100 / 108
満天の星空の下で
しおりを挟む
ミラさんは俺を連れて家の外へと出て、庭にあるテラスで立ち止まる。
空を見上げると満天の星空が広がっていた。まあ、視界が痛みでバチバチしていてこれが星なのかどうか判断がつかないが。
すぐに回復したほうが良いのだが……回復ポーションは残念ながら持ってきていないし、シエナに治してもらおうとすると、告白どころの騒ぎではなくなりそうだったのだ。つまり、今は耐えるしか無かった。
星空を少しの間だけ眺めていたミラさんだったが、俺の方をおもむろに向いてきて、
「……エリック。その……シエナさんとメリッサさん、それと……ソフィアとの結婚おめでとう。ギルド長として、あなたの親しい人として祝福するわ」
ぎこちない笑顔で祝福の言葉を掛けてきてくれた。俺の右手を両手で握ってきながら。
「……ぐっ……あ、ありがとうございます……」
「……?」
俺は唇を噛んで声を出さないようにしながらお礼を言う。
ミラさんは首を傾げていたが……すぐに満天の星空に意識がいってくれたようだ。セーフ!
そのまましばらく俺と手をつないだまま星空を眺めていたミラさんだったが、小さな声で『星が綺麗ね』と俺に言葉をかけてくる。
この言葉を聞いた俺は、スズナに教えてもらった異世界の知識を思い出した。
スズナのいたニホンという国では、ツキという星があるらしい。この世界の空には大きな星などないが。
で、ニホンという国に住んでいる人々、まあカップルは、月を見上げていい雰囲気になるらしい。そこで、タイミングよく『月が綺麗ですね』と男が言って、女が『死んでもいいわ』とか『あなたと見る月だから』と返すらしい。
なんとも奥ゆかしい話である。
で、これがミラさんの言葉とつながるわけだ。男女が逆であるが、俺はこれをチャンスだと思った。ミラさんはスズナの異世界知識を知らない。だが、知らなくても胸に響くやり取りだと思うのだ。
俺は告白する決意をする。このタイミングが良いと、ここならきっとミラさんも素直になってくれると、そう思った。
「ミラさん」
俺は声を掛ける。彼女は『なにかしら?』と優しい表情を俺に向けてきた。
星空のかすかな光がミラさんを美しくライトアップする。俺は胸が高鳴るのを感じた。今までで見たどのミラさんよりも……今のミラさんは美しかったのだ。
俺はそんなミラさんを網膜に焼き付けながら深呼吸を一つして、彼女に奥ゆかしい愛の言葉を掛けた。
「ミラさん。星はずっと綺麗でしたよ」
俺はスズナに教えてもらった『月が綺麗ですね』の返しの中から、一番この場にふさわしいものを選び、ツキを星に変換して口に出した。
この返しの場合、「自分の心の中でずっときれいだった月(星)」、つまりそれは「ずっとあなたが好きでした」という意味になるらしいのだ。なんとも胸がときめく返しだと思う。
さあ、ミラさん。ときめいた表情をして下さい! 顔を真っ赤にして『もうエリックったら~』とかそういう感じのノロケを下さい! ヘイカモン!
「……え? あ、まあ……そうね。星はいつも綺麗だものね」
はい、通じませんでした。ミラさんはときめいた表情ではなく困惑した表情を浮かべていました。どうもありがとうございました!
