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芽ぐむ日
第二十話 来たる
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四月。
チチチ、と小鳥がジューンベリーの花陰で鳴く。
白い花を咲かせる花木を横目に、レナは足早に部室へ向かっていた。
新学期が始まって、半月が過ぎた。
レナは発現したスキルを使いこなすため、ネモから想像しやすい身の回りにある簡単な物へ『変質』させるようにと課題を出され、訓練を始めていた。
そして、それは少しずつではあるが、確実に成果を上げていた。
レナは手に持つ小瓶を握りしめて部室の扉を開くと、中にいたイヴァンに溌溂とした笑顔を向ける。
「イヴァン先輩、聞いてください! スキルで、水から砂糖水にするのに成功しました!」
「えっ、凄いね!」
イヴァンは手に持っていた実験器具を置き、レナの掲げる小瓶を受け取る。
「前はちょっと甘い、って感じでしたけど、今ははっきりと甘さを感じますよ!」
「へえ……、どれどれ……」
イヴァンは手に小瓶の中身を少し零し、それを舐めた。
「甘い!」
「はい、甘くできました!」
ニコニコ微笑み合う二人に、ヘンリーが寄って来る。
「レナ、もう砂糖水に変えられるようになったのか?」
「はい! 前の塩水はちょっと大変でしたけど、砂糖水はわりと簡単に出来ました!」
やるじゃないか、と褒められ、レナは破顔した。
「おめでとう、レナ。とっておきのお茶を淹れるわ。座って待っててね」
エラも微笑みを浮かべてお祝いの言葉を言うと、とっておきの茶葉を持ってキッチンへ向かう。
レナはエラに礼を言い、素直に席に着いた。
その隣にイヴァンが座り、正面にヘンリーが座る。
「そういえば、今日もイザベラは外ですか?」
「ああ。引率にネモとチアンを連れて魔物狩りだ」
「彼女、強くなったよね……」
遠い目をするイヴァンに、レナとヘンリーは苦笑いする。
イザベラは現在、魔物狩りに注力していた。
もしアロイスが王都に来たら、一緒に依頼を受けるのだと言って腕を磨き始めたのだ。
「確か、魔物の解体作業も出来るようになったんだろ?」
「はい。ちょっときつかったらしいですけど、無事にやり遂げたそうです」
ヘンリーの言葉にレナが頷き、イヴァンが苦笑しながら言う。
「彼女、本当に鞭の才能があるらしくて、昨日は遂にⅮ級の魔物を単独討伐したらしいですよ」
「そりゃ、凄いな!」
ヘンリーがそう声を上げたところで、エラが高級茶葉で淹れた紅茶とイチゴタルトを配り、席に座った。
「何を話していたの?」
「イザベラの魔物狩りのお話しよ」
レナの返答に、ああ、そのことね、とエラは頷く。
「イザベラさん、頑張ってるわよね」
「そうよね。このまま恋が叶うと良いんだけど……」
レナのその言葉に、エラがそうね、と頷くが、でもそのアロイスさんは王都に来るのかしら? と小首を傾げた。
「……たぶん、来ると思うよ」
少しばかり不機嫌そうな声音でそう言うイヴァンに、レナが不思議そうな顔をし、エラとヘンリーが微妙な顔をした。
そして、ヘンリーが声を潜めてエラに尋ねる。
「おい、ネモたちがアロイスはレナに気があると言っていたが、レナはアロイスの想いに気づいていないのか?」
「わかりません。ですけど、何かしら察したとしても、自意識過剰だと思って否定していそうな気もします」
エラとしては、レナの気持ちは分からなくもないのだ。レナもエラも、あまりモテるようなタイプではない。磨ける部分は磨き抜いたが、土台の美貌は世の美人の隣に立てばどうしたって劣る。イザベラなどは典型的な目を引く美人で、そんな彼女が隣に立っているなら、まさか自分にそういう想いを向けられるとは思わない。ましてや、そのイザベラが好意を寄せているのだ。いずれはくっつくだろう、とか思っていそうである。
「それに、レナは自分のことで手一杯ですし、ちょっと今は他のことにまで意識を裂くのは難しいのではないでしょうか」
