ユニークスキルのせいでモテない俺は、酔っ払った勢いで奴隷を買いました。

練太郎

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ハジメテと二人の関係

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 俺が一旦腕を解くと、シエナが俺の方に体と顔を向けてきた。

「あの……初めてなので……エリック様……お願いします……」

 シエナが顔を赤くしながら上目遣いで俺の理性を粉砕するようなことを言ってくる。
 おいおい。シエナが着ているスケスケの寝間着ですでにいっぱいいっぱいで、必死に優しくしようと感情を押さえているのにそんなことを言われちゃあブレーキが効かなくなっちまうぞ……
 シエナは現在、ニーニャからおまけで貰ったスケスケのエロエロの『ネグリジェ』というものを着ている。
 彼女の『スケスケのエロエロ』という言葉に嘘偽りはなく、薄暗い部屋でもシエナの胸の形は言わずもがな、きれいなピンク色の乳首と、下の綺麗に生え揃った毛が見えるくらいだ。ってかシエナ! お前下着を何もつけていないのか!?

 一旦心を落ち着かせるために二人でベッドに並んで座る。
 シエナが口を小さくパクパクしながら俺を熱い目線で見てくる。
 ……エッチです。これは実にエッチです。
 暴走しそうな感情をなんとか抑え込みながらシエナの両肩を掴んで顔を近づけていく。
 シエナもこの先の展開がわかったのか目を閉じ、その時を待つ。

 シエナの唇まであと五センチというところで俺の動きが止まった。
 ……口臭は大丈夫だろうか? 
 歯はいつもどおり綺麗に磨いたし、大丈夫だとは思うが……いや、それでは足りないかも知れない。
 そうだ、これが俺とシエナの初めてのキスになるんだからもう少し念入りにしたほうが……
 俺があれやこれやとこの期に及んで言い訳を考えているとーーシエナが突然キスをしてきた。
 しかも、彼女は驚いて逃げようとする俺の背中に手を回し、ガッチリと俺と彼女との位置を固定する。
 キスした直後はただの皮膚と皮膚との接触、というような感じの恋愛初心者がやるような甘酸っぱいキスだったが、イケると思ったのかすぐにシエナは俺の口の中に舌をねじ込んで来た。

「~~~~!」

 普通は男女逆の反応だろ、と言われるような叫び声にならない叫び声を俺は上げるが、シエナは構わずディープキスを続ける。
 ――いや! シエナさん、急にどうしたの!? いつもと違ってちょっと大胆すぎない!? いや、俺としては嬉しいんだけど、これじゃあまりにも俺がチキンすぎるというか、男としてどうなの? って言われてしまう!
 引き気味だった俺の心を叩き直して、俺もシエナの背中に手を回し、仕返しとばかりに彼女の舌と自分の舌を絡める。

「ぁんっ……んん……っ……」

 シエナが甘い、それはもう砂糖よりも甘い声を漏らし出す。
 彼女の舌は同じ人間なのか、と思うほど柔らかかった。

 シエナが息継ぎのために一旦口を離そうとしたので、俺は腕に力を入れて彼女の口を無理やり俺の口に押し付け、さっきとは逆に俺が彼女の口の中に舌を入れる。

「んぷぁ……エリックさまぁっ……んんっ……んぅぅ……」

 シエナは口では嫌がりながらも俺の背中に回している手は俺を逃すまいと自分の方へと力を入れている。

 流石にこれ以上は息が持たない、というところで二人同時に息継ぎをする。

「……エリック様……如何だったでしょうか……? 初めてのキスで上手く出来ていたかどうかーーんぷっ!」

 俺がシエナの口を自分の口で塞いだので言葉が途切れる。
 しばらくキスをしたあとゆっくりと唇を離し、シエナと手をつなぎながらさきほどの返答をする。

「すごく良かった。シエナのファーストキスを貰えるなんて本当に嬉しいよ」
「エリック様は……初めて……だったのですか……?」

 またしても俺の理性の鍵を外すような可愛らしい目で聞いてくる。

「……そりゃもちろん初めてだーーんんッ!?」

 シエナがさっきのお返しです! とばかりに満面の笑みでキスをしてくる。
 ……こういうシエナも良きものだ……


 キスを一通りやり終えた後。

「……エリック様……その……見ても宜しいでしょうか」

 シエナが俺の大きくなった股間を凝視しながら聞いてくる。

「ああ……いいぞ」

 許可をもらったシエナが俺のズボンに手をかけて優しく、そしてゆっくりと下におろしていく。
 しかし、掴みどころが悪かったのかパンツまで一緒にシエナがおろしてしまい、俺の息子はワンテンポ早く外気に触れる運びとなった。

