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獅子国編
赤雪皇妃2
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約束通り、ストロンとの交わりをする日が来た。見張り役はセイルだ。
「今夜もお二人の情けに縋りますわ。」
「いいえ、私は今夜が来るのを期待して待っていました。」ストロンも可愛い事を言う。
「ありがとうございます。私も今夜を待っていましたもの。お願い致しますわ。」
興奮して少し赤くなった顔をしながら、上目遣いでチラチラとストロンを見る。ストロンも鼻息が荒くなっているな、もう興奮しているのか。可愛いな。
「今夜は私、セイルが見張りです。赤雪様、朝には一晩中、我慢したご褒美を下さい。」
「ええ、私の口で奉仕をするわ。」
セイルが見張りをする為に離れて行った。ストロンが硬くなって、動けないでいたので、ベッドへ来るように手招きをした。私の手招きに吸い寄せられる様に、ストロンがキスをして来た。ストロンは気が急いているのだろう。
ニッコリと笑って、「焦らないで。痛くされるのはイヤなの。」と告げた。
ストロンも深呼吸をして、「緊張していた様です、情けない。」と言うので、
「初めては緊張するものよ。最初はゆっくりと進めましょう?」と告げると、
「挿入直前で、拒絶された経験があって…。」と暴露するので、「ストロンの進め方でいいから、私を抱いて。」と言うと、ニヤリと笑う顔をしたので、大丈夫だろうとストロン任せにした。所々、痛く感じた時はそのすぐ直後に訂正をさせて、もう一度、やり直しをさせると失敗しないでいた。ストロンも飲み込みが早かった。
セイルは従順だったけど、ストロンは荒々しくて、でも、熱を感じる細やかさで、私の身体を味わっていった。人生が終わる寸前に出会った2人。このバランスが良い組み合わせに出会えた事を白獅子様でなく、女神に感謝した。
ストロンも精力絶倫で、朝まで離してもらえなかった。綺麗にする湯と布を持ってきたセイルに、ご褒美として、口淫でセイルを宥めておいた。ストロンは後ろから突っ込んで腰を振っていたが。
気持ちの良い夜を過ごせたので、私も満足出来たのだ。教え子2人の吸収の良さに満足した。2人とは、また明後日に夜勤で会えると聞いたので、安心して、寝不足を解消したのだ。
そんな日を過ごして、昼間でもセイルやストロンの求めに応じる様になった頃、私がいる隣の牢に、私を傷付けた愛人の男が移されてきた。
私に靡かない男が言うには、「牢の中を夜間だけ行き来出来るようにした。処刑を同じ日同じ場所で並んでと希望した男だ。国からの恩情で、処刑日まで仲良く過ごすとよいと上からのお達しだ。ではな。」
その夜から、愛人の黄海が私を抱き、昼間はセイルとストロンが交代で抱くという、爛れた毎日を送った。
そんな毎日の中、私に会いにナーオ・ロウの王太后が貴族牢へ来た。丁度、愛人の黄海が離してくれて、身を清めて朝食を済ませた後だったのだ。
「初めまして、かしら。赤雪様。」
「初めましてですわ。皇妃だった時もお会いしていませんでしたもの。」
白炎と来た時も、王太后がいるのは知っていたけれど、姿は一目も見なかったし。
「赤雪様が白獅子様よりも、女神さまに感謝をしたでしょう。その件で女神さまから指示があって、爛れた生活をする許可が下りましたのよ。」
「そうなんですね。」
もうこれしか楽しみが残っていないんですもの。仕方ないじゃない。
「隣の牢の方は、「同じ日同じ場所で並んで処刑をされたい。」と女神さまに願ったのですわ。」
「まぁ、黄海が?」
私の事を好きでいてくれて、そんな願いをしてくれたのか。目から涙が零れた。
「隣の方は黄海とおっしゃるのね、大事な方なの?」
「私は最初から何も持っていませんわ。処刑まで間がない私ですもの。今は黄海の好意やセイルやストロンの気遣いが有り難いですわ。」
「お一人でないから?」
そうよ、一人は寂しいじゃない。一人で産まれて、一人で死んでいくけれど、誰かと一緒に居る事が出来て幸せよ。
「ええ。皇帝のせいで、自分の権力でないモノを自分の力だと勘違いしていた馬鹿な女の末路ですわ。」
「白角様がね、私と仲が良かった赤穂の最後の手紙を送って下さったのよ。」
「え?」
「貴女の母、赤穂はね、私の義妹だったのよ。獅子国へ嫁入りした時に改名したのよ。」
