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第五章
43,朱鷺の少女との別れ
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「──ねえ」
透き通った声で、少女が口を開く。先程までの柔らかい表情ではなく、少しばかり強張った顔だ。
「今、彼は言い残していったよね。『俺たちが力を合わせれば、この世は平和に近づく』って」
「うん。どういう意味か全く分からなかったが」
リュウキは首を捻った。
空を見上げ、彼女は静かに話し続ける。
「わたし……思い出したよ。百年も昔のことだから、すっかり忘れてしまっていたけれど。西の国最西端にある幻草は、満月の日に力が強くなるの」
「……え?」
「幻草の甘い香りに誘惑されて、生き物たちは幻草成分を浴びてしまう。だから……化け物たちが生まれるのも満月の日が圧倒的に多いの。もしかして彼は……あなたたちと一緒に、化け物退治をしようとしているんじゃないかな」
「……僕たちと?」
「私の考えだけど。リュウキは炎が扱える特殊な力を持っているでしょ?」
彼女は眉を八の字にしながら、ヤエの顔をじっと見つめてくる。
「……わたしには分かるよ。あなたも、幻草成分を浴びた人間なんだよね?」
初めて会ったはずの彼女に言い当てられ、ヤエは戸惑いを隠せない。
「えっ? どうしてそれを……」
「こう見えてわたし、化け物の朱鷺で、百年以上は生きてるの。相手を見るだけで、分かっちゃうんだ。ヤエは氷の力を持っているみたいだね?」
ヤエは目を見開いた。
川から反射される陽の光を浴びる彼女の瞳は美しい。
「氷の力……。どうでしょう。リュウキ様のように自由自在に力を操れるわけでもないですし、私自身が凍りついてしまうだけです。悲しい気持ちになったり、感情が高ぶると、身体の奥から冷たくなっていくのを感じます。これは氷の力でも妖術でもありません。感情に左右されているだけです。だから……再度いつ氷になってしまうのか、たまに怖くなるのです」
だんだんと、声が低くなっていくのが分かった。そんなヤエに優しい笑みを向けながら、彼女はくすりと笑う。
「ヤエはまだ、自分の力に気づいていないんだね!」
「え?」
「きっとその力は、いつか役に立つ日が来るよ。何かを守りたい時、大切な人が困っていた時。ヤエの力が解き放たれる。わたしには分かるよ」
「なんですか、それは」
「ふふ。ヤエ自身が答えを見つけるんだよ」
その話に、ヤエは終始疑問符を浮かべるしかなかった。
彼女は再び真剣な表情に変わり、最後にもう一度だけ二人に問うた。
「本当に、最西端へ行くんだよね?」
心配しているのだろう、その声も若干強張っている。だが彼女の不安とは裏腹に、リュウキはあくまで明るく振る舞うのだ。
「これは大切な旅なんだ。途中で諦めるわけにはいかないよ」
「もしかしたら、危険なことが待っているかもしれないよ?」
「大丈夫。僕は強いから。もし危険な目に遭っても、次こそはヤエを守り抜くからね」
堂々とした言い方だった。リュウキの言葉に、ヤエの胸がまたもや高鳴る。
朱鷺の少女は、再びあの美しい笑みを戻すのだ。
「リュウキ、格好いい。よかったね、ヤエ。立派な護衛がいてくれて」
「いえ……私は……」
ヤエはそこで言葉を詰まらせる。
──私は、何だろう。
彼のことを頼りにしている? そうじゃなくて、自分の身は自分で守る? それとも……。
続きの台詞が出てこず、ヤエは口を閉ざしてしまう。そんな彼女の肩を急に抱き寄せ、リュウキはいつもの調子で話すのだ。
「そうだよ。僕は立派な護衛だからね! ヤエは幸せ者だなあ」
「ちょっと、離してくださいっ」
わざと冷たい態度を取り、ヤエは彼の腕から離れていく。あり得ないほどに顔が熱くなってしまった。
「あはは、二人とも仲良しだね!」
楽しそうな彼女の言葉にも、ヤエは反応が出来ずにいた。
