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第二部
ポチタロウ、特訓する(後)
しおりを挟むベッドにあおむけに寝そべった僕の左腰のあたりで、スーが膝立ちになった。手には開封した貫通式オナホールを持っている。スーはなんだかとても嬉しそうだった。僕は逆に少し緊張していた。「少しでも耐えられるように」と、真剣だった。
緊張に伴って、おちんちんが少し縮みかけたけど、さきっぽにぐっと力を集中させて、なんとか硬度を保った。園児服姿のスーを見て頭を興奮させた。
「ポチにぃ、かぶせて、いい?」
「いいよ」
スーはそう言うと、さっそく、僕のおちんちんに、オナホールをかぶせてきた。シリコンだかなんだかの素材に、亀頭の先端を開かれていく感覚に、僕は最初とまどいを覚えた。尿道が無理矢理、左右に「クパァ」とされていって、すぐにそれは痛みになった。
突っ張るような、全然嬉しくない、きつい摩擦が、尿道口を容赦なくこじあけてきた。
ー みんな、この痛みに耐えてるわけ!? ー
なんとか、必死で痛みに耐えようとした。「魔王を倒してきた勇者がこれくらいでくじけてどうする?」なんて、自分を発憤させた。けど、ゴリゴリとしたその感触がいつまでも続いて、とうとう僕は音を上げてしまった。
「いたっ! 痛いって、スー! 無理無理、入らない!」
全身をオーラ的なもので守られているハズなのに、思いっ切り痛かった。おちんちんだけは守られてなかったりするんだろうか? そういやすぐにピュルっと出ちゃうし・・・。でも仮にそうだとしたら、スーの中に入れないのは一体どういうことなんだろう!?
そんなことを考えてみたのだけれど、一つ僕らは基本的で重大なミスを犯していた。
(てか、ほんとにこれって、オナホールなの? こっちの世界じゃ、これが普通なの?)
そんなことを思って、僕はオナホのパッケージを手に取っていた。書いてあった説明書きを読んでみた。「本製品はジョークグッズです」という、なんかお約束的な文章の次に、こう書いてあった。
ー 使用する際にはローションを塗布してください ー
オナホールはどうやら「ローション」が必須の道具らしい・・・。少しばかしは先走り汁も出ていたけど、その程度のぬるぬるで、入るものではなかったらしい・・・。
オナホ童貞の僕はそんなことも知らなかった><。「元いた僕の世界」の道具について、スーが知識を持っているハズもなかった。スーは天才だけど、性知識だけはほとんど持ち合わせていないし><。
僕はさっそくオナホの洗礼を受けたのだった・・・。
オナホ・・・おそるべし・・・。
・・・
・・・
・・・。
ー バチッ! ー
まじめにやろうとしても、すぐになんだか、コミカルな感じになってしまう><。それに気づいた僕は、ほっぺたを両手で挟むようにして打ち付けると、気合いを入れ直した。
あと、きっといつもの僕なら、痛みに耐える前に、説明書きを読んでたように思った。
種がわかった今、ゴリゴリ、ゴリゴリとした感覚に真剣に向き合ったのが、なんだかシュールに思えてきた。自分がゴリラになったような気がしてきた。今にもウホウホ言いながら、バナナを食べ始めるんじゃないかと思った。
まじめになりすぎるのもいけないかもしれない。柔軟さがなくなってしまう。きっと何事もバランスが大事だ。
ー どんな結果になるとしても、せめて最善を尽くそう・・・ ー
僕は、そう思ったのだ。
■■■■■■
□□□□□□
ポチタロウ、特訓する(後)
■■■■■■
□□□□□□
「スー・・・うん。もうちょっとだけ、たくしあげてみて?」
「こう?」
「うん・・・とっても可愛いよ、スー」
「ポチにぃ、ちょっと、恥ずかしい、かも・・・」
