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終わりの始まり⑧
しおりを挟むもはや常連となった暗闇の中。
ぜぇぜぇと肩で息をつきながら“悍ましい者”と五メートルほど距離を取った先で、俺はギロリと睨みつける。
悍ましい者=フル勃起光人型(少年)。
つい先日までフル勃起光人型(横綱)だったそれが何故かモデルチェンジをすませ、こちら同様激しく肩を上下させながら思い通りにならない憤りをぶつけるように地団駄を踏んでいる。暗闇の床から粗悪な打楽器にも似た音が鳴る。身長差により以前とは音の高さと大きさはわずかに変化しているものの、それでも耳障りであることに変わりはない。けれどそれ以外、俺には気になる点があった。
この声無しカバディと地獄――決して比喩ではない――の追いかけっこの終了時刻だ。あの魔寄せの水晶破壊後直ぐはそこそこの時間経過+αで解放されていたのだが、昨日今日含めてとうとう延長戦もとい終わりの見えない傍迷惑なものとなっていた。
「ガキの見た目なら許されると思ってんのか!? 巫山戯んな、がっつりアウトだコンチクショウ!」
怒髪天率八割突破の声で叫ぶと、フル勃起光人型(少年)は停止ボタンを操作したかのように一時停止する。
ようやく心に響いてくれたのかと淡い期待に胸を膨らませて直ぐ、解除されたように今度は全身を小刻みに震わせたことに気づく。
あ、これ全然伝わってねぇわ。
即行で察した俺は実写版虚無顔チベットスナギツネとなり、目の前のフル勃起光人型(少年)に白けた視線を送る。
「(どうせモデルチェンジすんなら、その股間と性欲もモデルチェンジしてこいよ……)」
乱雑に頭を搔き、思考を切り替える。
目下の優先事項は状況整理と脱出法の模索についてだ。
水晶破壊の一件以降、三日いや多分もう四日か。就寝のたびにこの悪夢の空間に引き摺り込まれ、俺はコイツとの攻防を強いられてきた。今回を除いた一~三回目までは時間経過と第三者による外部刺激によって逃れたそれが、どういう訳か今回はその条件に当て嵌まらなくなった。或いは改訂された恐れがある。
現在時刻、正確には現実世界の就寝時刻から今は体感にして半日は軽く過ぎているだろう。病の症例についても専門外だけれど、このファンタジー溢れるゲームの世界だ。ましてやもう本筋とは微妙に異なっている。病の他に状態異常呪いも疑ってしかるべきだ。
幸い此処では大きな疲労と空腹を覚えないのは有難く……はねぇな!
ジリッと一歩後退する。
そして残りの脱出法。
ここまでくると何か他の条件を満たさなければならないと考えるのが自然だ。故にこの空間に何かしら手掛かりがあるとは睨んでいるが、現状このフル勃起光人型(少年)をどうにかしない限り、それは限りなく難しい。そうなると奴の排除ないし無力化が先決となる。
倒す、撒く、捕まる。現段階でパッと思いつくのはこの三つ。だがしかしどれも成功率は芳しくはないだろう。
まず倒す。これは奴と俺の体力差、戦闘力を考慮してもだが、万が一億が一、奴が武器を隠し持っていた場合、持久戦に持ち込まれれば確実に負ける。
次の撒く。こっちは一見難しくないように見えて、この暗闇と遮蔽物の無さから完全には厳しい。加えて結局のところ今の状況とさほど変わりはしないのでそれでは排除と無力化にはならないからだ。
最後の捕まる。正直これが一番ない。俺は目線を下半身にやる。見た目の九割をカスタマイズしておきながら未だ天を向くグロテスクかつ長大な男性器だけはそのまま。捕まったら最後、何をされるかは明白。仮に我慢してヤられたとして100%無力化できる保証は何処にもない。何より俺はもうレオ以外の男に体を許すつもりはない。なので――。
「……なぁ。お前、話は出来るか? 出来るようなら少し喋らないか?」
俺は次手への時間稼ぎと情報の引き出しに取り掛かる。俺の提案にフル勃起光人型(少年)――長いので以降は変態Ver2とする――は分かりやすく喜の感情を顕わにし、顔を縦に振る。
そして会話をせんとか、近寄ろうとした変態Ver2に俺は右手のひらを突き出す。
「あ、待って。話すならこの距離は保ってもらえないかな。ずっと追いかけっこして俺も貴方も汗臭いし」
