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35 覗き見をしない 後
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そもそも、オレはサブリミナルなんて技術をいつどこで知った?
考えるが、思い出せない。
人間を怪物に変えるほど強力な洗脳技術だ。記憶すら、植えつけられるのかもしれない。
オレの精神がすでに汚染されてる?
<この技術は、姉を人間に戻すために私が作り出したものだ。心を正常に戻し、肉体も怪物から人間にするためにね。だが…………姉は会話はできるようになり、動き回れるようになったものの……心は怪物の……座敷童のままで戻らなかった。永遠に少女のままなんだよ>
永遠の少女……。
ああ、老人の姉とは、あいつのことなのか。
昔から目撃したという怪談話があり、幽霊だと思われている少女。
真っ白な格好をして、いつもオレを見つめていた。
佐夜子。
あれは老人の姉であり、肉体を少女にまで巻き戻し、永遠に少女の姿を保ち続ける座敷童と呼ばれる怪物なのだ。
そう、オレと同じバケモノ。
ホテルオーナーの親にレイプされ、壊れてバケモノになってしまった存在。
「……ふぅ……」
オレはゆっくりと息を吐く。
あの少女がオレと同じだと考えた途端に、苦痛が緩んで正常な呼吸ができるようになった。
手の震えすら、止まっていた。
なぜだろう?
<サブリミナル効果の本質は、意識と潜在意識の境界領域下に刺激を与えることある。つまり、意識できない意識の部分だね。効果がないと言われているのは、分かりやすく視覚を利用して実験されていたせいだ。効果を出すためには視覚、聴覚、触覚を始め嗅覚や味覚、痛覚、温覚、果ては内臓感覚に至るまでありとあらゆる感覚を刺激して組み合わせ、高次元的に精神に影響を与えなければならなかった。そうすれば、人間の精神を別のモノに変質させることすら可能なのだよ>
気持ちよさそうに解説しているが、オレにはあまり理解できる内容ではない。
ようするに、ハイレベルなサブリミナル効果を利用して、怪物を製造したってことだろ?
<様々な実験の結果、音楽を聴いている時に刺激を与えるのが効果的だと分かった。音楽が聴覚と皮膚感覚を通じて精神をリラックスさせ、なおかつ刺激を受け入れやすい状態にするみたいでね。音楽の中でもさらに、アルモニカで演奏された楽曲が効果的なんだ。あの音色は、精神を揺さぶって境界を曖昧にさせる>
あのガラスオブジェモドキの音色も狙って利用されていたのか。
いったいどの段階から計画されてたんだろうか。
だとすれば、あのガラスオブジェモドキについて色々説明されていた由来も嘘だったのかもしれない。
<私は……もう諦めようと思っていたのだよ。姉をレイプした男も死に、医者の仕事も引退して、このまま私の寿命が尽きるまでこの故郷で姉と静かに暮らそうと考えていた。なのに……なのに、あの男の息子が……だから……>
レイプした男が死んで心穏やかに暮らそうと思ったところに、その男の息子……ホテルオーナーが懲りもせず色々やらかしていたのを聞いて、ブチ切れたってことか。
この老人はどう見ても死期が近い。自分が死ぬ前にオーナー一族や関係者全部を殺して、死後の憂いを無くしてスッキリさせようと考えたってことなんだろう。
まあ、気持ちも分からなくもない。
色々調べていた時にホテルオーナーの一族や本人の悪行はたっぷり聞かされたからな。
恨みを募らせていたら、ホテルオーナーの側について利益を得ていた関係者もろともに殺したいと思っても仕方ないだろう。
まあただホテルで働いていただけの従業員たちまで全員巻き添えってのは、やり過ぎだと覆うが。
まだガキだった頃から積み重ね、姉を救うためにしてきた苦労と恨みが色々と拗らせてしまったってことか。
「…………もう、いいや……」
呼吸を整え、立ち上がる。
目に涙が滲んでいる気がするが、気のせいだ。
「ジジイの心中に手を貸すのは趣味じゃないんだけどな」
老人は全て終わらそうとしている。
これは、壮大な無理心中だと、オレは悟った。
恨みのある者たちと、そして、姉まで巻き込んだ無理心中。
そうでなければ、大切にしていた姉……佐夜子に怪物が人々を殺す現場に立ち会わせ、事件に積極的に関わらせる理由がない。
