入れたいのに入れたいのに入れたいのに「ピュルッ」と出てしまう「元ショタ勇者」の物語

人外倫理

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第一部

ポチタロウと、サラの夢:4

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 今のうちに・・・ほとんど理性は崩壊しちゃってるけど、まだギリギリそれが残ってる、今のうちに・・・今は、ほんの少しだけ、サラの言葉を、封印してしまおう・・・。ちゃんとせめて、もう少しだけ「愛おしい」って伝えられるように・・・。



 僕はサラの口の中に舌を挿れて、かき回した。



■■■■■■
□□□□□□


ポチタロウと、サラの夢:4


■■■■■■
□□□□□□



「ふぐ! ぅ・・・はぅ・・・んん・・・はぅ!・・・はぁ・・・はぁ」
「サラ・・・サラ・・・・・・んっ・・・はぁ」



 一瞬、ゾンビに噛まれた人が「まだ理性の残っているうちに殺してくれ」なんて言ってるのが、ふと頭に浮かんでしまった。どんな想像だ・・・少なくとも今する想像ではないだろう。でも僕も。理性が残っているうちに、サラにちゃんと「愛おしい」を伝えておきたい。



 僕は思わずサラの右手を、恋人つなぎで、お互いの指を絡ませ合う状態で、握っていた。サラの手のひらのぬくもりを感じた。じっとりと湿るサラの指の間の汗が、僕の汗と混じり合った。左手も同じように握った。



 僕が右手を軽く握ると、サラも手を握り返してくれた。とっさの行動だったけど、手を握りしめたのは良かったと思う。絡ませ合った両手に、僕らが「つながりあえてる」ような気がした・・・。



ー 「愛し合う」っていうのは手をつなぐことから始まるのかもしれない・・・ ー



 なんだかそう思った。ちょっとロマンチックがすぎる気もしたけど、この答えは、さっきの答えよりはしっくりきた。でも、また理屈で考えはじめてるような感じもしてきた。さっき僕は、直感的にサラの手を握りしめられたのに・・・。もっと、そういうのを大事にしたい・・・。



 僕はサラと両手をつないだまま、頭を、サラの身体へと下げていった。サラの鎖骨にそっと口づけして、舌を這わせた。



ー チュッ・・・・・・ツツーッ・・・ ー



「ふぁ・・・はぅ・・・」



 サラが小さく声を上げた。



 さらに頭を下げ、サラの小さな乳頭の先を舌で舐めた。しゃぶりついて、口の中で円を描くように、小さなそのお豆を舌ですくいとった。本当に小さい乳首だ。まるきり未発達の子どものそれだ。でも、それが逆にとても可愛らしい・・・。



ー ジュプッ・・・レロッ、レロレロ・・・ ー



「はんっ・・・はぅぅ・・・はうっ・・・!」
「サラっ・・・!」



 サラの甘い声が聞こえるせいで、ペースは少し早くなってしまっているけど、僕は、スーにしたことをできるだけ全部、サラにもしてあげたかった。自身の経験が理由だ。ワフルのじいさんに嫉妬を感じた時に、僕は「ワフルがじいさんにやられたことは、僕も全部しておきたい」って思ったのだ。



 だから逆に。僕とスーの情事を見ていたであろうサラには、スーにしてあげたことを、全部しておいてあげよう・・・なんて感覚的に思ったのだ。



 でもダメだ・・・。「言葉」にすると、なんだかまた「理屈」になってしまう・・・。「感覚」だと思ったそれは「言葉」にしたところで変質してしまった気がした。



ー なるべく感覚にまかせよう ー



 そう思いながら、僕はサラへの愛撫を続けていった。



ー チュッ・・・ペロッ・・・ ー



「はぅ・・・うぅん・・・」



・・・
・・・
・・・。



 いつしか僕は、サラの腋にたどりついていた。むさぼるように、そこをなめとった。サラの甘い、いい匂いがした。汗ですら少しだけミルクのような、ほんのりと甘い味がしたような気がした。



「はぅ・・・あうっ! 明日太! 明日太!」
「サラ・・・サラ!」


 
 腋の下にたどりついたと同時に、僕はまた、自分の欲望に囚われてしまった。気づくと僕はサラの腋の下を執拗に舐めていた。僕は相当に小さい子の腋が好きなようだ><。



 幼女のツルツルのそこは、健康的でありながら、背徳的で、二律背反を実現している。いや。言葉で無理に言い表してもしょうがないな・・・ただ、なんか好きなのだ。性的器官ではないそれに、僕はひどくそそられるのだ。



