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初めての野営
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二時間後。
あちこちをくまなく探し回った俺達だったが、結局ドラゴンを見つけることは出来なかった。
「ここにはいなさそうだな。もうそろそろ空が赤くなってくるだろうし、山を降りようか。近くにあった草原で野営をすれば、見通しもいいし、安心して寝られるはずだぞ」
シエナとメリッサが俺の提案に頷き返してきたので、俺達は馬と馬車を置いていたところまで戻り……再びシールドとスピードの魔術を起動して一気に目的地まで進んでいった。
日が暮れた頃。近くの草原にて俺達は寝るための大きなテントを張った後、焚き火で料理をぱぱっとみんなで作り、おいしいご飯を頂く。
「はふっ……はふっ……はふっ……うっま! ウサッギの肉はやっぱ美味いなぁ~! ミラさんの料理には敵わんが、こういうワイルドな感じの料理もいいよな」
俺は焚き火で炙ったウサッギのもも肉にかぶりつきながら感想を言う。
俺の左隣に座っていたシエナもコクコクと首を縦に振りながら、バクバクと俺の倍以上の速度で肉を食べている。
……シエナ……お前……
「なあ、シエナ。最近、おしとやかに食べることが少なくなったけど……今まで我慢していたのか?」
少し気になったので質問をしてみる。
シエナは食べる手を止め、口に入っているものを飲み込んでから……
「……食い意地の張った私は……嫌いですか……?」
上目遣いで俺の事を見てくる。
「……んな訳無いだろ~? いっぱい食べるシエナも好きだよ」
「――ありがとうございまふ!」
お礼の言葉を言ってきながらも、またご飯を頬張り始めた。
……可愛いなぁ~もう。
ニコニコとシエナを見ていると、クイクイと俺の右隣でご飯を食べていたメリッサが服の裾を引っ張ってきた。
「……ん? なんだ……!?」
メリッサもシエナと同じように口の中にご飯を詰め込んで、ほっぺをパンパンにしていた。
「……どふでふか? わふぁくふぃもふぁんふぁんにふぉおふぁっふぇいまふよ?」(どうですか? わたしくしもぱんぱんに頬張っていますよ?)
……なんて言ってるのか全く分からん。
「なあメリッサ。お前はそういう食べ方をしてきてなかったじゃないか。ほら、今も『うぷっ』とか言って苦しそうだし。いっぱい食べるシエナは好きだが、別にお前のおとなしい食い方を嫌いと言っているわけじゃないんだぞ?」
水を渡して、なんとかご飯を飲み込ませる。
口の中がすっきりしたメリッサは、もう一度くいっと服の袖を引っ張ってきて
「……わたしくのいつもの食べ方は、どうなのです? 濁さずにはっきり言ってくださいまし」
と聞いてきた。
……いや、それってそんなに気にすることなのか?
若干疑問に思いながらも『ああ、お前の食べ方も綺麗で好きだよ』と言ってやる。
すると、メリッサは満面の笑みになっていつもどおりのご飯の食べ方に戻ってくれた。
……対抗心を燃やしたと言うか、そんな感じなのかな……?
