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第一部

【閑話】ワフルの奉仕と、ポチタロウの決意:8

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「ポチタロ・・・」
「ワ、ワフル・・・」



 僕の勃起したおちんちん、略して「ぼきんちん」をワフルが見つめている。
 こんな時に気の利いた返答は、未だ僕の中にはない・・・。



 見上げても、見えるのは湯気と、脱衣室の天井ばかり。
 僕の行く手は今日も。なんだかモクモクとケムリの中だ。



■■■■■■
□□□□□□



 ワフルの奉仕とポチタロウの決意8



■■■■■■
□□□□□□



 「魔王討伐」が終わってから、こんな感じで、なす術がなくなってしまう僕が、ちょくちょくいる。ほんとに恋愛関係、エロ方面に弱いまま、ここまで来てしまった。



 それでも一度、ワフルに手でしてもらったので「前世的な罪悪感」は少し減った。



ー 幼女に勃起おちんちんを見せるなんてとんでもない! ー



 ・・・なんて思いも少しは減った。この世界では。この自治区では。これからは。むしろ、そうあるべきだと僕は思う。



 せっかく大好きなロリっ子達みんなと、合法的にセ○クスができるように、自治区を作って法整備までしたのだ! それを生かさずしてどうする、ポチタロウ?



 このまま何も行動を起こさないで「待ちラッキースケベ」なんてのは嫌だ。
 斜め後ろ下に溜めを作っておいて、ソニック○ームかサマーソ○トキックを放つだけの存在に僕はなりたくない。



(前へ進め、ポチタロウ!)



 自身に言い聞かせる。
 どっちにしろ今、僕の性欲は全開だ。
 しばらくの「無欲状態の反動」で、息子もフルスロットルだ。



 何度となく、そして今も、チラリチラリと見えている、ワフルのあの小さいスジに、今こそ僕の棒を突っ込んで動かす時がきたのだ! そのままの勢いで、みんなの中にも子種をぶちまけていこう! ・・・なんて衝動とともに、僕のおちんちんは、また少し角度を上げた。



僕はタメを解除すると、ワフルの方へ歩き出し・・・



「ポチタロ! 元気になったんだナ!」
「んえっ!?」



「最近、じいじよりも、じいじになってて、少し心配したんだゾ」
「へっ?」



 そう言ったワフルの視線は、僕のお勃起さんに向かっていた。僕はまぬけな声しか上げられなかった。



 「元気になった」というのは僕のおちんちんを指してるんだろう。そんで「じいじより、じいじ」ってのは、ここ一週間、僕が枯れたおじいちゃんみたいになってたからだろう。



 ワフルのじいさんは、ワフルに手コキをさせるくらいに元気だった。逆に僕はここんところ、全く勃ちもせずに「それもまた風流」なんて、ある意味達観しちゃってたし・・・。
 今思えば「これからエッチなことがしていけるぞ」って時に、老後を迎えてる場合ではなかった。やっぱり、僕はアホだ。



 そういや最近はスーも一緒に3人で、お風呂に入ることが多かったんだけど、ワフルはしきりと僕のおちんちんを気にしてたように思う。まだ「男の人は出さないと死ぬ」って思ってるのかもしれないし、少しくらいはエッチなことに興味があるのかもしれない。



 真相はわからないまま、当のワフルは「ポチタロ、良かったなァ」なんて、顔を輝かせている。羞恥心がないのは、いつもどおりだ。



 恥ずかしがりがちの僕にしてみれば、勃起したことを素直に喜んでくれる大好きな幼女が目の前にいるのは、正直、御褒美でしかない。この無邪気ロリに、これからすることを思い、僕の息子は先っぽから、よだれを垂らしだした。



さらにワフルへと進もうとした僕に・・・



「ポチタロ、ぴゅっぴゅしたいカ?」
 ワフルが当たり前のように、首を傾げてニコニコ、聞いてくる。



(したい!)



