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十分後。
なんとかミラさんに足蹴りを止めてもらった俺は、色々なことを落ち着いて話すために二人がけのソファに四人で腰がけ――
「――って狭い! なんでこんなバカみたいに窮屈な座り方してんだ! 特にメリッサ! 座るところがないからって俺の太ももに腰を下ろすな! 前が見えんだろうが!」
「え!? わたくしだけ名指し!? いやですわ! わたくしもエリックと一緒に座るんですの!」
「こら! 俺の太ももの上で暴れるな! 色々と危ないだろうが!」
これでは話が進まないということで、無理やりメリッサをどかせてソファから立ち、一人がけの椅子へと座り直す。
……はぁ……人目があるのに駄々をこねるなんて……よくは見えなかったがミラさんが鬼の形相で、しかし羨ましそうな目でこっちを見ていただろうが。あの人がブチギレたときに八つ当たりの対象になるのは俺なんだからな?
結局、俺が居なくなったからか、先程のソファにはシエナとメリッサ、その隣にあるもう一つのソファにはスズナとソフィアが腰かけるという感じで落ち着いた。
(最初からこうしておけば良かったな。俺が変に二人席に座ったからああなったんだ。今度からは気をつけよう。)
して。いよいよ俺は本題に入ることにする。
「ミラさん、ソフィア。長ったらしいのは良くないので単刀直入に伝えますね。……俺達はドラゴンを発見しました。あと、追跡魔術も掛けておいたので、俺であれば今何処にドラゴンがいるのか分かります」
「おお! 流石はエリックさん。やることはちゃんとやってるじゃないですか!」
「それは嬉しい知らせね! よくやったわ、エリック。で、早速で悪いのだけど、ドラゴンは今何処にいるのか教えてくれるかしら?」
「ちょっと待ってくださいね……」
俺は地面においていた荷物袋から地図を取り出し、『トレース』と言って魔術を起動する。
すると……地図上にピコン! とマーカーが現れた。
「ドラゴンはここに今いるらしいですね。俺達が発見したときは……この洞窟にいたので、結構そこから移動したみたいです」
ミラさんに地図を渡しながら説明する。
良かったぁ……。もし、あのとき追跡魔術を掛けていなかったら見失っていたところだ。偉いぞ、俺!
ミラさんは地図をふむふむと見た後、それをソフィアに渡し『至急マーカーの座標を書き出して、その情報を他の街に送りなさい』と言う。
ドラゴンがずっと今の場所にいる保障はないが……その周辺にいる、もしくはいた、という情報があるなしでは大分状況が変わってくるだろう。
本当はこの地図のマーカーをずっと出せたら良いんだが……この魔術の持続時間は五分。そして、一回トレースするとその後二十四時間は再使用出来ないという、なんとも不便な魔術なのだ。まあ、それでも一日に一回、目標の位置が分かるのは大きいと思うが。
ミラさんに指示を出されたソフィアは『了解です!』と言って部屋を出ていく。
野次馬としてついて来たのかと思っていたが……もしかしてこういうことを予想していたのかな? あいつ、意外と優秀だからなぁ……。んー、でも、さっきまでまじの野次馬だったし……分からん。
ソフィアについてもう少し考えていたかったのだが、次の話をしなくてはいけないので思考を切り替える。
「これで、ドラゴンの現在位置は伝えられられましたね。で、次の話をしてもいいですか?」
「ええ、いいわよ。というか、十中八九報酬金の話でしょ? ほら、エリックの席の後ろを見て頂戴。袋が積んであるでしょ? あれがあなた達のお金よ。約束通り金貨四千枚。きっちりあるから、心配なら確認してくれてもいいわよ」
「ありがとうございます! 確認は面倒なんでしないでおきます。ミラさんのことなんで、枚数が少ない、もしくは多いというのはありえないでしょうし」
俺はいそいそと荷物袋に金貨の入った袋を入れる。
流石は四千枚の金貨。スカスカだった大きな荷物袋が一気に破裂しそうなくらいパンパンになった。
……うへ、うへへへ……俺の底をつきそうな財産が一気に増えたぞ……! そう考えたら、なんだかテンション上がってきたぁあああああ!
