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ロムルド王国編
第六話 希望
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王や高官が並ぶ会議室で、それぞれが沈痛な面持ちでアーロンの報告を聞いていた。
「では、この世界の有様は、我々人族の自業自得であったというのか……」
苦し気な王の言葉に、女神教の枢機卿が反論する。
「お待ち下さい! それは、妖精が言っただけで、何の証拠も無いではありませんか!」
巫女の神託を否定し、長く妖精を魔物と認めてきた教会は、その事実を簡単に認めるわけにはいかなかった。
しかし、その主張に返ってくるのは、鬱陶し気な、冷たい視線だった。
「では、風の上級精霊の言葉は何を意味するというのだ」
精霊は神の使いとされている。事実、それは間違いではない。そんな風の精霊、しかも上級精霊を目撃し、その言葉を聞いた者があまりにも多かった。
「風の上級精霊の言う王が、妖精の王である証拠などありません。あの者達の作り話なのではないのですか?」
そう枢機卿が忌々し気にアーロン達を睨み付けた。
これにはアーロン達も気分が悪くなり、眉間に皺を寄せた。
そんな両者を見て、王が溜息を吐く。
「やめよ。枢機卿、貴方の言い分は分かった。しかし、もし妖精王の事が真実であるなら、これが飢えを癒し、世界を救う最後の希望だ。その希望を憶測だけで手放せと言うのか?」
「それは……」
暗に責任を取れるのか、と問われ、枢機卿は口を閉ざした。
「最早、我々は滅びに向かい、出来る事と言えばそれを遅らせる努力をする事位しか出来ぬ。ならば、アーロン達が持ち帰ってくれたこの子に、希望を託してみても良いのではないか?」
そう言って、王はアーロンの卓に座る木霊に視線を向ける。
「それに、私にはその者が魔物の様な悪しき存在であるとはどうしても思えぬ」
自分に視線が集まり、不思議そうに首を傾げる木霊に、王や高官達は何処か困った様に苦笑する。
「アリア、妖精が精霊が姿を変えた存在であるのは、間違いなのだね?」
そう尋ねたのは、初老のエルフだった。このエルフは、ロムルド王国に住まうエルフ族の長であった。
「はい。私は、妖精珠から、精霊が……、死んでしまった精霊が、世界に溶けるのをこの目で見ました」
震える声で告げられた言葉に、エルフ族の長は沈痛な面持ちで目を伏せた。
「……どちらにせよ、もう手が無い。妖精王とやらの言葉を信じてみよう」
王のこの言葉を最後に会議は締めくくられ、全ての希望は、この小さな妖精に託されたのだった。
***
その日、ロムルド王国では王より御触書が出た。
それは、以下のような内容だった。
・世界の衰退が妖精の絶滅に起因するものだった事。
・世界の健全な繁栄には、精霊と妖精が必要だった事。
・妖精は魔物ではなく、精霊が姿を変えたものだった事。
・精霊が妖精に姿を変えても良いと思わせるような国にしなければならに事。
・最後の機会として、妖精の王から妖精と、その妖精が宿る樹の種が与えられ、それを守らなくてはならない事。
それは、多くの国民にとって衝撃的な事実で、戸惑いが大きかった。
しかし、国民がどれ程困惑しようが、時間は待ってはくれない。
そして、その日はやってきたのである。
「おい、何だかものものしいが、今日は何かあるのか?」
「さあ? 何だか、立派な鎧を着た騎士様だが、どうしたんだろうな……?」
十名程の騎士が王城から何かを守る様にして出てきたのである。
しかし、一行の様子はどうも不自然であった。
それは、恐ろしくゆっくりと歩いてきたのである。
「何か、守ってる…ぽいな?」
「騎士様方の中心に、何かあるみたいだ」
多くの民が不思議そうに見守る中、騎士達がゆっくりと移動してくる。
