お隣さんがエッチなお裾分けばかりしてくる

サトー

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★二人の遠出 キャンプ編(1)(※同人誌より)

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「こんばんは! あの、電気がついてたから、起きてるかなと思って……。良かったら、ユウイチさんの部屋でご飯を食べてもいいですか?」

 ドアを開けた瞬間にニコニコしたマナトにそう言われて、「あっ、可愛い……」と思って……。
それから、次に意識がハッキリした時には、二人とも部屋に横並びで座っていて、マナトはいつの間にかコンビニの弁当を美味しそうに食べていた。

「あれっ……?」
「どうかしました?」
「いや、ちょっと、マナトがやって来た瞬間から、その前後の記憶を失ったみたいで……」
「えっ!? 大丈夫ですか? 怖いこと言わないでくださいよ……」

 疲れてますか? と心配そうな顔でマナトがオロオロしている。マナトが余りにも可愛いことを言うと、時々記憶が飛ぶ。体調不良や疲労といった、その時の状態は一切関係なくて、仮に万全なコンディションで会ったとしても「ユウイチさん、こんばんはっ!」と笑いかける顔が可愛すぎて、「顔、可愛い」という情報を処理しきれなくなって、それで、空白の時間が出来るのだと勝手に思っている。

 特に久しぶりに会う時が危ない。隣どうしに住んでいるとは言え、仕事が忙しい時期は顔を合わせない日が何日も続くことだってある。
 そうすると、ようやく時間がとれて会った時に「ユウイチさん、なんだか久しぶりだね」と、マナトは素直にはしゃぐ。はしゃぐ、とは言ってもマナトはべつに跳び跳ねて喜びを表現するわけでもなければ、じゃれついてくるわけでもない。だけど、目を輝かせて、明るい声で笑う様子は、ピョンピョンと外を元気に駆け回る子犬を思わせる。

 可愛い……。素直で穏やかな性格をしているようで、いつまでたっても預金通帳は受け取ってくれない頑固さも、かえって堪らない。
 マナトは春休み中なのに、遊びに連れて行くどころか、なかなか会うことも出来ない日々が続いてる。そのせいで、マナトのために作った口座の預金額がどんどん増えていく。日本円がダメならと思い、米ドルやユーロはどうだろうと提案しても「絶対にいりません」の一点張り。

 ここまで嫌がるなんて、「俺はそんな簡単に満足なんかしません」と冷たく言われているようにも感じられて、かえって興奮してしまう。可愛い顔をして、こうやって振り回してくるなんて、やはりマナトは天才に違いない、と確信した時だった。

「ユウイチさん、ユーチューブ見てもいいですか?」
「……いいよ」
「ありがとうございます」

 食事をすませたマナトが、「キャンプの動画を見ようっと」と呟きながら、リモコンを操作している。気を使わないで、好きなものを見ていいよ、とリモコンを渡して促したのはいつだっただろう。「生田さんの家って、テレビでユーチューブを見ることが出来るんですか!? いいなー! すっごいですね!」と感動している姿が可愛くて、その時に生まれて初めてユーチューブに心の底から感謝した。 

「わー、すごい……美味しそう……」

 始めのうちは外車のエンジン音がひたすら流れる動画を見ては「ああ~っ! 最高……」とはしゃいだり、ユーチューバーがカスタムカーを紹介する動画を見ていたのが、車中泊や「軽ワゴンでキャンピングカーを自作する」というシリーズをマナトは見るようになった。
 そして、最終的に行き着いたのが、キャンプ飯の動画だった。しかもスペアリブやパエリアといったキチンと料理名が明記された動画よりも、「ねぎ塩ダレで牛タンを食らう」とか「こんがり焼いて!壺漬けホルモン」とかいった、とにかく焚き火で焼いて豪快に食べる、という肉を全面に押し出したものばかりを好む。

 今日もよく日焼けした中年の男性が肉を焼いて食べるだけの動画を見ては、羨ましそうにしていた。

「俺も食べてみたいなー……」
「……行く? キャンプ?」
「えっ! 本当に?」

 バッ! とマナトが顔を上げる。大きな目が期待でキラキラと輝いていた。もちろんマナトが「行きたい!」と言えば、行くつもりではあったけど、まさかここまで喜ばれるとは思っていなかった。

「あっ! でも、俺、テントも寝袋も、何も持っていません……」
「買おう」
「えっ……」
「買おう、マナト」

 キャンプ用品を一式買った時にかかる費用のことを気にしているのか、マナトは「でも」といつまでも困った様子でモジモジしている。こんな時に「お金ならセックスするたびに、マナトのために作った口座に入金しているから、たくさんあるよ。何も心配はいらない」と声をかけてはいけない。何も恥ずかしがることじゃないのに、マナトはとてもシャイだから「サイテーですっ!」ときっと怒ってしまう。