痛みへの恐怖のせいで、一旦また僕のおちんちんは半勃ちに戻ってしまった。スーに、スカートを「中身(ノーパン)が見えそうで見えないところ」まで上げてもらって、勃起の回復を試みた。天才幼女なスーの恥ずかしそうな顔からの、たくし上げ姿のおかげで、僕のおちんちんはすぐに復活した。
スカートごしにスーのツルツル幼女割れ目が見え隠れして、チラリと見えるものにはヨワヨワな僕には効果が抜群だった。
おじいちゃんのクジラの中で、はしごの下から、僕はスーのパンチラを目撃した。その時、スーに「スカートをたくし上げてほしい」と思ったのだ。なんとかそれを思い出して、今、たくし上げてもらうことができた。サラ式に言うなら「僕の小さな夢」が一つ叶ったのだと言える。
「小さな成功体験ができた」それを頭に刻みつけた。エッチな方向であんまりうまくいかない僕には、そういう積み重ねが必要なのかもしれない。そんなことを思った。
「もういい? ポチにぃ?」
僕の勃起したおちんちんをチラチラ見ながら、スーが聞いてきた。
「う、うん・・・いいよ、スー・・・」
僕はドキドキしながら、スーに返事をした。完全勃起した今、再び、オナホ特訓の始まりのようだ・・・。「また痛いんじゃないだろうか?」と、僕は少し訝しんだ。
ローションを内部に塗りたくった非貫通オナホを手に持って(ラブホの部屋自体にローションも置いてあったけど、オナホの箱の中にも小さなローションが付属していた)、再びスーが僕のおちんちんにそれをかぶせてきた。この子はどんだけ、僕のおちんちんにオナホをかぶせたいんだろうか? なんだかスーがウキウキした感じに見えるのは、気のせいではないハズだ。
「ムニュッ」っとした感触と共に、僕のおちんちんはあっけなくオナホに包み込まれた。
ー よかった痛くない・・・ ー
最初の感想はこんなだった。ローションなしオナホはほんとに痛かったのだ。
スーがオナホを上下に擦りだした。安心すると同時に、それが快感に変わってきた。けど少しニュルニュルしすぎている感じがした。「無茶苦茶気持ちいい」って感じにはならなかった。たぶんローションを塗りすぎたんだろう・・・。やっぱり何事もバランスが大事なのだ。
でも、今は「快楽」よりも「長く保たせる」のを優先すべき時で・・・。今はこれでいいのだと僕は頭を切り替えた。とりあえずはこの感触に、耐えてみよう。
・・・
・・・
・・・。
ー コシッ、コシッ、コシッ・・・ ー
「ポチにぃ、どう? 気持ち、いい?」
「うん、スー・・・気持ちいいよ・・・」
「まだ、ぴゅっぴゅ、しない?」
「まだ、大丈夫・・・かな?」
「そっか・・・」
「う、うん・・・」
およそ3分くらいが経過しただろうか? 僕は耐えていた。でもスーが焦れてきた。しきりに「まだぴゅっぴゅしない?」と聞いてきた。「まだ大丈夫」という僕の返事を聞いて、少ししょんぼりするようになってきた。たぶん「特訓」のことを忘れて「ぴゅっぴゅが見たい」状態になっている。
基本、スーは、冷静に物事を判断できる天才ちゃんだ。そんなスーが、知的好奇心からか、ワフルへの対抗心か、単なるエッチになっちゃってるのか? よくはわからないけど、なんだか本分を忘れた状態になっていた。エッチ方面に関するスーは僕と似ていて、いろいろとおろそかになってしまうみたいだ。
抜けちゃってるスーを見て、僕の胸はキュンキュンしてしまった。おそらく「ギャップ萌え」の一種だろう。とっても可愛く思ってしまった。もう精子を出して、見せてあげる方がいいような気がしてきた。
ー たしか「遅すぎるのも嫌われる」的なことも書いてたよな? ー
僕は元いた世界で、ネットで見たそんな知識を思い出していた。「出すべきではない時に出しちゃって、出すべき時に出さない」そんな風にサラに怒られたことも思い出した。
