236 / 251
四章 新しい仲間たちの始まり
再び、合流
しおりを挟む
一人の男が今回の事件の中心にいることをアダドの重鎮たちが認識した頃。
「……名乗ったのは、マズかったかな?」
当の中心人物……と思われている男は、困惑していた。
ディートリヒである。
ディートリヒと赤い魔狼は、冒険者ギルドの中庭の真ん中に陣取っていた。
「逃げろって言ったのに、遠巻きのまま動きやがらねぇ……」
ディートリヒはこれから始まる戦いの被害を最小限にするために、注意喚起をしたつもりだった。
あえて迷宮の逆行不可の入り口から外に出て、派手に目を引いた。
しかも、トドメとばかりに、大人の姿の赤い魔狼に乗っての登場だ。誰もが異常な状況だと認識しただろう。
そこまでだったら、ディートリヒの狙い通り、冒険者ギルドにいた冒険者たちの大半は異常に気付いて逃げるか、警戒をしていただろう。
だが、ディートリヒはやり過ぎた。
避難を促すなら、自分の名前と身分を伝えた方が信じてもらいやすい。ディートリヒは、そう思ってしまったのだ。
だから名乗った。
だが、名乗った名が悪かった。
ディートリヒ・フォン・スカーレット。
ネレウス王国の王子としての正式な名だ。対外的にネレウスの貴族を示すフォンまでしっかり付けている。
誰も知らない様な冒険者の名前よりは、他国の王族の名前の方が聞く耳を持ってくれるだろうという判断だったが、結果は最悪だった。
今現在、ディートリヒは多くの冒険者たちから遠巻きにされ、敵意のこもった目で見られている。
誰も逃げる様子はない。
<バカだよね>
赤い魔狼も呆れた様子でディートリヒを背に乗せたまま寝そべり、ため息を漏らしている。
ここはアダド。ネレウスを敵視している国だ。
アダドでネレウスの王族の名前を名乗ればどうなるか?その想像が付いてない時点で、魔狼にまで馬鹿にされても仕方ない。
遠巻きで済んでいるのは、伝説のフェンリルと見まごう大人姿の赤い魔狼の存在があるからに過ぎない。
ディートリヒだけだったら、今頃は冒険者たちに詰め寄られて袋叩きにあっていたことだろう。
<よそく、よそうは大事!>
赤い魔狼の言葉に、ディートリヒはさらに凹む。
バカと言われるのは慣れているが、魔狼に予測予想もできないのかと説教されるのは心に刺さる。それがロアの受け売りだとしても。
「何やってるのよ!」
そうこうしている内に、声が掛かった。
遠巻きに見ている冒険者たちをかき分け現れたのは、コルネリアだ。
「逆に集まって来てるじゃないか!」
「……」
コルネリアの後ろにはクリストフとベルンハルトの姿もあった。全員が呆れた顔をしている。
彼らはダンジョンの一層でディートリヒと別れ、出口側にいる冒険者の避難を誘導していた。そちらは問題なく済んだらしい。自分たちの仕事を終わらせた後で駆け付けて来たようだ。
「……スマン」
「バカリーダー!あっちでも、ネレウスの王子が現れたって噂になってたわよ。おかげで、みんな逃げずに、こっちに集まって来てるんだから。建物の中も窓からいっぱい見てるし、戦いに巻き込まれる人が出るかもしれないわ」
「スマン」
真っ直ぐにディートリヒの下へと進むコルネリアたち。
遠巻きに見ていた冒険者の内の数人が、会話からディートリヒの仲間だと気が付いたのだろう。取り押さえようと彼女たちに手を伸ばしたが、あっさりと避けられる。さらに赤い魔狼に一瞥され、恐怖で動けなくなって大人しく引き下がっていった。
「巻き込まれなくても、目撃者が増えちゃうじゃない!これじゃ、色々とバレバレよ!」
「ロアに迷惑が掛かるな……。バカリーダー」
「……」
「スマン」
ロアの二重存在をおびき寄せて地上で戦うと決断した以上は、多少の目撃者は織り込み済みだった。
だが、いくら織り込み済みだったと言っても、大人数に見られるのは本意ではない。望郷のメンバーたちが先行して避難誘導したのも、危険に晒される人を減らすのと同時に、目撃者を減らすことも目的だった。
逆に人を集めるようでは、意味が無い。
<まったく、寝坊助は何をやっておるのだ!?>