「……殿方のおちんちんを見るのは初めてですし……エリック様のものをきちんと見るのも初めてですが……少し大きすぎませんか……? 私の顔の長さくらいありますが……」

 俺の息子はシエナの『おちんちん』という発言で限界突破していつもよりも更に大きくなった。
 俺の息子の大きさが他の人と比べてどうかは分からないが、小さくはないと思う。いや、むしろ大きい方だと思う。
 というか、勃起時の大きさを男同士で比べるとか絵面がとんでもないわ。
 ただ、シエナの言う通り、彼女の顔の長さと同じくらいのちん長がある。
 シエナの顔が小さいというのもあるが、それでも大きいことには変わらないだろう。
 それに息子の口径にも自信がある。
 エッチな道具屋さんでオナホールというものが売ってあったので買ってみたことがあるのだが……まず息子が太すぎて穴に中々入らず、無理やり入れても長さが足りないという事態が起きた。
 そのときは強制的にピストン運動をして刺激を息子に与えていたのだが、十回目くらいのピストンでオナホールが裂けて壊れてしまったのだ。
 それ以来、行く先々の街でオナホールを買っては試していたのだが、最高峰の腕を持つ職人が集まるこの街でも結局俺の息子を満足させるものは見つけられなかった。

 過去の回想をしていると、シエナが膝をついて俺の息子を右手で握ってきた。

「おほっ……!」
「あ! 痛かったですか!?」
「いや……少し驚いてしまっただけだ。気にせずにしたいようにしていいぞ」

 気持ち悪い声が出てしまった。『おほっ』ってなんだよ、『おほっ』って。
 シエナは『では……失礼しますね……』と言って息子の中腹あたりを掴んでしごき始めた。

 カシュ……カシュ……カシュ……

「どうでしょうか……?」

 シエナが具合を聞いてくる。
 ……正直言って息子が濡れていない状態でピストン運動をしているのと、そもそも竿をしごかれてもそこまで気持ちよくないということで微妙なのだが……はっきり言おうか言わまいか……

「エリック様。私はエリック様に気持ちよくなってほしいのです。なのではっきりとおっしゃってください。それと……どこが気持ちいいのか分からないので……教えていただけると……ありがたいです……」

 ビンビンビンッ! と息子がまたしても限界突破をして大きくなる。
 ビクンと波打ったアソコの先っぽがシエナの唇に当たった。

「んぉっ……」
「……もしかして……唇が気持ちいいのですか……?」

 シエナが唇をカリに当てて左右に少し動かす。
 息子は敏感になっているのか良好な反応を返す。ただ……まだ若干物足りない。

「……シエナ。アソコを口に含んでくれるか? 嫌だったら無理しなくてーー」
「―あむ!」
「んぁ……!」

 シエナが俺の言葉を最後まで聞かずに口に含む。
 目線を俺の方に向けて次の指示を待っているようだった。どうやら俺から本当に教えを請うているらしい。
 ……ここまでシエナがしてくれているんだ。遠慮していたら逆に失礼だろ。彼女の思いに答えなくては……!

「そこから……カリの縁を舐めて……くっ……!」

 言った傍からシエナが実践するため快楽が俺を容赦なく襲ってきて言葉が途切れる。
 ……というか、なんでアソコの用語を知っているんだ……?

「し、シエナ……なんでカリとか……そういう……んっ……言葉を知っているんだ?」
「……んぱぁ……んっ……それは……エリック様に喜んでもらおうと……隠れて本屋に行ってそういう本を買って……勉強しましたから……んちゅっ……」

 話終えるとまたすぐにアソコを加えて丁寧にあそこを舐めてくれる。
 ……俺、今……好きな子にアソコを舐めてもらっているよ……最高に気持ちがいい……

 このままずっとカリの縁ばかり舐めてもらうのも良かったのだが、フェラの次はアレをしたくなるものだろ? と思うものがあったのでシエナにしてもらうことにする。

「シエナ。次は……ちょっと俺から動いていいか?」
「んはぁっ……はい、いいですよ」

 シエナが口をアソコから離して待機状態になる。
 彼女の顎を掴んで口を開けさせ、口の入り口に息子を入れて……頭を掴む。
 シエナの顔を見ると……彼女は微笑んで『いつでもどうぞ』というような目をしていた。
 息子が俺に語りかけてくる。

