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第一部
ポチタロウとスーの夜(後)
しおりを挟む僕はスーに「いいよ」と告げて、パンティへと手を伸ばしていった。今まで身をまかせてくれていたスーも、この時ばかりは目をつぶり、体に少し力が入った。無理もない。スーは賢いけど、まだ子どもだ。そういや性教育の授業だけは、ずっと最下位だったし・・・。
僕は、スーの下腹部へと、伸ばしていた右手を止めて、左手でスーの額を撫でて、聞いた。
「スー、触るよ?」
今までなら「怖いなら、やめとく?」とか言ってしまうような、状況だったけど、僕は、それをすることを選ばなかった。
「・・・うん、ポチにぃ。・・・触って・・・」
スーからもゴーサインが出た。僕は左手をスーの後頭部へ回し、右手で再びスーの水色パンティーをめざした。
■■■■■■
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ポチタロウとスーの夜(後)
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そっと、スーの割れ目の辺りに、人差し指を当てた。上から見た感じ、パンティに異変は感じられなかったんだけど、触ってみると、そこにはちゃんと湿り気があった。
「ふぅ・・・んあっ」
スーが吐息を漏らし、少しあえいだ。パンティの湿りがジワッと広がった感じがした。
ビショ濡れだったリリや、蜜が少し溢れ出ていたサファよりは、スーは濡れにくいみたいだ。そういや、ワフルより、スーの方が、おまたを当ててきた時に、イクまでに時間が、かかってたもんな・・・。まだきっと、発展途上だ。
「んんぅ・・・」
スーが儚い声を上げ、僕は無意識に他のみんなと比較しちゃってたのに、気づいた。なんとなく罪悪感にかられてしまう。今は目の前のスーのことだけ、考えよう・・・。発展途上だとしても、それでもスーはちゃんと、自分なりに膣を濡らして、僕で感じてくれている。
僕はパンティの上から、スーの割れ目を刺激していこうとして・・・また変なことを気に取られてしまった。このパンツをグショグショにしちゃったら、スーはノーパンで空を飛んで帰ることになるのかな? それはちょっとまずいよね? 替えがあったりするのかな? パンティーを脱がしちゃって、直接触って大丈夫かな? ・・・なんて。なんで僕はこんななんだろう・・・。
僕が少しアタフタしていると、スーが言った。
「ポチにぃ、大丈夫・・・。パ・・・パンツの替えは、サファに言われて、持ってきた・・・。だから・・・」
魔物と戦ってた最中みたいに、スーに思考を読まれた。こと色恋ざたに関しては、かみ合わなかった僕らだけど、スーは対応してきた。僕もそうなりたい。・・・でも情けない話、僕のこの、へたれ具合は、すぐには治りそうにない。少しずつ改善しながら、しばらくは、みんなに補ってもらうしかないのかもしれない。
「この子に釣り合う奴になりたい」・・・そう思ったばかりだけど、まずは自分のダメなところも自覚して認めるべきだろう。今は、みんなをもっともっと、信じて頼っていこう・・・。
「だから・・・」と途中で止まってしまったスーの言葉だけど、さすがに、今度は、僕にもわかったし。スーはパンツ越しからでも、触っていいと言ってくれている。ひどく興奮した。発射したばかりの僕の息子が半勃ちに回復した。僕はスーのおまたを思い切りまさぐりたくなった。
「ふわあぁぁぁっ!!」
パンティーに当てた指に自然と力が入ってしまい、スーが背中をのけぞらせて、喘いだ。僕の右手を、また、左手が止めた。右手は、なんとか動きを止めてくれた。射精直後じゃなかったら、今の喘ぎ声を聞いて、右手は左手の制止を振り切っていたと思う。息子はまだ準備中だけど、スーのおねだりに、僕の心は昂ぶっていた。
「・・・ポ、ポチにぃ・・・」
うるんだ瞳のスーが、涙目でジト目になっていた。僕は条件反射で謝った。
「ご、ごめん・・・痛かった?」
「違う・・・。や・・・や・・・」
「や? 嫌だった?」
「ふぁあ、違う。・・・や、やめないで・・・ポチにぃ・・・ボク、もう・・・」
そこまで聞いて、僕もやっと理解した。たぶん、スーは今、イキかけている。あれくらいの強い刺激でも、パンツ越しなら大丈夫なくらいに、感度が上がっている。イキにくいスーが、体への愛撫だけで、そこまで上り詰めてくれてたんだ。今回ばかりは左手さんの制止はいらなかったんだ・・・。よだれまみれになるくらいに、舐め回しちゃったし・・・。
僕の中は、愛おしい気持ちと、スーをじらしてイタズラしたくなる気持ちと、ものすごい興奮とで、一瞬、ない交ぜになった。すぐに一番まともそうな感情「愛おしい」だけを取捨選択した。
スーの髪を左手で撫で、鎖骨へ、唇へ、そっと口づけた。スーの瞳を見つめ、鼻と鼻を合わせて、またキスをする。とても「愛おしい」。舌をからめながら、右手のひとさし指でスーの割れ目をパンティ越しに、さすっていった。
「ふわぁ・・・ふわぁぁっっ」
スーはまた、少し独特な戸惑ったような喘ぎ声を上げた。・・・スーは喘ぎ方すら、ろくに知らないのかもしれない。僕におまたを当ててきた時も、なるべく声を押し殺して、時折「んっ」と声を上げるだけだった。イクまではやめなかったけど・・・。
今度は「こんな無知な子を、僕色に染められる喜び」と「こんな無知な子にしちゃっていいのかな?」なんて「前世の記憶からの背徳感」が、僕の中で混ざり合った。さっきから、いろいろな感情が僕の中を交差している。
おじいちゃんの所へ行って、昔の名前で呼ばれたからだろうか? それとも、僕の体が前の時の状態に、戻りつつあるから・・・?