そして、騎士達が守る者の姿を一番最初に見たのは、幼い子供だった。
「おにんぎょうさん!」
騎士の足の間から見えたのは、木製の小さな人形の様な生き物だった。
視線の低い、小さい子供だからこそ見えた光景だった。
木製人形の様な生き物は小さな足を一生懸命動かし、目的を持って歩いている様だった。
周りを囲む騎士達は、顔には出さないものの、少しハラハラした心持で謎の生き物を気にしていた。
そして、それは遂に立ち止まった。
立ち止まった場所は、広場の中心にある何も植えられていない花壇であった。
そこには昔大樹が植えられていただのが、いつしか枯れてしまい、他の植物を植える余裕もなく、そのままにしてあったものだった。
花壇は地面からそれなりの高さがあり、それは人が腰かけるのに丁度いい高さの為、謎の生き物には少々高すぎた。
一生懸命登ろうと頑張っている様子を見て、騎士の一人が手を貸してやると、謎の生き物は丁寧にお辞儀をした。
そんな何処か心温まる遣り取りを民達は遠巻きに眺めていたが、その中の一人がそっと進み出て、騎士の一人に尋ねた。
「あの、すみません、騎士様。ちょっと、よろしいですか?」
「ん? 何だ?」
「その……、あの人形様な生き物は何ですか?」
「ああ、あれは妖精だ」
「えっ!?」
尋ねた男はぎょっとして後ずさるが、騎士が苦笑してそれを宥めた。
「大丈夫だ。妖精は魔物ではない。魔物には本能的に嫌悪感が湧くが、あの妖精にはそんなものは感じないだろう?」
騎士の言葉に、男は再び妖精を見て、確かに、と頷き、落ち着きを取り戻した。
件の妖精は、花壇の中心部に行き、持っていた種を植えた。
ぽんぽん、と植えた所の土を叩き、きょろきょろと辺りを見回す。
その様子を不思議に思った騎士の一人が、どうしたのかと妖精に尋ねるが、残念ながらこの妖精は話すことが出来ないようで、ジェスチャーで何かを伝えようとしているのは分かるのだが、何を伝えたいのかは分からなかった。
騎士たちが、うんうん唸っていると、そこに救いの手が差し伸べられた。
「おみず! おにんぎょうさん、おみずね!」
それは、小さな女の子だった。
騎士達が居並ぶ隙間から妖精を見つめ、破顔する。
痩せて、粗末な衣服を着ているが、キラキラ光る瞳は生命力に満ちていた。
「まっててね! もってくるから!」
そう言って、女の子は人垣の向こうへ消え、しばらくして木製の椀に水を入れて戻ってきた。
妖精を守る騎士達は、女の子を妖精に近付けても良いものか迷うが、妖精が嬉しそうに女の子へ手を伸ばしたので、女の子を招き入れた。
「はい、どうぞ!」
妖精が受け取った椀は妖精には大きかったが、体格に見合わずなかなか力があるらしく、危なげなく椀を受け取ると、礼を言うかのように女の子に一礼した。
そして、妖精は先程種を植えた所へ行くと、そこへ椀を傾け、水をかけた。
そして、変化は起こった。
妖精の足元から、ひょこり、と植物が芽を出したのだ。そして、それは急成長を始め、小さな子供の背丈位まで伸びた。
若木となったそれに驚いた人々は、思わず息をつめ、若木を見つめた。
若木は柔らかな、不思議な光を放っていた。
光は、ポツリ、ポツリと蛍火の様に空へ上り、消えていく。
それは、酷く神秘的な光景だった。
ぼんやりとその光景に見入っていた人々は、ふと、気付いた。
「おい、見ろ! 花が……!」
花壇のすぐそば、道に敷かれたタイルの隙間から、小さな花が咲いていたのだ。
それは、雑草に分類される様な植物だった。しかし、最近では、それすら見かけなくなっていたのだ。
人々は辺りを見回し、所々に芽吹く緑を見付ける。
「ああ……、なんて綺麗……」
名も無い花を見て、婦人が涙を溢し、それを夫が支える。
「妖精が必要って、こういう事なのか……」
誰かの呟きが、広場にだんだんと広まる。
