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第一章
4.家を作ろうパート1
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さて、今日からは計画的にいこう。
顔を洗いがてら水分を補給して、昨日採ってきた残りの果物を食べる。
「よし、出発~」
気合を入れて、ジャングルに向かう。
まずは昨日のクリスマスマーケットに行って、昼飯分の果物を採集。
ここは回りに実がなる木が集まってるから、一気に収穫するには最適。
あ、ということはクリスマスマーケットじゃなくてフルーツマーケットだな、うん。
パーカーに包んで背負って、昨日行っていない方向に進む。
少し行くと、すぐに良さげな太さの木を見つけた。
「ただ、これで歯が立つかが問題だよな」
手の中のナイフと木を見比べると、勝てる気がしない。
ま、少しずつ削って倒すしかないよな。
俺は手にしたナイフを、試しに幹に突き刺してみた。
サックリと刺さりました。
うそぉ。
だって、俺の両手がギリギリ回る太さよ?
そんなに柔らかいとか、ある?
あっという間に一本切り倒しちゃったよ。
しかも、すげー軽い。
「解せぬ……」
解せないけど、まあいいか。
軽いのは助かるしね。
何本か倒してから枝を落とし、程よい長さに切り分けて、今度は割っていく。
板の山を作ると、さすがに疲労困憊。
もっと刃渡りの大きいナイフがあればなぁ。
休憩しないと干からびるので、木の実と果物で気力を補充。
水分が多い果物は、こういう時すげえ助かるわ~。
軽いとは言っても、これを全部担いで浜辺まで運ぶのは骨が折れそうだ。
「あ、そうだ」
浜辺に生えているヤシの木もどきの葉に乗せるのはどうだろうか。
一旦浜辺まで戻って、落ちている大きな葉を何枚か抱えて、またジャングルへ。
作った板を何枚か重ねた葉に乗せて、細い葉を上に回して何カ所か結んだ。
葉の根元にロープを結んで引っ張れば、ソリっぽくなってスルスルと運べる。
「俺って、天才?」
出来栄えにニヤニヤと満足してたら、陽が傾いていた。
やばい、そろそろ戻らないと。
ジャングルで夜を過ごすのは、ちょっと怖い。
獣の気配はないけど、浜辺の方が安心だ。
乗せた分だけ運びつつ、途中で果物も取って浜辺へ。
もう陽が沈む直前だった。
慌てて海に飛び込んで、ワシワシと体を洗う。
明かりが無いから夜は動けなくなるからね。
果物で腹が満たされたら、星空を見上げながらナッツもどきをポリポリ齧る。
気づいたら朝でした。あれ?
疲れてたからね~。
顔を洗いがてら水分を補給して、昨日採ってきた残りの果物を食べる。
「よし、出発~」
気合を入れて、ジャングルに向かう。
まずは昨日のクリスマスマーケットに行って、昼飯分の果物を採集。
ここは回りに実がなる木が集まってるから、一気に収穫するには最適。
あ、ということはクリスマスマーケットじゃなくてフルーツマーケットだな、うん。
パーカーに包んで背負って、昨日行っていない方向に進む。
少し行くと、すぐに良さげな太さの木を見つけた。
「ただ、これで歯が立つかが問題だよな」
手の中のナイフと木を見比べると、勝てる気がしない。
ま、少しずつ削って倒すしかないよな。
俺は手にしたナイフを、試しに幹に突き刺してみた。
サックリと刺さりました。
うそぉ。
だって、俺の両手がギリギリ回る太さよ?
そんなに柔らかいとか、ある?
あっという間に一本切り倒しちゃったよ。
しかも、すげー軽い。
「解せぬ……」
解せないけど、まあいいか。
軽いのは助かるしね。
何本か倒してから枝を落とし、程よい長さに切り分けて、今度は割っていく。
板の山を作ると、さすがに疲労困憊。
もっと刃渡りの大きいナイフがあればなぁ。
休憩しないと干からびるので、木の実と果物で気力を補充。
水分が多い果物は、こういう時すげえ助かるわ~。
軽いとは言っても、これを全部担いで浜辺まで運ぶのは骨が折れそうだ。
「あ、そうだ」
浜辺に生えているヤシの木もどきの葉に乗せるのはどうだろうか。
一旦浜辺まで戻って、落ちている大きな葉を何枚か抱えて、またジャングルへ。
作った板を何枚か重ねた葉に乗せて、細い葉を上に回して何カ所か結んだ。
葉の根元にロープを結んで引っ張れば、ソリっぽくなってスルスルと運べる。
「俺って、天才?」
出来栄えにニヤニヤと満足してたら、陽が傾いていた。
やばい、そろそろ戻らないと。
ジャングルで夜を過ごすのは、ちょっと怖い。
獣の気配はないけど、浜辺の方が安心だ。
乗せた分だけ運びつつ、途中で果物も取って浜辺へ。
もう陽が沈む直前だった。
慌てて海に飛び込んで、ワシワシと体を洗う。
明かりが無いから夜は動けなくなるからね。
果物で腹が満たされたら、星空を見上げながらナッツもどきをポリポリ齧る。
気づいたら朝でした。あれ?
疲れてたからね~。
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