そして…………谷口と麻衣子さんを巻き込んだ理由。
麻衣子さんと谷口は、オレに手を引かせるために選ばれたんじゃない。
むしろ逆だ。
そのことは、結果がそうなっていることからも分かる。
オレは二人が巻き込まれたことで積極的にこの事件に関わることになった。
普通に考えれば、二人を使ったことは悪手でしかない。
だが、最初からこうなることを狙っていたとしたら。
オレから恨みを買い、積極的に関わらせるための道具として二人が使われたのなら。
「やっぱ処刑人かよ。最悪だな」
やたらオレに向かってくる怪物たち。
オレの実力が分かっているなら、無駄だと分かっているのに執拗に間を置かずに襲ってきていた。
あれも、オレに怪物を……元ホテル関係者たちを殺させるためだと考えれば納得がいく。
オレは老人に、自らとホテルの関係者、そして最愛の姉を殺すための処刑人に選ばれたらしい。
恨みのある人間と、人に戻せず永遠の少女となっていつまで生きるか分からない、なのに愛しすぎて自ら手を下して殺すこともできない姉を殺させるための、処刑人に。
「…………クソっ!」
ああ、この考えすら、老人に誘導されているのかもしれない。
オレは老人の望みをかなえてやりたいと思っている。あの少女……佐夜子を殺してあげなければいけないと。
バケモノとして生き続ける苦痛を、オレ自身が一番知っているから。
<……この男の悪行は、すべてこのUSBメモリに収めてある……>
老人の話はまだ続いている。
「この男?」
オレは不意に耳に入った言葉が気になり、逸らしていた目をモニターに向けた。
そこには、ホテルオーナーが映っていた。
老人がいるのはオーナールーム。ホテルオーナーがいてもおかしくない。
そこにいることの驚きより、むしろよく殺さずに今まで生き残らせていたなという感想の方が強かった。
<私はこれからこの男を殺す。事件の真相を調べる過程で、こいつの悪行は表沙汰にされるだろう>
ホテルオーナーは背もたれ付きのやけに豪華な革張りの椅子に縛り付けられていた。
口には猿轡を噛まされている。
今は顔を青白くさせて力なく項垂れているだけだが、声が出せないまま泣き叫んだの顔面には多数の涙の痕があった。
その背後には見張りなのだろう、牛の頭と馬の頭をした、半人半獣の奇妙な怪物が立っている。
えーと、牛頭馬頭だっけ?
確か、異形の地獄の番人か何かだったはずだ。
老人がホテルオーナーを地獄につき落とす役割に準備したのだろう。演出が過ぎるな。
牛頭馬頭の二匹が、腕を振り上げる。
手には出刃包丁と刺身包丁。
さすがにそれらしい武器までは準備できなかったんだな。実に普通の凶器だ。それが逆に狂ってて、怖い。
「…………」
オレは無言でその様子を見つめる。
どうせ今からオーナールームに駆け付けても間に合わない。それに、ホテルオーナーは死ぬべきだとオレも思う。
ただ、さっき老人は悪行は表沙汰になると言っていたが、そんなことはないと思うぞ。
この事件丸ごと闇に葬られて終わるだけだろう。世の中って、そんなご都合主義にできてない。
老人はホテルオーナーが殺される様子を特等席で見ているのか、モニターに映っている範囲にはいない。
ただ、<やれ……>という弱々しい声だけが聞こえた。
牛頭馬頭が腕を振り下ろす。
非現実的な怪物が、現実にありふれた包丁をホテルオーナーの身体に突き立てる。
「!?」
だが、包丁は、ホテルオーナーの身体に刺さることはなかった。
一瞬だけ、モニターが暗転し、次の瞬間には首のない牛頭馬頭が映った。
暗転……いや、カメラの前を、何かが通り過ぎただけだ。
何かが、二体の怪物を殺した。
<お前は!!?>
老人の声が響く。
モニターに姿は映っていないが、声から老人の狼狽えぶりが伝わってくる。その直後、何か重い物が床に倒れ込む音が響く。
オレが聞きなれた、人が倒れる音。
そして、直後に聞こえたのは、オレを苛立たせる声だった。
<……白石虎児くん。待ってるぞ……>
荒く吐き出す息でくぐもった声。
オレはその声に聞き覚えがあった。
事件はまだ終わってくれないらしい。
考えるが、思い出せない。
人間を怪物に変えるほど強力な洗脳技術だ。記憶すら、植えつけられるのかもしれない。
オレの精神がすでに汚染されてる?