心の中でひとしきり嬉しさを噛み締めた後、落ち着きを払った顔で席に着く。
「じゃあ、次の話にいきますか」
「……努めて冷静な顔にしているんでしょうけど、口元がにやけているわよ? なんだかこのエリック、金に目がない感じがして嫌だわ」
「――んな! 俺は、シエナ、メリッサ、それとこれからはスズナを加えた三人に何不自由なく生活してもらうためにお金を使っているんですよ!? そんなことを言われる筋合いはないです! 金に目が無いのは事実かもしれませんが!」
俺はミラさんの発言に即訂正を加える。俺の言葉を聞いてシエナ達は嬉しそうな顔をしてくるが……ミラさんはなんだか悔しさと羨望が混じったような表情だ。
「……ふんっ! 勝手にすればいいわ!」
彼女はプイッと他所を向いてしまう。
ふむ。なぜかキレられてしまったが、まったく原因が分からない。分からないということはどうしようもないということなので、このまま話を続け――
「で、エリック。そこの巨乳の女は誰かしら? 私の知らない間に現地妻でも作ったの? そうなの? だったら今からあんたをタコ殴りにしないと気が済まないのだけど。いいかしら?」
「いやおかしいでしょ! なんで俺が殴られなきゃならないんですか! 彼女はスズナです。色々訳あって俺のパーティーメンバーに加わったんです!」
『ふーん』と言ってミラさんがスズナのことを見る。
なんというか、目つきからして機嫌が悪いですな。このままだと二人の仲が険悪なものになってしまう。
……仕方ない。色々長くなりそうだから省いたスズナに関する説明を一からするか。それを聞いたらミラさんの機嫌も直って、スズナに対する態度も変わるだろう。
というわけで、彼女のことについて俺と、そして本人であるスズナからミラさんに説明をすることにした。
なんとかミラさんに足蹴りを止めてもらった俺は、色々なことを落ち着いて話すために二人がけのソファに四人で腰がけ――
「――って狭い! なんでこんなバカみたいに窮屈な座り方してんだ! 特にメリッサ! 座るところがないからって俺の太ももに腰を下ろすな! 前が見えんだろうが!」
「え!? わたくしだけ名指し!? いやですわ! わたくしもエリックと一緒に座るんですの!」
「こら! 俺の太ももの上で暴れるな! 色々と危ないだろうが!」
これでは話が進まないということで、無理やりメリッサをどかせてソファから立ち、一人がけの椅子へと座り直す。
……はぁ……人目があるのに駄々をこねるなんて……よくは見えなかったがミラさんが鬼の形相で、しかし羨ましそうな目でこっちを見ていただろうが。あの人がブチギレたときに八つ当たりの対象になるのは俺なんだからな?
結局、俺が居なくなったからか、先程のソファにはシエナとメリッサ、その隣にあるもう一つのソファにはスズナとソフィアが腰かけるという感じで落ち着いた。
(最初からこうしておけば良かったな。俺が変に二人席に座ったからああなったんだ。今度からは気をつけよう。)
して。いよいよ俺は本題に入ることにする。
「ミラさん、ソフィア。長ったらしいのは良くないので単刀直入に伝えますね。……俺達はドラゴンを発見しました。あと、追跡魔術も掛けておいたので、俺であれば今何処にドラゴンがいるのか分かります」
「おお! 流石はエリックさん。やることはちゃんとやってるじゃないですか!」
「それは嬉しい知らせね! よくやったわ、エリック。で、早速で悪いのだけど、ドラゴンは今何処にいるのか教えてくれるかしら?」
「ちょっと待ってくださいね……」
俺は地面においていた荷物袋から地図を取り出し、『トレース』と言って魔術を起動する。
すると……地図上にピコン! とマーカーが現れた。
「ドラゴンはここに今いるらしいですね。俺達が発見したときは……この洞窟にいたので、結構そこから移動したみたいです」
ミラさんに地図を渡しながら説明する。
良かったぁ……。もし、あのとき追跡魔術を掛けていなかったら見失っていたところだ。偉いぞ、俺!
