土方さんちの美味しいご飯〜鬼の副長はワンコ系イケメンの溺愛で甘くほだされる〜

心も身体も⑬

あられもない嬌声をあげて、優の手の中で果ててしまう俺。

優に散々嬲られた俺の胸の先端は赤く染まり、男を誘うかの様にぷっくりと膨らんでしまっていた。

（こんな、女みたいな体……）

俺は恥ずかしくて、自分の肉体から目を逸らす。

と、俺自身を握り込んでいた優の手が離れる。

快楽の波から解き放たれ、ほんの少し安堵の息を吐く俺。

しかし、優の手は今俺が放ったばかりの精をとろりと掬い上げると、それを俺の一番奥の部分に塗り込んで来たではないか。

「そんなところ、きたない……！」

俺は慌てて、優を止めようとする。

しかし、優は焦る俺を見て意地の悪い笑顔を浮かべるとーー指をずぷりと俺の秘所に挿れて来た。

「ふぅっ……？！」

今までとは比べ物にならない快感に、腰ががくがくと震える。

優はそんな俺を見下ろしながら、挿れたばかりの指を勢いよく引き抜いた。

「っ……ん、ぁっ……？！」

こんなの知らない。

こんな気持ちいいこと、俺は知らない。

俺は目の前の男を涙目で見つめる。

すると、優は意地悪な笑みを浮かべたまま、言った。

「土方さんの体で汚いところなんてないよ。大丈夫。土方さんは誰より綺麗だ。それに……」

そう言うと同時、今度は先程より一気に指を根元まで俺の中におさめてくる優。

「ふぁぁっ……！」

甘い嬌声をあげることしか出来なくなってしまった俺は、肩で息をしながら必死に優に目線を合わせる。

と、俺の中で指をゆるゆると動かしながら、優がこう告げる。

「汚いも何も……咥え込んで離してくれないのは土方さんの方だよ？ほら……こんなに美味しそうにして……。もっといっぱい食べさせてって言ってるよ……？」