仲間モンスターと異世界生活

絵留

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悩み

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目標を立てて数日僕は下の階への階段を見つけた
だが普通の迷宮なら一階ごとにボスがいるのだ
だが今ここにはいないということから
ここは普通ではないことがわかった
だから普通の迷宮よりも気合を入れなきゃいけないとわかった
僕はその瞬間次の階層に足を踏み入れた
次の階層の敵は前の階層の敵よりも明らかに強かった
僕は一時的に上の階層に避難をした
僕の今の力では到底敵わない敵が下の階ではうじゃうじゃいる
「どうしよう…」
僕は悩んだ
だってこのまま行くと確実に死ぬ
だがこの層にいると食料がなくなり死ぬ
どうしたものか
僕は悩んだ
行けば死ぬ
だが動かなくても死ぬ
どうしようか
「まあ動かずに死ぬより何かをして死ぬほうがいいよな」
『?!急にどうしたの?』
「いやこのまま死ぬより動いて死んだ方がいいよなと思って」
『大丈夫だよ、絶対に死なないから』
「そう?なんで?」
『私たちがついているからだよ!!』
僕はその言葉を聞いて泣いた
そこからどうなったのかは覚えていない
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