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第一章
第16話 我こそは時の砂を手に入れし選ばれし者……
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「アナトのアホ~~~~~」
ミルティアが沈んでいった地面から今度は顔と手が出てきた……と思ったらミルティアだった。
「どうした?おい、魔法で浮かび上がれないのか?」
「魔法が……うまく……使え……ないんだ!」
そう言うとまた沈んでいく。
「おい、くそっ!」
そしてミルティアを飲み込んで元に戻ってしまった。
どういうことだ?
「あぁ、遅かった」
そこへ追い付いてくるロットンさん。
「どういうことだ?」
「これは近くのダンジョンから湧き出てきた大型の蟻のモンスターの仕業なのです」
モンスターはミルティアを避けるもんだと思ってたんだが……。
「蟻???」
「はい」
え~と、蟻……蟻か。虫だよな?
「すまん、ミルティア」
「えっ?」
「俺がふがいないばっかりに。安らかに眠れ……」
「助けに行かないのですか?」
びっくりしているロットンさん。
「だって虫だよ?無理無理無理無理無理」
「(ジト目)」
なんだよロットンさんまでそんな眼をして。無理だろ?
「(ジト目)」
行かないとダメかな?
「(ジト目)」
行きます……。
とぼとぼ。
「ちなみに近くのダンジョンというのは?」
そもそも地図がわからないんだ俺は。
「砂のダンジョンです!中は迷宮になっていて」
「ほう……」
説明してくれるロットンさんの話では、近くに岩と砂だらけのダンジョンがあって、そこから出てきたモンスターがミルティアを捕獲したということのようだ。
「"高エネルギー結晶"どころじゃなくなったな。くそっ」
こう見えてミルティアを心配している。当たり前だ。
神様なのに力を制限されているのか、よわっちぃ遊神を。
死なれたらそもそも戯神様のところに行けないしな。
「ちなみにこのダンジョンではどんなものが手に入るか知ってるか?」
「はい。このダンジョンは砂系のレアアイテムが手に入ることで有名ですね」
俺の問いに即答してくれるロットンさん。
有名なのか。
もしかして……
「時の砂とか?」
「それは聞いたことがありませんが……」
「……」
首をかしげるロットンさん。
ないのかな……?
「いや、そのアイテムも砂と名がつくならきっと見つかるはずです!」
ハッとした表情で話すロットンさんはめちゃくちゃ白々しい……。
でもまぁ、行くしかないか。
ダンジョンの入り口の位置を聞いて向かう俺。
ロットンさんはもう間もなくルギアスの街ということで、ここからは街道警備兵も配置されているらしいから、先に行ってもらった。
砂のダンジョンには毒を使うモンスターもいると言うことで薬草をくれた彼は良い人だ。
そうして俺が心を決めて砂のダンジョンに入ると、そこにはオレンジ色の髪の毛の可愛い(?)女の子が落ちていた。
「……(つんつん)」
「んぅ……」
……色気はまったくないけど面白いな。
「……(つんつん)」
「んっ!?って、うわっ。アナト!なにすんのさ!」
ミルティアが飛び起きた。
お前がなにしてんだよ……。
「いや、覚悟を決めてこの砂のダンジョンに救出に来たのに入り口に落ちてたから偽物かと思って……」
「どこの世界にこんな美少女女神様の偽物がいるって言うんだよ!」
顔を怒らせて主張する自称美少女女神様……。
「確かに偽物だ。美少女じゃなくてほんとうは老婆神だもんな。ちょっとは優しくしないとダメか??」
「アナトのアホ~~~」
うん、本物だ……。
「ってここ砂のダンジョンって言った?」
「あぁ、ロットンさんが」
なんだ急にテンション上げて。
「やったねアナト!目的地だよ!!!」
指を掲げて嬉しそうにクルクル回るミルティア。
「はぁ?」
「ここで時の砂を探すんだ!」
「ロットンさんは時の砂が出たのは聞いたことがないって……」
「えっ?」
怪しい。こいつまさかまた……。
「また勘違いとかなんじゃ……」
「またってなにさ。失礼だなアナトは。良いかい?ダンジョンを作ったの誰だい?」
どうせ自分だって言ってほしそうな顔をして人差し指で俺をさしてくるウザいミルティア。
「……」
「なんで無言なのさ!」
「答えるのが癪だから」
「もぉぉおおおお」
牛か?
