入れたいのに入れたいのに入れたいのに「ピュルッ」と出てしまう「元ショタ勇者」の物語

人外倫理

文字の大きさ
上 下
77 / 91
第二部

ポチタロウと、糸目の男:4

しおりを挟む



 糸目の男は(人格はともあれ)やり手のようだった。そんでもって「僕ら」にとっては、最悪の相手だった。



 ・この男は(迷惑な)サプライズが好きだった。
 ・やっぱり最近の僕らの様子を、まだ「編集」して「配信」していたし、その理由もひどいものだった。



 ここからは、そこらへんの(比較的最初の方に聞いた)糸目の男、自身の話になる。



 あまり気持ちのいいお話ではないことは、やっぱり先にお伝えしておきたいと思う。・・・それでも僕らの身に「実際に降りかかったこと」で、物語の一部なのだ。どうか嫌にならずに、最後まで僕たちの物語を見守ってくれると嬉しい。



 僕は、この男に、負けたりなんかしないのだ。



■■■■■■
□□□□□□


ポチタロウと、糸目の男:4


■■■■■■
□□□□□□



 とりあえず糸目の男自身の経緯を、もう少しだけお伝えさせてほしい。「何故最悪だったか?」を説明するのに、必要な情報が含まれていると思うから・・・。



・・・
・・・
・・・。



 前回の老人4人による魔王討伐。それが大コケだった。そうして糸目の広告屋「左党周二郎」が「魔王討伐の企画屋」として呼び出された。



 糸目の男は、広告屋として、元の世界では、CMを作ったり、キャッチコピーを考えるような仕事をしていたらしい。いわゆる業界人ってやつだ。今の格好も、なんかそんな感じを醸し出していたし、僕が最初に抱いた「業界人かな?」って印象は、間違ってなかったようだ。



「ぼかぁね・・・元の世界でも、なかなかの売れっ子だったんだよねぇぇえ♪ ・・・ザギンでシースー・・・食べたことある、ポッちゃん?」



 ・・・なんてことまで言われてしまった。(もちろん僕は食べたことがない)



 糸目の男は「勇者」として、ではなくて「企画屋」としてこの世界に召喚された。そうしてこの世界の仕組みや、前回の魔王討伐の内容を創造者クリエイターに聞かされた。



 その上で「ガイドタブレット(糸目の男が手に持っていた、スマホサイズのアレだ)」を渡されて、こんな風なことを言われたそうだ。



「(この世界単位での)10年以内に『コストを抑えた』企画をたてろ。面白ければ採用する」



 召喚された時期は、ちょうど、前回のおじいちゃん達の魔王討伐が終わって、すぐの頃だったらしい。(前回の魔王討伐には、ほぼほぼ10年かかったそうだ。おじいちゃん達は、とっても頑張ったようだ)



 召喚された広告屋は、すぐさま「こども4人による魔王討伐」を思いついたという。



「その部分に関しては、10年どころか、1分もいらなかったね? なんで4人にしたかって? ベースがドラ○エ的なRPGの世界だって聞いたし、クライアントが好みそうな4人にしたまでさ♪」



 僕が質問するまでもなく、糸目の男は自分で自分に質問をして、そんなことまで教えてくれた。まるで「クライアントのことまで考慮する、僕ってすごいでしょ?」って言われてる気がした。



「クライアントのことまで考えて企画をたてる・・・僕ってすごいよねぇぇぇええ?」



 ・・・言っちゃったよ、この人。それをほとんどそのまんま。



 開いた口が塞がらなかった。



 糸目の男が「こどもによる魔王討伐」を選んだのは、広告業界の一つの手法に基づいていた。知ってる人に言わせると「そんなのは常識中の常識だ」って笑われてしまうかもしれないけれども、知らなかった僕にとっては、素直に感心してしまう事柄だった。



「広告業界の3Bって知ってるかい? ポッちゃん?」



 糸目の男は、そう聞いてきた。僕が「知りません」って答える前には、男は答えを言っていた。



「Beautiful(美人)、Baby(赤ちゃん)、Beast(動物)さ♪ これらをうまく使うと、広告なんかの注目度は一気に上がるんだよねぇぇえ? まあ、僕が最初に教えられた頃には、もっとあからさまに、動物、子供、セックス・・・なんて言われてたけどね♪」



 口を挟むまでもなく、糸目の話は続いた。



「このうちの『子供』と『動物』を組み合わせて、魔王討伐を企画したんだよ♪ 3Bなんかについても『七光り』にプレゼンしてやった。こんな基礎すら知らなくてさぁぁあ? あいつの驚いた顔ったら、ありゃあぁぁあ、しなかったよ♪ そうして僕の企画はもちろん採用されたし、大成功を収めたのさ♪」



