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★ほんとう
しおりを挟む真剣な顔つきでルイは俺の服を下着ごとずり下ろした。慎重ですごく集中していて、虫やトカゲといった小さな獲物にそろそろと近づく猫みたいだった。触られてもいないのに完全に勃起しているペニスを見て、ルイはパチパチとまばたきを繰り返した。もしかしたら困っているのかもしれない。
付き合ってからはもちろん、付き合う前からも何度もルイに裸は見られている。だけど、こんなふうに性器だけを見せるなんて初めてだ。なんだかいけないことをしている気分になって、顔が熱い。ルイの眼差しや、小さな唇や、薄い背中。何もかもが俺を興奮させた。穴が空くほど見つめられていることには気がついていないのか、ルイはそろそろと俺の性器に触れて、弱い力で握った。先走りを親指でくるくると塗り広げてから、ゆっくりと顔を近づける。そのまま、少しだけ舌を伸ばしてから、ルイはぺろぺろと先端を舐め始めた。
「大丈夫?」
「うん」
唇が触れる瞬間も、全部を口に含んでもらった瞬間も、その全部にドキドキした。ぎこちなくて、拙くて、ルイのフェラは上手いか下手かで言うと、あまり上手じゃない方に入るんだろうけど、一生懸命だった。基本的に真面目な性格をしているから、俺が「そのまま根元まで咥えて」「裏筋舐めて」と指示をするとその一つ一つに戸惑いながら、ルイは従順に従う。歯が当たらないように唇だけを密着させて、浅いストロークを繰り返されるとそれだけで出そうになる。
俺はいつだってルイから出された精液は余裕で飲んでいるけど、ルイは口に出されたら嫌な気持ちになるだろう。でも、もう少しこのまま……と悶々としていると、不意にルイが口を離してこっちに顔を向けた。
「……どうしたの?」
しんどくなってきたか、自分も触って欲しくなったのかもしれない。頬を撫でてやるとルイは目を細めた。
「昨日、ごめん……」
「え?」
「感じが悪いことを言ったから」
「……奉仕するから許してってこと?」
疑問に思ったことを聞いただけなのに、否定も肯定もせずに、俺の顔を一瞬睨んだ後、ルイはフェラチオを再開させた。小さい頭を上下させて、しゃぶっている姿は健気で可愛い。顎が疲れてしまって休憩をする時でさえも、ぺニスを口に含んでいるのがすごく一生懸命だと感じられた。
「ルイ、俺もごめんね」
「ん、ふ……」
「あ、それ、きもちいい……」
サイドの髪を耳にかけてやると、さらっとした頬が露になる。すごく近くにいるのに、まだ俺とルイは、理由もなく触れあうことが出来ないでいる。直接そう言われたわけじゃないけど、「セックスがしたいから、気持ちよくなりたいから」ではなく、「触りたいから、好きだから」という気持ちだけでルイの頬にキスをしたり、後ろからハグをしたり、そういうことをすると、ルイを困らせてしまうんじゃないかって、そんな気がしている。
「……ごめん、もう出ちゃいそうだから」
邪魔をされて不満そうにしているルイを、なんとか引き剥がす。そのまま仰向けに寝かせて足を開かせると、ルイのもすっかり硬くなっていた。
「舐めてて興奮したの?」
「……ちがう」
「俺は、ルイのを舐めるといつだって興奮するよ」
俺が正直にそう伝えると、ルイは視線を逸らしてから「じゃあ、俺も」と呟いた。
「手でして欲しい? 口でして欲しい?」
「ん……」
ルイは目をウロウロと泳がせた後、して欲しくないということは絶対に無いはずなのに口をつぐんでしまった。
「……どっちも」
「いいよ」
ふて腐れたように言うくせに、素直に答えるのがおかしくて、返事をしながら笑ってしまう。快感の前では、いつだってルイは正直で、自分の知らないことを知りたがっている。
「声我慢できる?」
「あっ……」
自分の家の壁の薄さを思い出したかのように口許を手で覆うと、ルイはこくこくと頷いた。
「大きい声を出したらダメだよ」
「う、んうぅ……」
ルイが俺に触られるのに慣れてきたように、俺もルイの身体のことが少しずつわかってきている。余分な脂肪が全然ついていないルイの胸と背中は、すごく硬くて、それから俺が想像していたよりもずっと敏感だった。乳首を吸ってやりながら、ぺニスを擦ってやると何かを諦めたようにルイは目を閉じた。「気持ちいい?」と確かめると、ふるふると首を横に振って、耐えるようにルイは全身を強ばらせた。
「ここ、気持ちいいね?」
「んんっ……」
ルイのぺニスからは先走るものが少しずつ溢れていた。胸をピクピクと上下させて感じる姿は「もっと気持ちよくして」と言っているようで、俺はそれを汲んで、ルイが悦ぶようにひたすら尽くした。何も考えないで気持ちよくなっていいよ、と肩を擦ってやると、ルイは不思議そうな顔をして目を開けた。
「なんで、お前、今日は優しいんだよ……」