「あー……、そうだな。スキルなんて面白そうなものを手に入れて来たからな……」
ヘンリーはエラの言葉に納得しつつも、けどなぁ……、と困ったように呟く。
「イヴァンがなぁ……」
レナへそういう好意を持って近づく男の出現に、根暗ヘタレ男イヴァンの胸の奥に、嫉妬の炎がチラチラと燃えているのをヘンリーは感じ取っていた。
***
そして時は過ぎ、イヴァンの言葉通り、彼はやって来た。
「あれ……、もしかして、レナさん?」
「えっ?」
町の表通りを歩いていると、不意に名を呼ばれてレナは立ち止まる。
声がした方を見てみれば、そこには銀色の髪の男――アロイス・クレスが立っていた。
「あ、アロイスさん!?」
驚くレナに、彼は破顔した。
厚手のマントを羽織り、大きな荷物を担ぐ彼は、いかにも今さっき王都に着いたばかりなのだという風情だった。
「わぁぁ、お久しぶりです!」
「ああ、お久しぶり。せっかく勧めてもらったから、来てしまったよ」
小走りに駆け寄るレナに、彼の眦が優しく和む。
「恰好から察するに、今着いたばかりですか?」
「ああ、そうなんだ。すまない、おすすめの宿とかはあるか?」
その質問にレナは笑顔で「ありますよ!」と答え、道案内のために歩き出す。
道中、レナがこれまでのこと――特に、可愛い後輩であるイザベラの張り切り具合を話しながら、アロイスの半歩先を歩く。
アロイスはそれに相槌を打ちながら、レナの歩調に合わせてゆっくりと歩く。
春の暖かな空気。
街路樹は青々と葉を茂らせ、花壇に植わる花は色とりどりの花を咲かせる。
店先に飾られる花から花弁が飛ばされ、ひらりと空に踊る。
それに誘われるようにアロイスは空を見上げ、眩しい太陽の光に目を細めて、淡く微笑む。
「気持ちの良い日だ……」
「そうですね!」
思わず零れた呟きに、すかさず返って来た言葉を聞いて、アロイスは少し驚いた顔をしたものの、すぐに笑んで頷いた。
「そういえば、宿の近くに飯屋があると助かるんだが」
「ありますよ! そっちも紹介しますね!」
溌溂と跳ねる言葉に、煌めく新緑色の瞳。
アロイスはレナを見つめ、眩しそうに目を細めた。
チチチ、と小鳥がジューンベリーの花陰で鳴く。
白い花を咲かせる花木を横目に、レナは足早に部室へ向かっていた。
新学期が始まって、半月が過ぎた。
レナは発現したスキルを使いこなすため、ネモから想像しやすい身の回りにある簡単な物へ『変質』させるようにと課題を出され、訓練を始めていた。
そして、それは少しずつではあるが、確実に成果を上げていた。
レナは手に持つ小瓶を握りしめて部室の扉を開くと、中にいたイヴァンに溌溂とした笑顔を向ける。
「イヴァン先輩、聞いてください! スキルで、水から砂糖水にするのに成功しました!」
「えっ、凄いね!」
イヴァンは手に持っていた実験器具を置き、レナの掲げる小瓶を受け取る。
「前はちょっと甘い、って感じでしたけど、今ははっきりと甘さを感じますよ!」
「へえ……、どれどれ……」
イヴァンは手に小瓶の中身を少し零し、それを舐めた。
「甘い!」
「はい、甘くできました!」
ニコニコ微笑み合う二人に、ヘンリーが寄って来る。
「レナ、もう砂糖水に変えられるようになったのか?」
「はい! 前の塩水はちょっと大変でしたけど、砂糖水はわりと簡単に出来ました!」
やるじゃないか、と褒められ、レナは破顔した。
「おめでとう、レナ。とっておきのお茶を淹れるわ。座って待っててね」
エラも微笑みを浮かべてお祝いの言葉を言うと、とっておきの茶葉を持ってキッチンへ向かう。
レナはエラに礼を言い、素直に席に着いた。
その隣にイヴァンが座り、正面にヘンリーが座る。
「そういえば、今日もイザベラは外ですか?」
「ああ。引率にネモとチアンを連れて魔物狩りだ」
「彼女、強くなったよね……」
遠い目をするイヴァンに、レナとヘンリーは苦笑いする。
イザベラは現在、魔物狩りに注力していた。
もしアロイスが王都に来たら、一緒に依頼を受けるのだと言って腕を磨き始めたのだ。
「確か、魔物の解体作業も出来るようになったんだろ?」
