29 / 122
29
しおりを挟む
~アトラニア王国ミーシャ男爵令嬢視点~
この学院に入学する直前に突然前世の記憶が蘇った。
鏡にはピンク色の髪に大きな黄緑色の目をした可愛い顔、繰り返し攻略した乙女ゲームのヒロインと同じ顔が映っていた。
ミーシャ・ティンドウ男爵令嬢。
ヒロインと同じ顔と名前。
『みんなわたしの虜にしちゃうゾ!ドッキュ~ン♡』略して"みなキュン"のヒロインに転生したってことなの?
理解した瞬間に狂喜乱舞した。
これから出会う第三王子であるラティオス王子はわたしのイチ推しだ。
金髪碧眼で優しい顔立ち。
もちろんイケメンだ。
わたしのイチ推しのラティオスと会える!
入学式に遅れて登場したヒロインにラティオスが婚約者がいながら一目惚れするところからゲームは始まる。
ヒロインの令嬢らしからぬ天真爛漫さや、謙虚なところに惹かれていくラティオス。
そして嫉妬のあまりヒロインを虐めるラティオスの婚約者。悪役令嬢のレイチェル。
ヒロインに甘い顔で愛を囁くラティオスが実際にわたしに囁くのかと思うとテンションも上がる。
ワクワクしながら入学式を待った。
ゲーム通り入学式に途中入場をする事で上手く注目を集めた。
ラティオスもわたしに見惚れていた。
ここから始まると思っていたのに、式の終了後、教室に向かう途中でアランを見つけた。
ラティオスが最高の男だと思っていたのに、それ以上にわたしの理想そのままの見た目をした男がそこにいた。
一瞬で目も心も奪われた。
ゲームをやり尽くしたわたしが、攻略対象者よりも整った甘い顔立ちのアランを見落とすはずがない。
隠れキャラにもアラン・ウォルシュなんていなかった。
何かがオカシイ。
ゲームの悪役令嬢のレイチェルだって、もっと化粧が濃くてキツい顔のはずだった。
実際の彼女は小柄で華奢、ナチュラルなメイクで可愛い顔をしている。
わたしとキャラが被っている。
それもオカシイ。
わたしはどうしてもアランが欲しくなった。
アランを私の虜にしようとワザと目の前で転んだのに見向きもされなかった。
ヒロインであるこのわたしが手を伸ばしたのにも関わらず、私の存在ごと目にも止めてくれなかった。
それでもアランを諦められない。
悪役令嬢のレイチェルになんかに渡したくない。
アランを手に入れるまでは取り敢えずラティオスをキープすることに決めた。
少し距離を置いてアランを観察することにした。
強引な手を使って拒絶された時、私の虜にするまでに時間がかかると思ったから。
どうせアランだってヒロインのわたしに夢中になるに違いないもの。
アランの甘い顔で見つめる先にはいつもレイチェルとアランの姉、エリザベート・ウォルシュの2人がいる。
それと、デカくてダサい平民のモブ。
この4人で行動することが多い。
エリザベートだってゲームには存在していなかった。
わたしから見ても凄い美人。
普通に歩いている姿すら見惚れてしまいそうなレベル。
ラティオスを攻略していきながら、他の攻略対象者たちにも甘えて見せたり、目を潤ませて見つめてみたりして、わたしに侍る男たちを増やしていった。
そんな中にもエリザベートが視界に入ると熱い視線を向ける男もいる。
やっぱりおかしい!
ゲームではわたしが学院一の美少女のはずなのに。
それに、レイチェルが何もしてこない。
ラティオスがレイチェルを蔑ろにするのはゲームと同じ。
ゲームならレイチェルが取り巻きと一緒にイジメを始めている頃だ。
でも今のレイチェルには取り巻きはいない。
それどころかレイチェルの方が令嬢たちに嘲笑われ、軽蔑の目を向けられている。
まるでレイチェルの方が可哀想な存在だ。
これはレイチェルも転生者でゲームと違う行動をしているからだろうか?
