5 / 54
異世界転生編
第四話 妖精1
しおりを挟む
さて、それは翌日の事であった。
林檎を貰ったオベロンは何もない部屋を見渡しながら、椅子やテーブルなどの家具も作らないといけないな、と思いながら、二階へ向かった。そして、寝台に腰掛けながら林檎をかじる。
林檎を食べ終えれば、どっと疲れを感じた。
「疲れたな……。あ、どうしよう。角、寝るのに邪魔だな……」
もしや、座って寝るしかないのかと思いながら自分の角を撫でると、角はするすると小さくなり、髪の毛の中に隠れて分からない位になった。
「え、便利……」
何にせよ助かったと思い、上着を脱いで、それを布団代わりに寝台に横になる。
疲れていたせいか、オベロンは直ぐに寝てしまった。
そして、窓から入ってくる陽の光で目を覚ましたわけだが……。
「え、なにこれ……」
オベロンは、ひよこに埋もれていた。
それは、掌サイズの大き目な黄色いひよこで、とてもふわもこだった。
そんなひよこが、寝台に寝転ぶオベロンの身体の上に、みっちりと密集し、覆いかぶさってスヤスヤ寝ている。
ひよこはとても軽いので、ふわもこな羽毛が暖かく、幸せな気分になるが、これはいったい何だろうか?
取り合えず『鑑定』してみれば、その正体が分かった。
『ぴよこ』
職業は布団。
布団が無くて寒い思いをしている人を温めてくれる誇り高き布団妖精。
とてもふわもこ。
「………」
ナニコレ。
ちょっと何と言っていいか分からない、と真顔になるオベロンだが、取り合えず妖精である事は分かった。
しかし、確かアルテシア様は妖精は絶滅してしまったと言ってはいなかっただろうか?
オベロンは首を傾げるが、その妖精は確かに目の前に、オベロンの身体の上に密集して存在している。
そうこうしているうちに、陽が高くなり、ひよこ――いや、ぴよこ達が目を覚まし始めた。
――ぴよ!
――ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ……
目を覚ました順に鳴き始め、ぽろぽろと寝台から降りていく――否、むしろ落ちていく。
大丈夫か、と少し心配していたら、最後の一匹が寝台から降りたのち、一斉にこちらを向き、一声。
――ぴよ!
声を揃えて一鳴きした後、まるで吸い込まれるかのように一斉に窓へ群がり、部屋を出て行ってしまった。
「……え? 結局、何だったんだ……?」
いや、布団妖精と言うからには、布団になってくれたんだろうが……。
何やら納得しきれない出来事に首をひねりつつ、頭を掻くと、小さくなった角に触れた。
「そう言えば、角はどうすればいいんだ?」
大きくなれ、と思いながら角にもう一度触れれば、角はスルスルと大きくなり、最初と同じサイズになった。
「本当に、便利だな……」
感心しながら一階に向かえば、そこは、前日とは様変わりしていた。
「は?」
何もない空間の筈だった。
椅子やテーブル等を作らなくてはと思っていたのだ。しかし、作った覚えも、手に入れた覚えも無い椅子やテーブル、棚やチェスト等の家具が綺麗に配置されていた。
「え? これはいったい……?」
まさか幻かとテーブルに触れるが、ちゃんと実体を持っており、幻などでは無かった。
そして、部屋を歩き回り、家具に触れ、磨かれた木製の家具が質の良いものだと知る。
混乱する頭で、ふと、レンガを積んでおいたキッチン予定地が気になった。
その足でキッチンの方へ足を向ければ、そこに在ったのは、やはり前日とは異なる光景だった。
「キッチンが出来てる……」
樹木の家の延長線上に在る様に、壁は生木、火を使う竈とその周辺はレンガ製だ。他には、流しがあり、食器棚やテーブル、小さい椅子もあった。
歩き回ってみれば、他にも部屋があり、そこはトイレと風呂場だった。
「本当に、これ、どうして……」
呆然としながら歩き回り、外も何か変わっているのではないかと、キッチンの勝手口から外に出た。
そして、見つけてしまった。
「え……?」
それは、小人だった。
身長はオベロンの腰くらいまでしかないだろう、彫りの深いおっさん顔の小人だ。
「は……?」
そして、とてもマッチョな小人だった。
マッチョ小人の数は、七人。彼等は、穴を掘っていた。
「あの……、どちら様で?」