「はぐぅ・・・んぅ!・・・ひぃ、ひゃぐ・・・んぅ!・・・」
「サラ・・・ サラ・・・!」



 腋を舐める度に、サラの幼い嬌声があがった。時折、くすぐられて我慢しているような、無邪気な子どもみたいな声も混ざった。どっちも脳に直接響くような、とろけるような甘い甘い声だった・・・。



 興奮を抑えられないままに、僕はサラの腋にしゃぶりついたままで、ただ、サラの名前だけを呼んだ。他の言葉は出さずに、ただ名前だけに想いを込めた。名前を呼びながら、こんなことも思った。



 ちょっとくらい、いいや。僕の欲望もまぜてしまおう・・・。考えすぎるな・・・。



 そんな風に、時に、思考として言葉にしてしまいながらも、僕はなるべく感覚に身をまかせていくように心がけた。「思考」半分、「感覚」半分。そんな綱わたりをイメージした。



 思考に偏りすぎると、理屈に凝り固まると、僕は動けなくなってしまう。逆に感覚に身をまかせ過ぎたら、興奮の渦にまきこまれてしまう。そうなったら「ピュルっと放出、一直線」だ・・・。



 今、僕はきっと思考に偏りすぎてる、だから感覚の方へもう少し体を傾けよう。・・・そんなことを考えている時点で、もうすでに、思考に寄ってしまっているのだ。



 感覚を信じろ・・・。で。きっとこのまま腋への愛撫を続けたら、サラはイってしまう・・・。



「ふぅ・・・ふぁっ! ・・・あんっ・・・あっ・・・」



 腋への愛撫を切り上げると、僕は次に、サラの小さな可愛いおへそを目指して、舌を這わせていった。腋の下を通って、肋骨のくぼみに沿いながら舌を移動していった。僕が場所を変える度に、サラが声をあげた。部位ごとに変わるその声を、僕はメモにして残しておきたい・・・なんて思った。



 メモ魔だった僕が「全くメモ帳を持たない」ってのは、いささかやり過ぎたかもしれない。


 そんなことを考えながらも、体は動いていた。サラの幼女特有のちょっとだけぷっくりとしたイカ腹を通過して、僕の舌は、サラのおへそへとたどりついた。



 サラは、おへそまで小さかった。僕のへその、半分以下のサイズじゃないだろうか? 思わず見比べてしまった。サラのおへそには、小指すら、さきっちょくらいしか入りそうにない・・・。



 また欲望が・・・背徳感が、僕に沸いてきた。小さなその穴に、舌をもぐりこませたくなった。まるでサラの小さな割れ目の中に、おちんちんを差し込む、その前哨戦かのように・・・。



 今度は「感覚」の方に「欲望」の方に、体が偏り過ぎていないかな? 綱渡りになぞらえながら、僕は平衡感覚を保とうとした。でも、綱渡りと違って「どっちに傾いているのか?」が見えないのだ。実際のところは「どっち寄り」なのかは、わからない。



 わからないなりに僕は、そのままサラのおへそへと舌を伸ばしていった。



 一応、わずかながらに欲望にブレーキをかけるように、舌をひっこめて、最初はほんの少しだけ、軽く、サラのおへそにそ~っと、口づけてみた。



ー チュッ・・・ ー



「ふぐぅ!」



 軽い口づけですごい反応があった。逆にこういう軽いタッチの方が、女の子は感じやすかったりするのかもしれない・・・。スーとかもそうだったし。僕はサラの手を握った。大丈夫だよ、って伝えたかった。



 今度は、舌で、サラのおへその入り口を少しだけ、舐め取ってみた。



「・・・は・・・わっ・・・」



 サラの顔を見てみた。額に汗をかきながらも「大丈夫だ」って言ってるような気がした。


 
 それを見て、僕はサラのおへその奥へと、そっと舌を伸ばした。舌を差し入れた瞬間、「んんんんっ」っと、サラの甘い声が上がり、また、欲望側に僕は傾いてしまった。「穴の中に入っていく」というその動作は、やっぱり僕に本番行為を連想させた。