 ・・・と、思わず反射的にそう答えそうになって、ギリギリ堪えた。もしこのままの流れでそれを言うと、また手コキで終わってしまいそうな気がしたのだ。そんで「大射精をさせられて一週間くらい、不能になってしまうところまでがセット」まである。



 じいさん相手に磨き込まれたワフルの手コキはレベルが高すぎて、きっと僕には早すぎた。「こいつ腐ってやがる」って言われるくらいには、早すぎた。
 あれはあれで気持ちよかったとは言え、早く童貞を卒業したい僕としては、なんとか手コキルートを回避せねば、だ。



 ルートを逸らしつつも、あわよくば自分自身が納得のいく形で、挿入まで持って行きたい。僕は理由がないと、あんまりうまく進めないのだ・・・。脳みそをフル回転させる。




(だいたい今までのところ、ワフル主導でエッチな展開になっているに過ぎない。僕が自身から、ワフルに「こうしたい」「あーしたい」とかを告げられてやしない。もう少しちゃんと「やりたいこと」や「やってほしいこと」を言っていけるように僕はなりたい)



(魔王討伐まではみんなのまとめ役として、自分のことを後回しにしてきた。テンションマックスの時くらいしか、想いを伝えられなかった。(特にエロいことへの)これからは平時にも少しくらいは自分の想いを伝えていきたい。(特にエロいことへの))



 今の僕にできることって何だろう?
 結局、下手でも繰り返して、想いを伝えてって、少しずつでもそれをうまくなることしかないんじゃないかな?



 ここまで考えるまで1秒かからなかっただろう。



 僕は決意した。
 いつまでも「恋愛関係は苦手だ」なんて躊躇してるのはやめよう。
 これを皮切りに(皮も剥けたし)みんなへ想いをちゃんと伝えていこうと。



 たとえ、失敗しながらでも。



 そうして僕は口を開いた。



ーーーーーー



「ワワ、ワ。ワフル」
「どうしたポチタロ? 大丈夫だゾ。落ち着け」



「ワ、ワフル、ぼ、ぼ、ぼ僕・・・」
「ワフル、ちゃんと聞くゾ。・・・ポチタロ、ゆっくりでいいからナ」
 思いきり、挙動不審。決意してさっそく、どもってしまった僕に、ワフルは大丈夫だって、優しい笑顔をくれた。



「ワ、ワ、ワ、ワフル。僕、ワフルのおまたにおちんちんを入れるのをしたい!」
「ポチタロ・・・」
 勇気(と性欲)を出して赤面しながら、僕はなんとか言い切った。それにしても、ここまで手こずるとは思わなかった。おまけにひどいセリフだ・・・。ワフルは少し嬉しそうな、困惑したような顔をした。



「ポチタロは・・・ワフルと、せっくすしたいのカ?」
「う・・・うん」



 ワフルも「セックス」って単語知ってたんだな・・・って思いながら、ワフルの返事を待つ。そういや、魔王討伐へ行く前の1年間で性教育もあったもんな・・・。
 


 ・・・なんて回想をしながら、いい返事を期待した。



(ワフルは基本的に「いいゾ」って言ってくれる。きっと今回だっていい返事が聞けるハズ・・・。)



それでもちょっと返事を待つのは怖い・・・。僕は目をつむり、祈るようにワフルの返事を待った。



・・・
・・・
・・・



「ワフルは、いいゾ」



「!!」



(やった! これでとうとう、ワフルとエッチできる!)
 僕は心の中でガッツポーズをした。僕の息子もピクピクと首を上げてガッツポーズをしているようだ。



「でもナ・・・」
「え?」
 ワフルにしては珍しく困った顔で「でも」と続いた。何事だろう?



ーーーーーー



「こないだパオーン汁をいっぱい浴びちゃったかラ、ノムがまだ、きついんだっテ」



 ワフルが言うに、ノムとは大地の精霊の名前らしい。ワフルとスーのちびっこ二人組には、大精霊の声が聞こえるのだと言う。僕やサファにはさっぱり聞こえない。きっとワフルやスーの方が「無邪気の度合いが強いから聞こえる」んじゃないかな? と僕は思ってる。



 とにかくまあ、前回の手コキの時にワフルに結構、精子がかかっちゃったから、地の大精霊「ノム」が、ワフルの体から少し離れそうなのだと言う・・・。預言書的にも大精霊は性的なことへの耐性がヨワヨワみたいなことが書いてあったし、まあそのせいだろう。



 ちょっと「頭が濡れて力が出ないよう」って言ってる、なんとかパンマンを思い出してしまった。ツヨツヨなのにヨワヨワなところとか。



 魔王を倒した今、大精霊の役目自体は終わったと言える。けど、ワフル的にはもう少しだけノムに一緒にいて欲しいらしい。聞けばワフルは毎日、散歩と称して、大地の力で外壁を少しずつ頑丈にしていたそうだ。