「……俺はいつも優しいよ」
本当のことを言っただけなのに不満そうな顔をされる。優しいのも、気持ちいいのもいいことでしょ? と首を傾げたいのは俺の方だった。
「口でしてあげようか、ルイはフェラが大好きだもんね」
ルイの返事を待たずに、固くなったモノを口に含んだ。焦らしたりなんかせずに、ルイの好きなところを最初から舐めてあげたり、深く咥え込んだりしていると、ルイは体をひくつかせて悦んだ。
「ヒカル、だめ、いや、ああ……」
「いいよ、イって」
違う違うと身を捩った後、「いやだ、ヒカル」と掠れた声でルイは訴えかけてきた。
「いや? まだ俺に怒ってて、そういう気分じゃない?」
「そうじゃなくて……」
うん、とルイの言葉を待つ間、考えていたのは「俺ってセックスの時にこんな声色や口調で話せたんだ」ということだった。俺は、俺を試すような面倒なことをする女が大嫌いなのに、なぜか一度でも俺と寝た女はそういうことを仕掛けてくる。女とのセックスの時はいつだってイライラしていたのに、機嫌を窺うようなやり取りでも相手がルイだとちっとも腹が立たない。
「あのさ」
「うん」
「……やっぱり、今日も最後までしたい。ヒカルはどう思う?」
「どう思う?」
バカみたいにルイの言ったことを繰り返すことしか出来なかった。
「ゴム、ないよ」
ゴム、ないよ。自分に言い聞かせるように、ゆっくりそう伝えた。ルイだって、たとえ恋人どうしでも、妊娠の心配が無くても、コンドームをつけないでセックスするのは避けた方がいいことはわかっているはずだ。
からかわれているのかと思い、まじまじとルイのことを見つめてみたけど普段以上に真面目な顔つきをしていた。
「じゃあ、生でするか」
「えっ……」
迷いの無いしっかりした物の言い方なようで、どこか投げやりな口調だった。
「……ダメ?」
「う、ん。ダメだと、思う……」
例え相手が誰であったとしても、コンドームをしないでセックスするのには抵抗がある。もちろん今までだって一度も経験したことはない。全然好きでもない女とばかり付き合っていたからというのもあるだろうけど、「妊娠させたら」という恐怖感が消えたことは一度もなかった。セフレがゴム無しで上に乗ってきた時は、舌打ちしたいのを堪えて、押し退けたこともある。「大丈夫だよ」と言われた時は、「何が大丈夫だ。嘘をつくな」と怒りが湧いたし、「大事にしたいから」と適当に宥めている間は「余計なことを俺に言わせやがって」という煩わしさしか感じなかった。
だけど、今はこれまでとは全く違う理由で困っている。ずっとずっと好きだったルイからそんなことを言われたら、「どんな相手ともゴム無しは絶対ダメ」と思っていた心は簡単にぐらついてしまう。
「ローションだってないよ」
「ローションかー……」
他には誰もいないのに、二人ともぼそぼそと喋った。まるで他の誰にも聞こえないよう用心しているみたいに。ローションを使わないで挿入するのは痛いしルイだってきっと嫌だろう。
「待ってろ」
理由はわからないけど、ルイはベッドから降りて部屋の端にあるクローゼットの前でガサガサやり始めた。行く時も戻る時も部屋着の裾を引っ張りながら前屈みで移動するのが俺には「何もかもを見せあっているのに、どうしてだろう」と不思議だった。
「使う? というか、使おう」
「……なんで、ゴムは持ってないのにローションはあるの?」
んひ、と笑った後「いいだろ、べつにー」とルイはそっぽを向いてしまう。
「ねえ、なんで?」
「……時々慣らしておかないと、入らなくなるって言うから」
何が入らなくなるのか、具体的なことを言うのは避けているみたいだったけど、「でも、自分の指だとなんだか気持ちが悪い」「だから、あまり出来ていない」ということをルイはぽつぽつと話した。
「これを買うために俺は男の店員のレジが空くのをわざわざ待ったんだからな」
「……そっか」
可愛い。本人は「自分でそういう準備をしているのをとうとう打ち明けてしまった」くらいにしか思っていないんだろうけど、俺は胸が潰れてしまいそうな程嬉しかったし、絶対にこの先どんなことがあってもルイを手放したくないという思いが、より強くなった。今まで何度もルイを諦めようと思って、そう出来なかったのは、いつも寸前のところでルイが俺の心を強く惹きつけて離さなかったからだ。
「……せっかく買ったのに、隠してたの?」
「え……、でも、部屋に堂々と置いておくのは嫌だよ」
「そしたら、いざって時に使えないじゃん」
「うん……」
クローゼットの奥にローションを隠していたことをいじって、二人でくすくす笑った。直接好意を確かめあったわけでもないのに、幸せだと感じる瞬間だった。ルイとのこんな時間を守るためだったら、不安や嫉妬も少しは我慢しようと、思えるような。
「じゃあ、少しだけ。本当に少しだけ」
「うん」