「そう言うなよ、オレだってオレなりに考えてだな……って、害獣か?声が!?」
突然割り込んで来たグリおじさんの声に、ディートリヒは思わず周囲をキョロキョロと見渡す。
だが、そこに迷惑グリフォンの姿は無かった。
グリおじさんは、ダンジョンの本当の最下層の五十層にいる。そこで地脈から魔力を集める作業に従事していて、離れられない。
<うむ、今そちらの様子が見られるようになった。小僧のおかげで自由に魔力が広げられるようになったとはいえ、ダンジョンは勝手が違うからな。手間取った>
グリおじさんは魔力を広げて周囲を探ることが出来る。その気になればダンジョンの底から地上まで広げるくらいは余裕だ。
ダンジョン内は様々な制約があって魔力を広げることが出来なかったが、今は違う。
ロアがダンジョンの親鍵で、従魔と仲間の行き来を自由にした。おかげで、ダンジョンの中から外まで魔力も自由に広げれるようになった。
ちなみに、ディートリヒと赤い魔狼が逆行不可のダンジョンの入り口から出て来られたのも、このマスターキーの効果のおかげである。
そして、広がった魔力の範囲内であれば、グリおじさんも自分の声を届けることもできる。
<まあ、目撃者は消せばいいであろう>
「ちょっと!消すって!!ダメよ!」
いくらなんでも、目撃されたくないからと言って、見た者たちを始末するのはやり過ぎだ。
平然と言ってのけたグリおじさんに、コルネリアが声を上げた。
<消すと言っても、記憶を消すのだぞ?妖精王にやらせれば、簡単にできるであろう。何か勘違いしておらぬか?そんなことを思いつくなど、うるさい女は恐ろしいやつだな>
「…………わざと言ったわね……」
楽しげに言う声に、グリおじさんのニヤニヤ笑いが見えるようだ。反論しようにもまた揚げ足を取られるのが分かっているので、コルネリアは顔を真っ赤にしながらも不満げに唇を噛み締めた。
<寝坊助の不始末の罰は後で受けさせるとして。もうすぐそちらに行くぞ>
「罰があるのかよ!」
<当然であろう!そんなことはどうでもいい、行くぞ>
同時に、ドンと何かが弾け飛んだような轟音が響く。
勢い余って、冒険者ギルドの一部が吹き飛んだ音だ。ディートリヒたちが中庭に飛び出した時より若干小さいが、それはすでに赤い魔狼が吹き飛ばした場所と同じ道を辿っているからだろう。
<ロア!フィー!>
赤い魔狼が立ち上がり叫んだ。
<ルー!来たよ!>
飛ぶような勢いで中庭に躍り出てくる影。ロアを背に乗せた青い魔狼だ。
直前まで使っていた魔法の余波か、身体から冷気の白い帯を噴出させながら建物から飛び出してくる。
青い魔狼は、中庭に出ると身体を反転させる。脚を踏ん張って勢いを殺すと、赤い魔狼の横へと並んだ。
反転したことで冷気の帯は大きな円を描き、中庭の地面を這って丸く広がっていった。
突如現れたもう一匹の巨大な魔狼に、周囲を取り囲んでいた冒険者は驚き過ぎて声すら上げられない。ただ、目を見開いて見つめるだけだ。
円を描いたまま広がっていく冷気は、取り囲んでいた冒険者にまで届いた。
すると冒険者たちは、それを避けるように後ずさる。
危険を感じたからではない。中にいる望郷たちが何の反応も示していないことから、観察眼の鋭い冒険者たちは、危険のない、ただの雲のような物だと即座に判断できていた。
後ずさった理由は、恐怖でなく畏怖。
聖域や禁則地に感じるような、本能的な忌避感からの行動だった。
冷気の広がりにゆっくりと後退しながらも、冒険者たちの目は中庭に向けられている。
巨大な二匹の魔狼。赤と青に輝く姿は、神話の光景だ。
その背で、ロアが片手を掲げた。
二匹の魔狼の大きさに比べれば、小さな動き。
だが、やけに目を引く動作だった。
魔狼を見つめていた冒険者たちの視線が、ロアへと注がれた。
「……名乗ったのは、マズかったかな?」
当の中心人物……と思われている男は、困惑していた。
ディートリヒである。
ディートリヒと赤い魔狼は、冒険者ギルドの中庭の真ん中に陣取っていた。
「逃げろって言ったのに、遠巻きのまま動きやがらねぇ……」
ディートリヒはこれから始まる戦いの被害を最小限にするために、注意喚起をしたつもりだった。
