孤児で使用人の私がご主人様と共に歩むことは許されません

私は孤児で使用人だから、多くを願ってはいけない。
たとえどんなにご主人様が好きでも…
拾ってくれたご主人様の為に一生懸命に執事の仕事を頑張っていた内気なリィンは、ある日突然屋敷に来た青年を後任の執事として教育するようご主人様に言われてしまう。
私は解雇されてしまうのだろうか?
突然の屋敷改築、隣国のお嬢様の滞在。
すれ違いや勘違いから苦悩していくリィンはついに屋敷を……
自己評価が低いリィンの恋愛とサクセスストーリー。
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