「そんな話は聞いた事がないわ!」
「ふふふっ、あなたの素の顔が見えたわね。本当よ。伯爵令嬢だった貴女の母、赤穂、改名する前はルビィと言うのよ。ルビィはね、貴女が将来、どうなるかを自身の能力の未来視で視ていたのよ。」
「母様に?!そんな力が?」
「白角様はね、その力を隠す為に屋敷からルビィを出さなかったのよ。貴女にはその能力が伝わっていなかったけれど、ね。血をひいているから、そういう子供が生まれる可能性があるのよ。まずは手紙を読んでみて。」
母からの手紙をこんな場所で、こんな時になって読めるとは思っていなかった。
『赤雪へ
この手紙が渡されている頃、あなたは大人でしょうね。私は、この手紙を書いている時点で、3人目の子供がお腹の中にいます。
貴女の知っている事実では、私が3人目の出産で死んだ事になっているでしょう。ですが、私は死んではいませんでした。公ではそのように口裏を合わせて隠したのです。
王太后様は私の姉です。その姉の所へ隠れて、メイドをしています。娘の代わりに私が処刑される為に。
あなたの父親である白角様は私に何も聞かずに、その上、何も言わずに、私をナーオ・ロウへ送り返してくれましたから、あなたの代わりに私が処刑されると言う事は知りません。
あなたは、セイルとストロンを夫にして、私が継ぐべきだった領地から出ないで、伯爵令嬢として、領地を守って下さい。
黄海はあなたの義弟です。母親が違うけれど、近付く手段を間違えて赤雪の愛人になっているでしょう?
間違った縁の糸を解く為にも、私が母として、あなたを諫めたいのです。あなたを幸せにしたいのです。
気持ちが伝わるかどうかまでは未来視では分かりませんけれど。
血の繋がった身内の未来視しか出来ないので、使い勝手の悪い物です。ですが、自分の娘を助けられるならと、王太后様へ娘の身代わりをしたいと申し出ました。
あなたは私が身代わりになる事で、柵から離れて、残りの人生を幸せに過ごせると視えました。獅子国では一夫多妻が当たり前ですが、ナーオ・ロウでは1人の妻に夫が2人いる女性がいますので、変ではないのです。
2人の夫と、2人の間に出来た子供達と幸せになりなさい。黄海との間には子が出来ぬようにと、避妊薬を食事に混ぜておきましたから、大丈夫です。
母が後押しをします。魔法で制約をされますが、日常生活には支障はありません。
王太后様と一緒にここから出なさい。私と服を換えましょう。女神さまの采配です。私の命と引き換えですが、娘を幸せにしたい母心です。』
手紙を読んで、王太后の側に立っているメイドをよく見ると、母だった。鍵を開けて牢に入って来た母に、抱き着いて泣き声を上げた。
泣いて泣いて、母に会えたのに、どうしてこんなに情けなくて切なくて悲しくてと言う、色々な感情が渦巻いてしまい、泣き続けた。
背後にいる人の気配に気付けば、セイルとストロンが私の後ろに立って、私と母の再会とその事情を聞いて知ってしまい、泣いていた様だった。
2人が王太后様と母の前で、私を2人で幸せにすると結婚の魔法の誓約書類に署名して誓ってくれたのと、私の名前の改名書類を王太后が保証してくれると言うので、私の名前も母の名からとって、「レッドルビィ」と言う名前の女になった。
この牢から出たら、改名書類と結婚の魔法の誓約書類が発動するそうだ。
「赤雪」だった私は、新たな「レッドルビィ」と言う名の伯爵令嬢になり、2人の夫を持つ普通の女になると説明があった。私の保証人として、王太后様が領地まで送るまで付き添うわと言って下さった。
王太后様には「ありがとうございます。」と頭を下げていた。
母と服を交換する短い間に、今までの事を色々と母と話した。着替え終わってから、母が私の髪を結いながら、最後だからと告げて来た。
「王太后様と私とレッドルビィしか知らない事になるから、夫にも他言無用よ。貴女の子供のうち、誰かが未来視の力を受け継ぐわ。でも、分け隔てなく育てるのよ、いいわね!母として、孫をえこ贔屓するなって言い付けておくわ!幸せになるのよ。」
涙で目の前がぼやけて見えにくくなるが、
「はい、母様。今度こそ、幸せになります。」と答えられた。
母の気持を無駄にしてはいけないと、涙を拭いて、牢を出た。振り返るとまた泣きそうだったので、後ろから「絶対、幸せになるのよ。私の可愛い娘。」と声をかけてきた母に分かるように、伝わるように、大きく頷いた。
「では、面会も済んだから出ましょうか。ルビィ、行きましょう。」
