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67 リアム視点
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~リアム視点~
ヴィーがアレクシスに殴られたと聞いたあの日、アンドリュー王太子殿下から信じられない話しを聞かされた。
この突拍子もない話しを父上は知っていたようだが、僕も兄上もここで初めて聞いた。
だが、転生者だと言うカトリーナ嬢の話しが本当なら・・・この国は終わる。
僕の可愛いヴィーがドルチアーノ殿下と結婚して幸せになると言うのは百歩譲って許そう。
小説の中でも一度はヴィーを傷つけた殿下が、太っていてもヴィーだけを一途に愛し幸せに暮らしていたと聞けば認めるしかないだろう?
その幸せも、トライガス王国が攻めてきた時に失ってしまうと言う。
ドルチアーノ殿下は王家の血を引く者として処刑。
痩せて美しくなったヴィーは貢ぎ物にされるなどと信じたくはないが、話しの辻褄は合っている。
問題しかない王女の留学を許可したのは計画の内だったのか・・・。
まずはマーガレット王女を理由にトライガス国王を退位させ戦争を回避する。
そして、マーガレット王女の自由を奪う。
ヴィーを傷つけた原因の彼女をはっきり言って僕は殺してもいいとすら思っていた。
ただの幽閉では逃げ出すかもしれないだろう?
命まで奪うことは、アンドリュー王太子殿下にも父上にも反対されたけれど、自由を奪う権利はもぎ取ったよ。
当然だろ?
可愛いヴィーの腫れた顔の原因だよ?
容赦するワケないよね?
あとの処置を転生者だというカトリーナ嬢がした事を知ったのは、だいぶ後になってからだ。
それからは平穏な日々を過ごした。
聞かされた小説の内容とは変わったから、ドルチアーノ殿下とヴィーが結ばれるとは限らない。
だが、弱い男にヴィーは任せられない。と思いドルチアーノ殿下を鍛えさせてもらった。
ドルチアーノ殿下には小説の内容は一切知らせていないらしい。
だから、ヴィーと結ばれるとは思ってもいないようだ。
ヴィーの卒業パーティーに現れたドルチアーノ殿下の顔を見て分かったよ。
本気なんだね。
ヴィーがいいと言うなら寂しいけれど認めてあげるよ。
僕は僕でずっと気になっていた子が、一人で壁の花になっているからね。
「こんばんは。僕と踊ってくれるかな?」
突然声をかけたからかな、相変わらず大きなメガネで顔の半分近くが隠れているから表情は分からないけれど、彼女の肩がビクリと跳ね上がったのは分かった。
彼女を最初に見かけたのは、僕が3年で彼女が1年の時。
昼休みに通る渡り廊下から見える庭園で、いつも学院の庭師と一緒に花壇の手入れをしている姿がなぜが気になった。
メガネで口元しか見えないけれど、その口元が嬉しそうに上がっていた。
この学院には優秀なら平民も通っている。
だから、最初は彼女も平民だと思ったんだ。
だが、何度も見かけるうちに彼女の立ち姿や所作は貴族教育を受けた令嬢だと気付いたんだ。
たまたま彼女が泥汚れを落としに水場で手を洗っているところを見かけた。
様子を伺っていると、どうもハンカチを忘れたようだったから「どうぞ」と僕のハンカチを渡したんだ。
遠慮して断ろうとする彼女に「返さなくていいから使って」と言ってその場を去ったのだが・・・
翌日、いつもキツい香水をつけて僕に媚びてくる令嬢、バラド伯爵令嬢が妹が借りたハンカチだと返しに来た。
あの子はバラド伯爵家の令嬢だったのか。
それから彼女のことを少し調べてみた。
三姉妹の真ん中。
名前はシスリー。
派手な姉と妹に挟まれた地味な次女と言われているらしい。
親も地味で大人しい次女よりも、長女と三女を可愛がっているとか・・・
結局、僕はそのまま卒業して彼女を見かけることもなくなったのだが・・・
この卒業パーティーで見つけた。
相変わらず大きなメガネで顔の半分は見えないけれど、僕のことは覚えてくれていたようだ。
彼女の手を引き、たぶん目立つことが苦手な彼女だろうからと思い会場の端で踊ることにした。
「あの時はありがとうございました」とお礼を言う彼女は、僕の嫌いなキツい香水の匂いではなく、微かに香る花のいい香りがした。
