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第一章
第22話 夜の帝王……ドキドキ
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「それだよ!それ!」
目の前でオレンジの頭がぴょんぴょんしてる。めっちゃ興奮してるなこいつ。
「なにがだよ?」
「"時の砂"だ!それが"時の砂"だよ!!!!!」
「マジか!おぉぉぉおおおお~~~~~!!!!!」
勢いに任せて叫んでみたが、もう手に入る順番がメチャクチャじゃないか?
「なるほどね。幽霊船になって、さらにネクロクラウドになるほどに怨念が溜まってしまうのはかなり珍しい現象だと思ったけど、"時の砂"が作用してたんだろうね」
なぜかうんうんとミルティアが納得している。
「どういうことだ?」
作用ってなんだよ。
「相変わらず間抜けな顔だね、アナト」
「てめぇ!!!!!」
くそっ、避けられた。
俺の渾身の手刀を避けるとはやるじゃないかバカミルティア……。
「"時の砂"は次元の切れ目を固定する役割を持ってるって話したと思うんだけど、それは時間を止めたり早めたりするこの砂の効果によるものなんだよ。なにがきっかけかはわからないけど、怨念取り巻くあの船に時の砂が入り込んで、あの怨念を固定化しちゃったんだと思う。そして、怨念はその場にとどまる限り増幅していくから……」
丁寧に説明してくれるミルティア。
先生しているこいつほど違和感のある存在はいないだろう。普段はめちゃくちゃだしな。
「それであんな凶悪なモンスターになったわけか。迷惑な話だな」
そもそもこの時の砂はどこから来たんだろうか?
「迷惑だよね~アナトの性欲と一緒だ」
「うぉおおぉいいいいい!!!!」
先生がそんなこと真面目な顔で言ったらだめぇ……。
そう言えばスキル・夜の帝王とかどうすればいいんだよ!?
そもそもこのスキルは一体どういうスキルなんだ?
言葉の通り凄くて夜に効果絶大なんだろうか……?
でもどこで使えと?
こいつ相手は……さすがにないしな……。
うん……ないない。
「ぎゃ~~~」
「なんか悪いこと考えてる目をしてる。悪霊退散!」
思考に囚われて首を振っていたら起こったミルティアが目の前にいていつもの電撃を食らった。
悪霊退散なら聖属性の魔法を使えよ!
なんで電撃なんだよ!
こうして俺たちはようやく2つ目のアイテム"時の砂"を手に入れた。
"高エネルギー結晶"は使ってしまったし、"聖銀の大盤"は見つからなかったし、"境界の羅針盤"は崩れ去ってしまったが……。
これ、冒険を始めたころより後退してないか??
崩れ去ったレアアイテムなんて手に入る気がしないんだが。
しかも……。
「これで一通り探したことになると思うんだが、次は……?」
「悩ましいね。まさかここで"時の砂"が手に入ると思わなかったけども」
右手の人差し指を自分のほっぺにつけながら考えているこいつの言う通り、もう目星はない……。
人の心が折れるのは負けた時じゃないんだ。計画がなくなった時なんだ……。
「次は……温泉でも行くか?」
「えっ……どうしたの急に?どっか痛い?なでてあげようか?」
「なんだよ」
どんな反応なんだよ。
じゃあ、ちょっとおまた……ないないないない。こんなやつに欲情とかないから!
「前は見向きもしなかったのに」
そんなに身を乗り出しても全く主張してこないお胸様……。
「見向きもしなかったんじゃなくて、お前がめんどくさかっただけ……」
その姿に気を取られて地雷を踏んでしまった……。
「なにか言ったかなアナト?(怒)」
「っは!?ぎゃあぁああぁああああ!!!!!」
「もうっ!(怒)」
いいかげん軽口に電撃返すのやめろよな……。
地味に痛いんだからな!
まぁ変な気分は消えたからいいけど……。
「さぁ、想定していた全てのポイントを回っていまだに2つしかアイテムをゲットできない中、なんとこの美少女を温泉に誘った魔法剣士アナト!ダメだよアナト!ボクたちまだ早いよ!!!果たして彼の運命はいかに!?きゃ~~~~♡」
「……どこに向かってなに言ってんの???」
「はっ……!?」
相変わらず変なやつだよな、こいつは。
まぁ、ちょっと疲れたって言うのもあったけど、それはミルティアもかな?、なんて思ったんだよな。
前に行きたそうに話してたし。
結局2つしかアイテムを取れてなくてどうなるんだろうっていう思いは当然あるけどな。
それでもこの旅は俺にいろんなものをくれた。
まさか1人で……いや2人か。知らない場所を回れるなんて。母さんが聞いたら驚くだろうな。
なんかさ。思うんだ。
もし今ミルティアの支援がなくなったらきっと動けないくらい弱ってるんだろうと思う、俺は。
だから旅をしてるんだけど。それが思うようにうまく行っていないんだけど。
でも楽しいんだよ。
ここまで楽しかったんだ。
ダンジョンを探索して、ボスと戦って、とんでもないのに追いかけられたりして、ミルティアと一緒にわいわい騒いで。
ミルティアには感謝してるさ。
おかげで悲壮感とかはどっかへ飛んで行ったまま戻ってこないしな。
それに、なんか強くなったな、俺。
このスキル、この旅が終わったらまた封印します……とかはないよな?
俺のものになってるんだよな?
それなら俺、かなり強いだろ?
もともと結構強かったはずだしな(ふふん)
もしかしたら"おしり"から解放されて、エフリードに戻って普通に実績を積んだらAランクになれるかもしれない。
そんな風にも思うんだ。お気楽すぎるかな?
でもな……。
だからこそ、あいつが行きたいと思っている場所なんだったら、行ってやろうかなと。
行かないと悔いが残りそうな気がしたんだ。
どうせ今どこかに行く当てもないしな。
もしかしたら行った先で何かあるかもしれないし。
素直に『お前が行きたいところに一緒に行ってみたい』とか言えないというか、言いたくないけどな。
これだけ一緒に旅してようやく少し心を開いたってことなのかもしれないな。
アホだな、俺も。
それもこれも全部この変なスキル・夜の帝王のせいじゃないだろうな……?
なんかやけにミルティアが可愛く見えるんだが……。
ない!ないぞ!
ないからな!!!
俺の好みはナイスバディなお姉さまだ!
戯神様はお姉さまって感じじゃないけどものすごく綺麗だったな……。
いや、本当の好みはこいつみたいに小っちゃいけど、こいつと違って大人しい娘《こ》だけども。
決してロリとかぺったんこが好きなわけじゃないからな!
ぶんぶんぶんぶんぶん!
なんだよこれ。俺の頭おかしくなってないか?
収まれ!収まってくれよ!
ミルティア、俺のスキル欄の下の方にある賢者のスキル本とか持ってないかな?
目の前でオレンジの頭がぴょんぴょんしてる。めっちゃ興奮してるなこいつ。
「なにがだよ?」
「"時の砂"だ!それが"時の砂"だよ!!!!!」
「マジか!おぉぉぉおおおお~~~~~!!!!!」
勢いに任せて叫んでみたが、もう手に入る順番がメチャクチャじゃないか?
「なるほどね。幽霊船になって、さらにネクロクラウドになるほどに怨念が溜まってしまうのはかなり珍しい現象だと思ったけど、"時の砂"が作用してたんだろうね」
なぜかうんうんとミルティアが納得している。
「どういうことだ?」
作用ってなんだよ。
「相変わらず間抜けな顔だね、アナト」
「てめぇ!!!!!」
くそっ、避けられた。
俺の渾身の手刀を避けるとはやるじゃないかバカミルティア……。
「"時の砂"は次元の切れ目を固定する役割を持ってるって話したと思うんだけど、それは時間を止めたり早めたりするこの砂の効果によるものなんだよ。なにがきっかけかはわからないけど、怨念取り巻くあの船に時の砂が入り込んで、あの怨念を固定化しちゃったんだと思う。そして、怨念はその場にとどまる限り増幅していくから……」
丁寧に説明してくれるミルティア。
先生しているこいつほど違和感のある存在はいないだろう。普段はめちゃくちゃだしな。
「それであんな凶悪なモンスターになったわけか。迷惑な話だな」
そもそもこの時の砂はどこから来たんだろうか?
「迷惑だよね~アナトの性欲と一緒だ」
「うぉおおぉいいいいい!!!!」
先生がそんなこと真面目な顔で言ったらだめぇ……。
そう言えばスキル・夜の帝王とかどうすればいいんだよ!?
そもそもこのスキルは一体どういうスキルなんだ?
言葉の通り凄くて夜に効果絶大なんだろうか……?
でもどこで使えと?
こいつ相手は……さすがにないしな……。
うん……ないない。
「ぎゃ~~~」
「なんか悪いこと考えてる目をしてる。悪霊退散!」
思考に囚われて首を振っていたら起こったミルティアが目の前にいていつもの電撃を食らった。
悪霊退散なら聖属性の魔法を使えよ!
なんで電撃なんだよ!
こうして俺たちはようやく2つ目のアイテム"時の砂"を手に入れた。
"高エネルギー結晶"は使ってしまったし、"聖銀の大盤"は見つからなかったし、"境界の羅針盤"は崩れ去ってしまったが……。
これ、冒険を始めたころより後退してないか??
崩れ去ったレアアイテムなんて手に入る気がしないんだが。
しかも……。
「これで一通り探したことになると思うんだが、次は……?」
「悩ましいね。まさかここで"時の砂"が手に入ると思わなかったけども」
右手の人差し指を自分のほっぺにつけながら考えているこいつの言う通り、もう目星はない……。
人の心が折れるのは負けた時じゃないんだ。計画がなくなった時なんだ……。
「次は……温泉でも行くか?」
「えっ……どうしたの急に?どっか痛い?なでてあげようか?」
「なんだよ」
どんな反応なんだよ。
じゃあ、ちょっとおまた……ないないないない。こんなやつに欲情とかないから!
「前は見向きもしなかったのに」
そんなに身を乗り出しても全く主張してこないお胸様……。
「見向きもしなかったんじゃなくて、お前がめんどくさかっただけ……」
その姿に気を取られて地雷を踏んでしまった……。
「なにか言ったかなアナト?(怒)」
「っは!?ぎゃあぁああぁああああ!!!!!」
「もうっ!(怒)」
いいかげん軽口に電撃返すのやめろよな……。
地味に痛いんだからな!
まぁ変な気分は消えたからいいけど……。
「さぁ、想定していた全てのポイントを回っていまだに2つしかアイテムをゲットできない中、なんとこの美少女を温泉に誘った魔法剣士アナト!ダメだよアナト!ボクたちまだ早いよ!!!果たして彼の運命はいかに!?きゃ~~~~♡」
「……どこに向かってなに言ってんの???」
「はっ……!?」
相変わらず変なやつだよな、こいつは。
まぁ、ちょっと疲れたって言うのもあったけど、それはミルティアもかな?、なんて思ったんだよな。
前に行きたそうに話してたし。
結局2つしかアイテムを取れてなくてどうなるんだろうっていう思いは当然あるけどな。
それでもこの旅は俺にいろんなものをくれた。
まさか1人で……いや2人か。知らない場所を回れるなんて。母さんが聞いたら驚くだろうな。
なんかさ。思うんだ。
もし今ミルティアの支援がなくなったらきっと動けないくらい弱ってるんだろうと思う、俺は。
だから旅をしてるんだけど。それが思うようにうまく行っていないんだけど。
でも楽しいんだよ。
ここまで楽しかったんだ。
ダンジョンを探索して、ボスと戦って、とんでもないのに追いかけられたりして、ミルティアと一緒にわいわい騒いで。
ミルティアには感謝してるさ。
おかげで悲壮感とかはどっかへ飛んで行ったまま戻ってこないしな。
それに、なんか強くなったな、俺。
このスキル、この旅が終わったらまた封印します……とかはないよな?
俺のものになってるんだよな?
それなら俺、かなり強いだろ?
もともと結構強かったはずだしな(ふふん)
もしかしたら"おしり"から解放されて、エフリードに戻って普通に実績を積んだらAランクになれるかもしれない。
そんな風にも思うんだ。お気楽すぎるかな?
でもな……。
だからこそ、あいつが行きたいと思っている場所なんだったら、行ってやろうかなと。
行かないと悔いが残りそうな気がしたんだ。
どうせ今どこかに行く当てもないしな。
もしかしたら行った先で何かあるかもしれないし。
素直に『お前が行きたいところに一緒に行ってみたい』とか言えないというか、言いたくないけどな。
これだけ一緒に旅してようやく少し心を開いたってことなのかもしれないな。
アホだな、俺も。
それもこれも全部この変なスキル・夜の帝王のせいじゃないだろうな……?
なんかやけにミルティアが可愛く見えるんだが……。
ない!ないぞ!
ないからな!!!
俺の好みはナイスバディなお姉さまだ!
戯神様はお姉さまって感じじゃないけどものすごく綺麗だったな……。
いや、本当の好みはこいつみたいに小っちゃいけど、こいつと違って大人しい娘《こ》だけども。
決してロリとかぺったんこが好きなわけじゃないからな!
ぶんぶんぶんぶんぶん!
なんだよこれ。俺の頭おかしくなってないか?
収まれ!収まってくれよ!
ミルティア、俺のスキル欄の下の方にある賢者のスキル本とか持ってないかな?
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