しかし、妖精はそんな人族達の様子など気にもせず、椀に残った水を若木に掛けていた。
その様子を、人々は涙を溢しながら、その瞳に希望の光を灯して見つめていた。
「では、この世界の有様は、我々人族の自業自得であったというのか……」
苦し気な王の言葉に、女神教の枢機卿が反論する。
「お待ち下さい! それは、妖精が言っただけで、何の証拠も無いではありませんか!」
巫女の神託を否定し、長く妖精を魔物と認めてきた教会は、その事実を簡単に認めるわけにはいかなかった。
しかし、その主張に返ってくるのは、鬱陶し気な、冷たい視線だった。
「では、風の上級精霊の言葉は何を意味するというのだ」
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「風の上級精霊の言う王が、妖精の王である証拠などありません。あの者達の作り話なのではないのですか?」
そう枢機卿が忌々し気にアーロン達を睨み付けた。
これにはアーロン達も気分が悪くなり、眉間に皺を寄せた。
そんな両者を見て、王が溜息を吐く。
「やめよ。枢機卿、貴方の言い分は分かった。しかし、もし妖精王の事が真実であるなら、これが飢えを癒し、世界を救う最後の希望だ。その希望を憶測だけで手放せと言うのか?」
「それは……」
暗に責任を取れるのか、と問われ、枢機卿は口を閉ざした。
「最早、我々は滅びに向かい、出来る事と言えばそれを遅らせる努力をする事位しか出来ぬ。ならば、アーロン達が持ち帰ってくれたこの子に、希望を託してみても良いのではないか?」
そう言って、王はアーロンの卓に座る木霊に視線を向ける。
「それに、私にはその者が魔物の様な悪しき存在であるとはどうしても思えぬ」
自分に視線が集まり、不思議そうに首を傾げる木霊に、王や高官達は何処か困った様に苦笑する。
「アリア、妖精が精霊が姿を変えた存在であるのは、間違いなのだね?」
そう尋ねたのは、初老のエルフだった。このエルフは、ロムルド王国に住まうエルフ族の長であった。
「はい。私は、妖精珠から、精霊が……、死んでしまった精霊が、世界に溶けるのをこの目で見ました」
震える声で告げられた言葉に、エルフ族の長は沈痛な面持ちで目を伏せた。
「……どちらにせよ、もう手が無い。妖精王とやらの言葉を信じてみよう」
王のこの言葉を最後に会議は締めくくられ、全ての希望は、この小さな妖精に託されたのだった。
***
その日、ロムルド王国では王より御触書が出た。
それは、以下のような内容だった。
・世界の衰退が妖精の絶滅に起因するものだった事。
・世界の健全な繁栄には、精霊と妖精が必要だった事。
・妖精は魔物ではなく、精霊が姿を変えたものだった事。
・精霊が妖精に姿を変えても良いと思わせるような国にしなければならに事。
・最後の機会として、妖精の王から妖精と、その妖精が宿る樹の種が与えられ、それを守らなくてはならない事。
それは、多くの国民にとって衝撃的な事実で、戸惑いが大きかった。
しかし、国民がどれ程困惑しようが、時間は待ってはくれない。
そして、その日はやってきたのである。
「おい、何だかものものしいが、今日は何かあるのか?」
「さあ? 何だか、立派な鎧を着た騎士様だが、どうしたんだろうな……?」
十名程の騎士が王城から何かを守る様にして出てきたのである。
しかし、一行の様子はどうも不自然であった。
それは、恐ろしくゆっくりと歩いてきたのである。
「何か、守ってる…ぽいな?」
「騎士様方の中心に、何かあるみたいだ」
多くの民が不思議そうに見守る中、騎士達がゆっくりと移動してくる。
そして、騎士達が守る者の姿を一番最初に見たのは、幼い子供だった。
「おにんぎょうさん!」
騎士の足の間から見えたのは、木製の小さな人形の様な生き物だった。