 どうやって押せば、俺に金を使わせてくれるのだろう……とマナトの様子をじっくりと観察した。目が合うと、マナトの丸っこい大きな瞳が不安そうに揺れた。

「マナト……、こういうのは思いきって買ってしまわないと、暑いとか、寒いとか、時間が無いとか、なんだかんだと理由をつけて結局いつまで経っても行かないとか、そういう事になってしまいがちだから……」
「そ、そうなのかな……」
「自然の中でマナトと過ごしたら疲れがとれるだろうなあ……」
「……本当に?」

 実際は「この変態野郎!」と罵られながら、股間を踏んでくれた方が疲れは吹き飛ぶ。だけど、今の目的は「キャンプ飯を食べてみたいというマナトの願いを叶える」「そして、マナトのために金を使う」なのだから、間違っても性欲のままに、暴走してはいけない。
「ユウイチさんにとってもリフレッシュになる?」という部分が決め手になって、最終的にマナトは「二人でキャンプに行きたいです」と頷いてくれた。優しい性格のマナトらしくて、それだけで心が和む。

「マナトにキャンプの経験は?」
「小学校の頃に、学校の行事で一度したくらいです」

 学校の行事、ということはほぼ大人のアシストによって成立していた可能性が高い。たぶん、どうやって火を起こしたか、テントを組み立てたかは覚えていないに違いなかった。
 俺もキャンプなんて行かないし、二人ともキャンプの経験はほとんど無いのに成功出来るのだろうか? という不安が胸を過る。だけど、マナトは、「何を作ろうかな。というか、どこのキャンプ場に行こう? 俺、ランドクルーザーを借りたいです!」とすでに張り切っている。……キャンプの流儀や作法について、マナトがいない時に一人で調べる必要がありそうだった。

 不思議と自分がしたいことはほとんど思い浮かばなかった。乗り気じゃない、というわけではなく、自分自身が「楽しい」と感じることよりも、マナトが喜んでくれることを優先した方がよっぽど楽しいと感じられるんじゃないかという気がしていたからに違いなかった。

「とりあえず、マナトが食べたいものを挙げてみて」

 手当たり次第に何もかもを一から十まで調べていたら、時間がいくらあっても足りない。まずは、マナトの思い描いているキャンプがどういう物なのか知ることだ、と紙とペンを渡した。「わかりました!」と元気に頷いたマナトは、ほとんど迷う事も無く、カリカリとペンを走らせる。

「出来た……!」

 カルビ、牛タン、ステーキ、シチュー、カレー、目玉焼きトースト、スパム、マシュマロ……。

「うん……。なるほど……」

 一生懸命書いたのであろうこぢんまりとした可愛い字。だけど、どう頑張っても二人で食べきれる量じゃない。カレー、マシュマロ、肉類はまだ理解出来るとして、シチューとトーストまで加わるとなるともう駄目だ。そして、カレーや肉を食べるとなると、ここに飯盒で炊いた米も追加しないといけない。

「なるほど……。そうか……うん……」
「普段マシュマロって、そんなに食べないけど、焚き火で焼いてみたくて……。スパムもいつもは買って食べないけど、動画で見たら美味しそうだったから……」

 はにかみながら「俺が考えた最高のキャンプメニュー」をプレゼンしてくるマナトを見ていると、焼肉屋で「美味しい! こんなに美味しい肉を食べたのは初めてです!」と大喜びしていたのを思い出してしまう。あの感動よ、再び……と感じずにはいられなかった。
「……わかった。キャンプでの夕飯はマナトの考えてくれたものを食べよう」
「やったあ! ユウイチさん、ありがとー」
「……作り方や準備するものを調べたいから、このメモは貰っても? ちゃんとキャンプ当日に持ってくるから」
「わかりました。よろしくお願いします」

 もちろんメモは永久保存するから、キャンプにはコピーを持って行くつもりだった。「マナトの書く字はなんて可愛いんだろう」と時々取り出して眺めては癒されたい。「手紙」というものを書く機会が激減しているせいで、マナトの直筆の字を入手するのは、簡単なようでいて、実はなかなか難易度が高い。思わぬレアアイテムをゲットしてしまった。

 その後もマナトは、「二人用の大きな寝袋がある! これにしませんか?」「ユウイチさんは、あえて外で本を読む、とかやりたいですか?」と、楽しそうにキャンプでの過ごし方をあれこれ考えていた。

 スマートフォンでどこのキャンプ場に行くかを調べていた時に、マナトが、「温泉が近い所がいいなー」とボソッと呟いた。

「温泉?」
「あの、キャンプ場では風呂にちゃんと入れないから、キャンプ場に行く前か、行った後に、温泉に寄って帰る様子を、動画やアニメで見たことがあって……」
「なるほど……。じゃあ、泊まる?」
「へ……? ホントに? でも、仕事、そんなに休めるんですか……?」
「大丈夫。意地でも休む」