何事もバランスだ。ならば「出す」ということもやれるようになるべきなのかな? と思った。「射精のコントロール」を覚えよう。今までやらなかったことをやってみよう。そう考えた。
ぴゅっぴゅが見たい状態になっているであろうスーに、出すところを見せてあげたい。むしろ出るところを見てほしい。・・・そう思ったら、僕のおちんちんは興奮でさらに硬くなった。
「出そう? ポチにぃ?」
硬くなった僕のおちんちんを見て、スーが嬉しそうにそう聞いてきた。
「うーーん・・・あと少し・・・かな?」
「そっか・・・」
「うん・・・」
僕の返事を聞いて、スーはまたしょんぼりとした。よっぽどぴゅっぴゅが見たいのか? もしくは出させることのできない自分に歯がゆさを感じてるのかもしれない。
少しは我慢できたし、というか、ニュルニュルしすぎてそんなに「我慢した」って感じでもなかったけど、僕は精子を出す方向に頭を切り替えることにした。
でも「射精する」にはいろいろと足りていない感じがした。
オナホを一番下まで差し込まれても、サラの「一番奥」まで差し込んだ時のような気持ちよさがなかった。サラの最奥は、亀頭の先にムニュっとした、とっても気持ちいい刺激があったのだ。貫通式オナホの先端は空洞なので「一番奥」がないのだ。
腰があんまり動かせないのも、もどかしかった。仰向け状態からでも、少しばかりは腰を動かせたけど、突き出してみたところで、やっぱり一番先が空洞なせいで、空虚な感じがしてしまった。
ふと思いついた僕は、スーにこう言ってみた。
「さきっぽのところ、穴のあいてるのを手で塞いでみてくれる? スー?」
そうすれば「奥」ができる。スーの手が奥になって、そこに直接精子をかけるのは背徳的な感じも加わって、気持ちいいかもしれない。そんなことを思った。
「わかった。・・・でも、ぴゅっぴゅ、する前に、教えて、ね?」
「う、うん・・・」
あくまでスーは射精の瞬間が見たいらしい・・・。とりあえず「出す」方向に頭を切り替えた僕は肯定を返した。一番奥がないと、イけない感じがしたし、ギリギリまで我慢すれば、射精量も増えるだろう。スーの手に放出しながら、出すところも見てもらえるかもしれない。
スーには何回もぶっかけちゃったけど、スーの手のひらを膣奥代わりにして、射精するのはまだしたことがない。ならばやっておきたい。マーキングしておきたい。
ー 園児服姿のスーの手にかけちゃう・・・。 ー
その行為を思い浮かべて僕はまた興奮した。
「ポチにぃ、押さえる、ね?」
「うん・・・」
スーは非貫通式オナホの先端を手のひらで覆って、ストロークを始めた。中の空気が抜けて「ブリュ」って感じの卑猥とも、下品とも言える音を立てた。
そこからの体験は今までとはまるで違っていた。スーがオナホを上に動かす度に僕のおちんちんはオナホに引っ張られるような感覚があった。これがバキューム感・・・ってやつだろうか?
「うっ・・・ああっ・・・」
僕から自然と声が漏れた。スーはそれだけでいろいろと理解したようだった。一番奥まで、オナホを差し込んだ状態にして、それから手のひらをぐっと、オナホの先端に押し当てて穴を完全に塞いでしまった。
ー 空気を抜いてしまえば、僕が声をあげてしまうくらいに気持ちよくなってしまう ー
スーにはそれが、すぐにわかったのだと思う。
そうして、またスーはオナホを上下に動かし始めた。空気がほとんど抜けた状態になって、バキューム感はさらに増した。「エッチなことでは僕と同じ」なんて侮ってしまったけど、スーは本当に天才ちゃんなのだ。少しのヒントがあれば、それを応用して、すぐに物事を改善してしまう。
ー グップ・・・グップ・・・グップ ー
オナホールにおちんちんが吸い込まれていくような感覚があって、僕はすぐにイきそうになってしまった。左右からの締め付け感が半端なかった。一番奥まで、差し込まれるたびにスーの手のひらの温かさを感じて、高まってしまった。