<この技術は、姉を人間に戻すために私が作り出したものだ。心を正常に戻し、肉体も怪物から人間にするためにね。だが…………姉は会話はできるようになり、動き回れるようになったものの……心は怪物の……座敷童のままで戻らなかった。永遠に少女のままなんだよ>
永遠の少女……。
ああ、老人の姉とは、あいつのことなのか。
昔から目撃したという怪談話があり、幽霊だと思われている少女。
真っ白な格好をして、いつもオレを見つめていた。
佐夜子。
あれは老人の姉であり、肉体を少女にまで巻き戻し、永遠に少女の姿を保ち続ける座敷童と呼ばれる怪物なのだ。
そう、オレと同じバケモノ。
ホテルオーナーの親にレイプされ、壊れてバケモノになってしまった存在。
「……ふぅ……」
オレはゆっくりと息を吐く。
あの少女がオレと同じだと考えた途端に、苦痛が緩んで正常な呼吸ができるようになった。
手の震えすら、止まっていた。
なぜだろう?
<サブリミナル効果の本質は、意識と潜在意識の境界領域下に刺激を与えることある。つまり、意識できない意識の部分だね。効果がないと言われているのは、分かりやすく視覚を利用して実験されていたせいだ。効果を出すためには視覚、聴覚、触覚を始め嗅覚や味覚、痛覚、温覚、果ては内臓感覚に至るまでありとあらゆる感覚を刺激して組み合わせ、高次元的に精神に影響を与えなければならなかった。そうすれば、人間の精神を別のモノに変質させることすら可能なのだよ>
気持ちよさそうに解説しているが、オレにはあまり理解できる内容ではない。
ようするに、ハイレベルなサブリミナル効果を利用して、怪物を製造したってことだろ?
<様々な実験の結果、音楽を聴いている時に刺激を与えるのが効果的だと分かった。音楽が聴覚と皮膚感覚を通じて精神をリラックスさせ、なおかつ刺激を受け入れやすい状態にするみたいでね。音楽の中でもさらに、アルモニカで演奏された楽曲が効果的なんだ。あの音色は、精神を揺さぶって境界を曖昧にさせる>
あのガラスオブジェモドキの音色も狙って利用されていたのか。
いったいどの段階から計画されてたんだろうか。
だとすれば、あのガラスオブジェモドキについて色々説明されていた由来も嘘だったのかもしれない。
<私は……もう諦めようと思っていたのだよ。姉をレイプした男も死に、医者の仕事も引退して、このまま私の寿命が尽きるまでこの故郷で姉と静かに暮らそうと考えていた。なのに……なのに、あの男の息子が……だから……>
レイプした男が死んで心穏やかに暮らそうと思ったところに、その男の息子……ホテルオーナーが懲りもせず色々やらかしていたのを聞いて、ブチ切れたってことか。
この老人はどう見ても死期が近い。自分が死ぬ前にオーナー一族や関係者全部を殺して、死後の憂いを無くしてスッキリさせようと考えたってことなんだろう。
まあ、気持ちも分からなくもない。
色々調べていた時にホテルオーナーの一族や本人の悪行はたっぷり聞かされたからな。
恨みを募らせていたら、ホテルオーナーの側について利益を得ていた関係者もろともに殺したいと思っても仕方ないだろう。
まあただホテルで働いていただけの従業員たちまで全員巻き添えってのは、やり過ぎだと覆うが。
まだガキだった頃から積み重ね、姉を救うためにしてきた苦労と恨みが色々と拗らせてしまったってことか。
「…………もう、いいや……」
呼吸を整え、立ち上がる。
目に涙が滲んでいる気がするが、気のせいだ。
「ジジイの心中に手を貸すのは趣味じゃないんだけどな」
老人は全て終わらそうとしている。
これは、壮大な無理心中だと、オレは悟った。
恨みのある者たちと、そして、姉まで巻き込んだ無理心中。
そうでなければ、大切にしていた姉……佐夜子に怪物が人々を殺す現場に立ち会わせ、事件に積極的に関わらせる理由がない。
そして…………谷口と麻衣子さんを巻き込んだ理由。
麻衣子さんと谷口は、オレに手を引かせるために選ばれたんじゃない。
むしろ逆だ。
そのことは、結果がそうなっていることからも分かる。