本当は騙し討ちを警戒してだ。
駄目かな?と申し訳なさそうな顔を作れば、変態Ver2は自分の匂いを嗅ぐ動作をし、やがて残念そうに頷いた。
「じゃあまずは自己紹介しようか。俺はユニ。貴男は?」
「……!」
「? ――もしかして喋れないか俺が聞き取れていない?」
名乗ろうとして何も発さなかった変態Ver2は少し考え込んで同意する。表情とジェスチャーから察するにそこに嘘はなさそうだ。おそらくは後者。俺が聞き取れていないのだろう。
面倒臭いことになった。
俺は内心で舌打ちする。一方、変態Ver2は何とか自己紹介すべく空中に指文字を示していくが、反対文字かつ外国言語なのか解読は叶わない。
仕方ないのでフル勃起光人型(少年)改め変態Ver2改め、Aさんと呼ばせてもらうことにした。
「じゃあ、Aさん。今後のスムーズな意思疎通のために幾つか質問させてもらってもいいかな。質問に対して“はい”なら首を縦に、“いいえ”なら横に。答えたくない、答えられない、答えにくい質問は利き手をこう振ってもらいたいんだ。……どうかな?」
Aさんの答えはYES。
「有難う。じゃあ早速だけど、Aさんって他国の人かな?」
Aさんの右手が動く。
オーケー。利き手は右。
「年齢を教えてもらってもいい?」
こうやってと先にやってみせたが、Aさんはまた右手を動かした。
「……そっか。俺ね、今回を除いて三回ほど貴男と同じような人と追いかけっこしてたんだけど、もしかして三回とも貴男本人だったりする?」
首を縦。つまりはYESか。
「ここは夢の中だけど、現実世界で俺と貴男は会った事はある?」
Aさんの頭が激しく縦にシャウトする。俺は動揺を表に出さないよう拳を握って平静を装う。
「もしかして此処は貴男の夢でもある?」
声は震えていなかっただろうか。心臓が早鐘を打ち、背中が急速に冷えていくようだった。
Aさんの回答は、いいえ。
「っ。気に障ったらごめん。この事態は……貴男が引き起こした事?」
Aさんが和やかに首肯を示す。
「お前……っ。何でそんな真似を」
腹の奥で暴れ回る怒りの竜を必死に抑えつけながら口にした問いに、Aさんは変わらず和やかなまま、自身の右手の親指と人差し指で輪を作り、その輪の中に左手の人差し指を抜き差しするジェスチャーをしてみせた。
SEXを表すポーズだ。
握った指の爪が肉に食い込んで痛い。
「俺を此処から出す気は?」
Aさんが右手を見せる。
瞬間、腹の中の竜が堰を切ったように溢れでた。
「テメェ、巫山戯んじゃねーよ! 何度も何度も勝手に俺の夢の中に現れて追いかけ回した上に、その理由が俺とヤりたいからだぁ? 頭に蛆でも湧いてのか。死んでもお断りだ変態糞野郎! いいか、一回しか言わねえから耳の穴搔っ穿ってよぉぉぉく聞け! 俺にはお前なんかよりずっと、世界一格好いい男前な彼氏がいるんだよ。俺はレオ、ソイツ以外もう誰とも寝る気はねぇ! 解ったらさっさと俺を此処から解放しやがれ!」
一息に捲したてAさんを睨みつける。
奴は俺の剣幕に圧倒されて僅かに目を剥いていたが、それも一時。
一瞬で空気が凍りつく。
圧倒的捕食者を前に、床すらも凍りついたようだった。
俺はあまりの威圧感に呼吸を忘れる。結果、やがて胸が苦しくなり、嘔吐くように空気を肺に送り込む。
逃げたいのに、恐怖で張り付いた足が動いてくれない。何時の間にかカチカチと歯と歯がぶつかり合う。
そんな俺を嘲笑うようにAさんは光の手を上に上げ、天井を見上げた顔、その目を覆った。続けてゆっくりと、Aさんの体が闇を混ぜ始め、やがて珈琲にミルクを混ぜた直後のようなマーブル模様に変わる。
それだけではない。
頭部のみがグニャリと蠢いた。
それが終わりを見せ、視認した直後――。
「お、まえは……」
からからに渇いた唇が発したのは喘ぐように汚い。だが今はそんな事どうでもいい。
そこにあったのは覚えのある顔。
幼いものの、恐ろしく整った顔立ちで爬虫類じみた生理的嫌悪感を同居させた男の顔である。
「ヘル、ブリン」
「少し自由にさせすぎたようだ」
ヘルブリンのマーブル模様の指が伸び――何かを掴むように広げた手を俺に突きつけた。
「――仕置きだ」
そのまま何かを強く握り締める仕草をし、俺のすぐ傍の床がゴポリと鳴る。
