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3章『転生紛擾』
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05
混じり合う熱。
混じり合う液。
タマキの熱を持った掌が乳房に触れる。形を確かめるように、執拗に揉みしだく。弾力のある乳房はタマキの掌で歪に形が変わっていく。
「んぁ…、ふ…」
角度を変え、噛みつくように口付けを交わす二人。この空間には二人しか存在しなかった。二人だけの、世界。
どんなに声をあげようとも、どんな痴態を晒そうとも、互いしか存在しないのだ。
「ゆずの胸…気持ち良い…ね」
二人の唇が離れ、銀色の糸が繋ぐ。
柚は恥ずかしそうにしながら、己の胸へのコンプレックスを語る。前の世界で辱められた言葉。視線。妬み。嫉み。
「…だから、嫌いなの。私の、胸」
吐き捨てるように言葉を放つ柚にタマキは柚の豊満な胸の頂に唇を落とした。
「ひぁ…!」
「俺は好きだよ、ゆずの胸」
右手でやわやわと揉みしだき、左胸の頂を口に含み転がす。今までされた事のない行為に驚き、制止しようとするも身体が愛撫に反応し、柚の手は空を掻く。
「ゃあ…お兄ちゃ…恥ずかしいの…やだぁ…」
「大丈夫。俺しかみてないから、ね。柚は感じていて」
口に含まれた頂を食まれ、片一方は爪でカリ、と掻かれる。痛い筈なのに、気持ちが良かった。まるで自分が変になってしまったように感じる。
「変じゃない、大丈夫。ゆずが気持ち良いと俺も嬉しいから…」
柚の不安な気持ちになる度にタマキは気持ちを汲んだかのように、柚に言葉を放つ。
胸を愛撫され、口を犯され、グズグズになった柚はタマキの言葉に呑まれ、本能に従うかのように、無意識に胸をタマキへと押しつけた。
まるで、もっと、と言っているかのように。
タマキは柚の胸を愛撫しながら、片手を胸から下へ移動していく。タマキに身を委ねていた柚は、タマキの指に気が付いていない。
指は、腹部をくるくると回った後、臀部に触れ、前の丘へと到達する。下着を何度も撫でれば、柚の身体が大きく跳ねた。
「ゃ…!」
「だぁめ」
柚の小さな抵抗をタマキは否定した。指は大胆に丘からクロッチへと移動していく。触れた途端に、じわり、と感じる湿度。
「…濡れてる」
「…?」
タマキの言葉に頭を横に傾ける柚。
ここまで無知だった事は想定していなかったタマキは口角を上げ、柚に口付けを落としながら丁寧に説明をした。勿論、オブラートに、だ。
「女の子はね、好きな人と気持ち良いと此処が濡れるんだ」
「……」
「恥ずかしい事じゃ無いよ、ゆず。日本では性的な事はあまり言わないからね。しょうがないよ。此処を濡らして、好きな人を受け入れる準備をするんだ」
「う、ぅん…」
「で、中に吐精すれば、…ね」
「そ、それは知っているもん!」
顔を赤くしながら柚はタマキの胸をポコポコと叩く。タマキは笑いながら柚の腹部を撫でた。
「此処で、俺を受け入れて?」
子宮があるであろう場所を愛しそうに撫でるタマキに柚は小さく頷き、ぎゅっと抱きしめた。
タマキは胸から手を離し、傍にあったクッションを柚の腰の下へ置き、やんわりと柚の太腿を掴み、広げる。
「や、だ…!」
露わになった柚の秘部は、形が分かる程にクロッチを濡らし秘部を主張してた。タマキは喉を鳴らし、再度クロッチを撫でていく。
「あぁッ…!」
痛い程の快楽に柚の顎が仰け反る。指が白くなる程にシーツを掴み、悶えるが絶え間なく襲いかかる快楽に涙が溢れた。
「はぁ…あ、んあぁ…」
「気持ち良いの、ゆず」
下着が意味を成さない程に溢れた愛液を指に掬い、口に含む。くちゅ、くちゅ、と音を奏でながら舐め取るタマキに柚は恥ずかしい筈なのに、見とれてしまった。
「ん、美味し」
「汚い、よ…」
はっとして視線を逸らす柚にタマキは追い打ちを掛けるかのように、柚の足からベトベトになった下着を剥いだ。
明るみになった秘部を隠そうにも、タマキが柚の足の間に入り込み閉じる事は叶わなくて。
足を開かれたまま、秘部を晒し、これ以上にない羞恥が柚を襲う。
「お願い…見ないで……」