(余裕しゃくしゃくなシエナの歪んだ顔が見たいと思いませんか?)
(……見ては見たいが……何をする気だ?)
(イラマチオですよ、い・ら・ま・ち・お)
(それは……俺も思っていたが……かなりハードなやつだ。やはり初心者のシエナにそういうことをするのはいけないような気が……)
(……私の方はビンビンで素直なのに、頭の方だけが堅物なんですよね……)
(うるさい。今回は最初だから優しく俺が腰を動かすだけで我慢しろ)
(……仕方ないですね)

 息子との対話を終え、俺はゆっくりと腰を前後に振り始めた。

「んぅっ……んっ……」

 シエナは体を脱力させて俺にされるがままだ。
 息子はカリの少し下あたりまでしか入っていないが……シエナが舌をチロチロしてくれるので凄く気持ちがいい。
 しばらく堪能した後、一旦腰を止め、シエナから息子を引き抜く。

「どうだ? 苦しくなかったか?」
「はい、大丈夫です。でも……もしかして、エリック様。イラマチオ、というものをしたかったのではないですか? さっきのは私を気遣って中途半端な感じになってしまったと、そういう感じがしました」

 ……まあ、そういう本を読んでいたら思い当たるか……

「……シエナの言うとおりだ。でも、あれはーーうお!」

 シエナが自ら息子を奥まで咥えてゆっくりとピストン運動を始めた。

「……ぉごっ……ぅんぐっ……んっ……」

 ゆっくりとストロークをしながらも俺を焚きつけるような目でシエナは見てくる。
 まるで『ここまで私にさせておいてまだ遠慮しているのですか?』とそう言っているようだった。
 息子が再度語りかけてくる。

(これはもうある程度遠慮なしにいくべきです。シエナもここまでしてくれているのですから)
(……そう……だな……シエナに恥をかかせるわけにもいかないしな)

 俺はもう一度シエナの頭を両手で掴み、今度は少し強めに腰を前後に振る。

「……ぉえ゛……ん゛ぉ……っっんごっ……」

 ぐぽっ、ぐぽっ、といういやらしい音を立てながらシエナが苦しげに声を漏らす。
 彼女の顔を見ると、若干涙目になっていたがまだ余裕そうだった。
 シエナと目が合う。彼女は『こんなものですか?』というように微笑む。
 ……いいだろう。少しだけ本気を出そう。
 俺は頭を掴んでいる手と腹筋に力を入れ、思いっきりピストン運動をする。

 パンッ! パンッ! パンッ! という肌と肌がぶつかって出る音が部屋に鳴り響く。

「~~ン゛~~ン゛~~ッ!」

 シエナが流石に苦しいと声を上げるが俺は無視をして更にピストン運動を激しくする。
 グプッグプッ、という先程よりも更にエッチな音がシエナの口の中から聞こえてきだした。
 シエナがもう無理! というように俺の太ももをパンパンと叩き出したので、一気に彼女の口から息子を抜く。

 ヌポンッ! という擬音が付きそうな感じでアソコが抜けると、シエナが唾液を床に垂らしながらえづく。

「……おえ゛っ……ごぼっ……ごほっ……」

 ……どうだ、シエナ。これで満足かーーって! やばい、やりすぎた!
 俺は膝をついてシエナの背中をなでる。

「ごめん! つい理性が消し飛んでやりすぎた! 大丈夫か!?」
「ごほっ……ごほっ……ん……はぁ……エリック様……大丈夫です。私が焚き付けたのですし、お気になさらないで下さい。でも……いつもは私に気を使って優しくしてくれるエリック様ですが……一旦たかが外れると意外とSになるのですね」

 シエナが口からよだれを垂らしながら色っぽい目線で俺の理性を更に壊すようなことを言ってくる。
 俺はさっきの行動が恥ずかしくなって視線を逸らし、試しに彼女の上半身を見てみると……ネグリジェが乱れて彼女の右乳が完全に露出していた。
 小さいが……物凄く綺麗な形をしている。一言でいうとエロい。超エロい。
 視線を下に移動させて地面にヘタリと座っているシエナの股を見てみると……粘り気のある液体が垂れていた。
 ――あ……もう我慢出来ないわ。
 それで完全に理性が消し飛んだ俺はシエナの頭をいきなり掴んで今度は加減なしのイラマチオを彼女にさせる。

「……おごぇっ…………ん゛ごぉっ……ぉぉえ゛ごっ……」

 いつものおしとやかなシエナから出てきたとは思えない声を聞いてさらにさらに息子は固くなる。
 今なら息子で釘が打てるかもしれない。
 ガンガンガンという音がなりそうなほど激しく腰を動かし、俺はひたすらに快楽を貪った。