 男の話によると「子供」や「動物」は、視聴率を稼ぐのに、ものすごく「効率がいい」のだという。実際に僕ら「こども」による「初めての魔王討伐」は、今までの「魔王討伐シリーズ」で一番の人気作になったらしい。(僕らの魔王討伐は、この男にとって「作品」でしかなかった)



 そうしてこの世界の創造者クリエイター、ネオリスの創作クリエイトポイントが(中抜きによって)増えまくった。その創造主様は今、豪遊中だそうだ。(この世界の創造者クリエイターにも一言、もの申したかった)・・・ちなみに「動物要素」を加える為に、僕は獣人として転生させられたそうな・・・。



「ただの人間のままで、異世界転生したんじゃ、ありきたりすぎるしね♪」
 そんな補足情報もあった。



 ・・・それについては僕は怒る気にもなれなかった。獣人なのは今さらだった。それでこの男は「成功」したのだ。勉強になった部分まであった。でも「成功したから」といって「何をしても許される」って訳ではないだろうし、この男の人格については賞賛できる気はしなかった。



 それでも・・・。それでも悔しいことに、やっぱり感心させられてしまうことも、いろいろとあった。



ーーーーーー



ー 子供が魔王を倒す。 ー



 そんなのはファンタジーの世界のお話だ。(まあ、そのファンタジーの世界に、僕は今、こうして巻き込まれている訳だけど・・・)この男が考えた「子供による魔王討伐」を実現する為のアイデアも「理に叶っている」と思わされてしまった><。



 「子供でも魔王を倒せるように」と、糸目の男は、「大精霊」を僕らに宿すことを考えついた。でも、そこにも少しひねりがあった。



 糸目によると、渡された「ガイドタブレット」で、いろんな情報が見れたようだ。企画の概要や、何をした際にどれだけポイントを消費するか? なんてのが、閲覧できたらしい。それ以外にも、魔法の概念や、大精霊の存在なんかも、検索して調べることができたという。


 男はまず「大精霊そのもの」を僕らの体に宿すことを思いついた。



「魔王が現れて、ただ勇者や聖女として選ばれた。だから『剣や魔法の猛特訓をした』・・・それじゃあ『弱い』よね? 『世界の危機を察して大精霊が力を貸してくれた』そうして『それを使いこなせるように特訓した』って方が、ストーリーが熱くなるからねぇ?」



 そんな説明までされて「当事者」である僕も、なんか、納得させられてしまった。



 でも大精霊を宿すのには、コストが大量にかかった。「大精霊を宿した存在」と「対等に戦えるような魔王」を創るのも創作クリエイトポイントの消費が激しかった。



「それはそれで、惑星そのものを巻き込むような、ド派手なバトルにはなっただろうけどね? クライアントの要求に応えるのも、一流の広告マンのお仕事なのさ♪」



 そう。糸目の男は「コストを抑えること」も創造者クリエイターに言われていたのだ。



「ここは、ちょっとだけ、苦労したよ・・・。まあ、ちゃんと解決策を思いついたけど♪」



 糸目の男は、この世界についてや、創造者クリエイターの「できること」について、さらにいろいろと調査したそうだ。そうして男は「大精霊見習い」の存在に行き当たった。



「そこまで思いついたら、あとは楽勝だったね? 見習いといえども、大精霊。いい絵を撮る自信・・・なかった、ってよりは、ありマクリスティーだったよぉぉぉおおお?」



 なんか、腹が立つ言い方だったし、何より「マクリスティー」とかに、ツッコミを入れたかった・・・。(でもやめておいた)



 「普通のこども」に倒せるような「しょぼい魔王」を呼び出したのでは(コストは低くなるけど)いい絵は撮れない。大精霊を宿すと、コストがかかりすぎる。糸目の男は「間」をとった。



 大精霊見習いを宿すことでも「編集すれば」いい絵になると踏んだそうだ。むしろ見習いの中からも、容姿が整っていて、なるべく若い個体を選出してもらうように創造者クリエイターに頼み「こども部分」をさらに強調した。



 糸目は「自信があった」と、盛大に言い切ったし、実際にこの男は、この企画を大成功で収めたのだ。



・・・
・・・
・・・。



ー 僕はこの男に、勝てるんだろうか? ー



 「同じ土俵には上がらない」って思いながらも、僕は、これを聞いた時に、そんなことを思ってしまった。


 
 やっぱり「敵」な気がした。



ーーーーーー



 ここまでがとりあえず糸目の男に関して、先にお伝えしておきたかった事柄だ。



 主に、自分の話は「自慢話」と共に、創造者クリエイターの話は「批判」と共に聞かされた。いかにこの世界の創造者クリエイターがアホで、自分が有能なのか? を言いたくてたまらないようだった。



