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閑話
第四章の登場人物(魔獣)のおさらい
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四章で登場した(もしくは話題が出た)人物で、四章以降で登場しそう(もしくは話題が出そう)な人物の簡単なまとめです。
以前からの登場人物は各章の登場人物(魔獣)のおさらいを参照してください。
●ネレウス王国民
ネレウス王国に籍がある人々。
ネレウス王国は海賊たちが建国した国。
アダド帝国と隣接しており、犬猿の仲。戦争にまで至ってはいないが、過去に海賊被害を受けていたアダド帝国からは敵国扱いである。ただし、ネレウス側は楽しいケンカ相手程度の認識。
・メルクリオ・ゲルト(男性) 40代
コルネリアの姉のエミーリアを養子にした人。
現ヴィルドシュヴァイン侯爵。母親の血が濃く出たのかまったく似ていないが、剣聖ゲルトの実子。認知された中では七男。
若い時はさぞやモテただろうという美丈夫で、三十代くらいに見える。腹黒侯爵、冷血侯爵の異名を持っている知略の人。
母親から父の武勇伝を刷り込まれ、立派な剣聖ゲルトマニアに成長した。ゲルト関連の収集癖有。領地や領民を大事にしているが、それはゲルトの持ち物だったからという理由らしい。
・ライマー・メルクリオ(男性) 24歳
コルネリアの姉であるエミーリアの夫。
完全な政略結婚相手。侯爵予定のエミーリアが騎士団から離れられないため、ヴィルドシュヴァイン侯爵領を代理で治める人間として縁組された。
エミーリアとは滅多に会えないようだが、関係は良好。ぽっちゃり体形で親しみを感じる見た目をしており、エミーリアからは子豚や子犬に例えられて可愛がられている。
愛嬌のある言動をするが、性根は腹黒。まだ若いが頭髪に不安を感じているらしい。
●アダド帝国民
ネレウスの隣国であるアダド帝国に籍がある人々。
火山帯からは外れている地域で、古くから存在している。昔は平和な国だったが、海賊国家のネレウス王国が隣に出来たことで軍国主義に変化していった。
元々は一人の錬金術師と従魔の妖精に力を借りて栄えた国。そのため、妖精……特に妖精王には恩義を感じている。ただし近年は妖精王の意向により国と妖精との関りは隠されていて、国王と重鎮たちしかその事は知らない。
・冒険者ギルドアダド本部のギルドマスター(女性)
重要な場所のギルドマスターを任されるくらいに、しっかりとした人物。
ふくよかな体形で長い髪をまとめてシニヨンにしていて、肝っ玉母ちゃんといった印象がある。
旧知だった元アマダン伯領のギルドマスターのスティードを助けたり慈悲深く面倒見も良いが、その反面仕事には厳しく、ギルド職員たちからは恐れられている。
完全に巻き込まれただけの人。ロアや望郷に色々と秘密があるのは察しているが、あえて触れずに終わらしたようだ。
冒険者パーティー『降りしきる花』
アダドの勇者パーティ。男性一人に女性四人という構成のため、ハーレムパーティーとして知られている。
キレイごとだけでは勇者パーティーの地位に付けるわけがなく、援助と引き換えに後ろ暗い仕事も引き受けていたようだ。
グリおじさんのイタズラの被害者たちだが、先に手を出してきたのは彼らの方なので自業自得である。
・ハリード(男性) 20歳前後
降りしきる花の剣士兼リーダー。
うさん臭さを感じるくらい爽やかな好青年。内面的には嫉妬深いところがある。
パーティーメンバーの女性たちに愛されていて支えられるのが普通になっており、精神的にはそれほど強くないようだ。
ディートリヒにはモテるという一点で、一方的に敵視されていた。安否不明。
・サマル(女性) 20歳前後
降りしきる花の女神官。
パーティーのお姉さん役。ただし、神官服の丈を短くしたりしてハリードへの性的アピールを欠かさない所があるため、それほど落ち着きがあるわけでもない。
彼女がロアの使った『とある魔法』を目撃したことで、また別の騒動を生むことになる……。
顎クィッで落とされた。
・アディーバ(女性) 20歳前後
降りしきる花の盗賊。厳しい家で育ったようで、姿勢が正しく動作が盗賊っぽくない。
それでも体形の線が出る服を着たり、他の女性メンバーの恋愛脳にかなり毒されていた。
壁ドンで落とされた。安否不明。
・ルゥルゥ(女性) 10代後半
降りしきる花の回避盾。
幼さを感じさせる見た目と行動をする。幼さを盾にやたらとハリードに密着したがるため、すべて計算ではないかという疑いがある。
頭なでなでで落とされた。安否不明。
・ターラ(女性) 20歳前後
降りしきる花の魔術師。
口が悪くサバサバ系。と言っても惚れた相手には粘着質なので、本当はサバサバしていない。