「スー、止まって、出ちゃう、出ちゃう!」
「・・・わかった・・・」
スーは僕のその声を聞いて、一旦、手をとめてくれた。でも、一番奥に差し込んだ状態で停止したので、スーの手のひらをまた亀頭の先で感じてしまったので・・・その温もりに・・・その気持ちよさに、思わず僕は声をもらしてしまった。
「あぅんっ・・・」
「・・・!!!」
女の子みたいな声をあげてしまった><。それがトリガーになったみたいに、スーが手の動きを早めた。
ー グップ、グップ、グップ、グップ、グップ ー
「あああっ! んんんんっ! スー!!! ダメだったら! 出ちゃう・・・くぅぅぅぅうううん!」
「ポチにぃ、ポチにぃ! かわいい! かわいい! いく? もう、いっちゃう?」
「あぅぅぅぅん、いく! スー、もうイっちゃう!!!・・・出るっ!!!! ううううっ!!!」
ー ピュルッ。 ・・・ピュピュピュピュピュドプッ、ドピューーーーーーっ! ー
ものすごいバキューム感のあるオナホを、スーに上下に激しく動かされて、僕は射精してしまった。
スーの手のひらに射精した感触があったけど、すぐにスーの手が離されて、僕は盛大に、オナホの空洞から、精子を吹き上げる噴水になった。
ー ピュピュピュピュピュッ! ー
「ふわあぁぁ、これがぴゅっぴゅ、なんだね?」
そんなことを無邪気に聞いてくるスーを見て、僕は興奮を覚えていた。トリックアートなおじいちゃんみたいに「無知ロリキター!」って感じのことを言いそうになってしまった。
スーはとても嬉しそうだった。たれた精子を手に取って、お腹のあたりになすりつけ始めた。
「シル、どう?」
無知ロリ感と同時に、シルにも気持ちよさを味あわせようとしているスーに、そこはかとない母性を感じた。
スーはうっとりとした、恍惚としたような表情を浮かべていた。
ー スーにはちょっとSっ気がある。 ー
僕はそう気づいた。僕の声を聞いて、なんか変なスイッチが入っちゃったようで「止まって」という僕の願いも虚しく、スーは僕を射精へと容赦なく導いてきた。
ー ・・・僕にはMっ気が・・・あった?・・・ ー
逆に僕は、そんなスーの一面を見て、自分の中にMな部分を発見していた。「もういっちゃう?」とかスーに言われた時に、僕はゾクゾクしてしまったのだ。
今まで知らなかったけど、スーには「Sッ気」が、僕には「Mっ気」があったようだ・・・。これは魔王討伐中には全く知らなかったことで、エッチな関係になった今、初めて気づいたことだった。
「M気質があった」っていう事実は、なんだかあんまり嬉しいことには思えなかった。けど、スーとエッチなことをしていく中で「お互いの新しい一面」を知れたことは、なんだか嬉しく思えた。ちゃんと「特別な関係」になれた感じがした。
それはそれで「一つ進歩」と捉えておいてもいいだろう。「小さな成功」を積み重ねるのは悪いことではないハズだ。
でも、それとは逆に、今回の特訓はあまり意味がないことだったように思えてしまった。
実際に挿れる時みたいに、自分で腰をしっかり動かせたわけじゃないし、ニュルニュルしすぎて我慢した感じもあまりなかった。最終的には「オナホバキューム?」を覚えたスーに、ただ単にイかされちゃっただけだったし・・・。
むむむむむ・・・。改善の余地あり・・・だ。
ーーーーーー
ー ちょっとは、気持ちよかった。って。・・・でも次に期待する・・・だって。 ー
スーごしにシルのそんな言葉を聞かされた。ちょっと上から目線の感じはするけど、まあ「次に期待」なら、見捨てられた訳ではないのだろう。首の皮はきっと、まだ一枚プラプラぶら下がった状態なのだろう。
てか「首の皮一枚つながってる」って、良く考えたらそれ、もう死んでるよね? 首の皮しかつながってないよね?
