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暗殺者の逃避行1 「なら私ならどうだ?」
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「理由を聞かせてはもらえないだろうか?」
少女は手渡された書類に目を通すと怪訝な目を向けた。
書類には所属パーティーの除名処分に関する事項が書かれている。
「理由? それはアンタが一番理解してるんじゃないのか? 前から変だと思ってたがまさか“獄塾”出身だったとはな」
「待ってくれ。隠していたのは謝罪するが、今まで問題なくやってきたではないか」
「全く問題がなかった訳じゃない。正直アンタはオレ達より強いよ。それは間違いない。だが戦闘中のアンタは魔物より恐いんだ。ただでさえ獄塾出身は問題児が多いんだ。気に入らないからって仲間を殺した例も珍しくない。そんな連中を育ててる所にいて、尚且つオレ達の手に負えない奴が身内だと魔物退治どころじゃないんだよ」
パーティーリーダーの青年が説得するように少女に言った。
後ろにいる他の仲間も同意見で、強く跳ね飛ばすというよりは少女の機嫌を見ながら話しているようだ。
そんな出方をされては少女も強く出られないようで、
「……そうか。それが皆の総意なら仕方ないな」
「悪く思わないでくれ」
「いや構わない。こういう事には慣れている」
少女が承諾すると、青年らはやや逃げるように去っていった。
残された少女は除名通知書類を握りしめると、
「これも……私自身が招いた結果か」
人で賑わうギルドの喧騒の中、少女の声は寂しく消えて――――。
◆◆◆
白壁と青い屋根の建物が並ぶ景観の『ペガスス』の首都マルカブ。
芸術都市と言われるだけあって、水路の水も透き通るほど綺麗で、店頭に並ぶものも洒落たものばかりだ。
そんな場所に存在するギルドも、酒や食い物が散乱する他のギルドと違って清掃が行き届いてる。
「何してるです?」
俺がギルドの受付で書類を書いていると、ココアがぴょこりと覗き込んできた。
「パーティーメンバー募集の張り出しをするんだよ」
やはり『ラケルタ』と違い大国『ペガスス』のギルドは人が多く賑わっている。
と言っても募集をかけたところで集まることはないと考えてた方がいい。
だからこっちからスカウトしていく必要がある訳だが…………。
「あれはどうです?」
ココアが感覚で品定めして俺に伝える。
「ありゃダメだな。見た目はゴツイが武器の年季に反して身体が綺麗すぎる。武器は中古品で実践経験はまるでない。鍛えてはいるが筋肉量が多すぎて身体の硬さが現れている」
「じゃああっちはどうです?」
「冒険者としては悪くない。けど周囲の視線が冷たく自然と壁が生まれてる。当の本人も周囲を威嚇するような目配り、足元は落ち着きがなく必要以上に水分を取ってる。居心地の悪さにイラだってると考えると性格に難ありってところか」
「なら私ならどうだ?」
突然声をかけてきたのは凛々しさのある少女だ。
綺麗な黒髪は後ろで束ねられ、桜色の絹織物と紺色の袴が古風な気品を際立たせ、鉄の胸当てに籠手やブーツと少しは動きやすさと防御力の向上に努めた冒険者らしいスタイル。
腰に携えた二本の刀はそれぞれ碧色と紅色の柄巻をしており、二本が二本とも違った存在感を植え付けてくる。
キリッと力強い瞳は俺とココアを映し出し、瞳の動きがあちこちを巡っている。
「名はナユタ・アカツキ。等級は上級冒険者で剣士故に前衛を担当している。採用基準は十分満たしていると思うが?」
「俺はジャックドー・シーカー。ジャックでいい。んでこっちはココアだ」
「ココアです! よろしくです!」
「ああよろしく」
ぐいっと距離を詰めるココアにナユタは臆せず冷静な対応している。
「さてナユタ。人を選んでる立場じゃないが、それでも訳ありの奴はゴメンなんだ。おたくの身の上を知った上で判断させてもらうけど別にいいか?」
「身の上? 特に語ることのない平凡なものだが」
しらをきってくる少女に俺は向き直して指摘していく。
「静かな足取りにしなやかな身体使い、おそらく宝具であろうその二本の刀剣の存在感に負けない威圧感、知らない相手に話しかけるのに声に萎縮や緊張はなく、周囲の雰囲気に溶け込みすぎてる。身体操作や気配の扱い……おそらく暗殺術か、それに類似した技術を習得してる。それも付け焼き刃じゃなく実践レベルのな。第一印象から叩き出した俺の推測は対人戦を得意とし、速さか技術を主体とした近距離から中距離を間合いとする実力者」
