んでいた頃、ヤエは父たちの練武をしばしば眺めていた。だからこそ分かった。皇子の剣術は美しいだけでなく、力強さがあり、無駄な動きが一切ないと。
皇子の舞いに、目を奪われた。
「どう? 僕の剣術は?」
「本当に、お見事です。羨ましいほどに」
「羨ましい? えっ、もしかしてヤエも剣を習いたいの?」
皇子にそう問われると、幻想の中で佇むヤエの胸がドクンと高く鳴った。
「……そう、ですね。私も強くなりたいです。いつも守られてばかりですから」
「女の子は守られる立場でいいんじゃないか?」
「いいえ。悔しいんです。私は……大切なものを失くしましたから」
下唇を噛み、ヤエは必死になって目の奥から溢れそうになるものを抑え込む。
すると皇子は腰に剣を仕舞い、大きく頷いた。
「よし、分かった! 今日から君は僕の弟子だ」
「えっ」
「僕が剣術を教えてあげるよ」
「そんな。恐れ多いです」
「えっ、なんで? 遠慮しないでよ」
ヤエは正直戸惑った。数日前に宮廷に来たばかりの平民である自分が、皇子直々に武術を教わるなど。距離感が明らかにおかしい。
しかし──
皇子は翌日から、本当にヤエに剣術を教えてくれるようになったのだ。
休みの時や仕事終わりに呼び出され、庭園でヤエは彼からの指南を受ける。他の女官たちには奇妙な目で見られたが、すぐに皇帝公認のものになり、深く言われることはなかった。
それに彼の教え方ははっきり言って分かりやすい。初めて木刀を握ったヤエは、見る見るうちに剣の振り方を覚えていった。そして何よりも、剣術を教わっている時間が楽しかった。
「いいよ、ヤエ! 僕から目を離さないでね。隙があったら迷わず突いて良いよ」
「で、ですが。お怪我をさせたら大変です」
「僕はそんな柔じゃないよ!」
皇子にとっては遊びのつもりかもしれない。
だがヤエにとっては、武術を学ぶということは本当に貴重な時間であった。
強くなれば、大切なものを守れるようになるかもしれない。
何よりも──ずっとこの時間が続いてほしい。密かにヤエは願った。
──そんな日々を過ごし、ヤエと皇子の仲は深まっていった。彼は北皇帝の子息であるのに、まるで村の少年のような親しみやすさがある。
しかも彼は化け物であるハクを恐れなかった。
普段はハクは鎖に繋がれて人目のつかない場所に隔離されている。それを知ると、なんと皇子は庭園まで連れてきてもいいと言うのだ。
「あの、ハクは化け物の白虎です。怖くはないのですか?」
「全然。だってヤエを守ってくれるんだろう? そんなの化け物じゃなくて、むしろ素敵な友だちだし、いや、家族っていえるんじゃないかな!」
皇子のその言葉に驚いた。
化け物のことをそんな風に言う人と初めて会った。
村に住んでいた頃は、村人たちはハクを見馴れていたものの敢えて近づこうとする者などいなかった。大きな牙を持ち爪は鋭く、見た目からして恐ろしい。避けられてしまうのは重々承知の上であった。
しかしハクは、家族によく尽くしてきてくれた。特に兄のシュウには忠実である。シュウが山に狩りへ出掛ける際、ハクを引き連れて行くのは日常茶飯事だった。ハクが狩りに出れば必ず動物を持ち帰ってくる。両親はいつもそのことに喜んでいた。
見た目はどんなに恐ろしくても優しさを持っている。そばにいて自分たちを守ってくれる。化け物云々関係なく大切な存在だ。
だが宮廷に来てからというもの、ハクを恐れて避ける者が後を立たない。
他の者の負担になっているから人目のつかない場所で過ごさせるようにと、皇帝に命じられてしまった。ハクは宮廷内の西側に位置する空き地に隔離される形になった。鎖で繫がれているものの、自由に動き回ることは出来る。ヤエは渋々ながらも承諾せざるを得なかった。