座ってしたい、とルイが言うからまだ慣れていない体位に四苦八苦しながら事を進めた。後ろから入れられるのと違って、自分で少しずつペニスを受け入れるのは勇気がいるのか、膝立ちのままルイはもじもじと困っていた。
「ゆっくり、ここに腰下ろして」
「ん……、もうちょっと待って……」
入る瞬間にフーッと深く息を吐いて、懸命に力を抜こうとしている。少しでもルイの苦痛を取り除こうと、腰を擦ったりキスをしたりしながら、ガチガチに強張っている身体を支えた。「怖い」と何度も呟きながら少しずつ少しずつ腰を進めていって、全部が入りきった時にはルイは少しぐったりしていた。
「大丈夫?」
「うん……」
ぎゅっと抱き締めると、ルイも俺の身体へ腕を回してきた。不安そうにしがみついてくる様子は抱っこをされる小さな子供のようだった。
「すごい、本当につけないで、ルイの中に入ってる……」
「やめろよ、そういうふうに言うなっ……」
「なんで? めちゃくちゃ興奮するんだけど……」
こんな時が俺の人生に訪れるなんて、ルイの石鹸の匂いがする髪も、汗で濡れた肌も、何もかもが本物なのに信じられなかった。締めつけがキツくて、それから熱い。
「動いていい?」
「うん、うん……」
下から突き上げるようにしてやると、しがみついてくる腕により力が籠る。耳に唇を近づけてルイ、ルイと何度も小さな声で名前を呼んだ。
「うあっ……、ああっ……」
「ねえ、大丈夫?」
萎えてしまった性器にはまだ触れずに、乳首を指の腹で撫でた。キスして、と潤んだ瞳で言われて、薄い唇に自分の唇を押し当てた。キスもまだ慣れていないからなのか、いつも遠慮がちで緊張している。そうっと自信が無さそうに舌を伸ばしてくるのが堪らなくて、捕まえて強く強く吸った。
「あっ、だめ、そこ……」
「ん、いい子、いい子……」
まだ、中だけで気持ちよくなることを覚えていない身体は、ぺニスを同時に刺激してやらないと、挿入中の異物感と痛みに耐えられない。少しずつ硬さを取り戻してきた性器をゆっくり扱いてやると、ルイの腰が揺れた。
「ああっ……」
勢いよく白く濁った液を吐き出してから、ルイはぐったりと目を閉じたままでいる。ルイにはたくさん俺とのセックスで「気持ちいい」と感じて欲しい。ルイの身体が俺のことを忘れないように、平たい胸に何度も口づけた。その度に射精したばかりのルイの身体はびくびくと小さく震える。
「そろそろ抜くね、俺もヤバイし……」
本当はまだまだこうしていたい。きゅうきゅうと締めつけられる度に、俺のペニスはルイの中へ悦びをだらだらと垂れ流していた。
「ヒカル」
体力の消耗が激しいのか、ルイの声は小さく掠れている。
「いいよ、そのまま。全部、いいから」
「えっ……」
ルイの脚が腰へ絡みついてくる。離さない、離れていくな、とでも言うようなずっとずっと大好きだった相手からこんなことをされて冷静でいられる人間は存在するんだろうか? 少なくとも俺には無理だった。
「んっ、んうっ……!」
「あー……ヤバイ、ねえ、ルイ、大好きだよ……、俺はルイのことを……」
一生離さないからね、という思いは熱い塊になって、俺よりもずっと細いルイの身体へ思いきりぶつけられた。途中でルイの身体を押し倒して、上からのし掛かるようにして腰を打ちつけた。断りもなく体位を変えたのも、これほどルイの身体を気遣わないで抜き差しを繰り返すのも初めてだった。腕で自分の顔を隠しながら、ひい、とルイは小さな声を漏らした。
「嫌だ、ルイ。ルイにも俺だけだよね……? ねえ……」
普段、対人関係で計算や駆引きをしないルイが大胆なことをすると、その威力は絶大だった。そんな一面はどうか俺以外の誰にも見せないで。皆がルイに夢中になってしまうから……。ほとんど力の入っていない脚を無理やり開いて、一滴残らず全部をルイに吐き出した。モヤモヤと悩んでいた気持ちが消えてスッキリ……というわけにはいかず、ただただ「ルイが大好き」という思いで泣きたくなった。
「ルイ……?」
ず、という鼻を啜る音で一気に自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。腕で顔を隠しているけど、声を出さずにルイは涙を流しているようだった。
「痛い……」
「ご、ごめ……、ごめんなさい……」
ごしごしと乱暴に目を擦った後、ルイは真っ直ぐ俺を見つめてきた。
「ばか」
「バカだお前は。大バカ野郎だ」とルイは続けた。
「もう痛くないから大丈夫。……それよりなんで、わかんないんだよ、もー……。ヒカルだけだって、言わなくてもわかるだろー……」
痛くされたことや、中に出されたことをルイは怒っているんじゃなかった。ただただルイは、俺の不安を「バカだなー」と怒っていた。
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