言葉を失っている様子のナユタの反論を待たず続けた。
「そんな奴が俺達みたいなパーティーに声をかけるだろうか。パーティーメンバー募集の張り紙は他にもある中、一人は時代遅れの中級冒険者弓兵でもう一人は下級冒険者のパーティーを選ぶ意味は? お山の大将気取りたいならある程度冒険者として性格やらやり方やらが固まってる中級冒険者のいるパーティーじゃなく冒険者志望の奴集めてパーティーを組んだ方がいいだろうし、名を売りたいなら実績名前ともに売れていない俺達には用はない。報酬山分けである以上金目当てなら尚更実力のあるところに行くだろ」
「私がただの気分屋で、適当に選んだという可能性は?」
「なくはない。だがおたくは張り紙に一通り目を通した後、俺達を少し観察してたな。そしてこっちに来た後、さらに俺達を観察した。まるで目星をつけた後、本当に自分の求めている人材かどうか確かめるようにな」
「待て。どうして私がジャックらを観察していると?」
「俺の魔眼は少しばかり特殊でね。これだけの人混みで視線だけ察知するのは骨が折れるが、視界の中なら無意識でも誰がどこを見ているか覚えてる。ちょうど募集を張り出してから席に着いた時くらいに、おたくは紙に目を通してしばらくこっちを見ていた。つまり、もともとあった募集ではダメで俺達はオッケーだった。それはおたくが適当に選んでおらず何かしらの基準を持って判断していると言うことを証明している」
「なるほど。それで、そこまで推測した結果、ジャックは私にどういう基準があると考えているか聞かせてもらえないだろうか?」
「そうだな……」
俺はナユタが声をかけた時の状況を思い出して思考を巡らす。
彼女がここに来て俺達を観察した時の瞳の動きからして、ココアより俺を重点的に観察しているようだった。それも俺の容姿や特徴というよりは体付きや武器に目がいっている。武器の種類や状態、身につけている場所や体付きからの身体能力を目算しているとすれば、俺の実力を品定めしてたってところか。
そう考えればココアは露出が多く、武器を隠しているような不自然な場所は見受けられないから俺とココアの観察時間の差も説明がつく。
食い下がっていると言うことは彼女の基準に俺達はちゃんと合格したと言うこと。
実力がありながらも無名の冒険者に用があるとすれば――――。
「俺に惚れた?」
「それは断じてない」
「あ、そっすか」
冗談を即否定されると流石に心に来るんだが……。
「なら誰かに狙われている。それもおたく一人じゃ対応出来ず、憲兵団や評議院にも相談できない事情を考えると表では結構有名で裏では闇ギルドのような犯罪組織に通ずる組織。実力がある冒険者パーティーは自然と名が売れるから目立つ、んなパーティーに所属すれば速攻で素性がバレるから参加できない。逆に有名じゃないパーティーは実力が足りない。いざというときに足手まといになる。つまり無名だが実力のあるパーティーがおたくの基準。食い下がってるとこを見るとその基準を合格したと判断していいか?」
「第一印象は十分。そして話をして確信した。やはり貴様のパーティーに加えていただきたい」
「表で有名で裏に何かある組織なんていくらでもあるが、暗殺系統の技術を習得しているところを条件に加えると最初にヒットするのは“獄塾”」
俺の検索結果に冷静だったナユタの表情があからさまに変わった。
「その反応を見るに当たりだな」
「ひとや……ってなんですか?」
話に追いついていないココアが俺に聞いてきた。
「獄塾っつーのは結構有名な剣術道場でな、なんでも地獄のような修練と引き換えに誰でも強くなれるって評判の道場だ。その反面優秀な人材を“本館”に連れてっては一流の暗殺者として育て上げてるって黒い噂も絶えないがな」
黒い噂というより事実と思っていいだろう。
なぜ噂程度に留まっているかというと暗殺者という特性上あまり表社会に出ないということもあるが、ヴェルト連合発足から国家間の大規模戦闘は無くなったものの、暗殺者の需要が変わらず高いということが大きいだろう。
「過去に獄塾出身の奴と会ったことがあるがそいつとは比べられないほど異様な雰囲気があるところを見るとおたくは本館出身者。暗殺業をしていたのなら過去の標的の関係者から狙われてるって話もあるが、それだと獄塾で匿ってもらった方がいいから、おたくは獄塾に狙われてると推測できる。問題はその理由だが……」
「ここは人が多いので場所を変えてもらえると助かるのだが」