それともゲームに登場しないアランやエリザベートの存在がレイチェルを変えてしまったのか、ゲームの内容自体が変わってきているのか、まだ観察は続けなければダメみたいね。
~ウインティア王国マイ・ツルギ視点~
私の知っているゲームの世界に"異世界転移"した。
しかも私がヒロインだなんて夢みたいなことが起こった。
『世界を超えた乙女の愛と友情』古くさいゲームは姉がやらなくなった物を何となくやってみたゲームだった。
私のお気に入りのルートはルフランルート。無表情のルフランをヒロインが少しずつ癒しながら愛を育んで、最後にはヒロインの健気な思いが通じてハッピーエンドを迎える。
もちろんそこまで愛を深めるには悪役令嬢のエリザベートという試練がある。
傲慢で優しさの欠片もない悪魔のような令嬢。
エリザベートからの執拗な虐めはエスカレートし、命の危険さえあった。
それを攻略対象者やルフランと協力してエリザベートを断罪する。
断罪後は生涯出られない修道院にエリザベートは送られるの。
私のイチ推しはルフラン。
悪役令嬢のせいで表情のなくなったルフランがヒロインにだけ見せた照れた笑顔が良かったんだよね。
2番目の推しはアラン。
悪役令嬢エリザベートの双子の弟。
でも攻略するのが1番大変だった。
整った顔のアランの微笑みはゲームをしながらも見惚れていた。
アランはずっとヒロインを側で見守ってくれる優しい人だった。
他の攻略対象者は宰相の息子と、騎士団長の息子。
1年遅れて入学する、第二王子のゾルティー。彼もアランのような整った優しい顔立ち。
この3人も何れヒロインに夢中になるの。
そんなゲームの世界に転移出来て、しかもヒロインのポジション。
転移してきた時には目の前にアランとゾルティーがいた。
離れた場所にルフランも確かにいたの。
それなのに学園に入ってみるとルフランもアランもいない。
私を虐める役目のエリザベートさえいない。
こんなのどうすればいいの?
パニックになって騒いでいたら、私をバカにしてきた女をつい叩いてしまった。
でも私は悪いとは思っていない。
あの女がヒロインである私を怒らせるからだ。
それなのに私が注意されるなんて!
取り敢えず記憶喪失を装って分からないフリをしてやった。
ルフランもアランもいないけど、この世界の男たちのレベルは高い。
天真爛漫で純真無垢な女の子を演じて、カッコイイ男たちを侍らせてハーレムを作るのも楽しそう♡
こうなったら私を気持ち良くさせてくれる体の相性のいい男を探すのもいいかも。
ルフランかアランが現れるまでの退屈しのぎにはなるでしょ。
エリザベートの代わりの悪役令嬢は新入生代表のアルマにやってもらえばいいわね。
でもそれはもう少し先に伸ばして、絶好のタイミングで嵌めればいいわ。
ゲーム期間は3年もあるもの。
アルマを前半で退場させるとまた悪役令嬢を選ばないといけなくなって面倒だもの。
ふふふ楽しくなりそう。
この学院に入学する直前に突然前世の記憶が蘇った。
鏡にはピンク色の髪に大きな黄緑色の目をした可愛い顔、繰り返し攻略した乙女ゲームのヒロインと同じ顔が映っていた。
ミーシャ・ティンドウ男爵令嬢。
ヒロインと同じ顔と名前。
『みんなわたしの虜にしちゃうゾ!ドッキュ~ン♡』略して"みなキュン"のヒロインに転生したってことなの?
理解した瞬間に狂喜乱舞した。
これから出会う第三王子であるラティオス王子はわたしのイチ推しだ。
金髪碧眼で優しい顔立ち。
もちろんイケメンだ。
わたしのイチ推しのラティオスと会える!