「ふわっ・・・ぁんん・・・ポチにぃ、ポチにぃ!!」
思考しながらも僕の右手は、仕事をしていた。スーの割れ目を人差し指が、クネクネとこねくり回していた。スーがせつなそうだ。僕が気を散らしていたせいで、イキたいのに、イケなくて、もどかしいのだろう。
こっちに集中だ、ポチタロウ! スーをちゃんとイかせてあげるために、僕は人差し指に中指をあてがって、もう少し、力を強く、ストロークを早く、していった。
「んんっ! んんんっ! ふわぁぁ!」
「・・・スー。・・・大丈夫。今は気持ちよく、なっちゃっていいんだよ」
僕は少しだけ手を止めて、いつか誰かに夢の中で、言われたような、そんな魔法の言葉を、スーの耳元で囁いた。スーのパンティのシミがまたジュワリと広がった。
「あっ! あっ! あっ! んぅ・・・! ポチにぃ! ポチにぃ! 気持ちいい! 気持ちいいっっ! んぅ!」
スーは腰を前に突き出し、僕にしがみついて、よがりだした。たぶんもうすぐだ! 僕は同じ速度、同じ力で、スーの濡れそぼった割れ目を強めにパンティー越しにこすっていった。「愛撫は強弱をつけるように」って、なんかで見たけど、たぶん今はその時ではないハズ・・・。
自分でする時に果てる前のように、ワフルがそうしてくれたように、僕は一定の速いリズムを刻み続けた。
「ん。んあああぁぁぁぁぁーーーー! んっ!!! あっ! ああっ! ふあぅんっっっっっっっ!!」
僕の服をつかむスーの力が強まった。スーは腰をさらにグイッと突き出した後、ビクビクビクッビクン! と体を痙攣させた。・・・スーが果てたようだ。額に新しい汗をかきながら、はぁはぁと息をついている。呼吸を整えている、スーのその体は、時折まだ、ビクビクッと反応していた。
ー スーをちゃんと自分の指でイかせられた! ー
その事実が僕に、ちょっとした自信をつけた。よし! このまま、スーのパンツを脱がせて挿入だ! 僕のおちんちんはパンツの中で、勃起状態に戻っていた。やや小さいながらも、今や、水平超えも果たしている。スーにおちんちんを見せてしまおう、見てもらいたい! スーは、どんな反応するのかな? ・・・さらに息子の角度が上がる。
そんな感じで「性器を見せびらかす痴漢」的な発想に陥っていると、鏡に映った、水漏れが、目に入ってしまった。愛撫に夢中で気づかなかったけど、小さなBGMを水音がゴウゴウと妨げ、浴室から水が、通路の床へと溢れ出していた。
ー お風呂の水、出しっぱなしだった! ー
「スー! ちょっとだけ待っててね!」
「はぁ・・・はぁ・・・うん。ポチにぃ・・・」
僕はそれだけ言い残すと、前屈みで、でも急ぎ足で、お風呂をめざした。今度はもう布の擦れくらいで、射精したりするもんか! 挿入チャンスだぞ、ポチタロウ! スーに挿れたい! 挿れたい!
なんとか射精せずに、浴室にたどりついた。「結局、ここはローテクなの? ハイテクなの?」ついつい悪態をついてしまう。電気が自動でついたし、音楽まで流れているのに、浴槽に、お湯漏れ防止装置もついてないなんて! 水は止めたが、ズボンの裾は、ずぶ濡れになった。
僕はそこでふと思いついた。このままここで、服を脱いでしまおう、と。僕はずっと自分の服を脱ぐタイミングがつかめなくて、着衣したままだった。いきなり全裸で現れたら、スーに引かれるかもしれないので、せめてタオルだけ巻いていこう。そのタオルをスーにとってもらおう!