視線の低い、小さい子供だからこそ見えた光景だった。
木製人形の様な生き物は小さな足を一生懸命動かし、目的を持って歩いている様だった。
周りを囲む騎士達は、顔には出さないものの、少しハラハラした心持で謎の生き物を気にしていた。
そして、それは遂に立ち止まった。
立ち止まった場所は、広場の中心にある何も植えられていない花壇であった。
そこには昔大樹が植えられていただのが、いつしか枯れてしまい、他の植物を植える余裕もなく、そのままにしてあったものだった。
花壇は地面からそれなりの高さがあり、それは人が腰かけるのに丁度いい高さの為、謎の生き物には少々高すぎた。
一生懸命登ろうと頑張っている様子を見て、騎士の一人が手を貸してやると、謎の生き物は丁寧にお辞儀をした。
そんな何処か心温まる遣り取りを民達は遠巻きに眺めていたが、その中の一人がそっと進み出て、騎士の一人に尋ねた。
「あの、すみません、騎士様。ちょっと、よろしいですか?」
「ん? 何だ?」
「その……、あの人形様な生き物は何ですか?」
「ああ、あれは妖精だ」
「えっ!?」
尋ねた男はぎょっとして後ずさるが、騎士が苦笑してそれを宥めた。
「大丈夫だ。妖精は魔物ではない。魔物には本能的に嫌悪感が湧くが、あの妖精にはそんなものは感じないだろう?」
騎士の言葉に、男は再び妖精を見て、確かに、と頷き、落ち着きを取り戻した。
件の妖精は、花壇の中心部に行き、持っていた種を植えた。
ぽんぽん、と植えた所の土を叩き、きょろきょろと辺りを見回す。
その様子を不思議に思った騎士の一人が、どうしたのかと妖精に尋ねるが、残念ながらこの妖精は話すことが出来ないようで、ジェスチャーで何かを伝えようとしているのは分かるのだが、何を伝えたいのかは分からなかった。
騎士たちが、うんうん唸っていると、そこに救いの手が差し伸べられた。
「おみず! おにんぎょうさん、おみずね!」
それは、小さな女の子だった。
騎士達が居並ぶ隙間から妖精を見つめ、破顔する。
痩せて、粗末な衣服を着ているが、キラキラ光る瞳は生命力に満ちていた。
「まっててね! もってくるから!」
そう言って、女の子は人垣の向こうへ消え、しばらくして木製の椀に水を入れて戻ってきた。
妖精を守る騎士達は、女の子を妖精に近付けても良いものか迷うが、妖精が嬉しそうに女の子へ手を伸ばしたので、女の子を招き入れた。
「はい、どうぞ!」
妖精が受け取った椀は妖精には大きかったが、体格に見合わずなかなか力があるらしく、危なげなく椀を受け取ると、礼を言うかのように女の子に一礼した。
そして、妖精は先程種を植えた所へ行くと、そこへ椀を傾け、水をかけた。
そして、変化は起こった。
妖精の足元から、ひょこり、と植物が芽を出したのだ。そして、それは急成長を始め、小さな子供の背丈位まで伸びた。
若木となったそれに驚いた人々は、思わず息をつめ、若木を見つめた。
若木は柔らかな、不思議な光を放っていた。
光は、ポツリ、ポツリと蛍火の様に空へ上り、消えていく。
それは、酷く神秘的な光景だった。
ぼんやりとその光景に見入っていた人々は、ふと、気付いた。
「おい、見ろ! 花が……!」
花壇のすぐそば、道に敷かれたタイルの隙間から、小さな花が咲いていたのだ。
それは、雑草に分類される様な植物だった。しかし、最近では、それすら見かけなくなっていたのだ。
人々は辺りを見回し、所々に芽吹く緑を見付ける。
「ああ……、なんて綺麗……」
名も無い花を見て、婦人が涙を溢し、それを夫が支える。
「妖精が必要って、こういう事なのか……」
誰かの呟きが、広場にだんだんと広まる。
しかし、妖精はそんな人族達の様子など気にもせず、椀に残った水を若木に掛けていた。
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