どうやらあまり聞かれたくないようなようで、俺達は賑わっているギルドを抜けて人気のない場所へと移動することにした。
少女は手渡された書類に目を通すと怪訝な目を向けた。
書類には所属パーティーの除名処分に関する事項が書かれている。
「理由? それはアンタが一番理解してるんじゃないのか? 前から変だと思ってたがまさか“獄塾”出身だったとはな」
「待ってくれ。隠していたのは謝罪するが、今まで問題なくやってきたではないか」
「全く問題がなかった訳じゃない。正直アンタはオレ達より強いよ。それは間違いない。だが戦闘中のアンタは魔物より恐いんだ。ただでさえ獄塾出身は問題児が多いんだ。気に入らないからって仲間を殺した例も珍しくない。そんな連中を育ててる所にいて、尚且つオレ達の手に負えない奴が身内だと魔物退治どころじゃないんだよ」
パーティーリーダーの青年が説得するように少女に言った。
後ろにいる他の仲間も同意見で、強く跳ね飛ばすというよりは少女の機嫌を見ながら話しているようだ。
そんな出方をされては少女も強く出られないようで、
「……そうか。それが皆の総意なら仕方ないな」
「悪く思わないでくれ」
「いや構わない。こういう事には慣れている」
少女が承諾すると、青年らはやや逃げるように去っていった。
残された少女は除名通知書類を握りしめると、
「これも……私自身が招いた結果か」
人で賑わうギルドの喧騒の中、少女の声は寂しく消えて――――。
◆◆◆
白壁と青い屋根の建物が並ぶ景観の『ペガスス』の首都マルカブ。
芸術都市と言われるだけあって、水路の水も透き通るほど綺麗で、店頭に並ぶものも洒落たものばかりだ。
そんな場所に存在するギルドも、酒や食い物が散乱する他のギルドと違って清掃が行き届いてる。
「何してるです?」
俺がギルドの受付で書類を書いていると、ココアがぴょこりと覗き込んできた。
「パーティーメンバー募集の張り出しをするんだよ」
やはり『ラケルタ』と違い大国『ペガスス』のギルドは人が多く賑わっている。
と言っても募集をかけたところで集まることはないと考えてた方がいい。
だからこっちからスカウトしていく必要がある訳だが…………。
「あれはどうです?」
ココアが感覚で品定めして俺に伝える。
「ありゃダメだな。見た目はゴツイが武器の年季に反して身体が綺麗すぎる。武器は中古品で実践経験はまるでない。鍛えてはいるが筋肉量が多すぎて身体の硬さが現れている」
「じゃああっちはどうです?」
「冒険者としては悪くない。けど周囲の視線が冷たく自然と壁が生まれてる。当の本人も周囲を威嚇するような目配り、足元は落ち着きがなく必要以上に水分を取ってる。居心地の悪さにイラだってると考えると性格に難ありってところか」
「なら私ならどうだ?」
突然声をかけてきたのは凛々しさのある少女だ。
綺麗な黒髪は後ろで束ねられ、桜色の絹織物と紺色の袴が古風な気品を際立たせ、鉄の胸当てに籠手やブーツと少しは動きやすさと防御力の向上に努めた冒険者らしいスタイル。
腰に携えた二本の刀はそれぞれ碧色と紅色の柄巻をしており、二本が二本とも違った存在感を植え付けてくる。
キリッと力強い瞳は俺とココアを映し出し、瞳の動きがあちこちを巡っている。
「名はナユタ・アカツキ。等級は上級冒険者で剣士故に前衛を担当している。採用基準は十分満たしていると思うが?」
「俺はジャックドー・シーカー。ジャックでいい。んでこっちはココアだ」
「ココアです! よろしくです!」
「ああよろしく」
ぐいっと距離を詰めるココアにナユタは臆せず冷静な対応している。
「さてナユタ。人を選んでる立場じゃないが、それでも訳ありの奴はゴメンなんだ。おたくの身の上を知った上で判断させてもらうけど別にいいか?」
「身の上? 特に語ることのない平凡なものだが」
しらをきってくる少女に俺は向き直して指摘していく。
「静かな足取りにしなやかな身体使い、おそらく宝具であろうその二本の刀剣の存在感に負けない威圧感、知らない相手に話しかけるのに声に萎縮や緊張はなく、周囲の雰囲気に溶け込みすぎてる。身体操作や気配の扱い……おそらく暗殺術か、それに類似した技術を習得してる。それも付け焼き刃じゃなく実践レベルのな。第一印象から叩き出した俺の推測は対人戦を得意とし、速さか技術を主体とした近距離から中距離を間合いとする実力者」
言葉を失っている様子のナユタの反論を待たず続けた。