 とにかくまあ、男が自分に「自信」があって、創造者クリエイターに「不満」があることは良くわかった。



 「自信」については、糸目の男の「言動」からわかってもらえるんじゃないかと思う。



 「不満」についてだけ、もう少しだけ補足させてほしい。



 自分の方が「有能」だと思っているこの男にとって、ただ産まれた瞬間から「創造者になれる立場」だったネオリスのことが、とにかく気に入らないようだった。そんな相手に創作ポイントの「上前をはねられる」ことが許せないようだった。



 これを言い忘れてたんだけど、企画屋達は、成果を出した報酬として、僕らと同じようにいろいろと、望んだものがもらえるらしい。



 もし企画屋が「望めば」、なんと、創作クリエイトポイントをもらうことまで可能なんだそうだ。一定の創作クリエイトポイントを貯めれば創造者クリエイターになることも可能だった。



 ここらへんのシステムも、サラのいた世界と仕組みが似ていた。(サラも「精霊ポイント」を100万ポイント貯めることで、大精霊になれる)そしてこの男は(サラと違って)創造者クリエイターになることを、「明確な目的」にしていた。



 あろうことか、この糸目の男は「神様みたいな存在」になろうとしていたのだ。



 今の糸目の男は、所詮、雇われの身であって、自分では(世界を作り替える)プロンプトを打ち込めなかった。それも、この男の不満の一つだったのだ。



 糸目の男は「100倍の時間の流れ」と「100分の1の時間の流れ」の場所に行けると僕に言った。でもその空間も限られたものでしかなかった。(サラが今いる空間と同じように)8畳ほどの、機材の積まれた場所でしかないらしい。



「企画は結局、現場で考えるもの・・・なんだよねぇぇぇ・・・」



 そんな理由で、こっち側の世界に来て、糸目はこの世界を歩きまわって、企画を考えていたのだと言う。その「不自由」さも、不満なようだった。



 最後に・・・。



 この男は、僕の今あるこの「立場」にも不服があるようだった。



 企画を考えたのは、この糸目の男自身だったが、AIにプロンプトを打ち込んで「魔王を倒せそうなこども」や「異世界からの転生者」を選んだのは、この世界の創造者クリエイターだった。



 「僕のおかげ」などと言った糸目の男だったが、別にこの男が僕を「選んだ」訳ではなかったのだ。



 糸目の男がこの世界の創造者クリエイターのことを「七光り」と呼んで、蔑んだように、僕もただ「選ばれて」ここにいる。それも、この糸目の不満の一つだった。



 とにかく・・・。



 ・・・こんな感じで「成功した」とは言いつつも、糸目の男はまだまだ「不満だらけ」だったのだ。



ーーーーーー



 ここからは、何故、最悪の相手だったか? の説明になる。言動からすでに「最悪な感じ」はわかってもらえたかもしれないけど、ここも補足しておきたい。



 僕自身にとっては、恥ずかしい話だったり、言いたくないことも含まれている。



 それでも「何故それが起きたのか?」を説明するために、必要なことだと思うので、なるべくそのまま、ありのままに・・・あったことを書いてみようと思う。



ーーーーーー



ー 糸目の男は(迷惑な)サプライズが好きだった。 ー



 サプライズにも「やられて嬉しいサプライズ」と「やられても嬉しくないサプライズ」があると思う。ハイヒールを履いて遊びに来た女の子に「山登り」のサプライズをプレゼントしても(たぶん)喜ばれないだろう。そんな感じで「この男のサプライズ」は、(特に僕への)迷惑な嫌がらせでしかなかった。



 一つ目のサプライズは、これだった。



「罠じゃないよ? 下へGO!」



 この看板を設置したのも、この糸目の男の仕業だった。それをこの男から直接聞かされることになった。



 僕は二日前に(まだ二日前だったことに少し驚いた)、おじいちゃんのクジラの中で、訳のわからないことが続いたところに、この看板がたてかけてあって、言いようのない怒りを覚えた。あの(憎らしくも)絶妙な位置に、看板を立てたのが、この男のサプライズだった。


 僕らがおじいちゃんのところへ行くのを「見て知った」この男は、わざわざ先に「現地入り」して(こっちの世界へ来て)現場を見てきたそうだ。(おじいちゃんも、たしかそんなことを言っていた)



 あそこにあの看板を置いておけば、僕が何かしらの反応を起こす・・・そんなことまで見越されていたらしい。



「ここは、もぅぅぅ、ちょっと。いぃ~い、リアクションを期待したんだけどねぇ・・・」



 男は少しだけ残念そうにそう言った。



 僕はあの時のことを思い出して、目の前にいる糸目の男に怒りをぶつけそうになってしまった。そんなことの為だけにされたサプライズに腹をたてた。でも今回も、スーがそばにいてくれた。頭の中にはサラがいてくれた。だから、ぐっと、堪えられた。