「ボクだよ!ボ・ク!ダンジョンの創造主たるこのボクが言うんだからあるに決まってる!」
「ジー……」
ドヤ顔をしている自称美少女女神様が信用できないということを最近身を持って体験してきたんだが……。
「いいから探せ!」
「ここを?」
「当たり前だろ!」
「ほんとうに?」
「だからそうだっていってるだろ!」
「手伝ってくれるんだよな……」
「うっ、急にお腹が。すまない、アナト」
俺はミルティアの首をつかむ。
「きゃ~アナトのエッチ~~~~」
手を振り払われて逃げられた……。
おい。人の横でいびきかきつつ転がりながら寝てたやつが今さらエッチだと???
どんだけ叩き起こされたことか……。
しかもたまに寝ぼけて支援を切るから夢の中でまたなにかに潰されて体が重くなるんだぞ?
仕方ないから時の砂を探す……わけないよな……。
どう見ても砂漠だぞ、ここ。
見渡す限り一面の砂。
こんなとこから砂を探せって?
……誰も答えない。
ここはあれだな。
俺はきっと選ばれし者なんだ。
だからこう、瞑想しながら砂に手を突っ込んで、つかんだ砂が”時の砂"だったってやつだ。
それをやればいいんだろ?
わかってるさ。
俺は目を閉じたままおもむろに歩く。
そして、ふと何かを感じた場所で歩みを止める。
俺はその場所で慎重に右手を砂の中に突っ込む。
手を入れて行くと、ふとひんやりするものが指先に触れた。
これだ……。
さすが俺。
そう思った俺はその砂を握りしめ、手を引っこ抜いた。
やった!
「時の砂!ゲット!!!!」
「なわけないよ」
呆れた目で俺を眺めながらダルそうに突っ込みやがった。
「てめぇ!!!!!」
「逃げろ~~~」
そして、その後も探したが当然のように見つからなかった。
「ねぇ~アナト~。もう帰ろうよ~」
だだっこかよ!
「少し高い砂の山の上に座って足をバタバタさせる自称美少女女神……はしたない」
「うるさいよアホアナト!」
「いてぇ」
自称美少女女神はあろうことかはいている靴を俺にぶつけてきやがった。
俺は無言でそれを拾い、中に砂を詰めて投げ捨てる。
「なにすんだよ~~~~」
自業自得だ。
「ねぇ~アナト~もう外は夜だよ?」
無視……。
「ねぇ~」
無視……。
「おなかすいたよ~」
「うるさいな、もう!」
「こんなの見つかるかぁ!!!!!」
とぼとぼと砂のダンジョンを後にする俺たちだった。
ミルティアが沈んでいった地面から今度は顔と手が出てきた……と思ったらミルティアだった。
「どうした?おい、魔法で浮かび上がれないのか?」
「魔法が……うまく……使え……ないんだ!」
そう言うとまた沈んでいく。
「おい、くそっ!」
そしてミルティアを飲み込んで元に戻ってしまった。
どういうことだ?
「あぁ、遅かった」
そこへ追い付いてくるロットンさん。
「どういうことだ?」
「これは近くのダンジョンから湧き出てきた大型の蟻のモンスターの仕業なのです」
モンスターはミルティアを避けるもんだと思ってたんだが……。
「蟻???」
「はい」
え~と、蟻……蟻か。虫だよな?
「すまん、ミルティア」
「えっ?」
「俺がふがいないばっかりに。安らかに眠れ……」
「助けに行かないのですか?」
びっくりしているロットンさん。
「だって虫だよ?無理無理無理無理無理」
「(ジト目)」
なんだよロットンさんまでそんな眼をして。無理だろ?
「(ジト目)」
行かないとダメかな?
「(ジト目)」
行きます……。
とぼとぼ。
「ちなみに近くのダンジョンというのは?」
そもそも地図がわからないんだ俺は。
「砂のダンジョンです!中は迷宮になっていて」
「ほう……」
説明してくれるロットンさんの話では、近くに岩と砂だらけのダンジョンがあって、そこから出てきたモンスターがミルティアを捕獲したということのようだ。
「"高エネルギー結晶"どころじゃなくなったな。くそっ」
こう見えてミルティアを心配している。当たり前だ。
神様なのに力を制限されているのか、よわっちぃ遊神を。
死なれたらそもそも戯神様のところに行けないしな。
「ちなみにこのダンジョンではどんなものが手に入るか知ってるか?」
「はい。このダンジョンは砂系のレアアイテムが手に入ることで有名ですね」
俺の問いに即答してくれるロットンさん。
有名なのか。
もしかして……
「時の砂とか?」
「それは聞いたことがありませんが……」
「……」
首をかしげるロットンさん。
ないのかな……?