「はい。ちょっときつかったらしいですけど、無事にやり遂げたそうです」
ヘンリーの言葉にレナが頷き、イヴァンが苦笑しながら言う。
「彼女、本当に鞭の才能があるらしくて、昨日は遂にⅮ級の魔物を単独討伐したらしいですよ」
「そりゃ、凄いな!」
ヘンリーがそう声を上げたところで、エラが高級茶葉で淹れた紅茶とイチゴタルトを配り、席に座った。
「何を話していたの?」
「イザベラの魔物狩りのお話しよ」
レナの返答に、ああ、そのことね、とエラは頷く。
「イザベラさん、頑張ってるわよね」
「そうよね。このまま恋が叶うと良いんだけど……」
レナのその言葉に、エラがそうね、と頷くが、でもそのアロイスさんは王都に来るのかしら? と小首を傾げた。
「……たぶん、来ると思うよ」
少しばかり不機嫌そうな声音でそう言うイヴァンに、レナが不思議そうな顔をし、エラとヘンリーが微妙な顔をした。
そして、ヘンリーが声を潜めてエラに尋ねる。
「おい、ネモたちがアロイスはレナに気があると言っていたが、レナはアロイスの想いに気づいていないのか?」
「わかりません。ですけど、何かしら察したとしても、自意識過剰だと思って否定していそうな気もします」
エラとしては、レナの気持ちは分からなくもないのだ。レナもエラも、あまりモテるようなタイプではない。磨ける部分は磨き抜いたが、土台の美貌は世の美人の隣に立てばどうしたって劣る。イザベラなどは典型的な目を引く美人で、そんな彼女が隣に立っているなら、まさか自分にそういう想いを向けられるとは思わない。ましてや、そのイザベラが好意を寄せているのだ。いずれはくっつくだろう、とか思っていそうである。
「それに、レナは自分のことで手一杯ですし、ちょっと今は他のことにまで意識を裂くのは難しいのではないでしょうか」
「あー……、そうだな。スキルなんて面白そうなものを手に入れて来たからな……」
ヘンリーはエラの言葉に納得しつつも、けどなぁ……、と困ったように呟く。
「イヴァンがなぁ……」
レナへそういう好意を持って近づく男の出現に、根暗ヘタレ男イヴァンの胸の奥に、嫉妬の炎がチラチラと燃えているのをヘンリーは感じ取っていた。
***
そして時は過ぎ、イヴァンの言葉通り、彼はやって来た。
「あれ……、もしかして、レナさん?」
「えっ?」
町の表通りを歩いていると、不意に名を呼ばれてレナは立ち止まる。
声がした方を見てみれば、そこには銀色の髪の男――アロイス・クレスが立っていた。
「あ、アロイスさん!?」
驚くレナに、彼は破顔した。
厚手のマントを羽織り、大きな荷物を担ぐ彼は、いかにも今さっき王都に着いたばかりなのだという風情だった。
「わぁぁ、お久しぶりです!」
「ああ、お久しぶり。せっかく勧めてもらったから、来てしまったよ」
小走りに駆け寄るレナに、彼の眦が優しく和む。
「恰好から察するに、今着いたばかりですか?」
「ああ、そうなんだ。すまない、おすすめの宿とかはあるか?」
その質問にレナは笑顔で「ありますよ!」と答え、道案内のために歩き出す。
道中、レナがこれまでのこと――特に、可愛い後輩であるイザベラの張り切り具合を話しながら、アロイスの半歩先を歩く。
アロイスはそれに相槌を打ちながら、レナの歩調に合わせてゆっくりと歩く。
春の暖かな空気。
街路樹は青々と葉を茂らせ、花壇に植わる花は色とりどりの花を咲かせる。
店先に飾られる花から花弁が飛ばされ、ひらりと空に踊る。
それに誘われるようにアロイスは空を見上げ、眩しい太陽の光に目を細めて、淡く微笑む。
「気持ちの良い日だ……」
「そうですね!」
思わず零れた呟きに、すかさず返って来た言葉を聞いて、アロイスは少し驚いた顔をしたものの、すぐに笑んで頷いた。
「そういえば、宿の近くに飯屋があると助かるんだが」
「ありますよ! そっちも紹介しますね!」
溌溂と跳ねる言葉に、煌めく新緑色の瞳。
アロイスはレナを見つめ、眩しそうに目を細めた。
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