我ながら、いい考えだと思った。息子はさらに角度をあげた。フル勃起だと思ってたのに、こいつ、また限界を超えてきやがったぞ! 服を脱ぎながら、僕はノリノリだった。
考えもなしに、そこで僕は服を脱ぎ、溢れた水で、それらは濡れた。替えの服は下着くらいしかなかった僕は、それを、絞って、備え付けのハンガーにつるすハメになった・・・。
作業を終えて、僕が戻ると、スーはスースーと眠っていた。スーだけに。・・・ってそんなこと言ってる場合じゃなくて! 僕は眠るスーを見ながら、腰のタオルを膨らませている僕の息子と一緒に、立ち(勃ち)すくむことになった。きっとスーは、イキ疲れたのだ・・・。僕も今日は疲れたし・・・。
てかまあ、なんかそんな感じもしてたよ! つくづくこういう時、僕は、間が悪い。・・・っていうか、なんで僕はこれを想定して、服を干すのを後回しにできなかったんだろう? 火で乾かせることを忘れていたのだろう・・・。・・・ほんと。エロがからむと、僕はレベル1だな・・・。
少ししょんぼりしながらも、僕は息子を鎮めなきゃ眠れない気がした。すぐ横のベッドでは、スーが可愛い寝息を立てて、眠っている・・・。でも、こんなスーを今更起こす気にはなれない。スーの寝起きも怖い。・・・どうしよう・・・?
ーーーーーー
(こ、これは、予習だ・・・。予習・・・。)
僕は、眠るスーの濡れたパンツをずらして剥ぎ取った。M字に開脚させて、中をクパァと左手で開いた。(狭くて「クパァ」って程には開かなかったけど・・・)
(ほうほう・・・これがクリトリス・・・だよな?)
右手で、おちんちんをしごきながら、中の構造を確認していった。今までは正直恥ずかしくて、まじまじと中まで、見ることはできていなかった。一言で言うと、そこは全体的にとっても小さかった。ここに今の僕のが、入るんだろうか? そんなことを思いながらも右手のシコシコは止まらない。
クリトリスの皮らしきものを左手の人差し指で上に剥いて、中指で直接、触ってみた。「んんぅ!」とスーの反応があった。ここは思った以上に敏感な場所のようだ・・・。今起きられたら困る・・・。僕は、クリトリスから戦略的撤退をすることにした。ここはスーが起きてる時に反応を見ながら舐めさせてもらおう。・・・舐める方が、まだ刺激は少ないよね?
まだテラテラと光っている、割れ目の中に、指を入れてもみたかったけど、自重した。僕は最初は、おちんちんでスーの中に入りたかった。挿れるのも、寝てる時なんかじゃなくて、最初はスーの反応を見ながらに、したかった。
そんなわけで、僕はスーの可愛い寝顔や、ツルペタちっぱい、おまんこの中を見ながら、見抜きをすることにした。ただの見抜きではない。イキそうになったら止めて、イキそうになったら止めて、少しでも早漏を克服しようとした。
僕にとってはこれが、この世界での2度目の自慰だった。サファとリリで暴発しちゃった後に、いたして以来だ。
スーの顔を見ながら、コシコシこすっては止めた。
スーのちっぱいを見ながら、コシコシこすっては止めた。
スーの少し濡れた割れ目を見ながら、コシコシこすって、止めた。
が、頑張れ、ポチタロウ、まだ1分も経ってないぞ・・・。もう射精感が近づいていた。顔、ちっぱい、おまたと、ローテーションで見ながら、おちんちんをしごいていた僕だったが、まだなんとか耐えていた。
もう各部位を見る毎に5こすりくらいで、イきそうになっていたが、それでも止めて、耐えていた。ワフルの手コキの時と同じように・・・耐えて溜めていた。ひょっとして、今日は頑張れてる? もうすでに、一回だしちゃったけど・・・。
「んんぅ・・・ポチにぃ・・・」
ふいにスーの甘い声が聞こえた。僕を寝言でまで呼んでくれている・・・。その事実に、僕のダムはやっぱりあっさり決壊した。
「スー! スー! スー!!! ううううううっっっ!!! 出る、出るっっっ!!!」
僕は自分のおちんちんを握りしめて、シコシコと強く擦り上げていた。限界が来ると、僕は、スーの顔に思い切りそれをぶちまけた。
ー ピュッピュッピュッピュッ、ドピュウーーーーっ!・・・ピュルっ・・・ ー
(ああぁぁぁっっっ!!・・・き、気持ちいい・・・)
今回、スーに顔射したのは「ついうっかり」とかではない。スーで見抜きをすると決めた時から、僕は「最後はスーの顔に出す」と、それだけは決めていた。どうしても「僕のものだって」せめてマーキングしておきたかった。
顔に白濁液を付けたまま、安心しきって眠るスーの横で、僕にひっそりとまた、賢者タイムが訪れていた。背徳感がすごかった。いつもなら背徳感が僕を尻込みさせがちだったけど、今は逆にそれが僕を、ゾクゾクと興奮させた。
結局僕は、時間を空けて、おちんちんの回復を待ち、スーの脇とヘソへもぶっかけた。計3回マーキングした後、僕はスーの隣で、そのまま、うつぶせ状態で、眠りについてしまった。
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