 二つ目、三つ目のサプライズは、今いるこの「ラブホテル」に仕掛けられていた。



 「ぬるぬるスライムの間」と「じっくりしっとりの間」・・・。これがサプライズの二つ目だった。



 あのヘンテコな名前の部屋が「残り二部屋」で残されていたのも、この男の仕業だったのだ。



 僕が「どっちの部屋を選ぶか?」を自分が見て楽しむ、及び、クイズ形式で配信するための仕掛けだったらしい・・・。



 ひどい理由だと思った。正解なんてそこにはなかった・・・。どっちを選んだって「ただの僕の性癖公開」の場でしかなかったのだ。(でも、ここで僕は、今の状況が「まだ配信されている」というのが「事実だったこと」を確認することができた)



 三つ目のサプライズ。



 これは、ラブホの部屋の中に「僕の元いた世界」のいわゆる「大人のおもちゃ」が置いてあったことだ。



 僕が「大人のおもちゃ」や「コスプレ衣装」を見つけた時に「どんな行動をとるのか?」を「観察」したかったらしい・・・。



 ・・・なんていうんだろう? まるで「猿の知能テスト」みたいだと思った。



 猿を檻に閉じ込めて、部屋からロープでバナナを吊す。猿の周りに「棒きれ」や「ハシゴ」なんかの「道具を配置」しておく。「猿がいかにしてそのバナナをとるか?」・・・その観察とそんなに変わらない感じがした。実際、それに近い形で、僕の行動を観察して楽しむための仕掛けだったらしい。



 これにも、かなりの怒りを覚えた。



 僕がもし犬系獣人じゃなくて、猿系獣人だったら「ウッキー!」って言いながら、男に飛びかかっていたかもしれない・・・。(でも僕は、犬系獣人だった)



ーーーーーー



 僕らがこのホテルに「入るところ」を監視していた糸目の男は、仕事部屋(時間の流れがこっちの百分の一の方)へすぐさま入った。「思いついた面白そうな展開」について「展開提案書」を作って創造者クリエイターに提出した。そんなことも聞かされた。



 この「展開提案書」っていうのは、次の展開について書いてまとめて、書類として創造者クリエイター出す必要があるものらしかった。



 創造者クリエイターにこの書類を承認してもらえて初めて、プロンプトの入力をしてもらえるのだという。(この「いちいち展開提案書を書かなければならなかったこと」も糸目の男の不満の一つだった)



 余談だけど、僕らに襲いかかってきた魔物なんかの「強さ」や「出現場所」も、この男が「展開提案書」を書いて、都度決めていたらしい。「数字が撮れそうなタイミング」だと思った時には、この男は躊躇なく、僕らに魔物をけしかけていたのだ。



 最終的に、想定以上に強くなりすぎた僕らに対して「ギリギリ倒せなさそうな相手」を僕らにぶつけてくるようになったという・・・。なんとか僕らがそれを乗り越えたものだから、後半は、インフレに次ぐインフレで、想定していた魔王の10倍以上の強さの魔王が用意されたらしい・・・。(下手すれば僕らは死んでいたかもしれない・・・)



 糸目の男は、僕らのことは基本「駒」としてしか見ていなかった。



 ちょっと脱線しちゃったので、話を戻そう。



 元々、このホテルは普通のホテルだった。「ぬるぬるスライムの間」とか「じっくりしっとりの間」なんてのも存在しなかった。僕らの世界のいわゆる「大人のおもちゃ」も置いていなかった。



 この糸目の男が「展開提案書」を提出して「承認された」ことで、創造者クリエイターがこのラブホテルを作り替えてしまった。そういうことらしかった・・・。



「とんでもない世界だな・・・」



 この時、僕は、そう思いながらも、それでも「勝ち目」がないか? 道筋を探していた。でも「もっととんでもない話」が、まだ残っていた。



ーーーーーー



ー この男は、やっぱり最近の僕らの様子を、まだ「編集」して「配信」していた。 ー



 次はこれについてだ。



 ちょっと先に書いてしまうことになっちゃったけど「僕がどっちの部屋を選ぶか?」なんてことが、配信されていることを糸目の男に知らされて、僕は「まだ配信が続いていたこと」を確信に変えた。



 でも「クイズの配信」は、あくまで配信を「つなぐため」の氷山の一角に過ぎない出来事だった。
 


 今の僕らを配信しているのには、もっとひどい理由があった。



 よりにもよってこの男は「僕らがエッチをしているところ」を「アダルト向け裏配信」的に、高次元の皆様に、公開していたのだ。



 悪魔の所業だと思った。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...