「──それじゃあ、二人とも気をつけてね。この先を進むと北北西の山の頂上に行けるよ。だけど下る時は、季節がまるで変わるから覚悟した方がいいかも」
朱鷺の少女の言葉にヤエはハッとした。
「北北西の北側は、年中真冬のように寒いの。大雪が降ることもあるよ。ヤエは注意してね。凍りついたら大変」
ヤオ村でリュウキが聞いた通りだった。
大丈夫です、と言おうとした。だが、自信はない。
時折凍るように胸の奥が冷たくなる感覚はたしかにあるから。だから気温が下がったとき、自分がどうなってしまうのか、未知で怖かった。
しかし隣でリュウキは高らかに言うのだ。
「平気平気。ヤエの氷はこの僕がいつでも溶かしてあげるからさ! 何も心配はいらないよ」
「リュウキ、あなたも力を使いすぎて疲労を溜めないようにね?」
「えっ、何のこと」
「どこかの村で炎を燃やし続けている。そうでしょ」
「ううん……君はなんでもお見通しだね」
「長年、化け物として生きていますから。無理はしないで」
「ああ、分かってるよ。ありがとう」
そう言ってリュウキは優しい眼差しで彼女に頷いた。
二人のやり取りを眺めていて、ヤエは複雑な想いに駆られる。味わったことのない、胸の奥のモヤモヤ。
ぼんやりしていると、リュウキは背を向けて歩き出した。
「さあ、先を急ごう。ヤエ」
「あ……はい。あの、ありがとうございました」
「うん。二人とも気をつけてね。あなたたちが危険になった時、いつでも力になるよ」
「そう? 頼もしいね!」
「ふふ。またね。行ってらっしゃい」
彼女は微笑みを向けると、ほのかに光を放った。その輝きは、彼女の全身を優しく包み込み──真っ白に染め上がる。
そして、たった今まで女性の姿であったはずの彼女は、美しい白の羽根をまとう朱鷺となって羽ばたいた。
「わあ、綺麗……」
あまりの美しさに、ヤエは見惚れてしまう。一度背を向けていたリュウキも彼女の方を向き、言葉を失った。
彼女は──朱鷺はそのままゆっくりと宙を舞い、空の向こうへと飛び立っていく。
化け物というものがなんなのか、彼女の振る舞いによって更に印象を変えてくれる。そんな不思議な出会いであった。
透き通った声で、少女が口を開く。先程までの柔らかい表情ではなく、少しばかり強張った顔だ。
「今、彼は言い残していったよね。『俺たちが力を合わせれば、この世は平和に近づく』って」
「うん。どういう意味か全く分からなかったが」
リュウキは首を捻った。
空を見上げ、彼女は静かに話し続ける。
「わたし……思い出したよ。百年も昔のことだから、すっかり忘れてしまっていたけれど。西の国最西端にある幻草は、満月の日に力が強くなるの」
「……え?」
「幻草の甘い香りに誘惑されて、生き物たちは幻草成分を浴びてしまう。だから……化け物たちが生まれるのも満月の日が圧倒的に多いの。もしかして彼は……あなたたちと一緒に、化け物退治をしようとしているんじゃないかな」
「……僕たちと?」
「私の考えだけど。リュウキは炎が扱える特殊な力を持っているでしょ?」
彼女は眉を八の字にしながら、ヤエの顔をじっと見つめてくる。
「……わたしには分かるよ。あなたも、幻草成分を浴びた人間なんだよね?」
初めて会ったはずの彼女に言い当てられ、ヤエは戸惑いを隠せない。
「えっ? どうしてそれを……」
「こう見えてわたし、化け物の朱鷺で、百年以上は生きてるの。相手を見るだけで、分かっちゃうんだ。ヤエは氷の力を持っているみたいだね?」
ヤエは目を見開いた。
川から反射される陽の光を浴びる彼女の瞳は美しい。
「氷の力……。どうでしょう。リュウキ様のように自由自在に力を操れるわけでもないですし、私自身が凍りついてしまうだけです。悲しい気持ちになったり、感情が高ぶると、身体の奥から冷たくなっていくのを感じます。これは氷の力でも妖術でもありません。感情に左右されているだけです。だから……再度いつ氷になってしまうのか、たまに怖くなるのです」
だんだんと、声が低くなっていくのが分かった。そんなヤエに優しい笑みを向けながら、彼女はくすりと笑う。