ハクに会いに行くのは自由とされているのでそれに関して不満はない。
しかし頑丈な首輪を見ると、少なからず抵抗があった。いつか鎖を外せるほど宮廷の者に信用されると良いと思っているのだが──
「へえ、ハクは毛並みが綺麗だね。見るからに強そうだし、イケてるね!」
この少年は違った。まるで猫を見るかのような眼差しだ。ハクに興味津々といった具合で平気で近づいていく。
皇子に喉を撫でられると、ハクは嫌な素振りは見せない。ヤエが彼と話しているのを見て、安心しているようだ。
「ありがとうございます。ハクが鎖で繋がれていて可哀想でしたから。この広い庭園でのびのびと過ごすことが出来たのは、皇子のお陰です」
「誰も襲わない優しい白虎君なら、繋ぐ必要もないしね? まあこんなに立派な姿をしているから、皆がビビるのも分からなくもないけど」
皇子は陽気に笑った。よしよし、と今度はハクの頭を優しく撫でる。全く恐れない皇子に、ハクも心を開いているようだった。
束の間の休憩時間。ヤエは皇子とハクと共に、庭園で過ごすことが日課になっていった。
このなにげない時間はヤエにとって掛け替えのないものであった。
周囲の目が気になったが、皇帝や皇后も黙認しているので特に咎められることはなかった。
ある日の昼下がり。ヤエが休憩を終えて仕事に戻ろうと庭園の前を通ると、そこに皇子がいた。ばっちり目が合うと、すぐに声をかけられる。
「ヤエ、また仕事?」
「あ……はい。そうです」
「なんだよ、働きすぎじゃないか? 少しくらいサボってもいいだろう」
「いえ。そういうわけには」
皇子に手を引かれ、半強制的に奥側の東屋に連れられてしまった。
「僕がいいって言ってるんだから。ヤエは気にしないで」
「そう仰られましても……」
戸惑いつつも、心の中では密かにヤエは喜びをかみしめていた。
広大な敷地の南に位置する庭園は、陽射しがあたたかい。透き通った池の向こう側に盆景が広がっていて、立派な桃の木が佇んでいる。いつも素通りしていたが、実際に歩いてみるとあまりにも心地が良い場所だ。
腰かけるよう促され、ヤエは遠慮がちに座った。
にこやかな表情で、皇子は声を弾ませる。
「ヤエ、見てくれ。僕の美しい剣術を!」
はしゃぎながら皇子は本物の剣を手に持って、東屋の外で華麗に舞い始めた。
少年の腕にはそぐわない重そうな鉄の剣を、皇子はいとも簡単に扱っている。振り下ろす度に刃が風を斬る鋭い音が響き渡るのだ。
村に住んでいた頃、ヤエは父たちの練武をしばしば眺めていた。だからこそ分かった。皇子の剣術は美しいだけでなく、力強さがあり、無駄な動きが一切ないと。
皇子の舞いに、目を奪われた。
「どう? 僕の剣術は?」
「本当に、お見事です。羨ましいほどに」
「羨ましい? えっ、もしかしてヤエも剣を習いたいの?」
皇子にそう問われると、幻想の中で佇むヤエの胸がドクンと高く鳴った。
「……そう、ですね。私も強くなりたいです。いつも守られてばかりですから」
「女の子は守られる立場でいいんじゃないか?」
「いいえ。悔しいんです。私は……大切なものを失くしましたから」
下唇を噛み、ヤエは必死になって目の奥から溢れそうになるものを抑え込む。
すると皇子は腰に剣を仕舞い、大きく頷いた。
「よし、分かった! 今日から君は僕の弟子だ」
「えっ」
「僕が剣術を教えてあげるよ」
「そんな。恐れ多いです」
「えっ、なんで? 遠慮しないでよ」
ヤエは正直戸惑った。数日前に宮廷に来たばかりの平民である自分が、皇子直々に武術を教わるなど。距離感が明らかにおかしい。
しかし──
皇子は翌日から、本当にヤエに剣術を教えてくれるようになったのだ。