ご飯をたらふく食った後。
俺は、シエナとメリッサを先に寝かせることにした。
モンスターが出る危険性があるところでは、パーティーメンバーで夜の監視係を分担する。
大抵の場合、深夜0時から3時辺りまでが一番危険な時間帯なので、その時刻には強い冒険者を、その後からの時間をそれ以外の冒険者で分担するのが通例で、俺達もそれに乗っかることにした。
野営でもネグリジェを着ていた彼女たちに『おやすみ』と言って、焚き火に薪を焚べながら……モンスターがいないかどうかを監視する。
……明日はどこかの街でゆっくり寝たいところだな……
「エリック様。朝です。起きて下さい」
シエナの声で目を覚ます。時計を見ると、朝の7時だった。
……うーん……交代してから四時間くらいしか寝られなかったか……まあ、仕方ない。
寝起きの俺は、目をしょぼしょぼさせながらテントを解体したり、焚き火の火を消したりした後……新たな場所へと出発した。
ガタゴトと馬車に揺られること二時間。本日の目的地へと到着する。
「……凄いところですね……」
「ですわぁ……」
シエナとメリッサが馬車から降り、周りの景色に感嘆の声を漏らす。
現在、俺達は『ドラゴンの滝』と呼ばれている滝の目の前に来ている。
俺も馬車から降りて……その滝を見た。
……これは……幻想的な滝だなぁ……
そこまで高い滝ではないのだが、上空から降り注ぐ太陽の光を反射してキラキラと光り輝いている。
また、滝がドラゴンの形をしているのも素晴らしいところだろう。まあ、文献でしか見たことがないから、本当のドラゴンの姿は知らないが。
しばらく滝を見た後、俺達は早速探索を開始することにした。
「今日は、野営じゃなくて近くの街に行こうと思っているから……二時間ほどで切り上げるぞ。風呂にも入りたいしな」
起きてから大分時間が経ったのにも関わらず未だに目をしょぼしょぼとさせながら、シエナたちに今日の予定を伝える。
……というか、この眠気がある状態はマズイな。モンスターへの対応が遅れてしまう。
メリッサが『大丈夫ですの?』と言って心配してきているし、シエナも『少しお休みになられたほうが……』と言ってくるし……
俺は彼女たちに『ちょっと待っててくれ』と言って、馬車に戻り……大きな荷物袋から『メガバチ』を取り出して、それを飲む。
これは、眠たい時に飲む栄養剤のようなもので、効果は『魔力の継続的な減少を対価として眠気を吹き飛ばす』というものだ。
まあ、継続的な減少といっても大したことないので、眠気に悩まされている冒険者には人気の飲み物である。
空になった小さな瓶を仕舞っていると……キタキタキタァア!
目がバッチリになって、ものの見事に眠気が吹っ飛んだ。いやー、流石の効き目ですな。
俺は馬車から降りて、シエナたちに『待たせたな。じゃあ行くか』と声をかけてから意気揚々と探索を開始した。
あちこちをくまなく探し回った俺達だったが、結局ドラゴンを見つけることは出来なかった。
「ここにはいなさそうだな。もうそろそろ空が赤くなってくるだろうし、山を降りようか。近くにあった草原で野営をすれば、見通しもいいし、安心して寝られるはずだぞ」
シエナとメリッサが俺の提案に頷き返してきたので、俺達は馬と馬車を置いていたところまで戻り……再びシールドとスピードの魔術を起動して一気に目的地まで進んでいった。
日が暮れた頃。近くの草原にて俺達は寝るための大きなテントを張った後、焚き火で料理をぱぱっとみんなで作り、おいしいご飯を頂く。
「はふっ……はふっ……はふっ……うっま! ウサッギの肉はやっぱ美味いなぁ~! ミラさんの料理には敵わんが、こういうワイルドな感じの料理もいいよな」
俺は焚き火で炙ったウサッギのもも肉にかぶりつきながら感想を言う。
俺の左隣に座っていたシエナもコクコクと首を縦に振りながら、バクバクと俺の倍以上の速度で肉を食べている。
……シエナ……お前……
「なあ、シエナ。最近、おしとやかに食べることが少なくなったけど……今まで我慢していたのか?」
少し気になったので質問をしてみる。
シエナは食べる手を止め、口に入っているものを飲み込んでから……
「……食い意地の張った私は……嫌いですか……?」
上目遣いで俺の事を見てくる。
「……んな訳無いだろ~? いっぱい食べるシエナも好きだよ」
「――ありがとうございまふ!」
お礼の言葉を言ってきながらも、またご飯を頬張り始めた。
……可愛いなぁ~もう。
ニコニコとシエナを見ていると、クイクイと俺の右隣でご飯を食べていたメリッサが服の裾を引っ張ってきた。
「……ん? なんだ……!?」
メリッサもシエナと同じように口の中にご飯を詰め込んで、ほっぺをパンパンにしていた。
「……どふでふか? わふぁくふぃもふぁんふぁんにふぉおふぁっふぇいまふよ?」(どうですか? わたしくしもぱんぱんに頬張っていますよ?)