心の中で涙を流す俺だったが、これしきのことでは諦めない。というか、そもそも半分くらいは『通じないだろうなぁ』とは薄々感じていたのだ。だから、俺はすぐさま次の手を打つ。
「ミラさん、大事な話があります。聞いてもらっていいですか?」
次の手は、どストレートに話をする、というものであった。
これは今までの俺だったら出来なかったことだ。するとしてもしどろもどろになって、途中で誰かが助けてくれないと話が延々と進まない状態に陥っていただろう。だからこその遠回しの告白だった。
しかし、ソフィアのおかげで強気でいけば、案外コロッと頷いてくれることが分かった。俺はここにきてようやく覚醒したのだ。
また、今回はミラさんが俺に好意を寄せていることは女性陣から確認済み。もう怖いものなど無い、という感じだ。
俺は真剣な表情を見せる。痛みとミラさんから漂ってくる甘い甘いフェロモンに耐えながら真剣な表情を見せる。
ミラさんは少し照れたような表情を見せ始める。顔もだんだんと赤くしていって、俺とつないでいた手を離して、ギュッと胸の前で硬く握る。
雰囲気は最高。俺のコンディションは最悪。ただ、絶対に失敗できない。
俺は気合いを入れる。そして……告白した。
「ミラさん、俺と結婚して下さい」
シンプルな言葉。しかし、それだけに最もインパクトのある言葉。
ミラさんはツンデレである。変に言葉を濁すと逃げられる可能性があった。だから、言い逃れの出来ないこの言葉で勝負を掛けた。
ここまでどストライクに言ったの初めてだった。俺は心臓が爆発するんじゃないかというくらい鼓動する。
して、ミラさんの反応は……
「…………ねえ、エリック。私のどこが好きなの?」
まさかの返事なしの質問返しであった。
俺は少し驚く。まさかのお断りするつもりか!? と。
しかし、ミラさんは嬉しそうな顔をしていた。だから、これはイケると思って、質問に答える。
「ミラさんの優しいところです」
「私、いつもあなたを殴ったり蹴ったり無視したりして、全然優しく無いわよ?」
「……そ、それはそうですが……でも、根元の部分は優しいじゃないですか。まあ、出会った頃のような全面的な優しさはありませんが……。あと、なんだかんだ俺のことを考えてくれているって信じてますから」
俺はいい笑顔をミラさんに向ける。
手がだらん、としているからなんともしまらない格好だが……ミラさんは俺の目だけを見ているようだから問題ない。
「ソフィアにもついさっき告白したらしいじゃない。そんなすぐに私にも同じ告白をするのはどうなの?」
「……ソフィアは良いと言っていたので」
「私は何も言っていないけど?」
まあ、確かに。――じゃない! 納得しちゃ駄目だぞエリック!
ミラさんの言っていることは正論だが、ここで押し負けたらミラさん、もう二度と俺に告白させてくれないかもしれないんだ! 気合い入れて答えろ、エリック!
「俺が告白したいからしただけです」
そしてもういっちょ!
「そういうミラさんは、もし仮に今日俺が何も言ってこなかったらどうしていたんですか?」
「…………一生許さないわ」
「なら、別に問題ないじゃないですか」
「…………」
ミラさんが黙りこくる。
よし! クリアだ!
しかしミラさん。まだ耐え続ける。
「私、結婚したからと言ってそんなにデレないわよ? 途中で愛想が尽きると思うのだけど」
「俺をそんな男だと思っているんですか?」
「…………ごめんなさい」
良いぞ良いぞ! 今日は今までにないくらいミラさんに対する返しが上手い! あとひと押しのはずだ!
俺は畳み掛ける。
「ミラさん、俺と結婚するのが嫌なんですか?」
「ちがっ! そうじゃなくて……結婚したら、一蓮托生なのよ? だから、エリックが後悔しないようにって――」
「俺は後悔しませんよ。ミラさん、だから返事を下さい」
「で、でも……私、処女じゃないわよ? 大きいデ○ルドを使って自慰していたせいで膜破れちゃったし、穴もガバガバに――」
「膜ありなしなんて俺は気にしません。あと、トイレで見たアレより俺のはデカイので問題ないです」
「……そ、そう……」
「ミラさん。正式なものはドラゴン退治の後になると思いますが、俺と結婚して下さい」
「……本当にいいのね? 私、忠告したからね? どうなっても知らないわよ?」
「ええ、それでもいいです。それで返事は?」
もうここまで俺が勇気を出して言ったんだ。今までにないくらい勇気を出したんだ。さあ、ミラさん返事を!
ミラさんは顔を下に向けて、前に組んでいた手をモジモジする。
モジモジ……モジモジ……コク……
ミラさんは首を縦に振る。
「言葉でも返事してください」
モジモジ……モジモジ……モジモジ……
「末永くよ、宜しく……お願いします……」
「はい、こちらこそ」
して、痛みに耐えながらの告白は幕を閉じた。
この後。シエナに両腕を治してもらったのだが、ミラさんが泣きながら俺に抱きついて『ごめんなさい』と何度も謝ってきたり、シエナ達からめちゃくちゃ心配されたが、最終的にはいい感じでパーティを終えることが出来たので問題ない。
一つ良くないことがあったとすれば、シエナ達から『なんだか臭いませんか?』と言われたことだろうか。……アレをしていたミラさんはまあ臭うだろうし、俺もアレをぶっかけられたから臭うよね。うん。
ちなみに、魔術を使用しても呪いの進行速度は変わらないと目の周りを真っ赤にさせたミラさんが言っていたので、それについても問題はなかったぞ。
空を見上げると満天の星空が広がっていた。まあ、視界が痛みでバチバチしていてこれが星なのかどうか判断がつかないが。
すぐに回復したほうが良いのだが……回復ポーションは残念ながら持ってきていないし、シエナに治してもらおうとすると、告白どころの騒ぎではなくなりそうだったのだ。つまり、今は耐えるしか無かった。
星空を少しの間だけ眺めていたミラさんだったが、俺の方をおもむろに向いてきて、
「……エリック。その……シエナさんとメリッサさん、それと……ソフィアとの結婚おめでとう。ギルド長として、あなたの親しい人として祝福するわ」
ぎこちない笑顔で祝福の言葉を掛けてきてくれた。俺の右手を両手で握ってきながら。
「……ぐっ……あ、ありがとうございます……」
「……?」
俺は唇を噛んで声を出さないようにしながらお礼を言う。
ミラさんは首を傾げていたが……すぐに満天の星空に意識がいってくれたようだ。セーフ!