「ノムがいないと、カベの補強が大変になるからナ」
「言ってくれれば僕も手伝ったのに・・・」
「ポチタロとの時間は、遊びに使いたいからナ」
 ワフルはニカッと笑ってそう答えた。いちいちイケメンで、可愛くて、子供らしいことを言ってくれる。



「ワフル、ポチタロ達とずっと一緒にいたいかラ。やれることはやっておきたいゾ。もうちょっとしたら補強も終わるし、ノムも落ち着くって言ってるかラ。もう少しだけ待ってくれるカ? ポチタロ?」
 そこまで言われたら、なんていうか、ワフルの言うとおりにしてあげたくなってしまう。



「・・・うん。ワフルがそう言うなら」
「ありがとナ、ポチタロ」
「うん。楽しみは後にとっておくのも、いいものだしね」
「そうだナ!」
 僕は承諾した。心の中で血の涙を流しながら。ワフルはあいかわらずの、いい笑顔だ。



 さて。



 飼われ犬の条件反射のように「待つ」ことを受け入れたものの、行き場のなくなった、この性欲はどうしたもんだろう? 部屋への持ち帰り案件として、自分で致すしかないのだろうか?



「それ、どうすル?」
「へ?」



ワフルの奉仕はアフターサービスまで万全なのだろうか? ワフルが当たり前のように指し示したのは、僕のおちんちんだった。あいかわらず僕はまぬけな声しか発せられない。



「ポチタロは白いの出さなくても、死なないかもって言ったけド、出さないとつらいんだロ?」
「うっ・・・まあ・・・」



「なら、みぬきするカ?」
「みぬき・・・って、まさかあの、見抜き!?」



「たぶん、それだナ。 ワフルが手でじいじのパオーンを触らない時は、じいじ、いつもワフルの割れ目を開きながら、自分でゴシゴシしてたゾ」
「な、なな。なんと!?」



 なんてことだろう!
 ワフルのじいさんは、手でしごかせるだけじゃなく、クパァまでしてたのか!?
 天国のじいさん、許さヌンティウスでグーでパンチだ。



「ポチタロも、ワフルの割れ目に興味あるんだロ? いつも見てたシ・・・」
「!!!」



 バキッって感じで、さらなる打撃が来る。僕がチラチラ、ワフルのあそこを見てたのもバレてたらしい!? ・・・まあ、今改めて考えると、結構な時間、じっくりと凝視してたし、バレないわけもなかったのかな・・・。



 あのワフルが珍しくジト目だ。それより何より・・・!
 「羞恥心皆無」と思われたワフルの瞳が潤んでいるように見える。
 頬を染めて若干、恥ずかしそうだ。



「ポチタロも、ワフルのここが見たい・・・のカ?」
 ワフルは幼女にあるまじき色っぽい瞳のまま言う。



「・・・見たい!」
 今度は即答だった。
 ワフルのあの鉄壁の割れ目を「クパァてするか、クパァてさせてみたい」と、何度思ってきたことか! しゃがんでいてもまだ開かない、そのスジの中へ僕はずっと思いを馳せてきたのだ! 見たいに決まってる!



ー じいさんのやったことは僕もやる! ー



 これもまた、僕の決めたことだ。じいさんがやってたと言うなら、やらないわけがない。むしろじいさんの2割増しくらい、クパァて開いてやる!




「僕は君の中を見てみたいよ。ワフル」
 なんとか理性を保ちつつ、若干、キリリとして僕はそう言った。こういう時に僕はなんでかっこつけるんだろう?



「じいじと違って、ポチタロに見られるのは、ちょっと恥ずかしいナ。・・・でも。
・・・ワフルはいいゾ」
 少し頬を染めたまま、それでもワフルは笑って、そう言ってくれた。可愛い! ワフル、もう僕の嫁。 ・・・ってか本当にお嫁さんだった。最高か!



 ワフルはそのまま、あぐらをかくように座り込み、右手で割れ目のひだをめくった。チロリとワフルの可愛いピンク色の中身が半分、見える。心なしか、テラテラしてるのは気のせいではないハズだ。
 


 恥ずかしがりながらも躊躇のないワフルのその行動に僕はビックリした。うまくは言えなかったけど、たった一言、ワフルに伝えただけで、こんなにも簡単に望んだ展開になるものなのか? ほんとに僕の好感度ってちゃんと、上がってたのか!?