「シスリー嬢と呼んでもいいかな?僕のことはリアムと呼んでね」
びっくりしたのか俯いていた顔を上げてもメガネで顔が半分見えないよ?ほんのりと頬を染める彼女を可愛いと思った。
「そ、そんな・・・シスリーと呼んでいただくのは結構ですが・・・ディハルト様をお名前で呼ぶのは・・・む、無理です」
大人しくて地味に見えるのは、それは控え目な性格なだけ。
うん、いいね。
初めて気になった女性がシスリー嬢でよかった。
「明日はゆっくり休んでね。明後日には先触れを出してバラド伯爵家に挨拶に伺うよ。僕はずっと君が気になっていたんだ・・・僕と婚約して欲しい」
突然の僕の言葉に驚いた様子のシスリー嬢に「か、か、か、帰ります」と曲が終わったところで背を向けられてしまった。
でも顔は見えないけれど耳まで真っ赤だよ。
遠慮するシスリー嬢をバラド伯爵家の馬車に乗せ見送ってから会場に戻るとヴィーとドルチアーノ殿下が帰ってきた。
あ~あ、僕の可愛いヴィーはドルチアーノ殿下を選んだんだね。
兄様は寂しいけれど祝福するよ。
僕もシスリー嬢を落としてみせるからね。
まあそれからバラド伯爵家に訪問して正式にシスリー嬢に婚約を申し込んだ。
なのに・・・長女と三女がキツい香水をつけてアピールしてくるは、バラド伯爵夫妻も執拗く長女と三女を僕に押し付けようとしてきた。
それだけでシスリー嬢はバラド家で大切にされていないと気づいてしまった。
だから彼女を連れ去ってしまったんだよね。
我が家が公爵家でよかった。
何が何だか分かっていないシスリー嬢だったけれど、うちの家族に歓迎されて少しづつ打ち解けていった。
我が家の広い庭園を嬉しそうに手入れをするシスリー嬢の存在に癒される。
それが、貴族らしくないとは我が家では誰も言わないよ。
自由に好きな事をしていいんだよ。
そして僕との距離も、時間をかけてゆっくり、ゆっくりと詰めていった。
慎重な彼女と結婚したのはそれから2年が経っていた。
そうそう顔の半分が隠れる伊達メガネをしていたのは、目立ちたくなかったからだと、婚約してから教えてくれた。
今は庭の手入れを控えてもらっている。
大事な身体だからね。
伊達メガネを外したシスリーは・・・誰にも見せたくないな。
今日もシスリーの大きなお腹を擦りながら可愛い寝顔を堪能する。
☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰☰
これで番外編も完結致します。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。
ずっと更新が出来ていなかった『偽物令嬢と呼ばれても私が本物ですからね!』を6/24(土)から投稿再開致します。
こちらも読んでいただけると嬉しいです。
ヴィーがアレクシスに殴られたと聞いたあの日、アンドリュー王太子殿下から信じられない話しを聞かされた。
この突拍子もない話しを父上は知っていたようだが、僕も兄上もここで初めて聞いた。
だが、転生者だと言うカトリーナ嬢の話しが本当なら・・・この国は終わる。
僕の可愛いヴィーがドルチアーノ殿下と結婚して幸せになると言うのは百歩譲って許そう。
小説の中でも一度はヴィーを傷つけた殿下が、太っていてもヴィーだけを一途に愛し幸せに暮らしていたと聞けば認めるしかないだろう?
その幸せも、トライガス王国が攻めてきた時に失ってしまうと言う。
ドルチアーノ殿下は王家の血を引く者として処刑。
痩せて美しくなったヴィーは貢ぎ物にされるなどと信じたくはないが、話しの辻褄は合っている。
問題しかない王女の留学を許可したのは計画の内だったのか・・・。
まずはマーガレット王女を理由にトライガス国王を退位させ戦争を回避する。
そして、マーガレット王女の自由を奪う。
ヴィーを傷つけた原因の彼女をはっきり言って僕は殺してもいいとすら思っていた。
ただの幽閉では逃げ出すかもしれないだろう?
命まで奪うことは、アンドリュー王太子殿下にも父上にも反対されたけれど、自由を奪う権利はもぎ取ったよ。
当然だろ?
可愛いヴィーの腫れた顔の原因だよ?
容赦するワケないよね?