マッチョ小人はこちらを向き、イイ笑顔でサムズアップした。おう、任せとけよ、と言わんばかりの笑顔である。
「えー……?」
困り果てて微妙な笑顔を浮かべるオベロンに構わず、小人達は作業に戻って行った。
その作業を見守っていると、どうやら彼等は井戸を作っているらしい。
途轍もない速さで作られていく井戸に、オベロンは助かるなぁ、と思いつつ、遠い目をする。もしかして、キッチンや家具類は彼等が作ってくれたのだろうか。
とにかく、きっと人間では無い彼等に『鑑定』をかけてみた。
『たくみ』
職人妖精。
どうしても人手が足りなくて、とても困っている善良な人の所に現れる匠。仕事を手伝ってくれる。
とてもムキムキ。
「そっかー……。ムキムキの妖精かー……」
そんな気はしていた。しかし、妖精に夢見る子供が見たら、きっと泣く。
悟ったかのような目をしたオベロンは、現実逃避でもするかのように、ふらりと庭を歩く。
庭は未だ手を入れていないので、雑草だらけである。
「あー、ごめん。ちょっと、退いてもらっても良いかな?」
『緑の王笏』を取り出し、こつん、と大地をつつけば、雑草は場を開けるかの如く、その場から移動し、それなりの広さの地面が剥き出しになった。
「やっぱ、畑は必要だよな。野菜とか、小麦とか……。あ、米も食べたい……」
畑を作ろうと計画を立てていると、ポン、と膝裏を軽く叩かれた。
振り向いてみれば、そこにはニッ、と笑うマッスルなたくみ達が居た。
完成した井戸を背景に、彼等は何処から持ってきたのか、農具を担ぎ、マッスルポーズをとりながら、任せておけ、とサムズアップした。
「え……」
止める間もなく彼等は地を耕し、小石を取り除き、畝を作り、畑らしくしていく。
一人のたくみが、何を植えるのかとばかりに、これまた何処から取り出したのか、野菜が載ったパンフレットらしき物を差し出した。
「あ、うん。ありがとう……。とりあえず、季節の物を植えようか……」
今の季節は春だ。普通は今飢えても収穫できないが、植物操作で早期に収穫できる。早期収穫する野菜と、じっくり普通に育てる野菜、そういう風に植えるのが良いだろう。
何を植えるべきか悩んでいると、たくみがオススメを教えてくれたので、それを植える事にした。
そして、畑に視線を戻せば、何故か白い髭もじゃの小さなおっさんが増えていた。
「………」
オベロンは、慌てず騒がず『鑑定』した。
『ノーム』
大地の妖精。
この妖精が居る土地は、豊かになる。気まぐれに、畑仕事を手伝ってくれる。
とても髭もじゃ。
普通の妖精、キター!
ノームは、たくみと同じサイズの小人で、三角帽子をかぶっており、いかにもお伽話に出てきそうな容姿をしていた。イメージ通りで、とても嬉しい。
オベロンは、輝く笑顔を浮かべ、たくみとノームに話しかけた。
「みんな、手伝いありがとう。とても助かるよ」
たくみは、よせやい、と言わんばかりに照れてみせ、ノームもにっこりと笑う。
「貴殿は我等の王であられるからの。手伝いは当然じゃな」
ノームの返答に、オベロンは笑顔を返し、しばしの沈黙の後、首を傾げた。
「……シャ、シャベッタァァァァァ!?」
オベロンの素っ頓狂な悲鳴が森に響き渡った。
林檎を貰ったオベロンは何もない部屋を見渡しながら、椅子やテーブルなどの家具も作らないといけないな、と思いながら、二階へ向かった。そして、寝台に腰掛けながら林檎をかじる。
林檎を食べ終えれば、どっと疲れを感じた。
「疲れたな……。あ、どうしよう。角、寝るのに邪魔だな……」
もしや、座って寝るしかないのかと思いながら自分の角を撫でると、角はするすると小さくなり、髪の毛の中に隠れて分からない位になった。
「え、便利……」
何にせよ助かったと思い、上着を脱いで、それを布団代わりに寝台に横になる。
疲れていたせいか、オベロンは直ぐに寝てしまった。
そして、窓から入ってくる陽の光で目を覚ましたわけだが……。
「え、なにこれ……」
オベロンは、ひよこに埋もれていた。
それは、掌サイズの大き目な黄色いひよこで、とてもふわもこだった。
そんなひよこが、寝台に寝転ぶオベロンの身体の上に、みっちりと密集し、覆いかぶさってスヤスヤ寝ている。
ひよこはとても軽いので、ふわもこな羽毛が暖かく、幸せな気分になるが、これはいったい何だろうか?