 本当はこの時期は結構忙しい。だけど、気合いの残業と休日出勤で仕事を片付ければ、なんとか一日くらいは休める。
 土日に合わせて平日に有給を取って三連休にするつもりだということが知られれば、また隣の席の同期から「さては女と旅行にでも行くんだろ?」と絡まれることは間違いないが、仕方がない。前日に「どうせ、お前は明日から連休だろ? それなら飲みに行こう」としつこく誘われる可能性も無いとはいいきれない。マナトもこんなに喜んでいるし、なんとか撒いて、必ず早く帰宅しなければ……と決心していると、「ユウイチさん、ユウイチさん」とマナトがニコニコしながらくっついてきた。

「泊まりで遠出するのは初めてだから、嬉しいです」

 ユウイチさん、ありがとう、本当にありがとう、と何度もお礼を言って、「えへ」と嬉しそうに笑う様子は、千切れんばかりに尻尾を振って喜ぶ子犬にソックリだった。

 マナトは「ドライブも楽しんでからキャンプをしたい」と考えているようだったから、条件に合いそうなキャンプ場とそこからそれほど遠くない温泉つきの旅館を探した。「ご飯が美味しい!」「温泉気持ちいいね」とマナトが喜んでいるのを想像しただけで、癒される。
 これだけでもうすでに満足しているというのに、マナトのために金が使える、と思うと予約内容を入力する指先が震えた。

「……ユウイチさん」
「うん……?」
「あの、ユウイチさん、コンドーム持っていった方がいいですよね……?」
「…………なんだって!?」

 マナトの発言に動揺したせいで、操作を誤って、せっかく旅館を予約するために打ち込んだ名前も住所も、全部消えてしまった。だけど、今はそれどころじゃない。
 予約はいつでも出来る。仮に満室になってしまったとしても、旅館はまだまだある。マナトの可愛い誘惑を、「今、予約してるとこだから……」と無下に出来るわけが無かった。

「……コンドームがなんだって? うん?」
「だって、コンドームが無いと……」
 
 セックス出来ないじゃないですか、と消え入りそうな声で呟いてからマナトは下を向いた。

「ほら、あの、コンビニがあるような場所から旅館はだいぶ離れているじゃないですか? だから……えっと……。俺はたまにはつけなくても良いかなーって思ってるけど、ユウイチさんが前に、コンドームは絶対つけるって言ってたから、気になるかなって……」

 理由を説明しているうちに恥ずかしくなってしまったのか、耳まで真っ赤になりながら、モジモジしているマナトはとてもいじらしかった。可愛い、抱きたい、食べたい、「たまにはつけなくても良い」なんて……。さっきまで焚き火で焼いた熱々のマシュマロを食べることを想像しては無邪気にはしゃいでいたというのに、急にとんでもないことを言いだす。

 やっぱりマナトは、可愛くて真面目なだけじゃなくて、実はすごくすごくエッチなんじゃないだろうか……!? と思うと、今度は手の震えだけじゃ収まらずに、動悸は乱れ、一気に汗が吹き出してくる。

「はあっ、はあっ……マナトのために一式持っていかないと……」
「一式って!?」
「ローションとデンマと乳首を吸引する道具と……。そうだ、ソフトSM用の手錠があった……それから……」

 話すのをやめて、マナトの頭のてっぺんから爪先までを舐めるように見た。「……なんですか?」と首を傾げるマナトの声が微かに震えている。

「バイブも持っていくか……」
「ダメですっ!」

 すごくすごくエッチなのかもしれないけれど、それ以前にマナトは恥ずかしがりやだった。ほんの少しからかっただけなのにバイブ、と聞いた途端、「本当に使われたらどうしよう……」とオロオロし始めた。
 きっと入るよ、試しに握ってごらん、と無理やりバイブを握らせてみたい。「イヤだっ……!」とマナトが泣きそうになっている表情を思い浮かべるだけで、何十発も抜けそうだった。

「バイブはダメ! 絶対ダメです! それに……一度にいっぱい使われたら、気絶してしまいます」
「くうっ……」
「だから、えっと……ちょっと持っていくなら大丈夫、です……」
「ちょっと!?」
「うん……。途中で気を失ったら、申し訳ないし……」

 仮にそうなってしまったとしても、無防備なマナトの顔と体を眺めながら、いくらでも一人で抜くから何も問題は無かった。
 もちろんそんな事を正直に言えば、「俺が寝ている間に、この人、俺に変な事をしているんじゃ……?」と警戒されてしまう。聞かれていないことをあえて言う必要は無いだろうから、大丈夫大丈夫、とマナトを宥めることにした。