反射で追ってしまった視界に、チンアナゴを彷彿とさせるマーブル模様が映る。それも一つではなく、無数。
暫定チンアナゴは俺の周囲を取り囲み、うねうねと揺れながら伸びる。
逃げ場がない。
そう思った時、それが勢いよく俺の体に絡みついた。
「ちょっ、離せ! ひっ!」
そして何本かのそれが服の下を通り、ひっついてくる。ひやりとしていながらヌメヌメとした感触に全身の毛が総毛立つ。
「やだ、やめろ! 入ってくんな!」
どうにかして追い出そうとするが、チンアナゴ的触手は器用に身をくねらせ、逆に俺の腕と足を拘束する。なんとか振り払おうと両手両足に一生懸命力を入れてみるが、何処にそんな力があるのか。それはビクともせず、残りの沢山の触手達が俺の全身を撫で回す。
擽ったいやら、気持ち悪いやら、腹立たしさやら、心の中が交通渋滞を引き起こしている。
そうこうしていると、乳首と陰茎、後孔の縁を撫でていた触手の動きに厭らしさが乗り始める。
「っ……く……やめ……さわん、なぁ!」
無理矢理引きだそうとする甘さを散らさんと身を捩るが、拘束具の力が強すぎて俺の体が僅かに揺れるだけ。
最後の抵抗に必死に唇を噛んで耐え忍び、正面のヘルブリンを睥睨する。
だがしかしそこには想像を絶する光景が広がっていた。
顔面以外マーブル模様の悪の権化が俺の痴態を肴に自分の陰茎を扱きながら接近してきたのである。
あの頃の恐怖がフラッシュバックする。怖い。怖い怖い怖い怖い怖い。
性行為とは違う、まるで犬のような短い呼吸を繰り返し、緩く勃ち上がっていた俺の息子も完全に萎れていく。
完全に過呼吸の症状だった。
流石にそんな俺の様子が可笑しいと察したヘルブリンは股間から利き手を離し、その手で急ぎ、俺に触れようとした。
「どうしたのだ、我が后よ」
「(いやだいやだいやだいやだ)」
「苦しいのか?」
「(さわるなさわるなおれにさわるな)」
「何処か痛むのか?」
「(たすけてたすけてたすけて、レオぉ!!)」
目の焦点が次第にぼやけ、恐怖が無数の手となった俺を飲み込んでいく。
その時だった。
俺の右耳に着けていた願い石のピアスが、閃光を発した。光は全てを呑み込むように強く、俺に纏わりついていたそれを焼いているのか。じゅううっ、と焦がす音がした。
あっという間に触手は消失し、その光を真っ正面から浴びたヘルブリンは滅びの呪文を喰らった大佐のように苦しげに悶えながら、その場を後退する。
「(……なにが、起こった、の?)」
俺も喰らったにも関わらず、目に異常のない、寧ろ包み込まれるような温かさに俺は鳩が豆鉄砲を喰らったように大きく目を見開く。
同時に右耳から何かが砕けるような小さな音が鳴り、手でそっと触れるとレオに貰った誕生日プレゼントにヒビが入っていた。
『長く身に着けるとその人の願いが叶うんだって』
「レオがたすけてくれた……」
今度は絶対にユニを護る。
そう約束してくれた世界一格好いい彼氏の顔が脳裏に浮かぶ。次いでまだ終わりじゃないよ、と言わんばかりに左耳のピアスが淡く発光し始める。
それを前に翳して。
まるでレオがそう言ってくれているみたいで、俺はすぐさま残りのピアスを外し、前に突き出す。
「俺を此処から出して!」
途端、膨大な雷撃が飛散したかのような煌々とした金色が周囲を照らす。その光は徐々に広がりを見せ、何もかもを飲み込んでいく。
今度は目を開けていられない光に思わず、顔面を覆うと以前の脱出の時と同じなんともいえない感触に包まれる。
出れる!
「ぐぉおおおおお。逃がさぬ、絶対に逃がさぬぞ。我が后よ!」
遠くでヘルブリンの叫び声がする。
俺は必死に光の中を泳いだ。その内ヘルブリンの声が途切れ途切れになり、やがて完全に聞こえなくなった。
そして両手で水を掬うように、俺はあの悪夢の空間を抜け出したのだった。
「の…………どの…………ユ、の………ユニたん!!」
「――?」
ぼんやりとした頭に聞き覚えのある、なんか腹の立つ声が響く。
「……うるさい」
「おおおおおお! ユニたんが、ユニたんが目を覚ましたでござるよォオ!!」
「だから五月蠅ぇ!」
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