 俺が正気に戻ったのはそれから十分程後だった。
 気がつけばシエナは口から白い液体を垂れ流しながらうつろな目をして地面に横たわっており、彼女の股からは透明な液体が流れ出ていた。
 息はしているので、激しすぎるイラマチオで意識が飛んでしまったのだろう。しまった……やりすぎてしまった……
 股から流れる透明な液体は……色からしておそらくは潮だろうか。そういえばさっき『イクゥッ……!』とか聞こえた気もしないでもないし。
 ……そして俺はおそらく賢者タイムに入ったので正気に戻ったのだろう。息子も若干疲れた様子をしているし。

 部屋にもしものときのために置いていたタオルでシエナの口や体を拭いて彼女を綺麗にする。
 なんだか汚れているシエナも物凄くエッチだな……息子も反応しているし。

 一通り拭き終わった頃にシエナが気を取り戻した。

「……ん……あっ……すみません……エリック様の部屋を汚してしまって……」
「いや、俺のせいだ。気にしないでくれ。というか大丈夫か?」
「はい。その……最初は苦しかったのですが、途中から何故か気持ちよくなってきて……おそらくイッてしまったみたいです」

 顔を赤くするリードに再び俺の息子が固くなり始める。
 俺は一発では終わらない男。二回戦も余裕だが……シエナに色々と無茶をさせてしまったし今日はこれで終わったほうがいいのかもしれない。

「シエナ、今日は疲れただろうから、また続きは今度にーーってなんて格好をしているんだ!?」

 締めに入っていると、シエナがM字開脚をしてアソコを見せてきた。

「そ、その格好を今すぐ止めーー」
「――エリック様。私のおまんこはこんなにビチャビチャになっているのですよ? 今すぐ大好きなエリック様のものが欲しいと思っている私に、『今日はもう終わり』だなんて、そんなことは言わないですよね……?」 

 アソコをクチュクチュとかき回すシエナ。俺を誘うように一人で自慰をし始めた。
 ……昼に発情した時はこれをするのを耐えていたというのか……?
 俺はてっきりこういうことを知らないから自慰をしていないだけだと思っていたのに、ちゃっかりエッチな本も買っていたし……
 しかし、だからといって失望しました、とはならない。むしろ、普段は我慢している女性が俺の前だけではエロエロの人になっているという、その事実が俺の息子を固くする。
 それに、今、俺の事を大好きだと言ってきたのだ。
 息子が勝手にシエナのアソコへと近づいていく。
 頭ではやっぱり今日はシエナの体のためにも止めたほうがいいと思っているのに、完全に息子が体の主導権を握ってしまっていた。
 このまま挿入……とはならず、まず俺は地べたで自慰をしていたシエナを抱き上げ、ベッドに横たわらせる。
 せっかくお互いにとって初めてのセックスなのだ。地面で動物のようにやってしまうと以降のプレイが完全に初心者のものではなくなってしまう。
 まあ、それを言うのであればイラマチオをさせたのはどうなのか、という話になってくるが。

 ベッドに横になったシエナがハグ待ちのポーズをしてくる。
 俺は素直にそれに従い、上から抱きつく。
 シエナに全体重が乗らないように膝で踏ん張りつつ彼女の体の柔らかさをじっくりと堪能する。
 ――どこもかしこも柔らかいな……特にネグリジェの上からでも感じられるおっぱいの柔らかさといったら……彼女が俺と同じ人種なのか本当に疑いたくなるレベルだ。

「……エリック様の……力強さを感じます……私にはないゴツゴツとした筋肉……おまんこに当たるおちんちん……もう……我慢できません……焦らさないで……入れて下さい……」

 シエナが甘い吐息を漏らしながら俺に懇願してくる。
 シエナに言われて下半身を見ていると、俺は彼女のアソコに息子を当てて腰をヘコヘコとしていた。
 ……え? 俺、無意識にこんなことしていたの?