あとの処置を転生者だというカトリーナ嬢がした事を知ったのは、だいぶ後になってからだ。
それからは平穏な日々を過ごした。
聞かされた小説の内容とは変わったから、ドルチアーノ殿下とヴィーが結ばれるとは限らない。
だが、弱い男にヴィーは任せられない。と思いドルチアーノ殿下を鍛えさせてもらった。
ドルチアーノ殿下には小説の内容は一切知らせていないらしい。
だから、ヴィーと結ばれるとは思ってもいないようだ。
ヴィーの卒業パーティーに現れたドルチアーノ殿下の顔を見て分かったよ。
本気なんだね。
ヴィーがいいと言うなら寂しいけれど認めてあげるよ。
僕は僕でずっと気になっていた子が、一人で壁の花になっているからね。
「こんばんは。僕と踊ってくれるかな?」
突然声をかけたからかな、相変わらず大きなメガネで顔の半分近くが隠れているから表情は分からないけれど、彼女の肩がビクリと跳ね上がったのは分かった。
彼女を最初に見かけたのは、僕が3年で彼女が1年の時。
昼休みに通る渡り廊下から見える庭園で、いつも学院の庭師と一緒に花壇の手入れをしている姿がなぜが気になった。
メガネで口元しか見えないけれど、その口元が嬉しそうに上がっていた。
この学院には優秀なら平民も通っている。
だから、最初は彼女も平民だと思ったんだ。
だが、何度も見かけるうちに彼女の立ち姿や所作は貴族教育を受けた令嬢だと気付いたんだ。
たまたま彼女が泥汚れを落としに水場で手を洗っているところを見かけた。
様子を伺っていると、どうもハンカチを忘れたようだったから「どうぞ」と僕のハンカチを渡したんだ。
遠慮して断ろうとする彼女に「返さなくていいから使って」と言ってその場を去ったのだが・・・
翌日、いつもキツい香水をつけて僕に媚びてくる令嬢、バラド伯爵令嬢が妹が借りたハンカチだと返しに来た。
あの子はバラド伯爵家の令嬢だったのか。
それから彼女のことを少し調べてみた。
三姉妹の真ん中。
名前はシスリー。
派手な姉と妹に挟まれた地味な次女と言われているらしい。
親も地味で大人しい次女よりも、長女と三女を可愛がっているとか・・・
結局、僕はそのまま卒業して彼女を見かけることもなくなったのだが・・・
この卒業パーティーで見つけた。
相変わらず大きなメガネで顔の半分は見えないけれど、僕のことは覚えてくれていたようだ。
彼女の手を引き、たぶん目立つことが苦手な彼女だろうからと思い会場の端で踊ることにした。
「あの時はありがとうございました」とお礼を言う彼女は、僕の嫌いなキツい香水の匂いではなく、微かに香る花のいい香りがした。
「シスリー嬢と呼んでもいいかな?僕のことはリアムと呼んでね」
びっくりしたのか俯いていた顔を上げてもメガネで顔が半分見えないよ?ほんのりと頬を染める彼女を可愛いと思った。
「そ、そんな・・・シスリーと呼んでいただくのは結構ですが・・・ディハルト様をお名前で呼ぶのは・・・む、無理です」
大人しくて地味に見えるのは、それは控え目な性格なだけ。
うん、いいね。
初めて気になった女性がシスリー嬢でよかった。
「明日はゆっくり休んでね。明後日には先触れを出してバラド伯爵家に挨拶に伺うよ。僕はずっと君が気になっていたんだ・・・僕と婚約して欲しい」
突然の僕の言葉に驚いた様子のシスリー嬢に「か、か、か、帰ります」と曲が終わったところで背を向けられてしまった。
でも顔は見えないけれど耳まで真っ赤だよ。
遠慮するシスリー嬢をバラド伯爵家の馬車に乗せ見送ってから会場に戻るとヴィーとドルチアーノ殿下が帰ってきた。
あ~あ、僕の可愛いヴィーはドルチアーノ殿下を選んだんだね。
兄様は寂しいけれど祝福するよ。
僕もシスリー嬢を落としてみせるからね。
まあそれからバラド伯爵家に訪問して正式にシスリー嬢に婚約を申し込んだ。
なのに・・・長女と三女がキツい香水をつけてアピールしてくるは、バラド伯爵夫妻も執拗く長女と三女を僕に押し付けようとしてきた。
それだけでシスリー嬢はバラド家で大切にされていないと気づいてしまった。
だから彼女を連れ去ってしまったんだよね。
我が家が公爵家でよかった。
何が何だか分かっていないシスリー嬢だったけれど、うちの家族に歓迎されて少しづつ打ち解けていった。
我が家の広い庭園を嬉しそうに手入れをするシスリー嬢の存在に癒される。
それが、貴族らしくないとは我が家では誰も言わないよ。
自由に好きな事をしていいんだよ。
そして僕との距離も、時間をかけてゆっくり、ゆっくりと詰めていった。
慎重な彼女と結婚したのはそれから2年が経っていた。
そうそう顔の半分が隠れる伊達メガネをしていたのは、目立ちたくなかったからだと、婚約してから教えてくれた。
今は庭の手入れを控えてもらっている。
大事な身体だからね。
伊達メガネを外したシスリーは・・・誰にも見せたくないな。
今日もシスリーの大きなお腹を擦りながら可愛い寝顔を堪能する。
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最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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