オレは二人が巻き込まれたことで積極的にこの事件に関わることになった。
普通に考えれば、二人を使ったことは悪手でしかない。
だが、最初からこうなることを狙っていたとしたら。
オレから恨みを買い、積極的に関わらせるための道具として二人が使われたのなら。
「やっぱ処刑人かよ。最悪だな」
やたらオレに向かってくる怪物たち。
オレの実力が分かっているなら、無駄だと分かっているのに執拗に間を置かずに襲ってきていた。
あれも、オレに怪物を……元ホテル関係者たちを殺させるためだと考えれば納得がいく。
オレは老人に、自らとホテルの関係者、そして最愛の姉を殺すための処刑人に選ばれたらしい。
恨みのある人間と、人に戻せず永遠の少女となっていつまで生きるか分からない、なのに愛しすぎて自ら手を下して殺すこともできない姉を殺させるための、処刑人に。
「…………クソっ!」
ああ、この考えすら、老人に誘導されているのかもしれない。
オレは老人の望みをかなえてやりたいと思っている。あの少女……佐夜子を殺してあげなければいけないと。
バケモノとして生き続ける苦痛を、オレ自身が一番知っているから。
<……この男の悪行は、すべてこのUSBメモリに収めてある……>
老人の話はまだ続いている。
「この男?」
オレは不意に耳に入った言葉が気になり、逸らしていた目をモニターに向けた。
そこには、ホテルオーナーが映っていた。
老人がいるのはオーナールーム。ホテルオーナーがいてもおかしくない。
そこにいることの驚きより、むしろよく殺さずに今まで生き残らせていたなという感想の方が強かった。
<私はこれからこの男を殺す。事件の真相を調べる過程で、こいつの悪行は表沙汰にされるだろう>
ホテルオーナーは背もたれ付きのやけに豪華な革張りの椅子に縛り付けられていた。
口には猿轡を噛まされている。
今は顔を青白くさせて力なく項垂れているだけだが、声が出せないまま泣き叫んだの顔面には多数の涙の痕があった。
その背後には見張りなのだろう、牛の頭と馬の頭をした、半人半獣の奇妙な怪物が立っている。
えーと、牛頭馬頭だっけ?
確か、異形の地獄の番人か何かだったはずだ。
老人がホテルオーナーを地獄につき落とす役割に準備したのだろう。演出が過ぎるな。
牛頭馬頭の二匹が、腕を振り上げる。
手には出刃包丁と刺身包丁。
さすがにそれらしい武器までは準備できなかったんだな。実に普通の凶器だ。それが逆に狂ってて、怖い。
「…………」
オレは無言でその様子を見つめる。
どうせ今からオーナールームに駆け付けても間に合わない。それに、ホテルオーナーは死ぬべきだとオレも思う。
ただ、さっき老人は悪行は表沙汰になると言っていたが、そんなことはないと思うぞ。
この事件丸ごと闇に葬られて終わるだけだろう。世の中って、そんなご都合主義にできてない。
老人はホテルオーナーが殺される様子を特等席で見ているのか、モニターに映っている範囲にはいない。
ただ、<やれ……>という弱々しい声だけが聞こえた。
牛頭馬頭が腕を振り下ろす。
非現実的な怪物が、現実にありふれた包丁をホテルオーナーの身体に突き立てる。
「!?」
だが、包丁は、ホテルオーナーの身体に刺さることはなかった。
一瞬だけ、モニターが暗転し、次の瞬間には首のない牛頭馬頭が映った。
暗転……いや、カメラの前を、何かが通り過ぎただけだ。
何かが、二体の怪物を殺した。
<お前は!!?>
老人の声が響く。
モニターに姿は映っていないが、声から老人の狼狽えぶりが伝わってくる。その直後、何か重い物が床に倒れ込む音が響く。
オレが聞きなれた、人が倒れる音。
そして、直後に聞こえたのは、オレを苛立たせる声だった。
<……白石虎児くん。待ってるぞ……>
荒く吐き出す息でくぐもった声。
オレはその声に聞き覚えがあった。
事件はまだ終わってくれないらしい。
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