「大丈夫。全部冗談だよ。バイブを入れたりはしないし、気絶するまで激しいこともしない」

 キャンプでは美味しいものをたくさん食べて、旅館では温泉に入ってゆっくりしよう、と伝えると、マナトもホッとした様子で頷いた。

「うん……。俺、初めての時は全然上手く出来なかったけど、最近、セックスに慣れてきたみたいで、それで……」
「……それで?」
「ユウイチさんとすると気持ちよくって、ヤバくて、温泉どころじゃなくなってしまいます……」
「……やっぱり一式持っていく」
「えっ!」

「絶対ダメです!」と言いながらこうして煽ってくるなんて、これはフリなのでは……? という考えがほんの一瞬頭を過る。

「ユウイチさん……?」
「握らせるくらいならいけるか……?」
「えっ?」
「……いや、なんでもない」
「そうですか……? ユウイチさん、あの」

 コンドームは持っていきましょうね、と言った後に、照れ隠しなのか、マナトがイヒ、と笑う。マナトの唇は、寝ている時でさえも口角が上がっているせいかいつも微笑んでいるように見える。
 本人は自分の顔を「可愛くないですよ。鏡で見ても母さんに似てるとしか……」と言うばかりで、自分の顔の可愛さに気が付いていない。というか、ほとんど関心がない。自分の可愛さを自覚していないまま、散々煽って誘惑してくるのだから恐ろしい。

「はあ……」
「ユウイチさん?疲れてる?」
「疲れているというか……」

 疲れている方がずっとマシで、実際はマナトにはとてもじゃないけどぶつけられないような欲求だけが溜まっていくのが厄介だった。


 そういう話が出たせいなのか、その晩はいつも以上に盛り上がってしまった。マナトも興奮していたのか、恥ずかしそうにしながらも、いつもよりずっといやらしい姿を見せてくれた。

「俺が上に乗るんですか……?」
「大丈夫、ゆっくり……そう、そのまま、腰少しずつ下ろして……」
「んっ……んんっ……」

 上に乗って欲しいけれど、無理をして一気に挿入してマナトが痛い思いをしないように、腰を支えながら、少しずつ慎重に事を進めた。「全部、入った」とへにゃっと笑った後にマナトがしなだれかかってきて、肌と肌が触れ合う。

「ユウイチさん……おっきくて、動けない」
「うぐ……」
「あっ……ナカで硬くしないでください……うう……」

 硬くしただけで済ませたことを、むしろ褒めて欲しい。繋がったまま何度もキスをして、「可愛いよ、大丈夫大丈夫」と励まし続けていたら、マナトは躊躇いながら立てた膝を大きく開いて腰を振ってくれた。見ないで、と泣きそうな顔をしながら、気持ちいい場所を自分で探して、声も出さずに果てる姿は堪らなかった。
 その日は元々泊まるつもりがなかったマナトを「もうちょっとだけ、いてよ」と引き止めて、結局朝まで一緒に眠ってしまった。
 
 そろそろ性欲も落ち着いてくる年齢かという時期にこれは、よくない気もする。何よりも、このままだと遠出する本来の目的である「キャンプをする」ことよりも、その後にある「旅館でセックスをする」がメインになりそうで危ない。それくらい、キャンプに行くことが決まってからのマナトは上機嫌で、積極的で、可愛い。

 実際、出発する日が来るまでに、「キャンプを成功させるための予習」をしておこうと、火の起こし方、持っていくもの、料理の作り方等を調べていたつもりが、いつの間にかアダルトグッズの通販サイトを見てしまっている、ということが何度もあった。

 一度何かをクリックしてしまうと、「これはどうでしょう?」と次から次へと魅力的な商品が紹介されるのだからキリが無い。感度が上がる温感クリーム、コックリング、乳首専用のローター、ハーネスインナー……。夢中で見ているうちに注文まで済ませてしまったものもいくつかある。買ったところでいつ使えるかもわからない。旅館に持っていったら、マナトもテンションが上がってるだろうし使えるのでは……と夢は膨らむものの、抑えがきかなくなりそうで、自分が怖い。

 困ったことに「見ているだけだから」といくら断ろうとしても、購入履歴をもとに「お前さん、どうせ、こういうのも好きなんだろ?」と、アダルトショップ側が紐状やスケスケといったエロいパンツまで推してくる。最近は普通のボクサーパンツ姿のマナトの魅力に気が付いてしまって、下着はしばらく買っていなかったというのに、やっぱりエロい下着は良い。バイブはダメと言っていたけど、パンツは良いともダメだとも言っていなかったし、いいか……と、マナトに似合いそうなパンツを山程買ってしまった時は、「俺は何をやってるんだ」と自分自身に呆れた。



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