 僕は、サラの奥を、奥をめざしていた。グリグリとサラのおへその最深部へと、舌を差し込んでいた。サラのおへそは甘塩っぱくておいしかった。ゾンビ的な意味じゃないけど、一瞬「食べちゃいたい」なんて思ってしまった・・・。舌を奥に突き入れ続けた。サラを味わい続けた。



「はう! あっ・・・んん、はぐぅ!・・・明日太・・・明日太! はぅぅぅう!」



 サラの声が上がっていった。ちょっと高まりすぎてしまったようだ・・・。僕はその声を聞いて、舌を止めた。サラに気持ち良くなっては欲しいけど、イカせてしまうのはまずいのだ・・・><。



 本当にこの「イカせられない縛り」が憎い・・・><。いちいち歯止めをかけてしまう。


 
 「感覚」と「理屈」の綱渡りも、僕が動きを止めてしまったことで、なんとなく途切れてしまった。確か、綱渡りは「止まってる」のが一番難しかったハズだ。



「サラ・・・大丈夫?」
 ついつい言葉までかけてしまった。



「大丈夫・・・って言いたいとこだけど、ちょっと厳しい・・・」
「そっか・・・><」



 「大丈夫」的な顔をしてたように思えたサラだったけど、その後、舌でグリグリとおへその奥を突いてしまったので、すぐに感じてしまったようだ・・・。それは声で簡単にわかった。



 こんなに感じやすくて「僕とスーがエッチをしていた時」とか、サラは大丈夫だったんだろうか? 僕の体を通して、サラも快感を感じてたハズなのだ・・・。



 時が止まりゆく中で、僕はものすごい快楽を味わったけど、サラは、何も感じなかったのだろうか? あのず~~~っと射精が続く感覚を、サラはどうやって乗り切ったのだろう? 


 僕に宿ってはいるけど「女の子」なので「射精感」とかは、感じないのだろうか? もしくは嫉妬心とかのせいで、気持ち良さどころでは、なかったのだろうか?



 ちょっとセンシティブな内容にも思えたけど、もしも聞けそうなら、後で聞いてみたいと思った。僕はサラのことがもっと知りたい・・・。


 
 「ちょっと厳しい」と言ったサラに「厳しいならやめとく?」って聞くべきかな? ・・・なんて思いながらも・・・。もう一度、おちんちんを突っ込みたいって、未練もちょっとあってしまって・・・。僕は、その言葉を言うのをためらいながら、そんなことを考えていた。



「ちょっと待て。・・・ここでタイムだ・・・次、ここからまた再開な?」
「わ、わかった」
 サラが察したように、そう言った。「やめる」のではなくて「一旦休憩」だ・・・と。異論はなかったので、僕はうなずいた。



ーーーーーー



 サラは僕の下から抜け出すと、素っ裸のまま、また8畳くらいの空間をウロウロ歩いた。反省する猿みたいにタンスにもたれかかって、息を整えた。なんか毎回見る、サラの定番の姿勢だ。まぬけな感じなのに、見ててそれがなんだか、すごく可愛く思えてきた・・・。



 僕は、なるべく体を動かさないようにしながら、そんなサラを眺めていた。サラに言われて僕は「タイム」と言われた時の体制のまま、四つん這い状態で、サラを待っていたのだ・・・。これまた、まぬけな姿勢だった。



・・・
・・・
・・・。



「よ、よし。いいぞ、ポチ公・・・」
 


 体を整えたサラはそう言うと、また僕の下にもぐりこみ、さっきと似たような体制になってそう言った。僕らはまた、手をからめあった。



 なんか、寝技ありの格闘技でこういうのがあった気がする・・・。リングの端っこあたりに行っちゃって、真ん中から同じ姿勢でスタート・・・みたいな? いずれにせよ、なんだかシュールな光景に思えた。



・・・
・・・
・・・。 



 えーっと、サラのおへそまで、舌を差し込んだから・・・。



 インターバルが空いちゃった後で、僕はその後の手順を確認していた。感覚的にはサラの下腹部へと体を下げていったので、次はサラの割れ目へと僕は向かったハズだ・・・。



 すごいところからの再スタートだな・・・。ちょっと調子が狂ってしまう・・・。



 また僕はサラに「あそこを触るよ?」と確認しそうになってしまった><。そういう直接的な表現は、サラに言ってはいけないのだ・・・。ぐむむ><。(言わなかったし、セーフ)そんなことを思って、自己嫌悪を遠ざけた。