取り合えず『鑑定』してみれば、その正体が分かった。
『ぴよこ』
職業は布団。
布団が無くて寒い思いをしている人を温めてくれる誇り高き布団妖精。
とてもふわもこ。
「………」
ナニコレ。
ちょっと何と言っていいか分からない、と真顔になるオベロンだが、取り合えず妖精である事は分かった。
しかし、確かアルテシア様は妖精は絶滅してしまったと言ってはいなかっただろうか?
オベロンは首を傾げるが、その妖精は確かに目の前に、オベロンの身体の上に密集して存在している。
そうこうしているうちに、陽が高くなり、ひよこ――いや、ぴよこ達が目を覚まし始めた。
――ぴよ!
――ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ……
目を覚ました順に鳴き始め、ぽろぽろと寝台から降りていく――否、むしろ落ちていく。
大丈夫か、と少し心配していたら、最後の一匹が寝台から降りたのち、一斉にこちらを向き、一声。
――ぴよ!
声を揃えて一鳴きした後、まるで吸い込まれるかのように一斉に窓へ群がり、部屋を出て行ってしまった。
「……え? 結局、何だったんだ……?」
いや、布団妖精と言うからには、布団になってくれたんだろうが……。
何やら納得しきれない出来事に首をひねりつつ、頭を掻くと、小さくなった角に触れた。
「そう言えば、角はどうすればいいんだ?」
大きくなれ、と思いながら角にもう一度触れれば、角はスルスルと大きくなり、最初と同じサイズになった。
「本当に、便利だな……」
感心しながら一階に向かえば、そこは、前日とは様変わりしていた。
「は?」
何もない空間の筈だった。
椅子やテーブル等を作らなくてはと思っていたのだ。しかし、作った覚えも、手に入れた覚えも無い椅子やテーブル、棚やチェスト等の家具が綺麗に配置されていた。
「え? これはいったい……?」
まさか幻かとテーブルに触れるが、ちゃんと実体を持っており、幻などでは無かった。
そして、部屋を歩き回り、家具に触れ、磨かれた木製の家具が質の良いものだと知る。
混乱する頭で、ふと、レンガを積んでおいたキッチン予定地が気になった。
その足でキッチンの方へ足を向ければ、そこに在ったのは、やはり前日とは異なる光景だった。
「キッチンが出来てる……」
樹木の家の延長線上に在る様に、壁は生木、火を使う竈とその周辺はレンガ製だ。他には、流しがあり、食器棚やテーブル、小さい椅子もあった。
歩き回ってみれば、他にも部屋があり、そこはトイレと風呂場だった。
「本当に、これ、どうして……」
呆然としながら歩き回り、外も何か変わっているのではないかと、キッチンの勝手口から外に出た。
そして、見つけてしまった。
「え……?」
それは、小人だった。
身長はオベロンの腰くらいまでしかないだろう、彫りの深いおっさん顔の小人だ。
「は……?」
そして、とてもマッチョな小人だった。
マッチョ小人の数は、七人。彼等は、穴を掘っていた。
「あの……、どちら様で?」
マッチョ小人はこちらを向き、イイ笑顔でサムズアップした。おう、任せとけよ、と言わんばかりの笑顔である。
「えー……?」
困り果てて微妙な笑顔を浮かべるオベロンに構わず、小人達は作業に戻って行った。
その作業を見守っていると、どうやら彼等は井戸を作っているらしい。
途轍もない速さで作られていく井戸に、オベロンは助かるなぁ、と思いつつ、遠い目をする。もしかして、キッチンや家具類は彼等が作ってくれたのだろうか。
とにかく、きっと人間では無い彼等に『鑑定』をかけてみた。
『たくみ』
職人妖精。
どうしても人手が足りなくて、とても困っている善良な人の所に現れる匠。仕事を手伝ってくれる。
とてもムキムキ。
「そっかー……。ムキムキの妖精かー……」
そんな気はしていた。しかし、妖精に夢見る子供が見たら、きっと泣く。
悟ったかのような目をしたオベロンは、現実逃避でもするかのように、ふらりと庭を歩く。
庭は未だ手を入れていないので、雑草だらけである。
「あー、ごめん。ちょっと、退いてもらっても良いかな?」
『緑の王笏』を取り出し、こつん、と大地をつつけば、雑草は場を開けるかの如く、その場から移動し、それなりの広さの地面が剥き出しになった。
「やっぱ、畑は必要だよな。野菜とか、小麦とか……。あ、米も食べたい……」
畑を作ろうと計画を立てていると、ポン、と膝裏を軽く叩かれた。
振り向いてみれば、そこにはニッ、と笑うマッスルなたくみ達が居た。
完成した井戸を背景に、彼等は何処から持ってきたのか、農具を担ぎ、マッスルポーズをとりながら、任せておけ、とサムズアップした。
「え……」
止める間もなく彼等は地を耕し、小石を取り除き、畝を作り、畑らしくしていく。
一人のたくみが、何を植えるのかとばかりに、これまた何処から取り出したのか、野菜が載ったパンフレットらしき物を差し出した。
「あ、うん。ありがとう……。とりあえず、季節の物を植えようか……」
今の季節は春だ。普通は今飢えても収穫できないが、植物操作で早期に収穫できる。早期収穫する野菜と、じっくり普通に育てる野菜、そういう風に植えるのが良いだろう。
何を植えるべきか悩んでいると、たくみがオススメを教えてくれたので、それを植える事にした。
そして、畑に視線を戻せば、何故か白い髭もじゃの小さなおっさんが増えていた。
「………」
オベロンは、慌てず騒がず『鑑定』した。
『ノーム』
大地の妖精。
この妖精が居る土地は、豊かになる。気まぐれに、畑仕事を手伝ってくれる。
とても髭もじゃ。
普通の妖精、キター!