 少し顔を赤くしながらシエナに抱きつくのを止め、彼女の両方の太ももを広げてアソコがしっかりと見える体勢を取らせる。

「あっ……」

 若干恥ずかしがる声をシエナが出すが、俺は気にせず凝視する。
 アソコを指で触ってみると……『ンンッ!』という声とともにシエナがビクンッ、と体を震わせる。
 アソコはヌチャヌチャだった。

「……シエナ。意外とエッチだったのか」
「…………エリック様は……エッチな私は嫌いですか……?」
「いや、俺はどんなシエナであろうと好きだよ」

 俺の言葉を聞いてシエナがニッコリと笑う。
 股をおっぴろげている体勢、つまりは正常位なのでなんとも、というような感じがするが、俺の息子はビンビンに反応している。

 俺は自分の息子を手に取り、シエナのあそこへと先っぽだけをいれる。

「んっ……」

 シエナが声を漏らす。
 先端だけを入れた感じだと、ぬめりは問題ないので入りはすると思う。

「シエナ……いいのか……?」

 最終確認をする。
 この一線を超えてしまえば元には戻れない。それに止まらなくなる。
 引き返すならもうこのタイミングしかーー

「私を……エリック様の……女性に……してください……」

 そのシエナの言葉を聞き、俺は……覚悟を決めてゆっくりと息子を挿入した。

「んっ……んんぅ……あっ……あぅ……ンンンッ……!」

 亀頭を押し込み、竿が半分くらいまで入った。くっ……気持ちよすぎるぞ……シエナの膣(なか)……!
 シエナのアソコを見ると……血が滲んできていた。

「シエナ、初めてだったのか」

 いや、ファーストキスとか男のアソコを初めて見た、とか言っていたからおそらくは処女だとは思っていたが……こうして実感すると……シエナの初めての男になれたのか、という嬉しい気持ちと、征服感が込み上がってくる。

「私は……生涯お仕えすると決めた人としかこういう事はしないと決めていたのです。エリック様……責任、取ってくださいね?」

 シエナが小悪魔的な顔で俺に一生に一度は言われてみたい言葉、みたいなことを言ってきた。
 息子がシエナの膣(なか)で更に大きくなる。

「んッ……」

 喘ぐシエナの目をしっかりと見て、俺も彼女の思いに応えるために勇気を振り絞り告白をする。

「シエナ、これからは奴隷としてではなく……俺の女として一緒に過ごしてくれ! 絶対に幸せにするから。後悔させないから!」
「……女って……具体的に言うと……?」

 またもや小悪魔的な顔をしてあやふやな言葉を言った俺をからかってくる。
 ……ちゃっかりしてるな、シエナは。
 腰を少し前後に動かしてシエナの未開発だが確実に自慰はしたことがあるのだろうというような膣を息子でほぐしながら俺は返答をする。

「つ……妻……とか……? あ! やっぱり今のなし! いきなり過ぎたよな? じゃあ、彼女とかーー」
「――んっ……エリック様の……ぅんっ……奥さんには……あぅっ……してくれないんですか……?」

 痛い、というよりは少しずつ気持ちよくなってきた、というような声でまた聞き返してくる。
 ……ここまで言われたら……もう……俺は我慢しないからな……?
 シエナの顔が気持ちよさそうなものになってきたので、若干激しくピストン運動をしながらもう一度、今度はしっかりとした言葉で喘ぐ彼女に告白をする。

「……あんっ……んんっ……ぁうぅっ……」
「……俺の、女に……妻になれ、シエナ! 俺が……くっ……俺が幸せにするから! ……うっ……だから……これからずっと一緒に……ぉほっ……うっ……くそっ……ずっと一緒に……居てくれ! シエナァ!」

 俺は『シエナァ!』と言ったのと同時に彼女の膣から息子を勢いよく引っこ抜いて彼女の体に射精をした。
 ……とんでもない告白になってしまった……
 言い訳をさせて欲しい。
 俺の言葉一つ一つに感動していたのか、俺が一言発するたびに彼女の膣の締め付けがどんどん強くなっていったのだ。
 俺は毎日シコっている冒険者だ。息子の長さ、デカさは言わずもがな、射精量、耐久力もS級ランクと言っていいだろう。
 だが……シエナの膣は……特S級ランクレベルだった。
 入れた瞬間『これはとんでもない名器』だと息子が言ってきたが……S級ランクの息子を持ってしてもこんなにあっけなくイッてしまうとは……

 シエナがへそあたりに飛び散った精液を手にとって……ゴクン、と飲んでしまう。
 ……あ……息子がまた反応を……

「ふふっ……なんとも締まらない愛の告白ですね」
「……その通りだな……」

 しょぼんとしてうつむいていると、シエナが俺に前から抱きついてきてほっぺにキスをしてきた。

「でも、私はそういうのも好きですよ? ……それから、私からの返事をしていませんでしたね。エリック様、これから私を……あなたの妻である私を宜しくお願いします!」

 シエナの顔を見てみると……今までの最高の笑顔が天使レベルだとすると、今は神レベルの笑顔だった。
 俺は力強く頷き、

「こちらこそ宜しくな!」

 シエナにお返しとばかりにほっぺにキスをした。
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