そのまましばらく俺と手をつないだまま星空を眺めていたミラさんだったが、小さな声で『星が綺麗ね』と俺に言葉をかけてくる。
この言葉を聞いた俺は、スズナに教えてもらった異世界の知識を思い出した。
スズナのいたニホンという国では、ツキという星があるらしい。この世界の空には大きな星などないが。
で、ニホンという国に住んでいる人々、まあカップルは、月を見上げていい雰囲気になるらしい。そこで、タイミングよく『月が綺麗ですね』と男が言って、女が『死んでもいいわ』とか『あなたと見る月だから』と返すらしい。
なんとも奥ゆかしい話である。
で、これがミラさんの言葉とつながるわけだ。男女が逆であるが、俺はこれをチャンスだと思った。ミラさんはスズナの異世界知識を知らない。だが、知らなくても胸に響くやり取りだと思うのだ。
俺は告白する決意をする。このタイミングが良いと、ここならきっとミラさんも素直になってくれると、そう思った。
「ミラさん」
俺は声を掛ける。彼女は『なにかしら?』と優しい表情を俺に向けてきた。
星空のかすかな光がミラさんを美しくライトアップする。俺は胸が高鳴るのを感じた。今までで見たどのミラさんよりも……今のミラさんは美しかったのだ。
俺はそんなミラさんを網膜に焼き付けながら深呼吸を一つして、彼女に奥ゆかしい愛の言葉を掛けた。
「ミラさん。星はずっと綺麗でしたよ」
俺はスズナに教えてもらった『月が綺麗ですね』の返しの中から、一番この場にふさわしいものを選び、ツキを星に変換して口に出した。
この返しの場合、「自分の心の中でずっときれいだった月(星)」、つまりそれは「ずっとあなたが好きでした」という意味になるらしいのだ。なんとも胸がときめく返しだと思う。
さあ、ミラさん。ときめいた表情をして下さい! 顔を真っ赤にして『もうエリックったら~』とかそういう感じのノロケを下さい! ヘイカモン!
「……え? あ、まあ……そうね。星はいつも綺麗だものね」
はい、通じませんでした。ミラさんはときめいた表情ではなく困惑した表情を浮かべていました。どうもありがとうございました!
心の中で涙を流す俺だったが、これしきのことでは諦めない。というか、そもそも半分くらいは『通じないだろうなぁ』とは薄々感じていたのだ。だから、俺はすぐさま次の手を打つ。
「ミラさん、大事な話があります。聞いてもらっていいですか?」
次の手は、どストレートに話をする、というものであった。
これは今までの俺だったら出来なかったことだ。するとしてもしどろもどろになって、途中で誰かが助けてくれないと話が延々と進まない状態に陥っていただろう。だからこその遠回しの告白だった。
しかし、ソフィアのおかげで強気でいけば、案外コロッと頷いてくれることが分かった。俺はここにきてようやく覚醒したのだ。
また、今回はミラさんが俺に好意を寄せていることは女性陣から確認済み。もう怖いものなど無い、という感じだ。
俺は真剣な表情を見せる。痛みとミラさんから漂ってくる甘い甘いフェロモンに耐えながら真剣な表情を見せる。
ミラさんは少し照れたような表情を見せ始める。顔もだんだんと赤くしていって、俺とつないでいた手を離して、ギュッと胸の前で硬く握る。
雰囲気は最高。俺のコンディションは最悪。ただ、絶対に失敗できない。
俺は気合いを入れる。そして……告白した。
「ミラさん、俺と結婚して下さい」
シンプルな言葉。しかし、それだけに最もインパクトのある言葉。
ミラさんはツンデレである。変に言葉を濁すと逃げられる可能性があった。だから、言い逃れの出来ないこの言葉で勝負を掛けた。
ここまでどストライクに言ったの初めてだった。俺は心臓が爆発するんじゃないかというくらい鼓動する。
して、ミラさんの反応は……
「…………ねえ、エリック。私のどこが好きなの?」
まさかの返事なしの質問返しであった。
俺は少し驚く。まさかのお断りするつもりか!? と。
しかし、ミラさんは嬉しそうな顔をしていた。だから、これはイケると思って、質問に答える。
「ミラさんの優しいところです」
「私、いつもあなたを殴ったり蹴ったり無視したりして、全然優しく無いわよ?」
「……そ、それはそうですが……でも、根元の部分は優しいじゃないですか。まあ、出会った頃のような全面的な優しさはありませんが……。あと、なんだかんだ俺のことを考えてくれているって信じてますから」
俺はいい笑顔をミラさんに向ける。
手がだらん、としているからなんともしまらない格好だが……ミラさんは俺の目だけを見ているようだから問題ない。
「ソフィアにもついさっき告白したらしいじゃない。そんなすぐに私にも同じ告白をするのはどうなの?」
「……ソフィアは良いと言っていたので」
「私は何も言っていないけど?」
まあ、確かに。――じゃない! 納得しちゃ駄目だぞエリック!