ノームは、たくみと同じサイズの小人で、三角帽子をかぶっており、いかにもお伽話に出てきそうな容姿をしていた。イメージ通りで、とても嬉しい。
オベロンは、輝く笑顔を浮かべ、たくみとノームに話しかけた。
「みんな、手伝いありがとう。とても助かるよ」
たくみは、よせやい、と言わんばかりに照れてみせ、ノームもにっこりと笑う。
「貴殿は我等の王であられるからの。手伝いは当然じゃな」
ノームの返答に、オベロンは笑顔を返し、しばしの沈黙の後、首を傾げた。
「……シャ、シャベッタァァァァァ!?」
オベロンの素っ頓狂な悲鳴が森に響き渡った。
22
お気に入りに追加
852
あなたにおすすめの小説
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
転生したら妖精や精霊を統べる「妖精霊神王」だったが、暇なので幼女になって旅に出ます‼︎
月華
ファンタジー
21歳、普通の会社員として過ごしていた「狐風 空音」(こふう そらね)は、暴走したトラックにひかれそうになっていた子供を庇い死亡した。 次に目を覚ますとものすごい美形の男性がこちらを見、微笑んでいた。「初めまして、空音。 私はギレンフイート。全ての神々の王だ。 君の魂はとても綺麗なんだ。もし…君が良いなら、私の娘として生まれ変わってくれないだろうか?」えっ⁉︎この人の娘⁉︎ なんか楽しそう。優しそうだし…よしっ!「神様が良いなら私を娘として生まれ変わらせてください。」「‼︎! ほんとっ!やった‼︎ ありがとう。これから宜しくね。私の愛娘、ソルフイー。」ソルフィーって何だろう? あれ? なんか眠たくなってきた…? 「安心してお眠り。次に目を覚ますと、もう私の娘だからね。」「は、い…」
数年後…無事に父様(神様)の娘として転生した私。今の名前は「ソルフイー」。家族や他の神々に溺愛されたりして、平和に暮らしてたんだけど…今悩みがあります!それは…暇!暇なの‼︎ 暇すぎて辛い…………………という訳で下界に降りて幼女になって冒険しに行きます‼︎!
これはチートな幼女になったソルフイーが下界で色々とやらかしながらも、周りに溺愛されたりして楽しく歩んでいく物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お久しぶりです。月華です。初めての長編となります!誤字があったり色々と間違えたりするかもしれませんがよろしくお願いします。 1週間ずつ更新していけたらなと思っています!
辺境伯令嬢に転生しました。
織田智子
ファンタジー
ある世界の管理者(神)を名乗る人(?)の願いを叶えるために転生しました。
アラフィフ?日本人女性が赤ちゃんからやり直し。
書き直したものですが、中身がどんどん変わっていってる状態です。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
異世界転生したら何でも出来る天才だった。
桂木 鏡夜
ファンタジー
高校入学早々に大型トラックに跳ねられ死ぬが気がつけば自分は3歳の可愛いらしい幼児に転生していた。
だが等本人は前世で特に興味がある事もなく、それは異世界に来ても同じだった。
そんな主人公アルスが何故俺が異世界?と自分の存在意義を見いだせずにいるが、10歳になり必ず受けなければならない学校の入学テストで思わぬ自分の才能に気づくのであった。
===========================
始めから強い設定ですが、徐々に強くなっていく感じになっております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる