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第34話 クズの末路⑤(エランダ視点)
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砦で途方に暮れていると、凄まじい轟音が聞こえて来た。
なに?
咄嗟に窓の外を見たが、それは凄まじく巨大な赤い球体。
それがまるで昔、本で読んだ流れ星か隕石のように地面に落ちていく。
轟音を響かせながら飛んで落ちていく……。
なにかわからないけどあれはやばい……。
「クレア!防御魔法を張って!急いで!」
「うっ……うん?わかった。"バリア"!」
私の後ろから気だるげに外を見たクレアも、赤い球体を認識すると即座に魔法を唱えた。
私は手当たり次第に砦の窓やドアを閉めようとかけまわる。
しかし、全部は間に合わず……。
ドッカァァアアァァァァアアアアアアア~~~~~ン!!!!!!!!
その球体は地面に落ち、凄まじい光がはじける。
続いて凄まじい衝撃が轟き、さらに遅れて熱風が周囲を駆け巡った。
私たちがいる砦は外から入って来た光によって照らされた後、地震でも来たのかと思うくらいに揺れ、締めきれなかった窓が吹っ飛んでいった。
私はクレアと一緒に魔法障壁の下に蹲ったが、これは砦もまずい……
クレアを押し倒して地面に伏せたまま、ただただ衝撃が過ぎ去ることを祈った。
しばらくすると音が消える。
おそるおそる砦の外を見ると、赤い球体が落ちたあたりは大きく土がめくり返り、木々はなぎ倒され、あたり一面が火の海となって燃えていた。
なんという攻撃なの?
あの大爆発を起こしたモンスターが外に出て来て放った攻撃なのは間違いない。
落ちた場所がこの砦や村じゃなくて良かったと、一瞬ホッとする。
しかし、あんな攻撃が飛んで来ると言うことは、もうリオフェンダールの街なんか跡形も残っていないだろう。
お父様も、シファもみんな死んでしまった。
冒険者たちも、領主館やギルドで働いていたものも、衛兵も、住民も、あんな攻撃に晒されては無事でいられるわけがないだろう。
怖い。
私は半狂乱になり、思考することができなくなり、ただ恐怖に駆られて走り出した。
怖い。
クレアが私に向かって何か言っているが、振り返ることはできない。
怖い。
あの球体が飛んできた方から逃げなくては。
球体が落ちたあたりは火の海。あっちには行けない。
怖い。
となると、逃げる先は人の入らぬ魔の森と呼ばれる、暗い森。
ダンジョンほどではないにせよ、モンスターが多く住むため、普段は誰も入らない。
この砦は森のモンスターを警戒するために建てられたもの。
怖い。
でも、もう考えられない。
怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
ひたすら逃げた。
ただただ遠くへ。
怖い。
グルルルル
そんな私を見かけたモンスターは、当然襲ってくる。待ってなどくれない。
怖い。
現れたそいつは獰猛な牙と、引き締まった巨大な体躯を持つモンスター……フォレストベアだった。
ダンジョンでは上層に出てくる程度のモンスター。
それでも冒険者ではない私にとっては死をももたらす恐ろしい敵だ。
恐怖がさらに重く私の体にのしかかり、恐怖に染まった思考はそれ以上考えることを放棄している。
怖い。
それでもフォレストベアのあまりの威圧に、体は硬直し、躓いて転がる。
転がるが、なぜかお腹を守ってしまう。
そうか……子供。
こんな私の子。
ごめんなさい。
何もしてあげられない。
もう声も出ない。
なんでこんなことに。
どうして……。
ごめんなさい。お腹に手を当てながら子に謝る。許して。
なぜ私がこんな目に……。私はどこで間違えたの?
わからない。
なぜだか一瞬白い光が目に入る。
暖かい光。
いや、私が間違えたの。
ラクスを信じなかった。話していれば、彼は怒らなかっただろう。
私の小さいプライドなんか投げ捨てて、縋るべきだった。
全部私のせい。
この結果は私の結末。
止まっていた思考が、体が動きを止めたからか、一気に噴き出してきた。
そんな状態に私の心は理解が追い付かず、なぜか動作がゆっくりになった視界でフォレストベアがもぞもぞと歩いてきて大きな爪の生えた腕を振り被る。
その目からは何の表情も読み取れない。
ただ目の前にいる私を殺す者。
目を閉じることもできない中で、私に向かって落ちてくる鋭利な爪。
これで楽になれる?
……なに?まぶしい……
なに?
咄嗟に窓の外を見たが、それは凄まじく巨大な赤い球体。
それがまるで昔、本で読んだ流れ星か隕石のように地面に落ちていく。
轟音を響かせながら飛んで落ちていく……。
なにかわからないけどあれはやばい……。
「クレア!防御魔法を張って!急いで!」
「うっ……うん?わかった。"バリア"!」
私の後ろから気だるげに外を見たクレアも、赤い球体を認識すると即座に魔法を唱えた。
私は手当たり次第に砦の窓やドアを閉めようとかけまわる。
しかし、全部は間に合わず……。
ドッカァァアアァァァァアアアアアアア~~~~~ン!!!!!!!!
その球体は地面に落ち、凄まじい光がはじける。
続いて凄まじい衝撃が轟き、さらに遅れて熱風が周囲を駆け巡った。
私たちがいる砦は外から入って来た光によって照らされた後、地震でも来たのかと思うくらいに揺れ、締めきれなかった窓が吹っ飛んでいった。
私はクレアと一緒に魔法障壁の下に蹲ったが、これは砦もまずい……
クレアを押し倒して地面に伏せたまま、ただただ衝撃が過ぎ去ることを祈った。
しばらくすると音が消える。
おそるおそる砦の外を見ると、赤い球体が落ちたあたりは大きく土がめくり返り、木々はなぎ倒され、あたり一面が火の海となって燃えていた。
なんという攻撃なの?
あの大爆発を起こしたモンスターが外に出て来て放った攻撃なのは間違いない。
落ちた場所がこの砦や村じゃなくて良かったと、一瞬ホッとする。
しかし、あんな攻撃が飛んで来ると言うことは、もうリオフェンダールの街なんか跡形も残っていないだろう。
お父様も、シファもみんな死んでしまった。
冒険者たちも、領主館やギルドで働いていたものも、衛兵も、住民も、あんな攻撃に晒されては無事でいられるわけがないだろう。
怖い。
私は半狂乱になり、思考することができなくなり、ただ恐怖に駆られて走り出した。
怖い。
クレアが私に向かって何か言っているが、振り返ることはできない。
怖い。
あの球体が飛んできた方から逃げなくては。
球体が落ちたあたりは火の海。あっちには行けない。
怖い。
となると、逃げる先は人の入らぬ魔の森と呼ばれる、暗い森。
ダンジョンほどではないにせよ、モンスターが多く住むため、普段は誰も入らない。
この砦は森のモンスターを警戒するために建てられたもの。
怖い。
でも、もう考えられない。
怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
ひたすら逃げた。
ただただ遠くへ。
怖い。
グルルルル
そんな私を見かけたモンスターは、当然襲ってくる。待ってなどくれない。
怖い。
現れたそいつは獰猛な牙と、引き締まった巨大な体躯を持つモンスター……フォレストベアだった。
ダンジョンでは上層に出てくる程度のモンスター。
それでも冒険者ではない私にとっては死をももたらす恐ろしい敵だ。
恐怖がさらに重く私の体にのしかかり、恐怖に染まった思考はそれ以上考えることを放棄している。
怖い。
それでもフォレストベアのあまりの威圧に、体は硬直し、躓いて転がる。
転がるが、なぜかお腹を守ってしまう。
そうか……子供。
こんな私の子。
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何もしてあげられない。
もう声も出ない。
なんでこんなことに。
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ごめんなさい。お腹に手を当てながら子に謝る。許して。
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全部私のせい。
この結果は私の結末。
止まっていた思考が、体が動きを止めたからか、一気に噴き出してきた。
そんな状態に私の心は理解が追い付かず、なぜか動作がゆっくりになった視界でフォレストベアがもぞもぞと歩いてきて大きな爪の生えた腕を振り被る。
その目からは何の表情も読み取れない。
ただ目の前にいる私を殺す者。
目を閉じることもできない中で、私に向かって落ちてくる鋭利な爪。
これで楽になれる?
……なに?まぶしい……
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