「そんな奴が俺達みたいなパーティーに声をかけるだろうか。パーティーメンバー募集の張り紙は他にもある中、一人は時代遅れの中級冒険者弓兵でもう一人は下級冒険者のパーティーを選ぶ意味は? お山の大将気取りたいならある程度冒険者として性格やらやり方やらが固まってる中級冒険者のいるパーティーじゃなく冒険者志望の奴集めてパーティーを組んだ方がいいだろうし、名を売りたいなら実績名前ともに売れていない俺達には用はない。報酬山分けである以上金目当てなら尚更実力のあるところに行くだろ」
「私がただの気分屋で、適当に選んだという可能性は?」
「なくはない。だがおたくは張り紙に一通り目を通した後、俺達を少し観察してたな。そしてこっちに来た後、さらに俺達を観察した。まるで目星をつけた後、本当に自分の求めている人材かどうか確かめるようにな」
「待て。どうして私がジャックらを観察していると?」
「俺の魔眼は少しばかり特殊でね。これだけの人混みで視線だけ察知するのは骨が折れるが、視界の中なら無意識でも誰がどこを見ているか覚えてる。ちょうど募集を張り出してから席に着いた時くらいに、おたくは紙に目を通してしばらくこっちを見ていた。つまり、もともとあった募集ではダメで俺達はオッケーだった。それはおたくが適当に選んでおらず何かしらの基準を持って判断していると言うことを証明している」
「なるほど。それで、そこまで推測した結果、ジャックは私にどういう基準があると考えているか聞かせてもらえないだろうか?」
「そうだな……」
俺はナユタが声をかけた時の状況を思い出して思考を巡らす。
彼女がここに来て俺達を観察した時の瞳の動きからして、ココアより俺を重点的に観察しているようだった。それも俺の容姿や特徴というよりは体付きや武器に目がいっている。武器の種類や状態、身につけている場所や体付きからの身体能力を目算しているとすれば、俺の実力を品定めしてたってところか。
そう考えればココアは露出が多く、武器を隠しているような不自然な場所は見受けられないから俺とココアの観察時間の差も説明がつく。
食い下がっていると言うことは彼女の基準に俺達はちゃんと合格したと言うこと。
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「俺に惚れた?」
「それは断じてない」
「あ、そっすか」
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「なら誰かに狙われている。それもおたく一人じゃ対応出来ず、憲兵団や評議院にも相談できない事情を考えると表では結構有名で裏では闇ギルドのような犯罪組織に通ずる組織。実力がある冒険者パーティーは自然と名が売れるから目立つ、んなパーティーに所属すれば速攻で素性がバレるから参加できない。逆に有名じゃないパーティーは実力が足りない。いざというときに足手まといになる。つまり無名だが実力のあるパーティーがおたくの基準。食い下がってるとこを見るとその基準を合格したと判断していいか?」
「第一印象は十分。そして話をして確信した。やはり貴様のパーティーに加えていただきたい」
「表で有名で裏に何かある組織なんていくらでもあるが、暗殺系統の技術を習得しているところを条件に加えると最初にヒットするのは“獄塾”」
俺の検索結果に冷静だったナユタの表情があからさまに変わった。
「その反応を見るに当たりだな」
「ひとや……ってなんですか?」
話に追いついていないココアが俺に聞いてきた。
「獄塾っつーのは結構有名な剣術道場でな、なんでも地獄のような修練と引き換えに誰でも強くなれるって評判の道場だ。その反面優秀な人材を“本館”に連れてっては一流の暗殺者として育て上げてるって黒い噂も絶えないがな」
黒い噂というより事実と思っていいだろう。
なぜ噂程度に留まっているかというと暗殺者という特性上あまり表社会に出ないということもあるが、ヴェルト連合発足から国家間の大規模戦闘は無くなったものの、暗殺者の需要が変わらず高いということが大きいだろう。
「過去に獄塾出身の奴と会ったことがあるがそいつとは比べられないほど異様な雰囲気があるところを見るとおたくは本館出身者。暗殺業をしていたのなら過去の標的の関係者から狙われてるって話もあるが、それだと獄塾で匿ってもらった方がいいから、おたくは獄塾に狙われてると推測できる。問題はその理由だが……」
「ここは人が多いので場所を変えてもらえると助かるのだが」
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