「こっちは、ポチタロが開いていいゾ」
 惚けた僕に、半クパ状態のワフルが、示すのは、開いてない方のワフルの大陰唇だ。とんでもない僥倖だ。クパァって「してみたい」と、「させてみたい」の両方の願望をもっていた僕へのワフルからの最高の提案だった。



これなら「してみたい」と「させてみたい」が同時にできる上に、二人の(エロい)共同作業って感じで、なんかいい!



「い、いいの?ワフル?」
「ワフルは、いいって言ってるゾ、ポチタロ」



 この後に及んで確認してしまう僕に、恥ずかしそうなまま肯定で答えるワフル。



「ほ、本当にいいの? ワフル?」
「ワフルは、いいって言ってル!」



 珍しく恥ずかしげなワフルに、若干いじわるしてしまった。余裕があるんだかないんだか、よくわからなくなってきた。これまた珍しく、怒ったような顔でワフルが先を急かす。じゅくり・・・とワフルのあそこからまた、蜜があふれてきたような気がする。



気のせいかもしれない・・・もっと近くで良く見ないと・・・。



僕はワフルが開いていない方の陰唇をクパァとするべくワフルの前へかがみこんだ。



「・・・ポチタロ、ノムはちょっとくらい、かかるくらいなら、たぶん耐えれるって言ってル。でも『なかだし』っていうのには耐えられそうにないっテ。『なかだし』は今日はダメだゾ」
「う、うん」



一瞬、ダ○ョウ倶楽部の前フリ的に「出すな」という名目の「出せ」かとも思ったけど・・・それより何より、今は「クパァ」を半分してもらってる所へ、残りの「クパァ」をすることが最優先だ。



 僕はワフルの上に、かがみ込み、右手を伸ばした。
 


 「開くよ・・・ワフル」
 「・・・いいゾ。ポチタロ」
 


 僕はワフルの割れ目の中心に親指をあてた。
 すでに溢れ出して垂れて始めているワフルの蜜を少し掬うと、大陰唇をクパァと右に押し広げようとした。



 クチュッ。



 やっぱり小さい。そんで、そんなに開かない。それでも押し広げると、少しずつだがワフルの鉄壁の扉は開いていった。



 (あんまり無理したら、痛いかもしれない)



 僕はとりあえずワフルが開いてくれてる分と、同じくらいまでヒダを開いてみた。かつて無修正動画で見たそれとは違って、ワフルは中までシンプルでキレイだった。中もまだ閉じた蕾って感じだ。



 これはやばい。ますます幼女しか愛せなくなりそうだ・・・。
 


「ふぁっ・・・」
 ワフルが普段と違う、なまめかしい声をあげた。見上げると蕩けたような顔をしている。



「ワフル・・・」
今度は僕がワフルを眺める形になった。



「ワフルナ・・・ポチタロに見られるの恥ずかしいけド・・・見られてるとなんか変な気持ちになってくるゾ・・・」



ワフルの中からはまた蜜が溢れてくる。無邪気で元気なワフルがこんなんになってることを思っただけで、僕はとんでもなく興奮した。



「うっ」



ー ピュルッ ー




興奮がリミッターを超えたのだろう・・・僕のおちんちんは暴発した。
ピュルッと精子を出すと、あんだけイキリ散らかしてた僕の息子は、報いを受けるかのように、シナシナになってしまった。



中だしどころか、じいさんの2割増しのクパァをする前に、1コキもしないままに、ワフルにかかることもなく、僕の見抜きは終わってしまった・・・。



「もう出たのカ? ポチタロ?」
「う・・・うん」
「そっか、なら良かったナ」
「うん・・・」



あんまり良くはなかったけど、欲も減退した僕は、それ以上を続ける気にもならなかった。
僕らは体を拭き合って、脱衣所を後にした。



■■■■■■
□□□□□□



 その後の僕は決意したとおり、みんなにも「エッチなことがしていきたい」と告げた。
 家が完成するまで、タイミングを待ってしまったのは、まあ仕方がない。
 決意したとて、恋愛関係、エロ方面のレベルが一気に上がるわけではない。



 伝えた後、僕はサファとリリとHに挑戦してみたけど、挿入にまでは至らなかった。 
 オマケになんだか、体が大きくなっちゃって、よけいに挿入のハードルが上がってしまった・・・。



 なかなかに、大変なみちのりかもしれない・・・。



 でも、いつかはきっと・・・。



 モクモクしている僕の行き先に、光が差すところまで、進んでいけるようになりたいと思う。
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