あえて迷宮の逆行不可の入り口から外に出て、派手に目を引いた。
しかも、トドメとばかりに、大人の姿の赤い魔狼に乗っての登場だ。誰もが異常な状況だと認識しただろう。
そこまでだったら、ディートリヒの狙い通り、冒険者ギルドにいた冒険者たちの大半は異常に気付いて逃げるか、警戒をしていただろう。
だが、ディートリヒはやり過ぎた。
避難を促すなら、自分の名前と身分を伝えた方が信じてもらいやすい。ディートリヒは、そう思ってしまったのだ。
だから名乗った。
だが、名乗った名が悪かった。
ディートリヒ・フォン・スカーレット。
ネレウス王国の王子としての正式な名だ。対外的にネレウスの貴族を示すフォンまでしっかり付けている。
誰も知らない様な冒険者の名前よりは、他国の王族の名前の方が聞く耳を持ってくれるだろうという判断だったが、結果は最悪だった。
今現在、ディートリヒは多くの冒険者たちから遠巻きにされ、敵意のこもった目で見られている。
誰も逃げる様子はない。
<バカだよね>
赤い魔狼も呆れた様子でディートリヒを背に乗せたまま寝そべり、ため息を漏らしている。
ここはアダド。ネレウスを敵視している国だ。
アダドでネレウスの王族の名前を名乗ればどうなるか?その想像が付いてない時点で、魔狼にまで馬鹿にされても仕方ない。
遠巻きで済んでいるのは、伝説のフェンリルと見まごう大人姿の赤い魔狼の存在があるからに過ぎない。
ディートリヒだけだったら、今頃は冒険者たちに詰め寄られて袋叩きにあっていたことだろう。
<よそく、よそうは大事!>
赤い魔狼の言葉に、ディートリヒはさらに凹む。
バカと言われるのは慣れているが、魔狼に予測予想もできないのかと説教されるのは心に刺さる。それがロアの受け売りだとしても。
「何やってるのよ!」
そうこうしている内に、声が掛かった。
遠巻きに見ている冒険者たちをかき分け現れたのは、コルネリアだ。
「逆に集まって来てるじゃないか!」
「……」
コルネリアの後ろにはクリストフとベルンハルトの姿もあった。全員が呆れた顔をしている。
彼らはダンジョンの一層でディートリヒと別れ、出口側にいる冒険者の避難を誘導していた。そちらは問題なく済んだらしい。自分たちの仕事を終わらせた後で駆け付けて来たようだ。
「……スマン」
「バカリーダー!あっちでも、ネレウスの王子が現れたって噂になってたわよ。おかげで、みんな逃げずに、こっちに集まって来てるんだから。建物の中も窓からいっぱい見てるし、戦いに巻き込まれる人が出るかもしれないわ」
「スマン」
真っ直ぐにディートリヒの下へと進むコルネリアたち。
遠巻きに見ていた冒険者の内の数人が、会話からディートリヒの仲間だと気が付いたのだろう。取り押さえようと彼女たちに手を伸ばしたが、あっさりと避けられる。さらに赤い魔狼に一瞥され、恐怖で動けなくなって大人しく引き下がっていった。
「巻き込まれなくても、目撃者が増えちゃうじゃない!これじゃ、色々とバレバレよ!」
「ロアに迷惑が掛かるな……。バカリーダー」
「……」
「スマン」
ロアの二重存在をおびき寄せて地上で戦うと決断した以上は、多少の目撃者は織り込み済みだった。
だが、いくら織り込み済みだったと言っても、大人数に見られるのは本意ではない。望郷のメンバーたちが先行して避難誘導したのも、危険に晒される人を減らすのと同時に、目撃者を減らすことも目的だった。
逆に人を集めるようでは、意味が無い。
<まったく、寝坊助は何をやっておるのだ!?>
「そう言うなよ、オレだってオレなりに考えてだな……って、害獣か?声が!?」
突然割り込んで来たグリおじさんの声に、ディートリヒは思わず周囲をキョロキョロと見渡す。
だが、そこに迷惑グリフォンの姿は無かった。
グリおじさんは、ダンジョンの本当の最下層の五十層にいる。そこで地脈から魔力を集める作業に従事していて、離れられない。
<うむ、今そちらの様子が見られるようになった。小僧のおかげで自由に魔力が広げられるようになったとはいえ、ダンジョンは勝手が違うからな。手間取った>