微妙に不吉なことを考えてしまった。何にしても、今回のこれは「早漏対策」としてはあまり効果がなかったように思えた。やり方を変える方がいいだろう。
もう少し、実際におちんちんを差し込んでいる状態に近くして、その感触に耐えるべきな気がした。貫通式オナホのニュルニュル感に耐えれたとしても、腰を突き出しながら、ストロークするのに耐えるのとは、また別物の感じがした。
どうすればそういう状態にできるだろう? 僕は思案した・・・。
「ポチにぃ・・・ボク、うまく、ぴゅっぴゅできた!」
スーは嬉しそうに、そう言った。嬉しそうで何よりではあるけど、僕としては少し不本意でもあった。本気のスーのストロークをされたら、またすぐに出ちゃうだろう・・・。
「う、うん・・・スーは、すごいね・・・でも、ちょっとうますぎた・・・かな? もうちょっと、手加減してくれると、えっと・・・助かる・・・かも」
「ぴゅっぴゅさせられた」と喜んでいるスーに、やんわりとした制止しか僕にはできなかった。
「ポチにぃ・・・ごめんね・・・」
そんな僕に、スーが謝ってきた。
「スー?」
「なんか、ポチにぃの、声、聞いて、ゾクってした。・・・ぴゅっぴゅ、させたく、なりすぎ、ちゃった」
まあ、そんな感じになっているのは薄々気づいてた。やんわりとした制止しかできなかったのは、僕の落ち度だし、スーはちゃんと謝ってくれた。そこに思い至ってくれて、とってもありがたかった。スーを責める気にはなれなかった。むしろ今のは僕がちゃんと伝えるべき所だった。
「・・・いいよ。スー。誰だって失敗するし、正直、スーの新しい一面が見れた感じがして、とっても、可愛いと思ったよ。それですぐに出ちゃった・・・って部分もあるから。・・・僕もごめんね・・・」
「ポチにぃ・・・」
スーがピトッと僕にくっついてきた。僕はそんなスーの頭を撫でた。スーが僕にいつか言ってくれた「ゆっくりでいいよ」って言葉を思い出していた。
「ゆっくり、やっていこうか? スー?」
「うん・・・わかった」
そうしてしばらくの間、僕らは二人で抱きしめ合っていた。
・・・
・・・
・・・。
ー ゴーン・・・ゴーン・・・ゴ~ン・・・ ー
しばらくすると、壁にかけてあった振り子時計が音を鳴らし始めた。見てみると針が正午を指していた。ラブホでの一夜が開けて、朝を越え、お昼になったのだ・・・。
随分と長い時間をここで過ごしたような気がする。時が止まっていったり、時間が10分の1になっていたり・・・。そんなこんなで、逆にまだ、お昼にすらなっていなかったようだ・・・。
僕はその事実に驚いた。本当に、あれやこれやといろんなことがあったのだ。
僕の「早漏」はまだ治っていない。でも「ゆっくりやろう」と思うことはできた。
考えてみれば僕は「おちんちんを挿れるため」に生き急ぎ過ぎていたように思う。是が非でも入れたいとやっきになって、なんだか滑稽な喜劇を演じていたように思う。
ー ゆっくりやろう ー
そう思えたのだ。きっと、そっちの方が余裕をもって対処できるハズだ・・・。その方がおちんちんを挿入できる確率も上がる・・・ハズだ・・・。
結局のところ、そんな感じで「おちんちんを挿れること」に対しての執着はまだ残っていた。でも、ほんの少しだけ「焦り」が僕の中から、なくなったような気もしていた。
だからといって、きっと調子に乗ってはいけないのだ・・・。
「焦りを追い出せた。・・・悟りの境地かな?」なんて感じで「調子に乗る」と、またヘンテコなミスをしでかしそうな気もした。きっと「謙虚」も大事だ・・・。
なんといっても、僕がエッチ方面で、今までに得れたポイントは30ポイント程度なのだ・・・><。
謙虚に・・・謙虚に。僕は自分にそう言い聞かせた。あとでメモにも書いておかなきゃ・・・。
ー ぐーーーーっ・・・ ー
今度は、スーのお腹が音をたてた。僕らは朝起きてから、何も食べていなかったのだ。そこに思い当たって、僕のお腹も音をたてた。
ー ググググーーーーッ・・・ ー
「・・・お腹すいたね、スー。何か食べにいこっか?」
「うん、ポチにぃ」
僕らは笑い合って、手をつないだ。
こうして僕らの長い長い「朝」が終わったのだった。
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