入学式に遅れて登場したヒロインにラティオスが婚約者がいながら一目惚れするところからゲームは始まる。
ヒロインの令嬢らしからぬ天真爛漫さや、謙虚なところに惹かれていくラティオス。
そして嫉妬のあまりヒロインを虐めるラティオスの婚約者。悪役令嬢のレイチェル。
ヒロインに甘い顔で愛を囁くラティオスが実際にわたしに囁くのかと思うとテンションも上がる。
ワクワクしながら入学式を待った。
ゲーム通り入学式に途中入場をする事で上手く注目を集めた。
ラティオスもわたしに見惚れていた。
ここから始まると思っていたのに、式の終了後、教室に向かう途中でアランを見つけた。
ラティオスが最高の男だと思っていたのに、それ以上にわたしの理想そのままの見た目をした男がそこにいた。
一瞬で目も心も奪われた。
ゲームをやり尽くしたわたしが、攻略対象者よりも整った甘い顔立ちのアランを見落とすはずがない。
隠れキャラにもアラン・ウォルシュなんていなかった。
何かがオカシイ。
ゲームの悪役令嬢のレイチェルだって、もっと化粧が濃くてキツい顔のはずだった。
実際の彼女は小柄で華奢、ナチュラルなメイクで可愛い顔をしている。
わたしとキャラが被っている。
それもオカシイ。
わたしはどうしてもアランが欲しくなった。
アランを私の虜にしようとワザと目の前で転んだのに見向きもされなかった。
ヒロインであるこのわたしが手を伸ばしたのにも関わらず、私の存在ごと目にも止めてくれなかった。
それでもアランを諦められない。
悪役令嬢のレイチェルになんかに渡したくない。
アランを手に入れるまでは取り敢えずラティオスをキープすることに決めた。
少し距離を置いてアランを観察することにした。
強引な手を使って拒絶された時、私の虜にするまでに時間がかかると思ったから。
どうせアランだってヒロインのわたしに夢中になるに違いないもの。
アランの甘い顔で見つめる先にはいつもレイチェルとアランの姉、エリザベート・ウォルシュの2人がいる。
それと、デカくてダサい平民のモブ。
この4人で行動することが多い。
エリザベートだってゲームには存在していなかった。
わたしから見ても凄い美人。
普通に歩いている姿すら見惚れてしまいそうなレベル。
ラティオスを攻略していきながら、他の攻略対象者たちにも甘えて見せたり、目を潤ませて見つめてみたりして、わたしに侍る男たちを増やしていった。
そんな中にもエリザベートが視界に入ると熱い視線を向ける男もいる。
やっぱりおかしい!
ゲームではわたしが学院一の美少女のはずなのに。
それに、レイチェルが何もしてこない。
ラティオスがレイチェルを蔑ろにするのはゲームと同じ。
ゲームならレイチェルが取り巻きと一緒にイジメを始めている頃だ。
でも今のレイチェルには取り巻きはいない。
それどころかレイチェルの方が令嬢たちに嘲笑われ、軽蔑の目を向けられている。
まるでレイチェルの方が可哀想な存在だ。
これはレイチェルも転生者でゲームと違う行動をしているからだろうか?
それともゲームに登場しないアランやエリザベートの存在がレイチェルを変えてしまったのか、ゲームの内容自体が変わってきているのか、まだ観察は続けなければダメみたいね。
~ウインティア王国マイ・ツルギ視点~
私の知っているゲームの世界に"異世界転移"した。
しかも私がヒロインだなんて夢みたいなことが起こった。
『世界を超えた乙女の愛と友情』古くさいゲームは姉がやらなくなった物を何となくやってみたゲームだった。
私のお気に入りのルートはルフランルート。無表情のルフランをヒロインが少しずつ癒しながら愛を育んで、最後にはヒロインの健気な思いが通じてハッピーエンドを迎える。
もちろんそこまで愛を深めるには悪役令嬢のエリザベートという試練がある。
傲慢で優しさの欠片もない悪魔のような令嬢。
エリザベートからの執拗な虐めはエスカレートし、命の危険さえあった。
それを攻略対象者やルフランと協力してエリザベートを断罪する。
断罪後は生涯出られない修道院にエリザベートは送られるの。
私のイチ推しはルフラン。
悪役令嬢のせいで表情のなくなったルフランがヒロインにだけ見せた照れた笑顔が良かったんだよね。
2番目の推しはアラン。
悪役令嬢エリザベートの双子の弟。
でも攻略するのが1番大変だった。
整った顔のアランの微笑みはゲームをしながらも見惚れていた。
アランはずっとヒロインを側で見守ってくれる優しい人だった。
他の攻略対象者は宰相の息子と、騎士団長の息子。
1年遅れて入学する、第二王子のゾルティー。彼もアランのような整った優しい顔立ち。
この3人も何れヒロインに夢中になるの。
そんなゲームの世界に転移出来て、しかもヒロインのポジション。
転移してきた時には目の前にアランとゾルティーがいた。
離れた場所にルフランも確かにいたの。
それなのに学園に入ってみるとルフランもアランもいない。
私を虐める役目のエリザベートさえいない。
こんなのどうすればいいの?