……なんて言ってるのか全く分からん。
「なあメリッサ。お前はそういう食べ方をしてきてなかったじゃないか。ほら、今も『うぷっ』とか言って苦しそうだし。いっぱい食べるシエナは好きだが、別にお前のおとなしい食い方を嫌いと言っているわけじゃないんだぞ?」
水を渡して、なんとかご飯を飲み込ませる。
口の中がすっきりしたメリッサは、もう一度くいっと服の袖を引っ張ってきて
「……わたしくのいつもの食べ方は、どうなのです? 濁さずにはっきり言ってくださいまし」
と聞いてきた。
……いや、それってそんなに気にすることなのか?
若干疑問に思いながらも『ああ、お前の食べ方も綺麗で好きだよ』と言ってやる。
すると、メリッサは満面の笑みになっていつもどおりのご飯の食べ方に戻ってくれた。
……対抗心を燃やしたと言うか、そんな感じなのかな……?
ご飯をたらふく食った後。
俺は、シエナとメリッサを先に寝かせることにした。
モンスターが出る危険性があるところでは、パーティーメンバーで夜の監視係を分担する。
大抵の場合、深夜0時から3時辺りまでが一番危険な時間帯なので、その時刻には強い冒険者を、その後からの時間をそれ以外の冒険者で分担するのが通例で、俺達もそれに乗っかることにした。
野営でもネグリジェを着ていた彼女たちに『おやすみ』と言って、焚き火に薪を焚べながら……モンスターがいないかどうかを監視する。
……明日はどこかの街でゆっくり寝たいところだな……
「エリック様。朝です。起きて下さい」
シエナの声で目を覚ます。時計を見ると、朝の7時だった。
……うーん……交代してから四時間くらいしか寝られなかったか……まあ、仕方ない。
寝起きの俺は、目をしょぼしょぼさせながらテントを解体したり、焚き火の火を消したりした後……新たな場所へと出発した。
ガタゴトと馬車に揺られること二時間。本日の目的地へと到着する。
「……凄いところですね……」
「ですわぁ……」
シエナとメリッサが馬車から降り、周りの景色に感嘆の声を漏らす。
現在、俺達は『ドラゴンの滝』と呼ばれている滝の目の前に来ている。
俺も馬車から降りて……その滝を見た。
……これは……幻想的な滝だなぁ……
そこまで高い滝ではないのだが、上空から降り注ぐ太陽の光を反射してキラキラと光り輝いている。
また、滝がドラゴンの形をしているのも素晴らしいところだろう。まあ、文献でしか見たことがないから、本当のドラゴンの姿は知らないが。
しばらく滝を見た後、俺達は早速探索を開始することにした。
「今日は、野営じゃなくて近くの街に行こうと思っているから……二時間ほどで切り上げるぞ。風呂にも入りたいしな」
起きてから大分時間が経ったのにも関わらず未だに目をしょぼしょぼとさせながら、シエナたちに今日の予定を伝える。
……というか、この眠気がある状態はマズイな。モンスターへの対応が遅れてしまう。
メリッサが『大丈夫ですの?』と言って心配してきているし、シエナも『少しお休みになられたほうが……』と言ってくるし……
俺は彼女たちに『ちょっと待っててくれ』と言って、馬車に戻り……大きな荷物袋から『メガバチ』を取り出して、それを飲む。
これは、眠たい時に飲む栄養剤のようなもので、効果は『魔力の継続的な減少を対価として眠気を吹き飛ばす』というものだ。
まあ、継続的な減少といっても大したことないので、眠気に悩まされている冒険者には人気の飲み物である。
空になった小さな瓶を仕舞っていると……キタキタキタァア!
目がバッチリになって、ものの見事に眠気が吹っ飛んだ。いやー、流石の効き目ですな。
俺は馬車から降りて、シエナたちに『待たせたな。じゃあ行くか』と声をかけてから意気揚々と探索を開始した。
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