「いや、そのアイテムも砂と名がつくならきっと見つかるはずです!」
ハッとした表情で話すロットンさんはめちゃくちゃ白々しい……。
でもまぁ、行くしかないか。
ダンジョンの入り口の位置を聞いて向かう俺。
ロットンさんはもう間もなくルギアスの街ということで、ここからは街道警備兵も配置されているらしいから、先に行ってもらった。
砂のダンジョンには毒を使うモンスターもいると言うことで薬草をくれた彼は良い人だ。
そうして俺が心を決めて砂のダンジョンに入ると、そこにはオレンジ色の髪の毛の可愛い(?)女の子が落ちていた。
「……(つんつん)」
「んぅ……」
……色気はまったくないけど面白いな。
「……(つんつん)」
「んっ!?って、うわっ。アナト!なにすんのさ!」
ミルティアが飛び起きた。
お前がなにしてんだよ……。
「いや、覚悟を決めてこの砂のダンジョンに救出に来たのに入り口に落ちてたから偽物かと思って……」
「どこの世界にこんな美少女女神様の偽物がいるって言うんだよ!」
顔を怒らせて主張する自称美少女女神様……。
「確かに偽物だ。美少女じゃなくてほんとうは老婆神だもんな。ちょっとは優しくしないとダメか??」
「アナトのアホ~~~」
うん、本物だ……。
「ってここ砂のダンジョンって言った?」
「あぁ、ロットンさんが」
なんだ急にテンション上げて。
「やったねアナト!目的地だよ!!!」
指を掲げて嬉しそうにクルクル回るミルティア。
「はぁ?」
「ここで時の砂を探すんだ!」
「ロットンさんは時の砂が出たのは聞いたことがないって……」
「えっ?」
怪しい。こいつまさかまた……。
「また勘違いとかなんじゃ……」
「またってなにさ。失礼だなアナトは。良いかい?ダンジョンを作ったの誰だい?」
どうせ自分だって言ってほしそうな顔をして人差し指で俺をさしてくるウザいミルティア。
「……」
「なんで無言なのさ!」
「答えるのが癪だから」
「もぉぉおおおお」
牛か?
「ボクだよ!ボ・ク!ダンジョンの創造主たるこのボクが言うんだからあるに決まってる!」
「ジー……」
ドヤ顔をしている自称美少女女神様が信用できないということを最近身を持って体験してきたんだが……。
「いいから探せ!」
「ここを?」
「当たり前だろ!」
「ほんとうに?」
「だからそうだっていってるだろ!」
「手伝ってくれるんだよな……」
「うっ、急にお腹が。すまない、アナト」
俺はミルティアの首をつかむ。
「きゃ~アナトのエッチ~~~~」
手を振り払われて逃げられた……。
おい。人の横でいびきかきつつ転がりながら寝てたやつが今さらエッチだと???
どんだけ叩き起こされたことか……。
しかもたまに寝ぼけて支援を切るから夢の中でまたなにかに潰されて体が重くなるんだぞ?
仕方ないから時の砂を探す……わけないよな……。
どう見ても砂漠だぞ、ここ。
見渡す限り一面の砂。
こんなとこから砂を探せって?
……誰も答えない。
ここはあれだな。
俺はきっと選ばれし者なんだ。
だからこう、瞑想しながら砂に手を突っ込んで、つかんだ砂が”時の砂"だったってやつだ。
それをやればいいんだろ?
わかってるさ。
俺は目を閉じたままおもむろに歩く。
そして、ふと何かを感じた場所で歩みを止める。
俺はその場所で慎重に右手を砂の中に突っ込む。
手を入れて行くと、ふとひんやりするものが指先に触れた。
これだ……。
さすが俺。
そう思った俺はその砂を握りしめ、手を引っこ抜いた。
やった!
「時の砂!ゲット!!!!」
「なわけないよ」
呆れた目で俺を眺めながらダルそうに突っ込みやがった。
「てめぇ!!!!!」
「逃げろ~~~」
そして、その後も探したが当然のように見つからなかった。
「ねぇ~アナト~。もう帰ろうよ~」
だだっこかよ!
「少し高い砂の山の上に座って足をバタバタさせる自称美少女女神……はしたない」
「うるさいよアホアナト!」
「いてぇ」
自称美少女女神はあろうことかはいている靴を俺にぶつけてきやがった。
俺は無言でそれを拾い、中に砂を詰めて投げ捨てる。
「なにすんだよ~~~~」
自業自得だ。
「ねぇ~アナト~もう外は夜だよ?」
無視……。
「ねぇ~」
無視……。
「おなかすいたよ~」
「うるさいな、もう!」
「こんなの見つかるかぁ!!!!!」
とぼとぼと砂のダンジョンを後にする俺たちだった。
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