「ヤエはまだ、自分の力に気づいていないんだね!」
「え?」
「きっとその力は、いつか役に立つ日が来るよ。何かを守りたい時、大切な人が困っていた時。ヤエの力が解き放たれる。わたしには分かるよ」
「なんですか、それは」
「ふふ。ヤエ自身が答えを見つけるんだよ」
その話に、ヤエは終始疑問符を浮かべるしかなかった。
彼女は再び真剣な表情に変わり、最後にもう一度だけ二人に問うた。
「本当に、最西端へ行くんだよね?」
心配しているのだろう、その声も若干強張っている。だが彼女の不安とは裏腹に、リュウキはあくまで明るく振る舞うのだ。
「これは大切な旅なんだ。途中で諦めるわけにはいかないよ」
「もしかしたら、危険なことが待っているかもしれないよ?」
「大丈夫。僕は強いから。もし危険な目に遭っても、次こそはヤエを守り抜くからね」
堂々とした言い方だった。リュウキの言葉に、ヤエの胸がまたもや高鳴る。
朱鷺の少女は、再びあの美しい笑みを戻すのだ。
「リュウキ、格好いい。よかったね、ヤエ。立派な護衛がいてくれて」
「いえ……私は……」
ヤエはそこで言葉を詰まらせる。
──私は、何だろう。
彼のことを頼りにしている? そうじゃなくて、自分の身は自分で守る? それとも……。
続きの台詞が出てこず、ヤエは口を閉ざしてしまう。そんな彼女の肩を急に抱き寄せ、リュウキはいつもの調子で話すのだ。
「そうだよ。僕は立派な護衛だからね! ヤエは幸せ者だなあ」
「ちょっと、離してくださいっ」
わざと冷たい態度を取り、ヤエは彼の腕から離れていく。あり得ないほどに顔が熱くなってしまった。
「あはは、二人とも仲良しだね!」
楽しそうな彼女の言葉にも、ヤエは反応が出来ずにいた。
「──それじゃあ、二人とも気をつけてね。この先を進むと北北西の山の頂上に行けるよ。だけど下る時は、季節がまるで変わるから覚悟した方がいいかも」
朱鷺の少女の言葉にヤエはハッとした。
「北北西の北側は、年中真冬のように寒いの。大雪が降ることもあるよ。ヤエは注意してね。凍りついたら大変」
ヤオ村でリュウキが聞いた通りだった。
大丈夫です、と言おうとした。だが、自信はない。
時折凍るように胸の奥が冷たくなる感覚はたしかにあるから。だから気温が下がったとき、自分がどうなってしまうのか、未知で怖かった。
しかし隣でリュウキは高らかに言うのだ。
「平気平気。ヤエの氷はこの僕がいつでも溶かしてあげるからさ! 何も心配はいらないよ」
「リュウキ、あなたも力を使いすぎて疲労を溜めないようにね?」
「えっ、何のこと」
「どこかの村で炎を燃やし続けている。そうでしょ」
「ううん……君はなんでもお見通しだね」
「長年、化け物として生きていますから。無理はしないで」
「ああ、分かってるよ。ありがとう」
そう言ってリュウキは優しい眼差しで彼女に頷いた。
二人のやり取りを眺めていて、ヤエは複雑な想いに駆られる。味わったことのない、胸の奥のモヤモヤ。
ぼんやりしていると、リュウキは背を向けて歩き出した。
「さあ、先を急ごう。ヤエ」
「あ……はい。あの、ありがとうございました」
「うん。二人とも気をつけてね。あなたたちが危険になった時、いつでも力になるよ」
「そう? 頼もしいね!」
「ふふ。またね。行ってらっしゃい」
彼女は微笑みを向けると、ほのかに光を放った。その輝きは、彼女の全身を優しく包み込み──真っ白に染め上がる。
そして、たった今まで女性の姿であったはずの彼女は、美しい白の羽根をまとう朱鷺となって羽ばたいた。
「わあ、綺麗……」
あまりの美しさに、ヤエは見惚れてしまう。一度背を向けていたリュウキも彼女の方を向き、言葉を失った。
彼女は──朱鷺はそのままゆっくりと宙を舞い、空の向こうへと飛び立っていく。
化け物というものがなんなのか、彼女の振る舞いによって更に印象を変えてくれる。そんな不思議な出会いであった。
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