「サラ・・・」



 サラとからめた手に少しだけ力を入れると、僕はもう少しだけ戻ってみることにした。



 キスから始めよう・・・。きっとその方がいい。



 僕はサラの唇を、やさしくついばんだ。



ーーーーーー



ー チュッ・・・・・・・・・チュ ー



「ふぅ・・・・・・はぁ・・・」



 サラの口内に舌を入れながら、角度を調整していると、サラの真っ赤な耳が目に付いた。僕はサラの耳を、愛撫し忘れていたことに気づいた。スーにはしてあげたのに、サラにはしてあげられていない。突然ふと「耳なし芳一」のお話を思い出してしまった。



 愛撫のし忘れがあると、サラがもっていかれてしまうような・・・。そんな感覚があった。「ゾンビ」とか「耳なし芳一」とか、さっきからちょっと、想像力がホラーな方へと傾いている・・・。いけない、いけない。



 またブンブン首をふりそうになって、あわててそれも止めた。サラがまた変な勘違いをしてしまうかもしれない・・・。



 エッチなこととなると、考えなしに行動してしまいそうになる><。変な誤解を与えてしまったりする><。本当に僕は、足りないところだらけだ・・・><。



 でもこうして、いろいろと学びながら・・・時にはそれを忘れながら、僕は進んでいくしかない・・・。余計なことを言いそうになって止めたし、首をふりそうになったのも止めれた。・・・少しずつ、改善していけてる・・・ハズだ。



(・・・・・・)



 また「思考」や「理屈」に寄っている気がした。なるべく何も考えないように・・・サラの耳を軽く唇で噛んでみた。反応が特になかったので、そのままサラの耳に息を吹き込んでみた。



「ふぅ・・・」
「はぐぅ!!! ふあああっ・・・!!!」



 サラが思い切り嬌声をあげた。反応がスーに似ていた。そういやスーも耳元でのささやきに弱かった。・・・って今はそういうことを考えてる場合ではなくて・・・><。



 これはいけない奴だった><。サラは言葉ぜめに弱いし、なんかこういうのにも弱いみたいだ。「耳に息」とか、ほとんど、ささやくのと変わりがないよね><。「考えない」にしても度が過ぎた><。考えすぎては失敗して、考えなしでも失敗する><。



 「改善していけてる」とか図に乗ったのがいけなかったのかもしれない><。うぬぼれてごめんなさい><。神様的な何かに僕はそう謝っていた。



 とにかく・・・。



 耳への愛撫は中止しよう・・・。ダメだ・・・。戦略的撤退だ・・・。割れ目を濡らしてあげて、挿入してしまおう・・・。よし・・・。戦略的進行だ・・・。



 僕はそんな風に軌道修正することにした。



 一旦のインターバルで、しぼんでしまっていた僕のおちんちんだったけど、サラが僕の下に戻ってくれた時には、すっかり回復していた。ちょこん、って感じで、僕の下にもぐりこんで来た時の、赤くなったサラの顔が可愛すぎた。復活するのにはそれで十分だった。



 僕の「もう挿れてしまいたい病」までが、再発していた。すっかり集中力が途切れてしまっていた・・・。



 僕はサラの小さな割れ目を見てみた。「今、出てきました・・・」って感じで愛液が垂れだしていた。さっき耳へ息を吹きかけたことで、またサラの中からジュワッと、蜜が溢れてきたのだろう・・・。



ー やっぱりサラはエッチだ! ー



 それを見て、そう思って、僕のペニスはますます怒張した。もう昔のおちんちんの面影はそこにはなかった。凶暴な角度で僕のそれは反り上がっていた。限りなく90度に近かった。


 もうサラのあそこは、しっかりと濡れている・・・。僕のおちんちんも「おちんちん」とは呼べないくらいに凶悪なモンスター顔で、隆起している・・・。もう挿れてしまってもいいのかもしれない・・・。



ー てか、挿れてしまいたい ー



 それでも・・・それでも! なんとか思いとどまった・・・。まだ、サラのそこも、耳と同じく「全く愛撫したことがない」のに、すんでのところで気づいたのだ。



 サラがすぐに感じてしまい、僕もすぐに興奮してしまい、僕はサラの割れ目へ愛撫すらしないままに、2度も挿入して、2度も中出しをしてしまった。気づけばビックリな、おざなりプレイだった><。