休みの時や仕事終わりに呼び出され、庭園でヤエは彼からの指南を受ける。他の女官たちには奇妙な目で見られたが、すぐに皇帝公認のものになり、深く言われることはなかった。
それに彼の教え方ははっきり言って分かりやすい。初めて木刀を握ったヤエは、見る見るうちに剣の振り方を覚えていった。そして何よりも、剣術を教わっている時間が楽しかった。
「いいよ、ヤエ! 僕から目を離さないでね。隙があったら迷わず突いて良いよ」
「で、ですが。お怪我をさせたら大変です」
「僕はそんな柔じゃないよ!」
皇子にとっては遊びのつもりかもしれない。
だがヤエにとっては、武術を学ぶということは本当に貴重な時間であった。
強くなれば、大切なものを守れるようになるかもしれない。
何よりも──ずっとこの時間が続いてほしい。密かにヤエは願った。
──そんな日々を過ごし、ヤエと皇子の仲は深まっていった。彼は北皇帝の子息であるのに、まるで村の少年のような親しみやすさがある。
しかも彼は化け物であるハクを恐れなかった。
普段はハクは鎖に繋がれて人目のつかない場所に隔離されている。それを知ると、なんと皇子は庭園まで連れてきてもいいと言うのだ。
「あの、ハクは化け物の白虎です。怖くはないのですか?」
「全然。だってヤエを守ってくれるんだろう? そんなの化け物じゃなくて、むしろ素敵な友だちだし、いや、家族っていえるんじゃないかな!」
皇子のその言葉に驚いた。
化け物のことをそんな風に言う人と初めて会った。
村に住んでいた頃は、村人たちはハクを見馴れていたものの敢えて近づこうとする者などいなかった。大きな牙を持ち爪は鋭く、見た目からして恐ろしい。避けられてしまうのは重々承知の上であった。
しかしハクは、家族によく尽くしてきてくれた。特に兄のシュウには忠実である。シュウが山に狩りへ出掛ける際、ハクを引き連れて行くのは日常茶飯事だった。ハクが狩りに出れば必ず動物を持ち帰ってくる。両親はいつもそのことに喜んでいた。
見た目はどんなに恐ろしくても優しさを持っている。そばにいて自分たちを守ってくれる。化け物云々関係なく大切な存在だ。
だが宮廷に来てからというもの、ハクを恐れて避ける者が後を立たない。
他の者の負担になっているから人目のつかない場所で過ごさせるようにと、皇帝に命じられてしまった。ハクは宮廷内の西側に位置する空き地に隔離される形になった。鎖で繫がれているものの、自由に動き回ることは出来る。ヤエは渋々ながらも承諾せざるを得なかった。
ハクに会いに行くのは自由とされているのでそれに関して不満はない。
しかし頑丈な首輪を見ると、少なからず抵抗があった。いつか鎖を外せるほど宮廷の者に信用されると良いと思っているのだが──
「へえ、ハクは毛並みが綺麗だね。見るからに強そうだし、イケてるね!」
この少年は違った。まるで猫を見るかのような眼差しだ。ハクに興味津々といった具合で平気で近づいていく。
皇子に喉を撫でられると、ハクは嫌な素振りは見せない。ヤエが彼と話しているのを見て、安心しているようだ。
「ありがとうございます。ハクが鎖で繋がれていて可哀想でしたから。この広い庭園でのびのびと過ごすことが出来たのは、皇子のお陰です」
「誰も襲わない優しい白虎君なら、繋ぐ必要もないしね? まあこんなに立派な姿をしているから、皆がビビるのも分からなくもないけど」
皇子は陽気に笑った。よしよし、と今度はハクの頭を優しく撫でる。全く恐れない皇子に、ハクも心を開いているようだった。
束の間の休憩時間。ヤエは皇子とハクと共に、庭園で過ごすことが日課になっていった。
このなにげない時間はヤエにとって掛け替えのないものであった。
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