ミラさんは地図をふむふむと見た後、それをソフィアに渡し『至急マーカーの座標を書き出して、その情報を他の街に送りなさい』と言う。
ドラゴンがずっと今の場所にいる保障はないが……その周辺にいる、もしくはいた、という情報があるなしでは大分状況が変わってくるだろう。
本当はこの地図のマーカーをずっと出せたら良いんだが……この魔術の持続時間は五分。そして、一回トレースするとその後二十四時間は再使用出来ないという、なんとも不便な魔術なのだ。まあ、それでも一日に一回、目標の位置が分かるのは大きいと思うが。
ミラさんに指示を出されたソフィアは『了解です!』と言って部屋を出ていく。
野次馬としてついて来たのかと思っていたが……もしかしてこういうことを予想していたのかな? あいつ、意外と優秀だからなぁ……。んー、でも、さっきまでまじの野次馬だったし……分からん。
ソフィアについてもう少し考えていたかったのだが、次の話をしなくてはいけないので思考を切り替える。
「これで、ドラゴンの現在位置は伝えられられましたね。で、次の話をしてもいいですか?」
「ええ、いいわよ。というか、十中八九報酬金の話でしょ? ほら、エリックの席の後ろを見て頂戴。袋が積んであるでしょ? あれがあなた達のお金よ。約束通り金貨四千枚。きっちりあるから、心配なら確認してくれてもいいわよ」
「ありがとうございます! 確認は面倒なんでしないでおきます。ミラさんのことなんで、枚数が少ない、もしくは多いというのはありえないでしょうし」
俺はいそいそと荷物袋に金貨の入った袋を入れる。
流石は四千枚の金貨。スカスカだった大きな荷物袋が一気に破裂しそうなくらいパンパンになった。
……うへ、うへへへ……俺の底をつきそうな財産が一気に増えたぞ……! そう考えたら、なんだかテンション上がってきたぁあああああ!
心の中でひとしきり嬉しさを噛み締めた後、落ち着きを払った顔で席に着く。
「じゃあ、次の話にいきますか」
「……努めて冷静な顔にしているんでしょうけど、口元がにやけているわよ? なんだかこのエリック、金に目がない感じがして嫌だわ」
「――んな! 俺は、シエナ、メリッサ、それとこれからはスズナを加えた三人に何不自由なく生活してもらうためにお金を使っているんですよ!? そんなことを言われる筋合いはないです! 金に目が無いのは事実かもしれませんが!」
俺はミラさんの発言に即訂正を加える。俺の言葉を聞いてシエナ達は嬉しそうな顔をしてくるが……ミラさんはなんだか悔しさと羨望が混じったような表情だ。
「……ふんっ! 勝手にすればいいわ!」
彼女はプイッと他所を向いてしまう。
ふむ。なぜかキレられてしまったが、まったく原因が分からない。分からないということはどうしようもないということなので、このまま話を続け――
「で、エリック。そこの巨乳の女は誰かしら? 私の知らない間に現地妻でも作ったの? そうなの? だったら今からあんたをタコ殴りにしないと気が済まないのだけど。いいかしら?」
「いやおかしいでしょ! なんで俺が殴られなきゃならないんですか! 彼女はスズナです。色々訳あって俺のパーティーメンバーに加わったんです!」
『ふーん』と言ってミラさんがスズナのことを見る。
なんというか、目つきからして機嫌が悪いですな。このままだと二人の仲が険悪なものになってしまう。
……仕方ない。色々長くなりそうだから省いたスズナに関する説明を一からするか。それを聞いたらミラさんの機嫌も直って、スズナに対する態度も変わるだろう。
というわけで、彼女のことについて俺と、そして本人であるスズナからミラさんに説明をすることにした。
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