姿隠しという珍しい魔法を使う比較的有能な魔術師だったため、辛うじて生き残れたが……。
お姫様抱っこで落とされた。
以前からの登場人物は各章の登場人物(魔獣)のおさらいを参照してください。
●ネレウス王国民
ネレウス王国に籍がある人々。
ネレウス王国は海賊たちが建国した国。
アダド帝国と隣接しており、犬猿の仲。戦争にまで至ってはいないが、過去に海賊被害を受けていたアダド帝国からは敵国扱いである。ただし、ネレウス側は楽しいケンカ相手程度の認識。
・メルクリオ・ゲルト(男性) 40代
コルネリアの姉のエミーリアを養子にした人。
現ヴィルドシュヴァイン侯爵。母親の血が濃く出たのかまったく似ていないが、剣聖ゲルトの実子。認知された中では七男。
若い時はさぞやモテただろうという美丈夫で、三十代くらいに見える。腹黒侯爵、冷血侯爵の異名を持っている知略の人。
母親から父の武勇伝を刷り込まれ、立派な剣聖ゲルトマニアに成長した。ゲルト関連の収集癖有。領地や領民を大事にしているが、それはゲルトの持ち物だったからという理由らしい。
・ライマー・メルクリオ(男性) 24歳
コルネリアの姉であるエミーリアの夫。
完全な政略結婚相手。侯爵予定のエミーリアが騎士団から離れられないため、ヴィルドシュヴァイン侯爵領を代理で治める人間として縁組された。
エミーリアとは滅多に会えないようだが、関係は良好。ぽっちゃり体形で親しみを感じる見た目をしており、エミーリアからは子豚や子犬に例えられて可愛がられている。
愛嬌のある言動をするが、性根は腹黒。まだ若いが頭髪に不安を感じているらしい。
●アダド帝国民
ネレウスの隣国であるアダド帝国に籍がある人々。
火山帯からは外れている地域で、古くから存在している。昔は平和な国だったが、海賊国家のネレウス王国が隣に出来たことで軍国主義に変化していった。
元々は一人の錬金術師と従魔の妖精に力を借りて栄えた国。そのため、妖精……特に妖精王には恩義を感じている。ただし近年は妖精王の意向により国と妖精との関りは隠されていて、国王と重鎮たちしかその事は知らない。
・冒険者ギルドアダド本部のギルドマスター(女性)
重要な場所のギルドマスターを任されるくらいに、しっかりとした人物。
ふくよかな体形で長い髪をまとめてシニヨンにしていて、肝っ玉母ちゃんといった印象がある。
旧知だった元アマダン伯領のギルドマスターのスティードを助けたり慈悲深く面倒見も良いが、その反面仕事には厳しく、ギルド職員たちからは恐れられている。
完全に巻き込まれただけの人。ロアや望郷に色々と秘密があるのは察しているが、あえて触れずに終わらしたようだ。
冒険者パーティー『降りしきる花』
アダドの勇者パーティ。男性一人に女性四人という構成のため、ハーレムパーティーとして知られている。
キレイごとだけでは勇者パーティーの地位に付けるわけがなく、援助と引き換えに後ろ暗い仕事も引き受けていたようだ。
グリおじさんのイタズラの被害者たちだが、先に手を出してきたのは彼らの方なので自業自得である。
・ハリード(男性) 20歳前後
降りしきる花の剣士兼リーダー。
うさん臭さを感じるくらい爽やかな好青年。内面的には嫉妬深いところがある。
パーティーメンバーの女性たちに愛されていて支えられるのが普通になっており、精神的にはそれほど強くないようだ。
ディートリヒにはモテるという一点で、一方的に敵視されていた。安否不明。
・サマル(女性) 20歳前後
降りしきる花の女神官。
パーティーのお姉さん役。ただし、神官服の丈を短くしたりしてハリードへの性的アピールを欠かさない所があるため、それほど落ち着きがあるわけでもない。
彼女がロアの使った『とある魔法』を目撃したことで、また別の騒動を生むことになる……。
顎クィッで落とされた。
・アディーバ(女性) 20歳前後
降りしきる花の盗賊。厳しい家で育ったようで、姿勢が正しく動作が盗賊っぽくない。
それでも体形の線が出る服を着たり、他の女性メンバーの恋愛脳にかなり毒されていた。
壁ドンで落とされた。安否不明。
・ルゥルゥ(女性) 10代後半
降りしきる花の回避盾。
幼さを感じさせる見た目と行動をする。幼さを盾にやたらとハリードに密着したがるため、すべて計算ではないかという疑いがある。
頭なでなでで落とされた。安否不明。
・ターラ(女性) 20歳前後
降りしきる花の魔術師。
口が悪くサバサバ系。と言っても惚れた相手には粘着質なので、本当はサバサバしていない。
姿隠しという珍しい魔法を使う比較的有能な魔術師だったため、辛うじて生き残れたが……。
お姫様抱っこで落とされた。
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