「はい。王太后様。」
セイルもストロンも王太后様の命令で、一緒にその貴族牢がある場所から出た。
「今夜もお二人の情けに縋りますわ。」
「いいえ、私は今夜が来るのを期待して待っていました。」ストロンも可愛い事を言う。
「ありがとうございます。私も今夜を待っていましたもの。お願い致しますわ。」
興奮して少し赤くなった顔をしながら、上目遣いでチラチラとストロンを見る。ストロンも鼻息が荒くなっているな、もう興奮しているのか。可愛いな。
「今夜は私、セイルが見張りです。赤雪様、朝には一晩中、我慢したご褒美を下さい。」
「ええ、私の口で奉仕をするわ。」
セイルが見張りをする為に離れて行った。ストロンが硬くなって、動けないでいたので、ベッドへ来るように手招きをした。私の手招きに吸い寄せられる様に、ストロンがキスをして来た。ストロンは気が急いているのだろう。
ニッコリと笑って、「焦らないで。痛くされるのはイヤなの。」と告げた。
ストロンも深呼吸をして、「緊張していた様です、情けない。」と言うので、
「初めては緊張するものよ。最初はゆっくりと進めましょう?」と告げると、
「挿入直前で、拒絶された経験があって…。」と暴露するので、「ストロンの進め方でいいから、私を抱いて。」と言うと、ニヤリと笑う顔をしたので、大丈夫だろうとストロン任せにした。所々、痛く感じた時はそのすぐ直後に訂正をさせて、もう一度、やり直しをさせると失敗しないでいた。ストロンも飲み込みが早かった。
セイルは従順だったけど、ストロンは荒々しくて、でも、熱を感じる細やかさで、私の身体を味わっていった。人生が終わる寸前に出会った2人。このバランスが良い組み合わせに出会えた事を白獅子様でなく、女神に感謝した。
ストロンも精力絶倫で、朝まで離してもらえなかった。綺麗にする湯と布を持ってきたセイルに、ご褒美として、口淫でセイルを宥めておいた。ストロンは後ろから突っ込んで腰を振っていたが。
気持ちの良い夜を過ごせたので、私も満足出来たのだ。教え子2人の吸収の良さに満足した。2人とは、また明後日に夜勤で会えると聞いたので、安心して、寝不足を解消したのだ。
そんな日を過ごして、昼間でもセイルやストロンの求めに応じる様になった頃、私がいる隣の牢に、私を傷付けた愛人の男が移されてきた。
私に靡かない男が言うには、「牢の中を夜間だけ行き来出来るようにした。処刑を同じ日同じ場所で並んでと希望した男だ。国からの恩情で、処刑日まで仲良く過ごすとよいと上からのお達しだ。ではな。」
その夜から、愛人の黄海が私を抱き、昼間はセイルとストロンが交代で抱くという、爛れた毎日を送った。
そんな毎日の中、私に会いにナーオ・ロウの王太后が貴族牢へ来た。丁度、愛人の黄海が離してくれて、身を清めて朝食を済ませた後だったのだ。
「初めまして、かしら。赤雪様。」
「初めましてですわ。皇妃だった時もお会いしていませんでしたもの。」
白炎と来た時も、王太后がいるのは知っていたけれど、姿は一目も見なかったし。
「赤雪様が白獅子様よりも、女神さまに感謝をしたでしょう。その件で女神さまから指示があって、爛れた生活をする許可が下りましたのよ。」
「そうなんですね。」
もうこれしか楽しみが残っていないんですもの。仕方ないじゃない。
「隣の牢の方は、「同じ日同じ場所で並んで処刑をされたい。」と女神さまに願ったのですわ。」
「まぁ、黄海が?」
私の事を好きでいてくれて、そんな願いをしてくれたのか。目から涙が零れた。
「隣の方は黄海とおっしゃるのね、大事な方なの?」
「私は最初から何も持っていませんわ。処刑まで間がない私ですもの。今は黄海の好意やセイルやストロンの気遣いが有り難いですわ。」
「お一人でないから?」
そうよ、一人は寂しいじゃない。一人で産まれて、一人で死んでいくけれど、誰かと一緒に居る事が出来て幸せよ。
「ええ。皇帝のせいで、自分の権力でないモノを自分の力だと勘違いしていた馬鹿な女の末路ですわ。」
「白角様がね、私と仲が良かった赤穂の最後の手紙を送って下さったのよ。」
「え?」
「貴女の母、赤穂はね、私の義妹だったのよ。獅子国へ嫁入りした時に改名したのよ。」
「そんな話は聞いた事がないわ!」
「ふふふっ、あなたの素の顔が見えたわね。本当よ。伯爵令嬢だった貴女の母、赤穂、改名する前はルビィと言うのよ。ルビィはね、貴女が将来、どうなるかを自身の能力の未来視で視ていたのよ。」