ミラさんの言っていることは正論だが、ここで押し負けたらミラさん、もう二度と俺に告白させてくれないかもしれないんだ! 気合い入れて答えろ、エリック!
「俺が告白したいからしただけです」
そしてもういっちょ!
「そういうミラさんは、もし仮に今日俺が何も言ってこなかったらどうしていたんですか?」
「…………一生許さないわ」
「なら、別に問題ないじゃないですか」
「…………」
ミラさんが黙りこくる。
よし! クリアだ!
しかしミラさん。まだ耐え続ける。
「私、結婚したからと言ってそんなにデレないわよ? 途中で愛想が尽きると思うのだけど」
「俺をそんな男だと思っているんですか?」
「…………ごめんなさい」
良いぞ良いぞ! 今日は今までにないくらいミラさんに対する返しが上手い! あとひと押しのはずだ!
俺は畳み掛ける。
「ミラさん、俺と結婚するのが嫌なんですか?」
「ちがっ! そうじゃなくて……結婚したら、一蓮托生なのよ? だから、エリックが後悔しないようにって――」
「俺は後悔しませんよ。ミラさん、だから返事を下さい」
「で、でも……私、処女じゃないわよ? 大きいデ○ルドを使って自慰していたせいで膜破れちゃったし、穴もガバガバに――」
「膜ありなしなんて俺は気にしません。あと、トイレで見たアレより俺のはデカイので問題ないです」
「……そ、そう……」
「ミラさん。正式なものはドラゴン退治の後になると思いますが、俺と結婚して下さい」
「……本当にいいのね? 私、忠告したからね? どうなっても知らないわよ?」
「ええ、それでもいいです。それで返事は?」
もうここまで俺が勇気を出して言ったんだ。今までにないくらい勇気を出したんだ。さあ、ミラさん返事を!
ミラさんは顔を下に向けて、前に組んでいた手をモジモジする。
モジモジ……モジモジ……コク……
ミラさんは首を縦に振る。
「言葉でも返事してください」
モジモジ……モジモジ……モジモジ……
「末永くよ、宜しく……お願いします……」
「はい、こちらこそ」
して、痛みに耐えながらの告白は幕を閉じた。
この後。シエナに両腕を治してもらったのだが、ミラさんが泣きながら俺に抱きついて『ごめんなさい』と何度も謝ってきたり、シエナ達からめちゃくちゃ心配されたが、最終的にはいい感じでパーティを終えることが出来たので問題ない。
一つ良くないことがあったとすれば、シエナ達から『なんだか臭いませんか?』と言われたことだろうか。……アレをしていたミラさんはまあ臭うだろうし、俺もアレをぶっかけられたから臭うよね。うん。
ちなみに、魔術を使用しても呪いの進行速度は変わらないと目の周りを真っ赤にさせたミラさんが言っていたので、それについても問題はなかったぞ。
0
お気に入りに追加
154
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
ざまぁから始まるモブの成り上がり!〜現実とゲームは違うのだよ!〜
KeyBow
ファンタジー
カクヨムで異世界もの週間ランク70位!
VRMMORゲームの大会のネタ副賞の異世界転生は本物だった!しかもモブスタート!?
副賞は異世界転移権。ネタ特典だと思ったが、何故かリアル異世界に転移した。これは無双の予感?いえ一般人のモブとしてスタートでした!!
ある女神の妨害工作により本来出会える仲間は冒頭で死亡・・・
ゲームとリアルの違いに戸惑いつつも、メインヒロインとの出会いがあるのか?あるよね?と主人公は思うのだが・・・
しかし主人公はそんな妨害をゲーム知識で切り抜け、無双していく!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる