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第一章
第26話 vs フロストウッドガーディアン
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よくわからないスキルが使えるようになった俺は、自信満々なミルティアと一緒にフロストウッドガーディアンの討伐……いや、街のギルド長は防衛って言ってたけども……に向かった。
偶然ギルドに居合わせたが、特にギルドカードを提出して依頼を受けたわけではなかった俺のことに気付いているギルド職員はいないから逃げても問題なさそうだ……。
「まさか逃げないよね?」
「まっ、まさかだよな……はは」
やる気なさげに後をついて歩く俺を見ながら牽制してきやがった。
くそぅ。
そんな俺は今フロストウッドガーディアンを遠目から眺めている。
でかすぎるだろ……。
俺達とフロストウッドガーディアンの間にはまだかなりの距離があるはずなのにその雪をかぶった巨体が良く見える。
あんなのにどうやって攻撃をあてろと?
あと、当てたとしてダメージが通る気がしないんだが。
解放して貰ったのはあんなでっかいモンスターすら切り裂けるようなもの凄いスキルなのか?
「とりあえず遠目から攻撃を当ててみようよ。物は試しだよ」
隣でフロストウッドガーディアンを眺めていたミルティアが事もなさげに提案してくる。
「確かにそうだな。なんか雪を周りに投げてるように見えるけど、さすがにここまでは飛んでこないよな」
この距離で判別できる雪の塊……一個一個が俺より大きいと思うんだ。
「じゃあとりあえず飛んでいこう」
「はぁ?どうやって?」
浮かび上がったミルティアに呆れる俺。
何を言い出すんだこいつは。
俺に飛行スキルなんてない。そんなのは高位の魔導士しか無理だろう。
「ん?」
「???」
『ん?』じゃね~よ。飛べるスキルなんて解放されてね~よ!
なんども言うようだが俺ができるのはせいぜい剣が振れて支援魔法と回復魔法が使えて、いくつか魔法剣が使えるくらいだぞ?
さっき凄そうなのが3つ解放されたけど、飛行スキルなんて持ってない。
「あぁ、知らないのか」
飛び上がったところから俺の方を見てなにやら納得している様子のミルティア。
なにを?えっ?俺知らないうちになにかされてたの?えっ?まさか夜中になにかしてたのか?
あと、もうちょい上に行け!あと少しだから……。
「夜の帝王のスキルで飛べるでしょ?」
「は?」
とまどう俺に意味不明なミルティアの言葉。
どういうこと~~~~~~!!!!
なんと俺は今、空を飛んでいる。
俺にはこのスキルの意味がわからない。
「夜の帝王っていうから、てっきり絶倫とかそっち系のスキルなのかと思ってたよ」
「それであってるよ?ムカつくことに……(怒)」
「は?」
相手のところまで飛んでいくとかそういうことなのか?相手からしたら怖すぎないか?
あとなんでそんなに怒り心頭なのかな?
お前がスキル本投げてきたんだろ?
「もう、ボクになにを言わせるんだよアナト!」
「ぎゃぁ~~」
やめろ!空中は、空中はまずいって!!!電撃をやめろ~~~!!!
「あっ。もうアナトってば。ヒーリング!戻っておいで」
落ちていく俺に回復魔法をかけてくれるミルティア。
完全な自作自演じゃねぇか!
「それにしても、こんなに普通に飛べるんだな」
俺は上下にふわふわ動きながら感触を確かめる。
「そりゃあね。なかなか珍しいスキルではあるよ?」
嫌そうな顔をしながらも説明してくれる。
「スキル本があれば、俺でも世界最強になれるんじゃないか?」
「それはどうだろう。アナトのスキル群はボクでも見たことがないくらいの数だし、全部を使いこなせたら相当強いのは確かだと思うけど」
なん……だと?
冗談で言ったんだが、横を飛んでいるミルティアの表情は真面目な感じだし、帰ってきた言葉も予想外の者だった。
そんなことをしていると結構フロストウッドガーディアンの近くまで来た。
あらためてでけぇな。
「じゃあアナト!行ってみよう!!」
「軽いな!?」
空中で手を掲げてクルクルしてる……器用な奴だな。
「だって、とりあえず攻撃しないとね。アイツの視界にアナトは入ってないからチャンスっぽいしね」
ミルティアは右掌をおでこにあてて様子を伺っているが、俺からも同じように見える……。
まあいっか。たしかに問題ないよな。
仮に攻撃を当ててフロストウッドガーディアンが追ってきても飛んで逃げれそうだ。
上手くヘイトを集めて温泉街から離せるならそれもありなのかな?
「じゃあいくぞ!」
「おぉ!一応、3つとも使うのをお勧めするよ。ヴァルキリープロテクトからね」
なんだろう?
また太っちょ大モグラの時みたいな攻撃を食らったら嫌だから大人しく従うけど、わざわざそんなことを言うなんて意味深じゃないか?
まぁ、断る理由もないが。
「わかった!ヴァルキリープロテクト!!」
俺とミルティアの周囲を淡いピンク色の光が包み込む。名前の通りプロテクト系の魔法なんだろうな。
夜の帝王にはある意味似合う色だ。
「あとはフロストウッドガーディアンの下部はちゃんと残してね!ファイト♡」
見た目女の子に応援されて、しかもウィンクを貰うって言うのはなかなか悪くないな……。
やめろ"夜の帝王"!
「じゃあ、今度こそ攻撃だ!バーニングスラッシュ!!」
そう言って俺は剣を振るう。
軽く振った俺の剣から放たれたのは凄まじい熱量の炎をまとった斬撃だった。
えっ?大丈夫だよな?ちゃんと上側に向かってるよな?
「エターナルブレイク」
続いて3つ目のスキル名を呟きながらもう一度剣を振った……。
……スパン……
フロストウッドガーディアンが真っ二つに斬れた……。
「は?」
ズゴ~~~~ン!!!!
上下に真っ二つになったフロストウッドガーディアンの上部に炎の剣撃が到達する。
暴虐なまでの一撃はフロストウッドガーディアンだったものを押しつぶしていく。
そしてさらに凄まじい炎が燃え上がり、全体を燃やしていく。
うぉお!火がこっちまで飛んできやがった。
このためにヴァルキリープロテクトをかけさせたのかよ。
それにしてもオーバーキルにも限度ってものがあるのではないだろうか……。
「いえぇぇえええぇえぇぇぇぇええええええい!!!!」
右手の人差し指を天にかざしてクルクルと宙を回るミルティア……。
「なんだ?どうしたんだ?」
この俺のかっこよさに脳が溶けたのか?
「見て!あれ!あそこ!!!」
「ん?」
ミルティアが指さしたそこにはフロストウッドガーディアンの下部が……。
その太い幹の中心部になにやら豪華な箱が見える。
あれが宝箱か!
「よかった!さも当然出てくるかのように言ったけど、実際は10回に1回くらいなんだよね|」
「おい!」
これで出なかったらフロストウッドガーディアンが可哀そうすぎるだろ!?
俺?俺はとんでもないスキルを3つも使えるようになったし、むしろラッキー?
「まぁまぁ、出たんだからいいじゃないか!」
確かにあの豪華な装飾は嫌でも期待感を煽ってくる。
これでエロキノコが入ってたらミルティアは発狂しそうだな。
ギルドに貼ってあった依頼の主は喜ぶかもしれないが。
俺とミルティアは宝箱があるフロストウッドガーディアンの下部……もうでっかい切り株にしか見えないな……に降り立つ。
「これは期待できるね、アナト!!」
「なにが出るかな?」
「楽しみだね♪さぁ開けてみて!」
うっ……嫌な記憶が浮かび上がってきた。
俺が開けてもいいんだろうか?
ダンジョンで出た宝箱から良いものを貰えたためしがないんだが……。
「ミルティアが開けてくれよ」
「えぇ、それはダメだよ!ボクにはダンジョンの宝箱を開けることはできないのさ!」
なんだよその設定は。
「もしそれができたらやりたい放題じゃないか!」
「今でもそうだろう?」
「なんでだよ!!!」
痛い痛い。ポカポカ叩くな!
「じゃあ、俺が開けるしかないのか……ゴクリ」
「なんで?こんな宝箱からそんなに悪いものがでるわけないよ??」
そういう設定なんだろうな。でも……。
頼むから仕事をするなよ?"夜の帝王"よ!
「ねっ、早くしようよ!欲しがってるものが出てくるんだからアレしか出ないよきっと!」
夜の帝王の前でそんな危ないセリフを吐くんじゃない!
「ね~」
くそっ。俺を覗き込みながら催促するな。
わかった、行くぞ!
「えい!!!」
宝箱を開けたそこにあったものは……
見覚えのある羅針盤が……っておい!
「やったねアナト!"境界の羅針盤"だよ!!!」
偶然ギルドに居合わせたが、特にギルドカードを提出して依頼を受けたわけではなかった俺のことに気付いているギルド職員はいないから逃げても問題なさそうだ……。
「まさか逃げないよね?」
「まっ、まさかだよな……はは」
やる気なさげに後をついて歩く俺を見ながら牽制してきやがった。
くそぅ。
そんな俺は今フロストウッドガーディアンを遠目から眺めている。
でかすぎるだろ……。
俺達とフロストウッドガーディアンの間にはまだかなりの距離があるはずなのにその雪をかぶった巨体が良く見える。
あんなのにどうやって攻撃をあてろと?
あと、当てたとしてダメージが通る気がしないんだが。
解放して貰ったのはあんなでっかいモンスターすら切り裂けるようなもの凄いスキルなのか?
「とりあえず遠目から攻撃を当ててみようよ。物は試しだよ」
隣でフロストウッドガーディアンを眺めていたミルティアが事もなさげに提案してくる。
「確かにそうだな。なんか雪を周りに投げてるように見えるけど、さすがにここまでは飛んでこないよな」
この距離で判別できる雪の塊……一個一個が俺より大きいと思うんだ。
「じゃあとりあえず飛んでいこう」
「はぁ?どうやって?」
浮かび上がったミルティアに呆れる俺。
何を言い出すんだこいつは。
俺に飛行スキルなんてない。そんなのは高位の魔導士しか無理だろう。
「ん?」
「???」
『ん?』じゃね~よ。飛べるスキルなんて解放されてね~よ!
なんども言うようだが俺ができるのはせいぜい剣が振れて支援魔法と回復魔法が使えて、いくつか魔法剣が使えるくらいだぞ?
さっき凄そうなのが3つ解放されたけど、飛行スキルなんて持ってない。
「あぁ、知らないのか」
飛び上がったところから俺の方を見てなにやら納得している様子のミルティア。
なにを?えっ?俺知らないうちになにかされてたの?えっ?まさか夜中になにかしてたのか?
あと、もうちょい上に行け!あと少しだから……。
「夜の帝王のスキルで飛べるでしょ?」
「は?」
とまどう俺に意味不明なミルティアの言葉。
どういうこと~~~~~~!!!!
なんと俺は今、空を飛んでいる。
俺にはこのスキルの意味がわからない。
「夜の帝王っていうから、てっきり絶倫とかそっち系のスキルなのかと思ってたよ」
「それであってるよ?ムカつくことに……(怒)」
「は?」
相手のところまで飛んでいくとかそういうことなのか?相手からしたら怖すぎないか?
あとなんでそんなに怒り心頭なのかな?
お前がスキル本投げてきたんだろ?
「もう、ボクになにを言わせるんだよアナト!」
「ぎゃぁ~~」
やめろ!空中は、空中はまずいって!!!電撃をやめろ~~~!!!
「あっ。もうアナトってば。ヒーリング!戻っておいで」
落ちていく俺に回復魔法をかけてくれるミルティア。
完全な自作自演じゃねぇか!
「それにしても、こんなに普通に飛べるんだな」
俺は上下にふわふわ動きながら感触を確かめる。
「そりゃあね。なかなか珍しいスキルではあるよ?」
嫌そうな顔をしながらも説明してくれる。
「スキル本があれば、俺でも世界最強になれるんじゃないか?」
「それはどうだろう。アナトのスキル群はボクでも見たことがないくらいの数だし、全部を使いこなせたら相当強いのは確かだと思うけど」
なん……だと?
冗談で言ったんだが、横を飛んでいるミルティアの表情は真面目な感じだし、帰ってきた言葉も予想外の者だった。
そんなことをしていると結構フロストウッドガーディアンの近くまで来た。
あらためてでけぇな。
「じゃあアナト!行ってみよう!!」
「軽いな!?」
空中で手を掲げてクルクルしてる……器用な奴だな。
「だって、とりあえず攻撃しないとね。アイツの視界にアナトは入ってないからチャンスっぽいしね」
ミルティアは右掌をおでこにあてて様子を伺っているが、俺からも同じように見える……。
まあいっか。たしかに問題ないよな。
仮に攻撃を当ててフロストウッドガーディアンが追ってきても飛んで逃げれそうだ。
上手くヘイトを集めて温泉街から離せるならそれもありなのかな?
「じゃあいくぞ!」
「おぉ!一応、3つとも使うのをお勧めするよ。ヴァルキリープロテクトからね」
なんだろう?
また太っちょ大モグラの時みたいな攻撃を食らったら嫌だから大人しく従うけど、わざわざそんなことを言うなんて意味深じゃないか?
まぁ、断る理由もないが。
「わかった!ヴァルキリープロテクト!!」
俺とミルティアの周囲を淡いピンク色の光が包み込む。名前の通りプロテクト系の魔法なんだろうな。
夜の帝王にはある意味似合う色だ。
「あとはフロストウッドガーディアンの下部はちゃんと残してね!ファイト♡」
見た目女の子に応援されて、しかもウィンクを貰うって言うのはなかなか悪くないな……。
やめろ"夜の帝王"!
「じゃあ、今度こそ攻撃だ!バーニングスラッシュ!!」
そう言って俺は剣を振るう。
軽く振った俺の剣から放たれたのは凄まじい熱量の炎をまとった斬撃だった。
えっ?大丈夫だよな?ちゃんと上側に向かってるよな?
「エターナルブレイク」
続いて3つ目のスキル名を呟きながらもう一度剣を振った……。
……スパン……
フロストウッドガーディアンが真っ二つに斬れた……。
「は?」
ズゴ~~~~ン!!!!
上下に真っ二つになったフロストウッドガーディアンの上部に炎の剣撃が到達する。
暴虐なまでの一撃はフロストウッドガーディアンだったものを押しつぶしていく。
そしてさらに凄まじい炎が燃え上がり、全体を燃やしていく。
うぉお!火がこっちまで飛んできやがった。
このためにヴァルキリープロテクトをかけさせたのかよ。
それにしてもオーバーキルにも限度ってものがあるのではないだろうか……。
「いえぇぇえええぇえぇぇぇぇええええええい!!!!」
右手の人差し指を天にかざしてクルクルと宙を回るミルティア……。
「なんだ?どうしたんだ?」
この俺のかっこよさに脳が溶けたのか?
「見て!あれ!あそこ!!!」
「ん?」
ミルティアが指さしたそこにはフロストウッドガーディアンの下部が……。
その太い幹の中心部になにやら豪華な箱が見える。
あれが宝箱か!
「よかった!さも当然出てくるかのように言ったけど、実際は10回に1回くらいなんだよね|」
「おい!」
これで出なかったらフロストウッドガーディアンが可哀そうすぎるだろ!?
俺?俺はとんでもないスキルを3つも使えるようになったし、むしろラッキー?
「まぁまぁ、出たんだからいいじゃないか!」
確かにあの豪華な装飾は嫌でも期待感を煽ってくる。
これでエロキノコが入ってたらミルティアは発狂しそうだな。
ギルドに貼ってあった依頼の主は喜ぶかもしれないが。
俺とミルティアは宝箱があるフロストウッドガーディアンの下部……もうでっかい切り株にしか見えないな……に降り立つ。
「これは期待できるね、アナト!!」
「なにが出るかな?」
「楽しみだね♪さぁ開けてみて!」
うっ……嫌な記憶が浮かび上がってきた。
俺が開けてもいいんだろうか?
ダンジョンで出た宝箱から良いものを貰えたためしがないんだが……。
「ミルティアが開けてくれよ」
「えぇ、それはダメだよ!ボクにはダンジョンの宝箱を開けることはできないのさ!」
なんだよその設定は。
「もしそれができたらやりたい放題じゃないか!」
「今でもそうだろう?」
「なんでだよ!!!」
痛い痛い。ポカポカ叩くな!
「じゃあ、俺が開けるしかないのか……ゴクリ」
「なんで?こんな宝箱からそんなに悪いものがでるわけないよ??」
そういう設定なんだろうな。でも……。
頼むから仕事をするなよ?"夜の帝王"よ!
「ねっ、早くしようよ!欲しがってるものが出てくるんだからアレしか出ないよきっと!」
夜の帝王の前でそんな危ないセリフを吐くんじゃない!
「ね~」
くそっ。俺を覗き込みながら催促するな。
わかった、行くぞ!
「えい!!!」
宝箱を開けたそこにあったものは……
見覚えのある羅針盤が……っておい!
「やったねアナト!"境界の羅針盤"だよ!!!」
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