柚のか細い声にタマキは何も言わない。聞こえている筈なのに。
変に思われているのでは無いだろうか。気持ち悪い、と思われているのでは無いだろうか。言いようのない不安が柚を襲う。自身ですら見たことの無い花園。洗う時にしか触れた事の無い花園。
「お兄ちゃぁん…」
情けない声だった。縋るような、やるせないような、そんな声。柚は無意識に縋るようにタマキへと視線を向けた。
――そこには情欲に濡れた瞳で柚を見つめるタマキがいた。
まるで獣のような、瞳だった。獲物を見つけた獣のように目をギラつかせ、柚を見つめている。
「お兄ちゃ…」
「ゆず、ゆず…!」
「や…ああぁあ!」
息を荒くし、柚の秘部目掛けてタマキが喰らいついた。
舌を使い、閉ざした園をこじ開けていく。まるで奥に眠る何かを狙っているかのように、執拗に、丁寧に。
火花が散る。頭が真っ白になる。先程感じていた羞恥心や不安なんてどこかへ飛んでいく程の、快楽。
次々に溢れる愛液をタマキは旨そうに音を立てて啜る。撓る腰を掴んで一心不乱に攻め立てる。柚が初めてだという事を忘れているのでは、と言う程の勢いだった。
「あぁ…はぁっ…んあぁ…!やぁ…」
タマキの髪を掴む。豊満な胸が揺れる。厭らしい情景、だった。
「ふあぁ…あぁ…お兄ちゃ…やぁ…」
「ゆず、気持ち良いって言ってごらん」
秘部に顔を埋めながらタマキは柚に告げる。秘部に掛かる息すら今の柚にとって強い刺激だった。
「気持ち、ぃいの…あぁ…気持ちぃ…んぅ…」
タマキの言葉に反復するように言葉にする。そうすれば、身体が気持ち良いと認識したかのように無意識に腰を動かしタマキへと秘部を押しつける。
胸への愛撫とは違った感覚だった。言うなれば脳へとダイレクトに伝うかのような、感覚。
「気持ち良いね。ほら、もっと気持ち良いの出して」
膣内に入り込んだ舌が縦横無尽に暴れ出す。濃い粘液が溢れ、柚は一際大きな嬌声を上げながら初めての絶頂を迎えた。
けれど、タマキの舌は止まらなかった。
敏感になりすぎている柚にとってタマキの愛撫は拷問だった。髪を振り乱しながら懇願する。止めて、と叫びに近い声がタマキの鼓膜を震わす。だが止めなかった。否。止まらなかった。
混じり合う熱。
混じり合う液。
タマキの熱を持った掌が乳房に触れる。形を確かめるように、執拗に揉みしだく。弾力のある乳房はタマキの掌で歪に形が変わっていく。
「んぁ…、ふ…」
角度を変え、噛みつくように口付けを交わす二人。この空間には二人しか存在しなかった。二人だけの、世界。
どんなに声をあげようとも、どんな痴態を晒そうとも、互いしか存在しないのだ。
「ゆずの胸…気持ち良い…ね」
二人の唇が離れ、銀色の糸が繋ぐ。
柚は恥ずかしそうにしながら、己の胸へのコンプレックスを語る。前の世界で辱められた言葉。視線。妬み。嫉み。
「…だから、嫌いなの。私の、胸」
吐き捨てるように言葉を放つ柚にタマキは柚の豊満な胸の頂に唇を落とした。
「ひぁ…!」
「俺は好きだよ、ゆずの胸」
右手でやわやわと揉みしだき、左胸の頂を口に含み転がす。今までされた事のない行為に驚き、制止しようとするも身体が愛撫に反応し、柚の手は空を掻く。
「ゃあ…お兄ちゃ…恥ずかしいの…やだぁ…」
「大丈夫。俺しかみてないから、ね。柚は感じていて」
口に含まれた頂を食まれ、片一方は爪でカリ、と掻かれる。痛い筈なのに、気持ちが良かった。まるで自分が変になってしまったように感じる。
「変じゃない、大丈夫。ゆずが気持ち良いと俺も嬉しいから…」
柚の不安な気持ちになる度にタマキは気持ちを汲んだかのように、柚に言葉を放つ。
胸を愛撫され、口を犯され、グズグズになった柚はタマキの言葉に呑まれ、本能に従うかのように、無意識に胸をタマキへと押しつけた。
まるで、もっと、と言っているかのように。
タマキは柚の胸を愛撫しながら、片手を胸から下へ移動していく。タマキに身を委ねていた柚は、タマキの指に気が付いていない。
指は、腹部をくるくると回った後、臀部に触れ、前の丘へと到達する。下着を何度も撫でれば、柚の身体が大きく跳ねた。
「ゃ…!」
「だぁめ」
柚の小さな抵抗をタマキは否定した。指は大胆に丘からクロッチへと移動していく。触れた途端に、じわり、と感じる湿度。
