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あるべき場所へ②
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すると、そんな僕の見つめる先――僕達のやや前方に、ふわふわと浮遊する、見慣れた光の球がある事に気がついた。
以前見た時よりもやや色が薄くなって来てしまっているが、間違いない。
「五道!あれだ!まっすぐ前!」
魂に気づくや、僕は五道に直ぐ指示を出す。
僕の言葉に無言で頷くや、全速力で空を駆ける五道。
そうして、伸ばした彼の手が光の球体に――あの子の魂に触れる。
「やったぁ……!」
僕は思わず声をあげ、つい、歓喜に身を震わせた。
同時に、地上にいる天照様達に、大きく手を振ってみせる。
と、僕の意図が伝わったのか――地上で固唾を飲んで僕らを見守っていたらしい3人の神様達も、大きく手を振り返して来る。
――こうして、僕達の異世界での冒険は沢山の魂達と朝の柔らかな日の光に包み込まれ、幕を閉じたのだった。
以前見た時よりもやや色が薄くなって来てしまっているが、間違いない。
「五道!あれだ!まっすぐ前!」
魂に気づくや、僕は五道に直ぐ指示を出す。
僕の言葉に無言で頷くや、全速力で空を駆ける五道。
そうして、伸ばした彼の手が光の球体に――あの子の魂に触れる。
「やったぁ……!」
僕は思わず声をあげ、つい、歓喜に身を震わせた。
同時に、地上にいる天照様達に、大きく手を振ってみせる。
と、僕の意図が伝わったのか――地上で固唾を飲んで僕らを見守っていたらしい3人の神様達も、大きく手を振り返して来る。
――こうして、僕達の異世界での冒険は沢山の魂達と朝の柔らかな日の光に包み込まれ、幕を閉じたのだった。
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