パニックになって騒いでいたら、私をバカにしてきた女をつい叩いてしまった。
でも私は悪いとは思っていない。
あの女がヒロインである私を怒らせるからだ。
それなのに私が注意されるなんて!
取り敢えず記憶喪失を装って分からないフリをしてやった。
ルフランもアランもいないけど、この世界の男たちのレベルは高い。
天真爛漫で純真無垢な女の子を演じて、カッコイイ男たちを侍らせてハーレムを作るのも楽しそう♡
こうなったら私を気持ち良くさせてくれる体の相性のいい男を探すのもいいかも。
ルフランかアランが現れるまでの退屈しのぎにはなるでしょ。
エリザベートの代わりの悪役令嬢は新入生代表のアルマにやってもらえばいいわね。
でもそれはもう少し先に伸ばして、絶好のタイミングで嵌めればいいわ。
ゲーム期間は3年もあるもの。
アルマを前半で退場させるとまた悪役令嬢を選ばないといけなくなって面倒だもの。
ふふふ楽しくなりそう。
495
あなたにおすすめの小説
「私に愛まで望むとは、強欲な女め」と罵られたレオノール妃の白い結婚
きぬがやあきら
恋愛
「私に愛まで望むな。褒賞に王子を求めておいて、強欲が過ぎると言っている」
新婚初夜に訪れた寝室で、レオノールはクラウディオ王子に白い結婚を宣言される。
それもそのはず。
2人の間に愛はないーーどころか、この結婚はレオノールが魔王討伐の褒美にと国王に要求したものだった。
でも、王子を望んだレオノールにもそれなりの理由がある。
美しく気高いクラウディオ王子を欲しいと願った気持ちは本物だ。
だからいくら冷遇されようが、嫌がらせを受けようが心は揺るがない。
どこまでも逞しく、軽薄そうでいて賢い。どこか憎めない魅力を持ったオノールに、やがてクラウディオの心は……。
すれ違い、拗れる2人に愛は生まれるのか?
焦ったい恋と陰謀+バトルのラブファンタジー。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
悪役令嬢なので最初から愛されないことはわかっていましたが、これはさすがに想定外でした。
ふまさ
恋愛
──こうなることがわかっていれば、はじめから好きになんてならなかったのに。
彩香だったときの思いが、ふと蘇り、フェリシアはくすりと笑ってしまった。
ありがとう、前世の記憶。おかげでわたしは、クライブ殿下を好きにならずにすんだわ。
だからあるのは、呆れと、怒りだけだった。
※『乙女ゲームのヒロインの顔が、わたしから好きな人を奪い続けた幼なじみとそっくりでした』の、ifストーリーです。重なる文章があるため、前作は非公開とさせていただきました。読んでくれたみなさま、ありがとうございました。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
悪役令嬢に転生したと気付いたら、咄嗟に婚約者の記憶を失くしたフリをしてしまった。
ねーさん
恋愛
あ、私、悪役令嬢だ。
クリスティナは婚約者であるアレクシス王子に近付くフローラを階段から落とそうとして、誤って自分が落ちてしまう。
気を失ったクリスティナの頭に前世で読んだ小説のストーリーが甦る。自分がその小説の悪役令嬢に転生したと気付いたクリスティナは、目が覚めた時「貴方は誰?」と咄嗟に記憶を失くしたフリをしてしまって──…
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる