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マリーのお城②
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俺が1人でそう納得していると、何やら鍵が吸い込まれた右手が輝き始めた。
そうして、鍵に似た美しい銀色の紋様が手の甲に浮かび上がったではないか。
「それは、私の宮殿の共同管理者の証みたいなものよ。どう?綺麗でしょう」
相変わらず胸を張ったまま、そう告げてくるマリー。
そんな彼女に、俺は素直に頷いてみせた。
「ああ。凄く綺麗だな。流石、絢爛の女王……マリー・アントワネットだ」
と、俺の素直な賞賛に、マリーが途端に顔を林檎の様に赤らめる。
「べっ、別にあんたの為じゃないんだからね!」
(うーん、なんだかとてもテンプレートなツンデレの台詞だ)
ともあれ、安心して安らげる拠点が出来たのと、その拠点の運営権が貰えたのは有難い。
俺は、マリーに感謝をしながらまた彼女の頭を撫でた。
「だーかーらー!子供扱いするんじゃないわよ!」
相変わらず一瞬うっとりしながらも、直ぐにツインテールを逆立てそうな勢いで噛みついてくるマリー。
俺はそんな彼女から、わざとおっかなびっくり手を離しながらも、手の甲に刻まれた紋章を眺めてみる。
すると、不意に真顔に戻ったマリーが俺を見上げ、声をかけて来た。
「そうだわ。それの使い方、教えないといけないわよね」
そうして、鍵に似た美しい銀色の紋様が手の甲に浮かび上がったではないか。
「それは、私の宮殿の共同管理者の証みたいなものよ。どう?綺麗でしょう」
相変わらず胸を張ったまま、そう告げてくるマリー。
そんな彼女に、俺は素直に頷いてみせた。
「ああ。凄く綺麗だな。流石、絢爛の女王……マリー・アントワネットだ」
と、俺の素直な賞賛に、マリーが途端に顔を林檎の様に赤らめる。
「べっ、別にあんたの為じゃないんだからね!」
(うーん、なんだかとてもテンプレートなツンデレの台詞だ)
ともあれ、安心して安らげる拠点が出来たのと、その拠点の運営権が貰えたのは有難い。
俺は、マリーに感謝をしながらまた彼女の頭を撫でた。
「だーかーらー!子供扱いするんじゃないわよ!」
相変わらず一瞬うっとりしながらも、直ぐにツインテールを逆立てそうな勢いで噛みついてくるマリー。
俺はそんな彼女から、わざとおっかなびっくり手を離しながらも、手の甲に刻まれた紋章を眺めてみる。
すると、不意に真顔に戻ったマリーが俺を見上げ、声をかけて来た。
「そうだわ。それの使い方、教えないといけないわよね」
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