グリおじさんは魔力を広げて周囲を探ることが出来る。その気になればダンジョンの底から地上まで広げるくらいは余裕だ。
ダンジョン内は様々な制約があって魔力を広げることが出来なかったが、今は違う。
ロアがダンジョンの親鍵で、従魔と仲間の行き来を自由にした。おかげで、ダンジョンの中から外まで魔力も自由に広げれるようになった。
ちなみに、ディートリヒと赤い魔狼が逆行不可のダンジョンの入り口から出て来られたのも、このマスターキーの効果のおかげである。
そして、広がった魔力の範囲内であれば、グリおじさんも自分の声を届けることもできる。
<まあ、目撃者は消せばいいであろう>
「ちょっと!消すって!!ダメよ!」
いくらなんでも、目撃されたくないからと言って、見た者たちを始末するのはやり過ぎだ。
平然と言ってのけたグリおじさんに、コルネリアが声を上げた。
<消すと言っても、記憶を消すのだぞ?妖精王にやらせれば、簡単にできるであろう。何か勘違いしておらぬか?そんなことを思いつくなど、うるさい女は恐ろしいやつだな>
「…………わざと言ったわね……」
楽しげに言う声に、グリおじさんのニヤニヤ笑いが見えるようだ。反論しようにもまた揚げ足を取られるのが分かっているので、コルネリアは顔を真っ赤にしながらも不満げに唇を噛み締めた。
<寝坊助の不始末の罰は後で受けさせるとして。もうすぐそちらに行くぞ>
「罰があるのかよ!」
<当然であろう!そんなことはどうでもいい、行くぞ>
同時に、ドンと何かが弾け飛んだような轟音が響く。
勢い余って、冒険者ギルドの一部が吹き飛んだ音だ。ディートリヒたちが中庭に飛び出した時より若干小さいが、それはすでに赤い魔狼が吹き飛ばした場所と同じ道を辿っているからだろう。
<ロア!フィー!>
赤い魔狼が立ち上がり叫んだ。
<ルー!来たよ!>
飛ぶような勢いで中庭に躍り出てくる影。ロアを背に乗せた青い魔狼だ。
直前まで使っていた魔法の余波か、身体から冷気の白い帯を噴出させながら建物から飛び出してくる。
青い魔狼は、中庭に出ると身体を反転させる。脚を踏ん張って勢いを殺すと、赤い魔狼の横へと並んだ。
反転したことで冷気の帯は大きな円を描き、中庭の地面を這って丸く広がっていった。
突如現れたもう一匹の巨大な魔狼に、周囲を取り囲んでいた冒険者は驚き過ぎて声すら上げられない。ただ、目を見開いて見つめるだけだ。
円を描いたまま広がっていく冷気は、取り囲んでいた冒険者にまで届いた。
すると冒険者たちは、それを避けるように後ずさる。
危険を感じたからではない。中にいる望郷たちが何の反応も示していないことから、観察眼の鋭い冒険者たちは、危険のない、ただの雲のような物だと即座に判断できていた。
後ずさった理由は、恐怖でなく畏怖。
聖域や禁則地に感じるような、本能的な忌避感からの行動だった。
冷気の広がりにゆっくりと後退しながらも、冒険者たちの目は中庭に向けられている。
巨大な二匹の魔狼。赤と青に輝く姿は、神話の光景だ。
その背で、ロアが片手を掲げた。
二匹の魔狼の大きさに比べれば、小さな動き。
だが、やけに目を引く動作だった。
魔狼を見つめていた冒険者たちの視線が、ロアへと注がれた。
788
お気に入りに追加
32,103
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

ああ、うちの姫様ときたら!
桜梅花 空木
ファンタジー
サーシャ王国は1年ほど前から病気感染、災害、異常気候による食料困難から徐々に国力を無くしていく。
そんな国の魔術師が一人の少女の誕生によって事態が大きく好転するとの予言を得る。国全土の期待を背負った少女が今日も元気に奮闘していきます!
―――――――――――――――――――――――――――
宣伝?失礼します(* + *)Twitter始めました。是非遊びに来て頂けると嬉しいです。
https://twitter.com/@2tPLyHRj4AfaLmn
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。