「…濡れてる」
「…?」
タマキの言葉に頭を横に傾ける柚。
ここまで無知だった事は想定していなかったタマキは口角を上げ、柚に口付けを落としながら丁寧に説明をした。勿論、オブラートに、だ。
「女の子はね、好きな人と気持ち良いと此処が濡れるんだ」
「……」
「恥ずかしい事じゃ無いよ、ゆず。日本では性的な事はあまり言わないからね。しょうがないよ。此処を濡らして、好きな人を受け入れる準備をするんだ」
「う、ぅん…」
「で、中に吐精すれば、…ね」
「そ、それは知っているもん!」
顔を赤くしながら柚はタマキの胸をポコポコと叩く。タマキは笑いながら柚の腹部を撫でた。
「此処で、俺を受け入れて?」
子宮があるであろう場所を愛しそうに撫でるタマキに柚は小さく頷き、ぎゅっと抱きしめた。
タマキは胸から手を離し、傍にあったクッションを柚の腰の下へ置き、やんわりと柚の太腿を掴み、広げる。
「や、だ…!」
露わになった柚の秘部は、形が分かる程にクロッチを濡らし秘部を主張してた。タマキは喉を鳴らし、再度クロッチを撫でていく。
「あぁッ…!」
痛い程の快楽に柚の顎が仰け反る。指が白くなる程にシーツを掴み、悶えるが絶え間なく襲いかかる快楽に涙が溢れた。
「はぁ…あ、んあぁ…」
「気持ち良いの、ゆず」
下着が意味を成さない程に溢れた愛液を指に掬い、口に含む。くちゅ、くちゅ、と音を奏でながら舐め取るタマキに柚は恥ずかしい筈なのに、見とれてしまった。
「ん、美味し」
「汚い、よ…」
はっとして視線を逸らす柚にタマキは追い打ちを掛けるかのように、柚の足からベトベトになった下着を剥いだ。
明るみになった秘部を隠そうにも、タマキが柚の足の間に入り込み閉じる事は叶わなくて。
足を開かれたまま、秘部を晒し、これ以上にない羞恥が柚を襲う。
「お願い…見ないで……」
柚のか細い声にタマキは何も言わない。聞こえている筈なのに。
変に思われているのでは無いだろうか。気持ち悪い、と思われているのでは無いだろうか。言いようのない不安が柚を襲う。自身ですら見たことの無い花園。洗う時にしか触れた事の無い花園。
「お兄ちゃぁん…」
情けない声だった。縋るような、やるせないような、そんな声。柚は無意識に縋るようにタマキへと視線を向けた。
――そこには情欲に濡れた瞳で柚を見つめるタマキがいた。
まるで獣のような、瞳だった。獲物を見つけた獣のように目をギラつかせ、柚を見つめている。
「お兄ちゃ…」
「ゆず、ゆず…!」
「や…ああぁあ!」
息を荒くし、柚の秘部目掛けてタマキが喰らいついた。
舌を使い、閉ざした園をこじ開けていく。まるで奥に眠る何かを狙っているかのように、執拗に、丁寧に。
火花が散る。頭が真っ白になる。先程感じていた羞恥心や不安なんてどこかへ飛んでいく程の、快楽。
次々に溢れる愛液をタマキは旨そうに音を立てて啜る。撓る腰を掴んで一心不乱に攻め立てる。柚が初めてだという事を忘れているのでは、と言う程の勢いだった。
「あぁ…はぁっ…んあぁ…!やぁ…」
タマキの髪を掴む。豊満な胸が揺れる。厭らしい情景、だった。
「ふあぁ…あぁ…お兄ちゃ…やぁ…」
「ゆず、気持ち良いって言ってごらん」
秘部に顔を埋めながらタマキは柚に告げる。秘部に掛かる息すら今の柚にとって強い刺激だった。
「気持ち、ぃいの…あぁ…気持ちぃ…んぅ…」
タマキの言葉に反復するように言葉にする。そうすれば、身体が気持ち良いと認識したかのように無意識に腰を動かしタマキへと秘部を押しつける。
胸への愛撫とは違った感覚だった。言うなれば脳へとダイレクトに伝うかのような、感覚。
「気持ち良いね。ほら、もっと気持ち良いの出して」
膣内に入り込んだ舌が縦横無尽に暴れ出す。濃い粘液が溢れ、柚は一際大きな嬌声を上げながら初めての絶頂を迎えた。
けれど、タマキの舌は止まらなかった。
敏感になりすぎている柚にとってタマキの愛撫は拷問だった。髪を振り乱しながら懇願する。止めて、と叫びに近い声がタマキの鼓膜を震わす。だが止めなかった。否。止まらなかった。
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