 サラのあそこも、ほんの少しでも、愛撫しておかなきゃ・・・。サラのあそこが、どこかへ持ち去られないように・・・。まだ少しだけ「耳なし芳一」を引きずりながら、僕はそんなことを考えていた。



 サラ「に」全部をしてあげる、と僕「が」サラの全部にマーキングしておきたい・・・。そんな「献身」と「欲望」も入り交じった。いずれにせよ「サラのおまたも愛撫しておく」それだけは決定事項になった。



 サラとつないでいた右手を離すと、僕は、サラの割れ目へと、手を伸ばした。サラの目がそれを追っていた。



 中指の背で、本当にかるーく、サラの性器の上の方にある、皮をかぶった突起に触れてみた。



「んんんっ! はぅぅ・・・ぅぅん!・・・」



 それだけで、サラはトロけた顔になった・・・。甘い声が僕の脳を溶かした。トロンとした顔が、そのまま僕の目に焼きついた。可愛すぎて、また「挿れちゃいたい」って、思ってしまった><。



(せ、せめて、ひと舐めでも・・・)



 ビキビキに硬くなった僕のおちんちんは、すぐにでもサラに入りたがっていた。それでも僕は強い意志? でそこを舐めることにした。



 「サラは僕のものなんだ」って、ほんのひと舐めでもいいからマーキングしておきたかった。(獣人だから? いや、僕がそれをしたいから)・・・スーの時と同じようなことを思った。



 サラとつないでいた左手も離した。サラの割れ目を両手で「くぱぁ」して中を見てみたかった。それから舐めてみよう・・・。僕の中で、そんな段取りが出来上がった。



 僕は頭を下げていき、サラのおまたの間にたどりついた。



 間近で見ても、サラの割れ目はやっぱり小さかった・・・。未だにそれは1本スジだった。「小さい」ばっかり言ってるけど、本当に小さいのだ。しょうがない。そんでもって、小さいのに濡れている。小さくても蜜だけはそこから大量に溢れ出している。



 そのアンバランスさに「なんだかサラっぽいな」って思って、僕はまた興奮してしまった。


 遮二無二、サラのあそこにむしゃぶりつきたくなってしまったけど「イかせてはいけない縛り」を思いだして、そーーーーっと、サラの1本スジを両手で開いた。



 くぱぁと開いたけど、あんまり広がらなかった。上の方にぷっくりとした小さな膨らみが見えた。これがきっと皮のかぶったクリトリスだ。スーで僕は予習したのだ。



 痛くはないのかな? サラの顔は少しだけ神妙な感じにはなってたけど、くぱぁと開いたことで、痛みを感じている様子ではなかった。この「くぱぁ」とする行為は、女の子にとって、そんなに痛いものではないのだろうか? スーも痛がってはいなかったようだし・・・。


 これも聞いてみたかったけど、これについては「どうやって聞いたらいいのか?」さっぱりわからなかった。「くぱぁ、てしても痛くないの?」そんな聞き方をしたらまた怒られるに決まってる・・・。



 これは一旦、保留しておこう・・・。それよりも早く、サラのそこをひと舐めして、マーキングして、おちんちんを挿れてしまおう・・・。



 僕はゆっくり、ゆっくりと・・・1本スジの一番下から、サラのクリトリスを覆う包皮までを、舐めとっていった。



「ふぐ・・・・・・はぅぅう・・・はぐぅぅぅう・・・んんんんっ!」



 下から上までの、ひと舐めで、また、サラが高まってしまった><。



 甘い声をあげながら、サラは身をよじった。包皮の下の小さな突起にたどりつくと、サラの体がビクンと跳ねた。



ー まずい! これはたぶん、イク前のヤツだ! ー



 結局、僕はまた舐めるのを止めて、言葉で「大丈夫?」と聞いてしまった・・・。サラは「だ、大丈夫だ・・・」と答えた。でも僕は知っている。知ってしまっていた。サラが大丈夫っぽい顔をした後に、すぐイきかけたことを・・・。今は大丈夫でも、何かの拍子にサラはすぐにイっちゃいそうになるのだ・・・。



ー どうしたものだろう? ー



 僕はまた少し、思案することになった。



ーーーーーー



「てかさ?」
 またほんの少し、停止してしまった僕を、サラが見上げながら言った。



「うん?」
 僕はサラを見下ろしながら応えた。



「よくよく考えたらさ・・・。気持ちよくなっちゃっていい、って言ったのに、なんでお前は、それをしない?」
「あ! ・・・えーーーっと、それは・・・『愛おしい』を伝えたかった・・・から・・・」
「はぅ! ・・・・そ、それはもう『伝わった』って言っただろうが・・・」
「・・・そ、そういえば、そうだったね・・・」
「ほんとにポチ公が・・・」