「母様に?!そんな力が?」
「白角様はね、その力を隠す為に屋敷からルビィを出さなかったのよ。貴女にはその能力が伝わっていなかったけれど、ね。血をひいているから、そういう子供が生まれる可能性があるのよ。まずは手紙を読んでみて。」
母からの手紙をこんな場所で、こんな時になって読めるとは思っていなかった。
『赤雪へ
この手紙が渡されている頃、あなたは大人でしょうね。私は、この手紙を書いている時点で、3人目の子供がお腹の中にいます。
貴女の知っている事実では、私が3人目の出産で死んだ事になっているでしょう。ですが、私は死んではいませんでした。公ではそのように口裏を合わせて隠したのです。
王太后様は私の姉です。その姉の所へ隠れて、メイドをしています。娘の代わりに私が処刑される為に。
あなたの父親である白角様は私に何も聞かずに、その上、何も言わずに、私をナーオ・ロウへ送り返してくれましたから、あなたの代わりに私が処刑されると言う事は知りません。
あなたは、セイルとストロンを夫にして、私が継ぐべきだった領地から出ないで、伯爵令嬢として、領地を守って下さい。
黄海はあなたの義弟です。母親が違うけれど、近付く手段を間違えて赤雪の愛人になっているでしょう?
間違った縁の糸を解く為にも、私が母として、あなたを諫めたいのです。あなたを幸せにしたいのです。
気持ちが伝わるかどうかまでは未来視では分かりませんけれど。
血の繋がった身内の未来視しか出来ないので、使い勝手の悪い物です。ですが、自分の娘を助けられるならと、王太后様へ娘の身代わりをしたいと申し出ました。
あなたは私が身代わりになる事で、柵から離れて、残りの人生を幸せに過ごせると視えました。獅子国では一夫多妻が当たり前ですが、ナーオ・ロウでは1人の妻に夫が2人いる女性がいますので、変ではないのです。
2人の夫と、2人の間に出来た子供達と幸せになりなさい。黄海との間には子が出来ぬようにと、避妊薬を食事に混ぜておきましたから、大丈夫です。
母が後押しをします。魔法で制約をされますが、日常生活には支障はありません。
王太后様と一緒にここから出なさい。私と服を換えましょう。女神さまの采配です。私の命と引き換えですが、娘を幸せにしたい母心です。』
手紙を読んで、王太后の側に立っているメイドをよく見ると、母だった。鍵を開けて牢に入って来た母に、抱き着いて泣き声を上げた。
泣いて泣いて、母に会えたのに、どうしてこんなに情けなくて切なくて悲しくてと言う、色々な感情が渦巻いてしまい、泣き続けた。
背後にいる人の気配に気付けば、セイルとストロンが私の後ろに立って、私と母の再会とその事情を聞いて知ってしまい、泣いていた様だった。
2人が王太后様と母の前で、私を2人で幸せにすると結婚の魔法の誓約書類に署名して誓ってくれたのと、私の名前の改名書類を王太后が保証してくれると言うので、私の名前も母の名からとって、「レッドルビィ」と言う名前の女になった。
この牢から出たら、改名書類と結婚の魔法の誓約書類が発動するそうだ。
「赤雪」だった私は、新たな「レッドルビィ」と言う名の伯爵令嬢になり、2人の夫を持つ普通の女になると説明があった。私の保証人として、王太后様が領地まで送るまで付き添うわと言って下さった。
王太后様には「ありがとうございます。」と頭を下げていた。
母と服を交換する短い間に、今までの事を色々と母と話した。着替え終わってから、母が私の髪を結いながら、最後だからと告げて来た。
「王太后様と私とレッドルビィしか知らない事になるから、夫にも他言無用よ。貴女の子供のうち、誰かが未来視の力を受け継ぐわ。でも、分け隔てなく育てるのよ、いいわね!母として、孫をえこ贔屓するなって言い付けておくわ!幸せになるのよ。」
涙で目の前がぼやけて見えにくくなるが、
「はい、母様。今度こそ、幸せになります。」と答えられた。
母の気持を無駄にしてはいけないと、涙を拭いて、牢を出た。振り返るとまた泣きそうだったので、後ろから「絶対、幸せになるのよ。私の可愛い娘。」と声をかけてきた母に分かるように、伝わるように、大きく頷いた。
「では、面会も済んだから出ましょうか。ルビィ、行きましょう。」
「はい。王太后様。」
セイルもストロンも王太后様の命令で、一緒にその貴族牢がある場所から出た。
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