 結局またサラに怒られた><。



「い・・・、愛おしいを伝えたい、だって、嬉しくはあるけどさ・・・でも、それもお前のやりたいことだから、エゴだぞ? ポチ公?」
「えっ!?」



 ビックリした。気づかなかったけど、言われてみれば確かにそうだ。「愛おしい」も、「伝えたい」って・・・「それをしたい」って思った時点で僕のエゴだ・・・。こんな幼女に教えられることになるとは・・・。



 いやいや。まあ年は関係ないな。年上だとか、年下だとか関係なく、学ぶべき事は素直に学ぼう・・・。



「確かにそうだね><・・・勉強になった、よ・・・ありがとね、サラ」
「お、おぅ・・・」



 サラは毒気の抜かれたような顔をした。



「調子狂うなぁ・・・ったくよぉ! とにかく・・・だ」
「うん?」



「ポチ公は、自分のやりたいことをやった。今度はちゃんと、俺様が言ったみたいに、気持ちよくなっちまえよ? ・・・いいな?」



 「いいな?」と、このタイミングでそれを言われても、困ってしまう。



 サラはイきかけてた感じだし、僕も「挿れたい」が限界に近くなってる。



 サラの割れ目に(たったひと舐めだけど)マーキングできた今、次に僕がするのは「挿入」なのだ・・・。もう「挿れたい」のだ><。


 
 このままサラの割れ目におちんちんを差し込んで、サラが言うように、心のままに「気持ちよく」なっちゃったら、また、10秒もしないうちに「ピュルっ」っと、出てしまうだろう・・・。



 サラはなんとかイかずに耐えてくれるかもだけど、僕は「同じ過ちをした><。」とまた嘆くことになる・・・。基本的に僕は、ほんの少しでも「成長した」という結果を残したい派なのだ・・・。



 ・・・でもこれもきっと僕のエゴだ・・・><。



 嘆きながらも考えた。



 でも、待てよ?



 サラはサラで、好きなことを好きなように言っている。「気持ちよくなっちまえ」というのも、それはそれで、サラのエゴだ。・・・なんとなく理不尽に感じてきた。サラの「今度は俺様の番だ」的な物言いに、またちょっと「対抗心」を感じてしまった。



 だいたいサラは「すぐに出しちゃう僕を見たい」という、僕にとっては不名誉な「夢」を叶えたじゃないか? この上さらに「僕がすぐに出したとこ」を見たいというのだろうか? 今は逆に、僕の要望に応えてくれてもいいハズだ・・・。まだ僕のターンでいいハズだ・・・。



 瞬時に頭を働かせると、僕はサラに告げた。



「サラ・・・僕は僕で『今作った、小さな夢』を叶えたいんだけど、サラの要望に応えるのは、その後でも、いい?」
「お? 夢が出来たか! なら、それをしてからでいい!」
「サラ・・・ありがと・・・」
「てか、なんかわりぃな! 俺様の『やりたい』を押しつけてちまったな>< ・・・すまねぇ・・・」



 サラは頭をかきながら、僕に謝ってくれた。



 傍若無人な物言いだったけど、僕が予想したとおり、やっぱりサラには悪気がなかった。



 サラは今回の精霊宿りの「リーダー」だと言ってた。ある程度、みんなをひっぱっていく責任があるだろう。「ひっぱっていくこと」と「強引さ」は紙一重だったりする。



 僕も魔王討伐の間にそれを嫌というほど味わった。僕の意見は「独りよがりじゃないかな?」ってずっと苦悩してきた。でも指針を示すことは必要なのだ・・・。サラの方が「強引さ」や「ひっぱっていく感」は強い気がしたけど、リーダーとしてやっていくなら、そっちの方がいい気までしてしまった。



 とにかく。



 今は「サラに悪気はやっぱりなかった」と、これが確認できたからそれでいい。サラも気づいて謝ってくれた。おかげで「サラが大好き」って思いは消えずに済んだ。むしろ小さいのにしっかりしてるな・・・なんてサラの株が上がったくらいだ。



 僕も裏でコソコソ考えるのではなくて、正直にサラに告げてしまおう。



「サラ・・・」
「おぅ?」



「さっき、僕は、サラに挿れた時に、その・・・10秒も、もたなかったよね?」
「はぐっ! まあ、そう・・・かもな?・・・」



 僕の早漏ぶりを想起したのか、早漏好きであろうサラは若干、興奮した声を上げた。



「僕は今回、サラに入って、せめてもう少し、頑張りたいな・・・って思ってさ・・・」
「そ、そ、そうなのか・・・」



「うん・・・せめて、20秒くらい頑張りたい・・・それが今の僕の『小さな夢』なんだけど・・・サラは大丈夫そう・・・?」
「はぐぐぐ・・・うーーーーん・・・」



 サラは少し思案してから言った。



「・・・すぐに出される・・・よりはそっちのが、たぶん大丈夫だ! やれ! 頑張れ! 夢を叶えろ! ポチ公!」
「あ、ありがと・・・」



 僕が提示した、20秒という時間は、許容できる時間だったようだ・・・。きっとそれより早すぎても、遅すぎても、ダメだったんじゃないかな? そんでもって、大丈夫だと感じたサラは、すごい矢継ぎ早に、応援してくれた・・・。・・・なんか嬉しかった。
 


ー が、頑張ろう・・・・ ー



「じ、じゃあ、挿れるよ・・・サラ?」
 我慢の限界に来ていた僕は、サラのお言葉に甘えて、さっそく挿入を試みることにした。



「おぅ・・・いいぜ?」
 サラは快く応えてくれた。とてもいさぎよくて、さっきまでの恥ずかしそうな感じはなかった。やっぱりこういうサラもいい。



 右手をおちんちんにあてがい、サラの小さな小さな割れ目を押し分けながら、僕は サラの膣内へと進んだ。



ー ズププププ・・・・ ー



 「ムニュッ」っとした気持ちいい感覚があって、僕のおちんちんはすんなりと、サラの中におさまった。


 
 また、サラのあそこが、僕を締め付けてきた。そんでもって、すごく暖かい。包み込まれている・・・。



 それに何より・・・



ー あんな小さな穴に入っちゃってる・・・ ー



 そんな気持ちが僕の中をかけめぐっていた。僕は、しっかりと、サラの割れ目を、間近で、目で見てしまった・・・。そのせいで、僕はさらに興奮してしまっていた。小さな小さな穴におちんちんを差し込めていることを、より実感してしまった。



ー あんな小さな穴におちんちん、挿れちゃってるよ・・・ ー



 そのままサラの一番奥までおちんちんを差し込んだところで、僕は気持ちよくなりすぎてしまった><。我慢ができずに放出してしまった・・・><。



「あっあああっ><」



ー ピュルッ! ・・・ピュッ・・・ピュピュピュッ・・・ピュッ ー



 間が空いたおかげか、ひと擦りもしなかったのに、結構な量の精液が出た。・・・でも、今はそこじゃない><。1ストロークもできないままに射精してしまったのだ><。僕は、すごく恥ずかしかった・・・><。



 情けない><。またなんか、精子、出しちゃった・・・><。しかも挿れただけで><。



「ご、ごめん・・・サラの中が気持ちよすぎて・・・その・・・出ちゃった・・・」
「はうぅぅう!!!」


 
 僕は恥ずかし紛れにそう言ってしまった。その言葉を聞いて、サラは、ビクッと身をのけぞらせると、大きな声をあげた。そんで、僕を思い切り、突き飛ばした。サラの中から僕のおちんちんがポロリと抜けた。



「サラ!?」
「はぐぅ・・・はう・・・」
「だ、大丈夫?」



 僕はビックリして、サラにかけよった。



「さ、触るな!!! 今触ると・・・」
「!!!」



 サラがそう言うのと、僕がサラの肩に手をかけたのは、ほぼ同時だった。



 サラはビクビクッ!・・・・・・っと痙攣した。



「はぅっ! イクッ!!!」



 そのまま、サラの体は、ケーブルの接触が悪くなった、古いテレビゲームみたいに「ブブブッ! ザザァ!」とノイズを残して、消えてしまった。



・・・
・・・
・・・。



「サラ? ・・・サラ!?」



 呼びかけても、返事がなかった・・・。



・・・
・・・
・・・。



 そのまま僕は、呆然と、そこに立ち尽くした・・・。


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